関東大学リーグ戦1部
対流経大
2026年9月20日
ケーズデンキスタジアム水戸

雨風が吹き荒れるコンディションの中、一時は逆転に成功するも、終盤に立て続けのトライを許す。26-57でノーサイド。悔いの残る連敗となった。
関東大学リーグ戦1部
対流経大
2026年9月20日
ケーズデンキスタジアム水戸

雨風が吹き荒れるコンディションの中、一時は逆転に成功するも、終盤に立て続けのトライを許す。26-57でノーサイド。悔いの残る連敗となった。
| 26 法大 |
20 | 前半 | 17 | 57 流経大 |
|---|---|---|---|---|
| 6 | 後半 | 40 |
| 2/0 | T | 3/6 |
|---|---|---|
| 2/0 | G | 1/5 |
| 0/0 | PT | 0/0 |
| 2/2 | PG | 0/0 |
| 0/0 | DG | 0/0 |
| T:福本耀、𠮷浦 G:渡辺2 PG:渡辺4 | ||
※前半/後半、得点者は法大のみ記載
| No. | ポジション | 選手氏名 | 学年 | 出身校 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | PR | 小野寺正太郎 | 4 | 目黒学園 |
| 2 | HO | 木本慶祐 | 3 | 尾道 |
| 3 | PR | 花澤祐太 | 3 | 法政二 |
| 4 | LO | 山内滉太 | 4 | 昌平 |
| 5 | LO | 植浦慎仁 | 4 | 報徳学園 |
| 6 | FL | 三浦幹太 | 4 | 秋田中央 |
| 7 | FL | 大沢空 | 3 | 秋田工業 |
| 8 | NO.8 | 炭竈柚斗 | 4 | 報徳学園 |
| 9 | SH | 林友來 | 1 | 天理 |
| 10 | SO | 𠮷浦太我 | 1 | 佐賀工業 |
| 11 | WTB | 福本耀 | 3 | 報徳学園 |
| 12 | CTB | 佐川一眞 | 3 | 専大松戸 |
| 13 | CTB | 渡辺圭祐 | 3 | 中部大春日丘 |
| 14 | WTB | 福本亘 | 2 | 報徳学園 |
| 15 | FB | 須田琥珀 | 1 | 大阪桐蔭 |
| 16 | Re | 藤倉悠輝 | 1 | 流経大柏 |
| 17 | Re | 西垣眞之介 | 2 | 大分舞鶴 |
| 18 | Re | 和山学弥 | 4 | 法政二 |
| 19 | Re | 森将太郎 | 2 | 國學院久我山 |
| 20 | Re | 北村優 | 4 | 國學院栃木 |
| 21 | Re | 箕輪大地 | 4 | 石見智翠館 |
| 22 | Re | 德山凌聖 | 2 | 桐蔭学園 |
| 23 | Re | 星野瑛太 | 3 | 明和県央 |
開幕戦を落とした法大は、前節の悔しさを胸に、流経大戦に臨んだ。今春の試合で勝っている相手から勝利を飾り、なんとしてもチームの流れを作りたい一戦だ。FWに主将のLO植浦慎仁(4)や、LO山内滉太(4)らを揃えセットプレーの安定を図る。ハーフバックには、SH林友來(1)、SO𠮷浦太我(1)も前節に続いて1年生を起用した。
雨風が強く、過酷なコンディションの中で行なわれた一戦は、前半7分、流経大のトライで幕を開けた。法大のペナルティが重なる中、ラックサイドを突かれ先制を許してしまう。だが、法大も11分、敵陣中央からショットを選択し、CTB渡辺圭祐(3)がPGを決め、3-7とする。このまま流れを掴みたかったが、15分にラインアウトモールで押し込まれ、再びトライを奪われる。
雨の影響か、両チームのノックフォワードが目立ち一進一退の展開となる。20分、法大は敵陣22mライン付近からショットを選択。CTB渡辺がPGを決め、6-12と徐々に流経大との差を縮める。しかし直後、リスタートキックの処理に苦しみ、自陣深くまで攻め込まれる。25分には、相手のラインアウトモールを一度は崩したものの、近場を突かれてトライを許してしまう。
前半のうちに立て直すべく、SO𠮷浦のハイパントを有効に使って敵陣へと攻め込む。ウォーターブレイク明けの31分、スクラムからの8単を起点に縦に2度強く押し込み、最後は大外のWTBへの飛ばしパスをつなげ、WTB福本耀(3)が冷静なステップからのトライ。ゴールを決め、13-17とする。

インターセプトをしたSO𠮷浦太我(1)
迎えた33分、今度は攻め込まれる苦しい展開となるが、FL三浦幹太(4)の低く鋭いタックルを筆頭に粘り強いディフェンスを見せ、相手のペナルティを誘いピンチを脱する。前半のうちに逆転したい法大は、36分にSO𠮷浦が相手のパス読み切り、インターセプト。そのまま抜け出してトライを挙げる。試合の流れを変えるプレーに、BK陣が集まり熱い抱擁を交わす。ゴールも決まって、20-17と逆転に成功した。
その後、スクラムのペナルティを取られる苦しい場面もあったが、残りの時間を粘り強く守り切り、20-17と3点リードで前半を終えた。

SO𠮷浦のトライ後に駆け寄る選手たち
前節は無得点に終わった後半、何としてもトライを重ねて主導権を握りたい法大。後半の立ち上がりから敵陣に侵入しアタックを続けるが、後半4分、スペースへのキックが裏目となって、相手に独走トライを許し、20-24と逆転されてしまう。
直後の7分、敵陣深くのラインアウトからの流れで相手のペナルティを誘い、再びショットを選択。好調・CTB渡辺のPGが決まり23-24と1点差に詰め寄る。雨風がさらに強まってコンディションが悪化し、両チームともにミスが目立って慌ただしい展開となるが、法大BK陣のスペースをつくキックが機能して徐々に流れを引き寄せる。すると、20分にこの試合4度目のPGで3点追加。26-24と再逆転に成功する。ここまでCTB渡辺はキックで計16点を挙げるなど、自身の仕事を丁寧にこなしチームを引っ張る。

このままリードを守って逃げ切りたかったが、直後の21分にアンラッキーな形で相手にボールが渡り、トライを許し、26-31と逆転される。反撃に転じたい法大だったが、キックミスやノックフォワード、スクラムでのペナルティが重なって流経大に流れを渡してしまい、29分にもトライを献上。以降も悪化するコンディションの中、ミスが目立ち、流れを呼び戻すことができず、終盤には流経大のCTBサナイラ・ロコトゥイブナの華麗なステップに翻弄され、それを起点に39分、40分、43分と立て続けに3つのトライを許し、結果は26-57。終わってみればダブルスコアでのノーサイドとなり、悔いの残る結末となった。
PGなどで確実に得点を重ね、前節の課題であったラインアウトモールディフェンスには改善が見られた。しかし、スクラムやラックサイドで流経大に圧倒され、最後まで試合の流れを掴み切ることはできなかった。この試合のモストインプレッシブプレイヤー(MIP)には、悪天候の中、キック成功率100%を誇り、計16得点を挙げたCTB渡辺が選出された。

MIPに選出されたCTB渡辺圭祐(3)
第3節は10月4日、東海大戦。2週間でこの試合で出た課題を修正し、今秋初勝利を掴み取れるか、次節に戦いに期待がかかる。
(戦評:野崎一翔)
ーー前節から1週間という短い期間で、どういった準備をしてきたか
自分たちの弱みの部分を消すための練習をしてきましたが、それ以上に自分たちの強みを生かしたワークレートの部分を上げていくために、激しい練習をしてきました。
ーー今日の試合を振り返って
前半はうまく運べたわけではないですが、結果的にリードで終われたので、前半は良かったとして、やはり後半で後手後手になってしまいました。流経のほうが、1枚も2枚も上手だったなと思います。
ーーリスタートキックでの競り合いの部分で意識したことは
福本耀(3年、WTB、報徳学園)のポジショニングを変更して、チェイスに参加させました。そしたら、簡単にボールを取れるようになったので、そこは機能できたと思います。僕の中で少しターニングポイントになったのは、後半の最初のペナルティのところでショットを選ばなかった場面です。決めたことをやり切るという部分がなかなかできていなかったので、勝利に結びつけられなかったかなと思います。
ーー後半、チームに対してどのような声かけをしたか
たくさんトライされたあとに、まだ2戦目っていうこともあって、これで終わりというわけではないので、しっかり次につながるプレーをしようということを言いました。
ーーラインアウトが安定しているように見えていますが
簡単なところで自分たちが取れる強みの部分を使ったので、今までやってきたことがやれていると思います。
ーー次戦に向けて
流経大とのジュニア戦を挟んで、東海大戦、相手は舐めてくると思うので、しっかりそこを喰えるように、もう一度チーム一丸となって頑張りたいです。

LO植浦慎仁 主将(4)
——今日の試合を振り返って
前半は良かったですが、後半の終盤で集中力がきれて大量失点してしまったので、これから勝つためにチーム全員でチーム力を上げたいです。
——成功率100%、計16得点を挙げた、キックの手ごたえは
最近の練習から、しっかり当てるキックができているので、手ごたえはいい感じです。
——雨風の状況で、ハンドリングやキックで意識・工夫したことは
風が強かったので、うまく読みながら狙う位置を変えるなど、風や雨の状況によって対応しました。
——次戦に向けて
時間はあるので今日の改善点を直して、ちゃんと準備して、次回の東海大戦を勝ちに行きます。

CTB渡辺圭祐(3)
(写真:堀川風和里、加藤直樹)