第102回日本学生選手権水泳競技会
2026年9月3日(木)〜9月6日(日)
東和薬品RACTABドーム
大会最終日、この日も多くの種目で決勝進出を果たした。女子4×200mフリーリレーは昨年に続き3位表彰台を獲得。さらに男子4×200mフリーリレー決勝進出。個人でも女子50m自由形主将・森田眞心(現4)と亀井彩華(現2)が確実な泳ぎで決勝に駒を進め、法大の総合得点に貢献した。結果、女子は総合4位、男子は総合8位で大会を締めくくった。

昨年に引き続き悲願のメダル獲得となった女子4×200メートルフリーリレー
4日目 結果
予選結果(女子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 50m自由形 |
19位 |
磯江月希乃 |
26.47 |
|
| 7位 |
亀井彩華 |
25.92 |
決勝進出 |
| 3位 |
森田眞心 |
25.78 |
決勝進出 |
| 100mバタフライ |
18位 |
園部ゆあら |
1:01.02 |
|
| 46位 |
中島紗希 |
1:04.72 |
|
| 20位 |
太田煌 |
1:01.02 |
|
| 200m平泳ぎ |
23位 |
熊川菜穂 |
2:32.82 |
|
| 9位 |
中澤心暖 |
2:29.23 |
B決勝進出 |
| 46位 |
荻野萌子 |
2:40.23 |
|
| 4×200mフリーリレー |
5位 |
野村奈緒‐山本千晶‐園部‐岡村梨香 |
8:12.29 |
決勝進出 |
予選結果(男子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 100m背泳ぎ |
47位 |
西川知希 |
23秒58 |
|
| 62位 |
八木野航平 |
23秒74 |
|
| 43位 |
片倉幹太 |
23秒55 |
|
| 100mバタフライ |
17位 |
細沼弘輔 |
53秒79 |
|
| 200m平泳ぎ |
33位 |
加藤慧太朗 |
2:16.17 |
|
| 36位 |
山田辰哉 |
2:16.38 |
|
| 17位 |
中嶋蓮人 |
2:13.91 |
|
| 4×200mフリーリレー |
8位 |
桐山真葵‐鈴木蓮波‐塚本悠悟‐猿丸漣 |
7:18.30 |
決勝進出 |
決勝結果(女子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 50m自由形 決勝 |
7位 |
亀井彩華 |
25.82 |
|
| 8位 |
森田眞心 |
25.87 |
|
| 200m平泳ぎ B決勝 |
1位 |
中澤心暖 |
2:29.05 |
|
| 4×200mフリーリレー 決勝 |
3位 |
野村‐山本‐園部‐岡村 |
8:06.01 |
法政レコード |
決勝結果(男子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 4×200mフリーリレー 決勝 |
5位 |
桐山‐鈴木‐塚本‐猿丸 |
7:18.41 |
|
試合結果の詳細につきましては 公式リザルト よりご確認ください。(青字をクリックしていただきますとWEBサイトへ移動いたします。)
マッチレポート
大会もいよいよ大詰めを迎え、各学校応援のボルテージは最高潮を迎えた。この日も法大勢は多くの種目で決勝進出を果たすなど悲願の目標達成に向け、着実に歩みを進めた。
女子50メートル自由形では、主将・森田眞心(現4)が登場。予選をメダル圏内の3位で通過し、森田は「予選を見た感じ狙える位置にいるなと思っていました」と手応えを見せた。迎えた決勝戦は森田が7位、予選から順位を落としてのフィニッシュとなった。
レース後、森田は「悔しいインカレで終わってしまったなというのが一番です」と悔しさをあらわにした。また、女子主将として「女子の方はあまりベストが出なかったんですけど、男子の方は結構得点も上がっていました。女子をうまくまとめられなかったというのが、もっと何かできることがあったんじゃないかなと思います」とチームを引っ張れなかった葛藤を語った。
最後のインカレを不完全燃焼で終えた森田だが、残りの国スポ、日本選手権短水路に向け、タイムでのリベンジになるのか。雪辱を期す彼女の挑戦はまだ終わらない。

女子50メートル自由形には、昨年に続く決勝進出とメダル獲得が期待される亀井彩華(現2)が登場した。予選を7位で通過したものの、決勝は25秒87の8位でフィニッシュ。
「メダルを狙っていましたが、ベストも出なくて悔しいです」と涙を見せた亀井。葛藤に満ちたこの1年間を振り返り、早くも来年のインカレに向けたリベンジを誓った。

男子4×200メートルフリーリレー(8継)には、桐山真葵(国3)、鈴木蓮波(経1)、塚本悠悟(経3)、猿丸漣の4選手がエントリー。関東インカレに続くメダル獲得へ期待がかかる中、予選を4位で通過したチームは、布陣を変えずに決勝の舞台へと挑んだ。
これまで個人2種目、リレー2種目すべてで決勝進出を果たしてきた桐山は、「10レース目できつかったんですけど、やっぱり自己ベストを狙って泳いでたので悔しい部分はあります」と疲労の色を滲ませながらも、全体2位の好泳で2泳の鈴木へとつないだ。その後は粘り強くレースを進め、最終的に5位でフィニッシュ。予選の4位から一つ順位を下げたものの、強豪が揃う決勝の舞台で最後まで戦い抜いた。
今大会では、鈴木や猿丸ら1年生の躍動も光った男子8継陣。さらに、今大会の男子はリレー全種目で決勝進出を果たし、昨年すべてB決勝に終わった雪辱を晴らす躍進の大会となった。来年のインカレに向け、チームの底力は確かな確信へと変わりつつある。次世代の戦力も加わった新生・法大水泳陣の今後の躍進から目が離せない。

大会最終日、法政大学水泳部が執念を見せた。女子8継において、昨年に続き見事3位入賞を果たし、今大会チームにとって唯一となるメダルをもたらした。レース前、中央大学とはわずか「1点差」。絶対に負けられない緊迫した状況の中、第1泳者を任されたのは野村奈緒(経4)だった。「予選では情けないタイムを出してしまい不安だった」と振り返る野村だが、「後ろには頼もしい3人がいる。楽しくやりきろう」と強い覚悟を持って飛び込み、後輩たちへと思いを託した。
続く第2泳者の山本千晶(人2)は、「4年生との最後のリレー。絶対にメダルをかけさせるという気持ちだった」と、先輩へのリスペクトを胸に力強い泳ぎでつなぐ。第3泳者の園部ゆあら(スポ1)も「頼もしい先輩方と一緒にメダルが取れてすごく嬉しい」と笑顔を見せ、チームの総合力で順位をキープした。昨年も法政チームは同種目で3位だったが最上級生に対する強い恩返しの気持ちが原動力になったことをレース後明かした。
迎えたアンカーは、今大会200m自由形を制した女王・岡村梨香(スポ4)。「200mを優勝していたので正直プレッシャーもあった」と語る岡村だが、「どのくらいで追いつけるのか、抜かせるのか心配だったけれど、毎年この8継では悔しい思いをしてきたので、今日こそはと思って頑張りました」と、エースとしてのプライドを見せつけた。驚異の追い上げで猛追するライバルたちを振り切り、3位でフィニッシュした。
関東インカレでの優勝に続き、大舞台のインカレでも勝負強さとチームワークを証明した女子リレーチーム。エースの躍動と、4年生から後輩へと受け継がれた思いは、今後の法大水泳部にとってさらなる飛躍の原動力となるだろう。

今大会、岡村の200メートル自由形優勝を筆頭に、法大では3種目で表彰台に上がるなど健闘を見せた。この結果により、女子総合4位、男子総合8位で大会を終えた。目標には届かなかったものの、それぞれの選手が持てる力を出し切り、収穫の多いレースとなったことだろう。また、今大会は1年生の台頭など、今後の法大にとって間違いなく大きな飛躍のきっかけとなる。来季こそは悲願の目標達成するのか。法大スイマーから目が離せない。
(記事:山鳥優里)
試合の様子につきましては スポーツ法政新聞会公式インスタグラム よりご確認ください。(青字をクリックしていただきますと移動いたします。)
インタビュー
女子4×200メートルフリーリレー

ーーレースを振り返って
野村奈緒:予選で結構情けないタイムで追いちゃって不安だったんですけど、1泳で後ろに頼もしい3人がいるので、もう楽しくやりきろうと思って泳ぎました。
山本千晶:4年生との最後のリレーで、もうほんとに絶対にメダルをかけさせるという気持ちで後ろにつなぎました。
園部ゆあら:頼もしい先輩方がいる中で一緒に泳げてと4年生方にとメダル取ることができてすごく嬉しいです。
岡村梨香:リレーの前に中央大学と1点差で、ここだけは絶対に負けられないと思っていたので、勝つことができたことと、3位になれたことがとても嬉しいです。
ーー今回チームベストとなったが、率直な気持ちなど
野村:素直に去年の自分を超えられたことが嬉しいです!
山本:最高です!
園部:めっちゃ幸せです!
岡村:楽しかったです!
ーー4年生との最後のリレーとなったが、心境などは
山本:去年も法政チームは3位で(野村)奈緒さんとかもう去年すごい泣いていて。もう今年もメダルかけさせ、絶対に笑顔にしたいって思って、頑張りましたございます。
園部:(岡村)梨香さん4継でも一緒にメダル取ることができて、8継でも一緒に取ることができて、嬉じゃったです。(野村)奈緒さんは絶対に手ぶらで帰らせることができないと思ったので、メダルが取れてすごく嬉しいです。
ーー最後のインカレ、最後の種目でのメダル獲得となったが
野村:4年間でメンタル面はあんま成長できなかったんですけども、後輩のために、チームのために頑張ろうっていうことだけで泳げることができました。
岡村:200(メートル自由形)を優勝していたので、正直プレッシャーとかありましたし、4泳で抜かせるかわからない、どのぐらいで追いつくのかわからない状態で心配ではありました。毎年この8継ではすごく遅いタイムで悔しかったんで、今日こそはと思って頑張りました。
ーー今大会の総括は
野村:水泳人生楽しかったです!
山本:まだ国体があるので、インカレで出しきれなかった部分をやり直したいです。
園部:初めてのインカレ最高です。
岡村:国スポで4フリに出場するので、自己ベスト更新したいです。
(インタビュー:山鳥優里)
男子4×200メートルフリーリレー

ーー8継で決勝に進出できたことや自身の泳ぎを振り返って
桐山真葵: インカレでレース数が多いっていう中で、どれだけ自己ベストに近づけられるかっていうのを目標にしていて。ラストは10レース目できつかったんですけど、やっぱり自己ベストを狙って泳いでたので悔しい部分はあります。
鈴木蓮波: 8継は最低限決勝には絶対残って、決勝で勝負したかったんですけど、やっぱり上の4チームが早くて、まだまだ力不足だなと思ったのと、最後結構疲れも溜まってきちゃって、自分の弱いとこが出ちゃったかなみたいな感じです。
塚本悠悟: 皆さんは多くのレースをしているんですけど、僕は今日の8継だけで出場して、何がなんでも(4)9秒台出したかったんですけど、予選は(5)0秒で、決勝も(5)0秒かかってしまったのでまだまだ課題もの残るレースでした。
猿丸漣: メダルを狙って頑張っていたんですけど、やっぱり表彰台に上るチームはすごく早くて、まだまだ足りないなって思いました。
ーー初めてのインカレはどのような大会になった
鈴木: まず1年から決勝残ることができたっていうのはすごいいい経験になったんですけど、やっぱり悔しい種目もあったので、それは来年にその悔しさをぶつけたいなと思います。
猿丸: 僕も同じく決勝の舞台で戦えることができてすごく嬉しいですし、来年からのインカレにもつながるようなレースができたんじゃないかなと思います。
ーー8継のみのエントリーだったが
塚本:やっぱり皆さん疲れている中で僕だけ今フレッシュな状態だったので、何が何でもベストを出して表彰台狙いたかったですし、そこは予選はうまくできたと思ったんですけど、決勝は緊張とかもあってうまくできなかったなっていうのは思いました。
ーーインカレでは多くのレースを泳ぎ切ったが
桐山: チームに貢献するっていう部分を見てみれば、全てA決勝進出できて。早いタイムは出すことができなかったんですけど、チームに貢献できたっていう部分では、10レースこなした中でも今後につながるいいレースができたのかなと思います。
(インタビュー:浅岡凜)
森田眞心

ーーレースを振り返って
正直、予選を見た感じ狙える位置にいるなと思っていました。調子も良くて、半フリに結構懸けてきた部分もあったので、悔しい思いでいっぱいです。
ーー4年間のインカレにおける最終レースとなったが
最後、やっぱり女子主将としても、4年生が結構、(岡村)梨香以外は結果を出せていない中で、結果を出したかったんですけど、思うようにいかなくて、悔しいインカレで終わってしまったなというのが一番です。
ーー今大会のここまでを振り返って
チームとしては、やっぱりリレーでメダルを取れたり、梨香が優勝してくれたりしました。女子の方はあまりベストが出なかったんですけど、男子の方は結構得点も上がっていました。
女子をうまくまとめられなかったというのが、もっと何かできることがあったんじゃないかなと思います。
ーー今後の目標を
まずは来週の国体に向けて、1週間、もう一回、今回駄目だったところを修正して、タイムでのリベンジを誓いたいなというのと、日本短水路は本当に人生最後のレースになるので、ここまでやってきた泳ぎの部分の強化を自分の得意なドルフィンと合わせて、本気で表彰台を狙っていきたいなと思います。
亀井彩華

ーーレースを振り返って
メダルを狙っていましたが、ベストも出なくて悔しいです。
ーー昨年に続いての決勝の舞台、この1年で成長した部分や変化などは
去年の夏に肘を骨折してから泳げない時期もあって、5月も色んなことがあって泳げなくて。完全にこの1年間、練習不足だなと思います。
ーーインカレの総括は
今回ベストも出せなくて、思うような結果が出なかったので、来年またリベンジします。
ーー今大会で引退する先輩方もいるが
去年から一緒に(森田)眞心さんと練習してきて、来年は50メートル自由形が1人なのでスプリントチームを引っ張っていけるように頑張ります。
ーーこれからの目標は
1週間後に国体があるので、自己ベストを出すことと、来年は優勝したいです。
(インタビュー:山鳥優里)
中澤心暖

ーー得意とする200m平泳ぎはB決勝に進出となったが
本当はA決勝を狙っていたので、予選が終わった後は本当に悔しかったんですけど、準決勝では絶対1位を取ってやるという気持ちでやりました。
ーー決勝でのレースを振り返って
予選では昨日のメドレーリレーの100メートルのテンポとあんまり変わらない感じで泳いでしまって、後半バテてワンストロークで進んでないっていうレースになってしまったので、そこを修正して200メートルの泳ぎになるようにセカンドアップで修正します。
ーー手応えや良かった点は
今シーズンはずっとタイムを出すことができなかったので、不安なまま迎えたインカレだったんですけど、しっかりシーズンベストを更新できたところはよかったなって思います。
ーー初のインカレを振り返ってどのような大会になったか
この会場の雰囲気とか仲間の応援がすごく力になって、とても楽しく最後まで頑張りきることができた大会でした。
(インタビュー:浅岡凜)
(取材・撮影:山鳥優里、浅岡凜)
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