秩父宮賜杯第58回全日本大学駅伝対校選手権大会
関東学生陸上競技連盟推薦校選考会
2026年5月4日(月)
レモンガススタジアム平塚(神奈川)
昨年よりもさらに日程を早めて開催された全日本大学駅伝予選会。序盤1組目は、重山弘徳(経4=西京)、湯田陽平兵(社4=関大北陽)の両4年生が好走を見せると、3組目には星野泰地(スポ4=國學院久我山)が組4着の好走。最終組まで出場圏内の7位争いに絡むも、55秒差の総合9位で5年連続の予選敗退となった。

▼チーム成績
総合成績
| 順位 | 大学 | 記録 |
|---|---|---|
| 1位 | 日大 | 3:57:10.99 |
| 2位 | 東海大 | 3:58:1232 |
| 3位 | 大東大 | 3:58:35.09 |
| 4位 | 神奈川大 | 3:58:44.60 |
| 5位 | 東洋大 | 3:58:51.88 |
| 6位 | 中央学大 | 3:59:55.29 |
| 7位 | 山梨学大 | 3:59:55.29 |
| 9位 | 法大 | 4:00:50.26 |
(7位までが本戦出場)
個人成績
| 組・着 | 選手名 | 記録 |
|---|---|---|
| 1組・10着 | 重山弘徳(経4) | 30:35.37 |
| 1組・15着 | 湯田陽平兵(社4) | 30:38.03 |
| 2組・15着 | 田井中悠成(経4) | 30:01.91 |
| 2組・28着 | 加庭翔太(社3) | 30:41.16 |
| 3組・4着 | 星野泰地(スポ4) | 29:37.18 |
| 3組・33着 | 山際晃太朗(経3) | 30:37.76 |
| 4組・13着 | 野田晶斗(社4) | 28:49.28 |
| 4組・33着 | 福田大馳(経3) | 29:49.57 |
戦評
異例ともいえるスローペースで始まった1組目には、重山弘徳(経4=西京)、湯田陽平兵(社4=関大北陽)が出走。スローペースを打開すべく、3000メートルで東海大が飛び出したことで、徐々にペースが上がった。この展開に湯田は先頭集団の中でも前方につき、その位置を後半まで維持する果敢な走りを見せた。重山もペースが変動するレースに惑わされることなく、1度後方に下がると徐々に順位を上げ、8000メートルでは湯田と共に集団の先頭付近に位置付けた。

一時先頭付近を走った(左から)重山と湯田
残り2000メートル、ペースが上がりきらない中、各選手がラストスパートのタイミングを見極めていた。残り1200メートルで集団のペースが上がり、両選手は後方に下がるも、前を捉えてラスト100メートルでの激しい順位争いとなった。後半の良いラストスパートがかかり、重山が30分35秒37の10着でゴールとなった。前半積極的に攻めた湯田は30分38秒03の15着だった。

重山
2組目は序盤から東洋大が主導権を握って縦長のレースとなった。田井中悠成(経4=滋賀学園)、加庭翔太(社3=富岡)は集団の中盤でレースを始めるが、3000メートル付近で集団が分裂。田井中は第2集団前方につき、粘りを見せた一方、加庭は後方で単独走の苦しい展開となった。6000メートルを過ぎて先頭のペースが上がると、田井中と第1集団の差は大きく開き始め、諦めない姿勢の加庭は後方から必死に前を追った。終盤、先頭が独走でペースを上げる中、田井中はラスト勝負で後れを取り30分01秒91で15着、加庭は30分41秒16で28着となった。

田井中
2組終了時点で本戦出場圏内の7位とは34秒差の10位。多くの大学が留学生を4組に温存しているため、法大は厳しい状況となった。3組目に出場する星野泰地(スポ4=國學院久我山)と山際晃太郎(経3=小林)は、序盤のスローペースを、集団後方で様子を伺う。中盤ペースが上がると、星野は先頭集団へ。6000メートルすぎで山際が離れ始め、全体の集団も崩れていく。終盤一気にペースが上がり、ラスト1周に差し掛かるところで、先頭集団で力を貯めていた星野は2番手まで浮上。ラストは競り負けるも、4着でゴール。山際は後半粘るも33着と苦しい走りとなった。

星野
星野の力走により、3組終了時点で本戦出場圏内の7位とはわずか2秒差の8位。最終組は、昨年の予選会を経験する主将・野田晶斗(社4=京産大付)と福田大馳(経3=名経大高蔵)に託された。留学生集団がハイペースで引く中、野田は日本人4番手集団へ。常にリラックスした様子で、後方から様子を伺う。ラスト1周になれば、集団前方にでて猛烈なスパート。直線で競り負けるも、日本人6位となる28分49秒28をマークし、13着でゴール。全体後方に位置取った福田は、5000メートルすぎで集団から離れるも、粘りの走りを見せて33着に入った。総合順位はボーダーから55秒差の9位で、5年ぶりの本戦出場を逃した。

野田
法大は4年生の意地の走りが見られた一方で、3年生が苦しい走りとなった。1万メートルチーム内2、3位番手の青手木陽太(経3=自由ヶ丘)、平井蒼大(スポ4=川西緑台)を欠いたことが響いた。しかし、4年生の好走など箱根予選会に向けての光明も見えた。
今季最大の目標である箱根予選会突破に向けて戦力の底上げをし、箱根路の切符をつかむために前を向く。
(記事:森川葵、宮川茉優、篠﨑勇希)
(撮影:篠﨑、松野要)


