• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • 【サッカー】関東大学サッカーリーグ 第9節 法大 1-1 東国大 フレッシュな選手を起用し、先制点を奪うも守り切れずドローに終わる。

【サッカー】関東大学サッカーリーグ 第9節 法大 1-1 東国大 フレッシュな選手を起用し、先制点を奪うも守り切れずドローに終わる。

2023年6月17日(土)
JR東日本カップ2023第97回関東大学サッカーリーグ
第9節 法大-東国大
法政大学城山サッカー場

「ガンガン足を振っていく」をテーマに掲げた今節。試合は開始早々に動く。6分、エース・中川敦が距離のある所からシュートを放つと、これがネットに吸い込まれ大事な先制点を奪うことに成功する。しかしその後はシュートまでも行けず、前半終了間際に失点を喫し1-1で前半を折り返す。
後半は交代選手を生かし、今野や吉尾などの主力を投入しゴールを狙う。しかしながらシュートは、試合を通じて6本とゴールが遠く1-1で試合終了。
開幕直後の課題であった守備には、改善の兆しが見えてきた。再開後のリーグ戦では攻守にわたってレベルアップしているに違いないだろう。


何度も左サイドからチャンスを演出した溝口。
法政の二列目の中では異質のスピードドリブラーだ。
違いを見せつける溝口には期待がかかる。

試合結果

トータル試合結果

1
法政大学
1 前半 1 1
東京国際大学
0 後半 0

試合スタッツ

時間 経過 大学 選手名 得点経過
6分 得点 法大 中川敦瑛 1-0
45+1分 得点 東国大 髙橋剣士 1-1
64分 交代 法大 中村翼→松村晃助
69分 交代 法大 溝口駿→青木俊輔
78分 交代 法大 揖斐俊斗→吉尾虹樹
83分 交代 法大 島田春人→今野息吹
87分 交代 法大 久保征一郎→石井稜真

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
1 GK 中川真 スポ4・徳島市立
3 DF 木村恵風 社会3・横浜F・マリノスユース
5 DF 渡邉光陽 経済3・尚志
16 DF 島田春人 社会1・横浜F・マリノスユース
18 DF 日高華杜 経済2・大津
8 MF 渡邉綾平 経済4・前橋育英
11 MF 中川敦瑛 経済3・横浜FCユース
15 MF 揖斐俊斗 経済3・柏レイソルU-18
22 MF 溝口駿 経済3・法政二
25 MF 中村翼 経済3・横浜F・マリノスユース
9 FW 久保征一郎 経済4・FC東京U-18
サブメンバー
21 GK 川崎淳 社会2・浦和レッズユース
6 DF 松岡迅 経済4・前橋育英
7 DF 今野息吹 経済4・三菱養和SCユース
17 DF モヨマルコム強志 現福4・東福岡
13 MF 林航輝 現福4・清水エスパルスユース
14 MF 吉尾虹樹 現福4・横浜F・マリノスユース
23 MF 松村晃助 経済1・横浜F・マリノスユース
29 MF 青木俊輔 社会3・東福岡
19 FW 石井稜真 経済3・アビスパ福岡U-18

 

 試合後順位表

順位 大学名 勝点 試合数 勝-分-負 得点/失点 得失点
1位 筑波大 21 9 6-3-0 29/9 20
2位 日本大 15 9 4-3-2 16/11 5
3位 東京国際大 15 9 4-3-2 12/10 2
4位 流通経済大 14 9 4-2-3 14/17 -3
5位 東洋大 13 9 4-1-4 17/12 5
6位 明治大 12 9 5-3-1 17/11 6
7位 法政大 11 9 2-5-2 16/18 -2
8位 桐蔭横浜大 10 9 2-4-3 20/17 3
9位 拓殖大 10 9 2-4-3 10/18 -8
10位 東海大 9 9 2-3-4 8/14 -6
11位 中央大 5 9 1-2-5 11/20 -12
12位 国士館大 3 9 0-3-6 7/20 -13

 

試合スタッツ

日付 対戦校 結果 会場
1 4月2日 東洋大 〇2-1 非公開
2 4月8日 国士館大 △2-2 国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場
3 4月15日 東海大 △2-2 東海大学湘南キャンパスサッカー場
4 4月29日 拓殖大 △2-2 相模原ギオンスタジアム
5 5月13日 筑波大 ●1-5 味の素フィールド西が丘
6 5月27日 中大 〇4-2 法政大学城山サッカー場
7 6月3日 日大 △1-1 法政大学城山サッカー場
8 6月10日 明大 ●1-2 法政大学城山サッカー場
9 6月17日 東京国際大 △1-1 法政大学城山サッカー場
10 7月15日 流通経済大 法政大学城山サッカー場
11 7月23日 桐蔭横浜大 ニッパツ三ツ沢球技場
12 7月29日 中大 中央大学多摩キャンパスサッカー場
13 8月5日 筑波大 筑波大学第一サッカー場
14 8月12日 流通経済大 流通経済大学龍ヶ崎フィールド
15 9月30日 日大 スポーツ日大 アスレティックパーク稲城 サッカー場
16 10月7日 拓殖大 拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場
17 10月14日 東京国際大 東京国際大学坂戸キャンパス第一グラウンド
18 10月22日 明大 AGFフィールド
19 10月28日 東海大 法政大学城山サッカー場
20 11月4日 桐蔭横浜大 法政大学城山サッカー場
21 11月11日 国士舘大 法政大学城山サッカー場
22 11月18日 東洋大 埼玉スタジアム2002 第2グラウンド

 

マッチレポート

前節のショッキングな敗戦から1週間。メンバーを入れ替え今節に挑んだ。スターティングメンバーには渡邉光陽(経3=尚志)、島田春人(社1=横浜F・マリノスユース)、日高華杜(経2=大津)、揖斐俊斗(経3=柏レイソルU-18)、溝口駿(経3=法政二)、中村翼(経3=横浜F・マリノスユース)の計6選手を入れ替えて、東国大に挑む。

前半開始早々試合は動く。6分、中川敦瑛(経3=横浜FCユース)がドリブルで駆け上がる。相手DFにコースを遮られながらもドリブル突破し、シュート。これがネット左隅に入り、先制点を奪う。その後も両サイドバックが高い位置を取り、分厚い攻撃を見せる。21分、中村が積極的なプレスで高い位置でボールを奪うと、溝口が左足でシュート。これは惜しくも枠の外に逸れるも、果敢なプレスと積極的なシュート、という法大らしいサッカーを展開する。しかしながらその後はピンチが続く。サイドバックの裏を取られるシーンや、セカンドボールが拾えない時間が続き、この流れを断ち切りたい法大。しかしながら前半アディショナルタイム、左サイドのクロスに頭で合わせられ失点。前半を1-1で折り返す。

勝負の後半、序盤は法大のペースで進む。53分、久保が抜け出し、あとは触るだけというクロスを上げるも、得点には至らない。56分、中川のパスに中村がシュート、このこぼれを中川がシュート、波状攻撃を仕掛けるも、これと得点には至らない。ベンチワークを活かし、64分に松村晃助(経1=横浜F・マリノスユース)、69分青木俊輔(社3=東福岡)、78分吉尾虹樹(現4=横浜F・マリノスユース)を投入するも、シュートまで行けない。東国大の反撃も、GK中川真(スポ4=徳島市立)を中心とした粘りの守備でゴールを割らせない。両チームゴールが遠く試合終了。

3試合勝ちなしとなった法大。開幕後と比べると、守備の粘り強さには改善の兆しが強く見られた。あとはゴールと勝利。翌週から始まる「アミノバイタル®︎」カップでは、その二つが強く求められる。井上平監督にタイトルを。全てをかけて、この大会に挑む。

(取材:大草拓馬、助川愛菜 撮影:大隈慶吾)

あとはゴールと勝利。優勝のためにこの二つにすべてをかける。

試合後インタビュー

中川敦瑛選手

ー今日の試合を振り返って
前半の最初に得点できてよかったですが、相手の強みであるクロスからシュートで失点してしまったのは自分たちの甘さが出てしまったと思います。後半は最後(井上)平さんに言われたのですが、相手の守備の強度が落ちたのにも関わらず、自分たちの攻撃の質が上がらず勝てなかったので、一回リーグ戦は中断しますが、「アミノバイタル®」カップまでにもう一回チームとしての質を上げていけたらと思います。

ー前半6分の得点を振り返って
試合のミーティングの時に、入りから「足を振っていけ」と言われてたので、前見た瞬間に(コースが空いてて)枠に入れば良いなと思って、強く撃ってよかったです。

ー今シーズン4点目と、去年のリーグ戦のゴール数に並んだのですが、得点への意識は去年からの変化は
去年から増して、1試合1点ペースで取れと言われてたのですがなかなか取れなくて、この前の試合の後に「そろそろ取らないとやばいよ」と圧をかけられたので(笑)、個人としても結果出さないとダメと分かっているので、今日は点が取れて良かったです。

ー「アミノバイタル®」カップへ向けて一言
アミノは総力戦になってくると思うので今日普段出てない選手も出たのですが、そういうメンバーともコミュニケーションとってチームとして総力戦で勝てたらなと思います。

関連記事一覧