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【ハンド】2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第5節 対国士大 互角の勝負を演じるも流れを制せず… 痛恨の2連敗

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【ハンド】2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第5節 対国士大 互角の勝負を演じるも流れを制せず… 痛恨の2連敗

2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第5節 対国士大
2018年4月29日(日)
明治大学和泉キャンパス

リーグ戦もいよいよ折り返し地点。今節の対戦相手は、昨年のインカレの準々決勝で法大を破り、優勝を果たした国士大だ。昨年からメンバーは大幅に入れ変わってはいるものの、現在2連勝中と勢いに乗っており、決して油断はできない戦いとなった。前半は点の取り合いとなり、決定的に相手を突き放せない展開が続く。後半になっても流れは変わらず、さらに法大勢のミスも目立ち始めると、気がつけば点差をつけられ後を追う戦況に。2戦連続で勝ち点を取りこぼし、手痛い敗戦を喫した。

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果敢に攻めるも、インカレの雪辱は果たせなかった(松岡)

試合結果

トータル試合

26
法政大学
15 前半 16 29
国士舘大学
11 後半 13

 

スターティングメンバー

背番号 ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
16 GK 深井亮太 理工4・浦和学院 0 0
3 CB 山本祐輝 社会3・浦和学院 6 23
25 RB 本田悠也 社会2・大分 0 5
5 LB 松岡寛尚 経済3・藤代紫水 9 40
22 RW 本田拓海 社会3・法政二 3 17
7 LW 田島走 社会4・ 藤代紫水 4 21
33 PP 橋口博隆 社会1・雄城台 2 12

 

交代選手

背番号 ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
2 CB 山本晃大 スポ健3・雄城台 2 16
4 RB 沖山葉太 スポ健4・法政二 0 0
8 RB 福本直也 経済4・法政二 0 0
9 PP 中惣康介 経済3・小松 0 0
10 PP 黛祐貴 経済4・富岡 0 2

 

 試合後順位表

順位 大学名 勝-分-敗 得点 失点 得失点 勝ち点
1位 早稲田 5-0-0 141 125 16 10
2位 筑波大 4-0-1 143 107 36 8
3位 日体大 2-2-1 142 126 16 6
4位 中央大 3-0-2 143 135 8 6
5位 国士大 3-0-2 118 121 -3 6
6位 日本大 2-1-2 138 139 -1 5
7位 法政大 2-0-3 143 144 -1 4
8位 東海大 1-1-3 107 127 -20 3
9位 明治大 1-0-4 113 132 -19 2
10位 順天堂 0-0-5 123 155 -32 0

 

春季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月14日(土) 筑波大 ●19-30(詳細) 日本大八幡山
2 4月15日(日) 東海大 〇34-20(詳細) 日本大八幡山
3 4月21日(土) 日本大 〇34-27(詳細) 国士舘大多摩
4 4月22日(日) 中央大 ●30-38(詳細) 日体大健志台
5 4月29日(休) 国士舘 ●26-29 明治大和泉
6 5月3日(休) 明治大 日本大八幡山
7 5月4日(休) 順天堂 日本大八幡山
8 5月12日(土) 日体大 国士舘大多摩
9 5月19日(土) 早稲田 国士舘大多摩

 

戦評

 中大戦の惜敗から一週間。上位争いを演じるためにも、何としてでも勝ちたい一戦だった。試合開始早々に山本祐輝(社3)が2連続得点を決め、幸先のいいスタートを切った。しかし速攻での連続得点を許し、3-4とすぐに逆転されてしまう。法大の必勝パターンである『序盤からリードを奪う試合展開』に持ち込めなかった。そして、ここからは双方の点の取り合いなる。初めは決まっていたエース・松岡寛尚(経3)のシュートも、国士大の17分にとったタイムアウト後には阻まれ始める。しかし、なんとかセットオフェンスから得点につなげようと必死にパスを繋いでいった。そしてサイドから得点を獲得するなど食らいつき、互角の戦いに持ち込んだ。そして15-16と、1点ビハインドで前半を折り返す。

 チームの雰囲気を盛り上げるため、ベンチからの声掛けが増えた後半。法大は、けがからの復帰直後の福本直也主将(経4)を投入した。そして松岡、山本祐の連続得点に加え、ルーキー橋口博隆のポストシュートが決まるなど、39分にはリードを奪い返す。このまま波に乗るかと思われたが、再び一進一退の戦いとなり、47分時点のスコアは23-22。拮抗した試合展開が続いていたが、51分に一気に4連続得点を奪われると23-25に。残り約10分でその差を埋めることはかなわず、26-29で今試合を終えた。

 2戦連続で『勝てる試合』を取りこぼした法大は、現在、2勝3敗と負け越している。目標の4位以内を達成するためには、4日後に控える明大戦までに、再び課題と向き合いチームの足並みをそろえることが求められるだろう。法大ハンド部のここからの巻き返しに期待がかかる。(飯島愛未)

監督・選手コメント

佐藤浩監督

―今試合を振り返って
全般的にうちのミスが多くてむこうを楽にさせてしまったという印象です。まず1試合を通して攻撃がきちんとできず、そこから向こうに逆速攻をされたりする場面がありました。そういったミスからの失点が響いてこういった結果になってしまいました。

―攻撃が機能しなかった要因は
国士舘はうちよりも背が高い上に、ディフェンスも比較的(位置が)高かったです。1:5ディフェンスで45度に対しても高く出てきたので、結果的に気持ちよくボール回しができませんでした。皆が一対一でやられてしまって、死んだパスとなり、生きたパスを回すことができなかったです。一つ一つの攻撃が潰されて、全然セットの攻撃につながらなかったです。

―リーグも残るところあと4戦ですが、前半戦を振り返って
極端ですね。すごいいい試合とすごい悪い試合があります。やっぱり、試合の流れが悪くなった時に切り変えるという事ができておらず、それは大きな課題だと思っています。開幕戦で筑波に大差で負けた時は、最初に離されてしまってからずっと離されたままという試合展開でした。前回の中大戦も一回離れたところから全然追いつくことができませんでした。今日も逆転されたらそのままいってしまってという形でしたね。そこのところは試合中にメンバーを変えるなどして、大胆に流れを変えていく必要があるように感じます。

―今日も大幅なメンバー変更が見られました
今日で言えば、左利きの本田悠也が右の45度で出るのがベストではあるんですけど、パス回しができないということで、もっと背のある選手に変えたりしました。さらに今日の場合だと、松岡が調子が悪かったにも関わらず、彼に期待するがゆえにずっと使い続けてしまった部分がありました。そうした場合にいかに早い段階でメンバーを変えるか、その判断が今日はできなかったと思っています。なので4年生と相談して、その判断はきちんとしていきたいです。当然出ている選手たちは試合にずっと出たいと思っているわけなんですけれども、そこは監督の判断として同じことを繰り返さないようにしていきたいと思っています。

―リーグの後半戦に向けて
残りの4試合は絶対に勝ちたいです。勝てない相手ではないと思います。相手をしっかり研究することと、あとは試合に臨む気持ちがまだまだ弱いと思うので、もっと強く持ち、法政らしいハンドボールができるようにしたいです。

福本直也 (主将)

—今日の試合を振り返って
もったいない試合だったなという印象です。勝ちたかったですけど、勝ちきれなかったです。自分たちで流れを悪くしてしまって、こういう結果になったと思います。

—敗因はどういったところにあると感じていますか
ディフェンス部分で詰めきれなかったことです。それを最後まで修正できなかったところが敗因だと思います。

—復帰戦となりました
練習も普通に参加していたので、特別な思いがあるわけでもなかったです。長い間試合に出ていなかったので長い時間試合に出れたことは自分にとってプラスだったかなと思います。

—選手をたくさん使った意図は
なかなかうまくいかなかった時間帯があったので、流れを変えたりするためにいろんな選手を使ってそれがハマればよかったと思いました。

—国士大のイメージは
インカレ優勝しているメンバーがごっそり卒業で抜けたんですけど、国士大スピリットみたいなものは残っていると思いました。このリーグの試合の分析では、いやらしいディフェンスをしてくるなという印象があったんですけど、特別ここがすごいなと思ったところはなかったので、勝てると思いました。ただ、自分たちの今回はミスで負けてしまったという感じです。

—前半戦を終えて折り返しですが
2勝3敗で負け越して前半を折り返すので、上位に食い込めるような結果を残したいと思います。

フォトギャラリー

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