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【陸上競技】第36回上尾シティハーフマラソン 松永が61分台で法大記録更新!さらに日本人2位でニューヨークシティ・ハーフマラソンの招待選手に!

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【陸上競技】第36回上尾シティハーフマラソン 松永が61分台で法大記録更新!さらに日本人2位でニューヨークシティ・ハーフマラソンの招待選手に!

2023年11月19日(日)
上尾運動公園陸上競技場及びその周辺

観客も多く集まる中、上尾シティハーフマラソンが開催された。その中で、松永は自身と鎌田航生(現ヤクルト)が持つ法大記録を更新し、4位入賞。さらに宮岡も7位で入賞するなど、箱根に向けて良い流れを作った。松永は日本人2位で、来年開催されるニューヨークシティ・ハーフマラソンの招待選手となった。

試合結果

個人結果

順位 選手名 記録
 4位 松永伶  1時間01分56秒
 7位 宮岡幸大  1時間02分07秒
 21位 武田和馬  1時間02分48秒
 60位 野田晶斗  1時間03分49秒
 99位 林祐正  1時間04分45秒
 132位 大島史也  1時間05分23秒
 149位 上仮屋雄太  1時間05分38秒
 167位 永島悠平  1時間05分49秒
 189位 宮本哲汰  1時間06分19秒

戦評

第36回上尾シティハーフマラソン。来年の箱根への試金石となり、比較的平坦なコースで記録更新が大いに期待される中、午前9時の号砲とともにランナーが一斉に上尾市街へとスタートした。
レース序盤はポール・クイラとブライアン・キピエゴの1位集団2人に松永伶(4)がついて行く展開に。レースが進むにつれ、1位集団からは離れたものの、松永は後ろの集団を引っ張る形となった。その後は早大・山口の驚異的なペースに乱されることなく落ち着いたレース運びをし、最終的に61分台をたたき出した。学生部門3位、日本人2位でニューヨークシティ・ハーフマラソンの切符を掴み取り、鎌田航生(現ヤクルト)と松永自らが記録していた法大記録を更新。エースの堂々たる走りを見せてくれた。

そして学内2位、学生6位で殊勲の走りを見せたのは宮岡幸大(3)。先日の日体大記録会の10000㍍で自己ベストを記録した勢いそのままに、駒大の2人を抑え込みながら自己ベストをマークし、状態の良さをアピールした。
学内3位は武田和馬(3)。今シーズン安定した走りを見せている武田もしっかりレースをまとめ上げ自己ベストタイムを記録。山下りの名手がしっかりとロードで結果を残した。
全日本駅伝予選会に出場した野田晶斗(1)は初のハーフマラソンとなったものの64分を切るタイムで走行。箱根のメンバーへ名乗りを上げるべく素晴らしい走りをした。同じく初ハーフとなった林祐正(1)も64分台でフィニッシュし、次につながる結果を見せた。
松永の法大記録更新や宮岡の入賞。計4人が自己ベストタイムを記録し、初ハーフ組の選手らもトラブルなくレースを終えるという充実ぶりを見せた法大。妙高高原や菅平高原での合宿、出雲駅伝を経て確実に勢いを増している。まさに『脱兎の勢い』そのものだ。1月3日の大手町で「最高の景色」を見るために、さらなるジャンプアップに期待したい。 (山口晴暉)

選手インタビュー

松永伶

―今回のレースを振り返って
箱根に向けての最後の試合ということで、いい予行練習になったと思います。

―今大会にはどのような目標を持って臨みましたか
できれば優勝を目指していたんですけど、思ったより山口(智規)くんの仕掛けが早くて、ついていけなかったことはやはり課題なのかなと思います。

―今回のご自身のコンディションはいかがでしたか
コンディションとしては3週連続の3週目のレースということで、若干疲労はあったんですけど、その中でもやはり夏の成果が現れ始めて調子としてはいい状態でした。

―61分台・法大記録というタイムについては
以前、鎌田(航生)さんの記録と僕の記録が法大記録で2人並んでいるので単独1位にしてほしいという冗談を言われたことがあるんですけど、今回は自己ベストを最低限出したいと思っていたのでよかったです。

―ニューヨークシティハーフマラソンにも出場できることになりました
初めてアジアを出て海外のレースに出ることになるので、現地はレベルが高いレースということで、山口くんに勝って今回のリベンジをしたいです。

―チーム全体としての現在の状態は
日体大記録会、世田谷ハーフと、みんな夏の成果が出始めていい勢いになっていると思うので、チームスローガンでもある『脱兎の勢い』を箱根までつなげていけるのではないかと思っています。

―最後に、今後に向けて意気込みをお願いします
まずは箱根駅伝で総合5位以内を必ず勝ち取って、鎌田さんが作った2区の区間記録を更新して、最後の集大成として悔いなく箱根を終えたいです。

宮岡幸大

ー今日のレースを振り返って
まず62分前後という設定タイムと、内容としては単独走を意識した内容という所で、タイムと内容ともにイメージ通りのいいレースをすることができました。

ーレースプランはどのように考えていたか
基本1㌔2分55秒を押していって集団が遅ければ前に出て引こうかなというのをイメージしていました。実際2分55秒ぐらいで入って、後半も集団を引きながら耐えるレースができてよかったなと思います。

ー箱根駅伝で走りたい区間は
1番は9区です。

ーその理由は
9区だと距離が長いというのと、あとは単独走になるので 、自分のペースで刻むことが得意なので9区にいきたいなと考えています。

ー箱根駅伝までどのような準備をしたいですか
箱根までレースも無いですし、結構練習も強化しながらのレースだったので、あとはしっかり箱根に合わせるというふうに、疲労を抜きながらやっていきたいと思います。

ー箱根駅伝の目標と見ている人たちに向けて一言
目標はどの区間を走っても区間賞で、見ている人を楽しませられるような走りをしたいと思います。

(インタビュー・宮下柚華)

武田和馬

ー今日のレースを振り返って
もともとターゲットタイムとして1時間2分後半を掲げていて。設定通りの走りをすることができたので、今の調子的には良い走りだったかなと思います。

ー「今の調子的には」という言葉がありましたが、出雲駅伝後から今までのコンディションは
出雲が終わってから、大学に入ってから一番くらい調子を崩してしまって。5000㍍も先週の日体も、めちゃくちゃタイムが遅かったことで、心配していた部分はありました。ですが、今日はしっかりと調子を上げるような走りができたのではないかと思っています。

ー自己ベスト更新となりましたがその点については
本来であれば(1時間)2分前後くらいを出さなければいけないと思います。ただ、調子が全然出ていない状態での自己ベスト更新ということは、箱根に向けて良い流れなのかなと思います。

ー武田選手にとって、今日のレースの位置づけはどのようなところでしたか
調子を上げる大会にしたいと思っていました。先週から結構流れが悪かった部分があったので、その流れを断ち切って、箱根に向けて良い流れにするようなレースにしたかったですね。

ースタート直前から日が出て気温も高くなりました 天候的なコンディションはいかがでしたか
後半はやっぱりすごく暑くて。汗とかもかいたんですけど、途中で給水を取ったりもしながらうまく対応できたかなと思います。

ー今日のレースプランは
入りの10㌔はゆっくり行こうと思っていました。想定通り第3集団くらいで10㌔を通過して、その時点で余裕があったので、後半ビルドアップしていくという形でした。普段通りに走ることができたかなと思っています。

ー今大会、チーム内で4名が自己ベスト更新となりました チームの結果を受けて
僕より先着している松永さんや宮岡に関しては、往路でも十分戦えると思います。ただ、他の選手はそんなにタイムが良いわけではないので、今後修正していく必要があるのかなと感じました。

ー箱根に向けて走りたい区間は
一応、個人的には6区を走りたいと思っています。ただ、監督からは往路という感じで言われているので、どちらを走っても区間上位で走れるように、しっかりと準備をしたいと思っています。

ーファンの方へ
今回は応援ありがとうございました。箱根まで残り1ヶ月少しとなりましたが、ベストなパフォーマンスができるように準備していきますので、今後とも応援の程よろしくお願いいたします。

(インタビュー・芦川有)

野田晶斗

ー今日のレースを振り返って
最初の5㌔は、集団の後ろの方でのスタートだったので少し焦ってしまって、思ったようなレース展開には持って行けなかったです。ただ通過タイムとしては14分40秒程度で悪くはなくて、5㌔から10㌔のところで少し位置を下げてしまって、そこから少し粘って15㌔くらいまではよかったのですが、ラスト5㌔で本来であればペースを上げないといけないところでペースを落としてしまって。あまり満足のいかないタイムだったので、もう一回切り替えて次回頑張りたいです。

ー朝早いレースでしたが、対策は
昨日の食事の時間、睡眠の時間というのを普段よりも早くしました。食事においての消化ミスや、睡眠不足がないように、前日からしっかりと対策を行いました。

ーレースプランは
最初の5㌔を14分40秒前後で粘って、ラスト5㌔のところでもう一段階ペースを上げて、最低限62分台ではまとめたかったのですが、最初の5㌔くらいから足底に痛みが出てきてしまって、思うようなレース展開に持ち込むことができなかったです。

ーレース前に監督から何か指示などは
今日は特にされていなかったです。ただ一昨日の練習で、「どれくらいのタイムで行くのか」と監督が聞いてくださって、自分の意見を言って、それから「14分40秒くらいで入って、しっかり粘ってラスト5㌔で上げよう」という指示はいただいていました。

ー先週には日体大記録会がありましたが、振り返って
日体大記録会では最低限の走りはできたのですが、目標としているタイムはもう少し高くて、正直嬉しさというよりも悔しさの方が大きかったです。この結果を踏まえて、1週間後の上尾でしっかりタイムを出していこうと思っていたのですが、どちらとも満足のいく結果とはならなかったので、もう一度切り替えて、箱根に向けて頑張っていきたいと思います。

ー箱根駅伝のメンバー入りに向けては
自分自身は夏合宿でけがをしてしまって、2次合宿ではポイント練習も一切できていなくて、やっと3次合宿の後半で全体のポイント練習に合流できたという感じだったので、それ以降は周りと比べて練習量が劣ってしまっている分、「どうすれば追いつけるか、どうすれば練習量を補えるのか」というのを考えて練習してここまできました。本当にタイムとしては満足していないのですが、状態としてはこれまでの陸上人生の中でも一番良いので、今回の結果は悪かったのですが、実力はついてきているので、しっかり疲労を抜いて、箱根に向けて合わせていけるようにしたいと思っています。

ー改めて箱根駅伝に向けての目標を
箱根駅伝では、どの区間であってもチーム目標である「総合5位」に貢献できるような走りをしたいと思っています。特に自分は、今回の上尾ではうまくいかなかったのですが、キツくなってからの粘り強さが持ち味であると思うので、箱根ではその粘り強さをしっかりと発揮したいです。

ーファンの皆様へ
いつも応援してくださってありがとうございます。日体、上尾となかなか満足のいく結果は残せませんでしたが、状態はとても上がってきていているので、箱根に向けてしっかり調整して、自分の持っている最高のパフォーマンスができればと思っています。

(インタビュー・髙瀬真帆)

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