【硬式野球】ガッツあるプレーでチームを鼓舞する土肥憲将は逆方向への長打にも自信をのぞかせる (春季リーグ戦直前インタビュー⑩)
土肥 憲将 選手
ーーオープン戦を消化する中で調子は
あまりかな…と、めちゃくちゃいいわけじゃないですけど、1試合1試合収穫できる部分はあるので頑張っていきたいなと思います。
ーー最近の試合では只石選手が出ていがちだが、ライバルに負けない点は
負けない点は、ガッツのあるプレーというか、気持ちを出したプレーが強みです。
ーー特に調子のいい投手は
エースの野崎(慎裕、営4=県岐阜商)さんと、小森(勇凛、キャ2=土浦日大)、あとは永野(司、営4=倉敷商)さんです。
ーーキャンプ時点で大島監督は競争と言っていたが、チームの競争意識は
競争意識はもう激しくなってきて、緊張感のある練習が毎日できてるんじゃないかと思ってます。
ーーキャンプではAチームに帯同したが、どんなことを意識していていたか
自身のプレーだけじゃなく、チームがどうやって勝てるようになるかっていうプレーを意識してやっていました。
ーー自身の打撃の持ち味は
チャンスで1発を出す力と長打力を見て欲しいです。
ーーフレッシュでは逆方向のあたりが多かったが、逆方向は意識するのか
基本的には逆方向を意識しています。
ーー現状の自身の課題は
チームが勝てるように最少失点で抑えるリードをすることが課題です。
ーー捕手目線でリーグ戦で意識する打者は
バッターで言ったら明治の小島大河(4年=東海大相模)選手と、早稲田の尾瀬雄大(4年=帝京)選手がやっぱりバッティングいいイメージがあるので、負けないように頑張りたいと思います。(2人とも当てるのが上手いイメージがあるが、どういう戦略でいくか)受け身にならないようにして、攻めたリードで抑えていけるようにしたいです。
ーー対戦してみたい投手は
ピッチャーは慶應の渡辺和大(3年=高松商)選手です。昨秋のリーグ戦でもいい防御率を残して今1番きてるピッチャーなのかなと思うので。(同じ四国勢かつ同級生で意識している点もあるのか)それはまぁ、って感じですね(笑)
ーー立大は毎回接戦になるが、リーグ戦の初め、今季はどのように入っていくか
最初が1番大事だと思うので、いい形でリーグ戦入れるように頑張っていきたいです。
ーーエースの小畠一心(4年=智弁学園)投手はどう攻略するか
小畠投手はコントロールがいい投手っていうイメージがあるので、チーム全員が一つとなって、少ないチャンスをモノにできたらと思います。
ーー早大戦が一つ正念場となるが、そのカードの中でも特にターニングポイントとなる点は
1回戦ですね。伊藤樹(4年=仙台育英)投手をどう攻略するかという点と、早大に対する苦手な印象を少しでも変えれたらと思います。(1回戦のタイミングで押せたらいい流れ)そうですね。そこが大事かなって。
ーー東大戦で2つ勝ち切るために大切なことは
自分たちの野球をするという意識でやることと、いつもの変わらずプレーすることが大事かなと思います。
ーー慶大は外丸東眞(4年=前橋育英)投手が怪我から復帰することが見込まれますが、どう攻略するか
球種を絞って、慶大は流れに乗らせたらめんどくさいチームだと思うので、流れを持って行かせないようにプレッシャーをかけたいと思います。
ーー慶大の2回戦は渡辺和投手を筆頭に土肥選手と同い年の投手が継投で投げてくる展開も予想されるが、どう戦っていきたいか
大量失点はしないことと、攻撃しやすい流れを守備から作りたいと思ってずっとやってます。
ーーフレッシュでは毎回接戦を繰り広げている明治大はどのようなイメージか
いい選手も揃ってて、技術が高いイメージはやっぱりあるので、いかに自分たちの野球ができるかが大事になるので。僕は明大戦も山場になるんじゃないかなと思います。
ーーフレッシュ明大戦では明大の田上夏衣(2年=広陵)選手が大活躍でしたが、抑える戦略は
もう、ある球を全部使って(笑)抑えたいです。
ーー明大は最終カードで当たるが、どのように戦いたいか
もうチーム全員が同じ方向に向いて、最初から最後まで気持ちでは絶対に負けないということを意識してやっていきたいです。
ーーリーグ戦を通して自身のどこに注目して欲しいか
プレーの一生懸命さを見て欲しいです。
ーー10季ぶりの優勝に向けてチームで変えてやっていることは
試合の中の雰囲気であったり、一つ一つのプレーの質を高めるように意識してやっています。
ーーチームで優勝する意味はなんだと思いますか
1人1人の自信になりますし、優勝する経験は今後野球をやって行ったり、就職しても社会で活躍するための糧には絶対なると思うので、優勝したい思いは強いです。
ーー個人の目標は
目標はリーグ戦に出場してチームの勝利に貢献できるプレーをしたいです。
ーー応援してくださる方々に向けて意気込み
リーグ戦優勝してパレードをできるように頑張りたいと思います。
(取材:中山達喜)
土肥 憲将(どい・けんしょう)
キャリアデザイン学部3年 2005年3月9日生まれ
徳島県出身・鳴門
173cm78kg・右投右打
『昨年の春季リーグで代打にてリーグ戦デビュー。その後はフレッシュトーナメントでマスクをかぶるなど、神宮で経験を積んできた。持ち味はガッツあふれるプレーと、逆方向への長打力。課題は守備において最少失点で切り抜けるリードと話しており、リーグ戦を戦っていく中で成長した姿を見せたい』
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
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