【テニス】2022年度関東学生テニストーナメント大会 準々決勝　男子シングルスは矢島淳揮のベスト８で幕を下ろす！　

2022年度関東学生テニストーナメント大会
2022年5月17日(火)
大宮けんぽグラウンド

5月9日から開催されている関東学生テニストーナメント大会（春関）本選。男子シングルスでは主将の矢島淳揮が健闘するも、元プロ選手である白藤の壁は高く敗退。今大会の法大の最高成績は矢島のベスト8となった。

見事ベスト8入りを果たした矢島淳揮

選手コメント

矢島淳揮

―今日の試合を振り返って
悔しいですが、自分の今出せる力は出し切れたのかなと思います。ただ、悔いが残る点としては2つあります。1つ目は序盤の入りが悪く、0-3になってしまったことです。2つ目はセカンドセットの5-4の場面です。3-4からブレイクとキープをして5-4までいきましたが、その後7ポイントか8ポイントを連取されてしまい、簡単に相手にゲームを取られてしまいました。そこからそのまま流れで5-7で負けてしまいました。この2つが悔いに残っていますね。

―お相手の白藤選手と対戦経験は
ありました。今まで3回対戦して3連敗中でした。なので何とか今日は勝ちたかったのですが、4連敗してしまいました。

―どのような対策をしましたか
打ってくる選手だったので、まともにラリーをするというよりは自分が我慢して相手のミスを誘う展開を意識していました。できてはいましたが、大事なところで取り切れなかったのが敗因かなと思います。

―ファーストセットでは0-3から盛り返しました。戦い方に変化はありましたか
戦い方自体は変えてないです。慣れる前は長いラリー戦になる前に僕がミスをして落としてしまっていました。ですが3ゲーム終わって勢いに慣れてきてからラリーが続くようになり、駆け引きできる状態になりました。ボールの勢いに慣れたことが0-3から2-3までいった要因だと思います。

―個人として今大会の結果を振り返って
シングルスは及第点かなと思っています。シードは9から12だったのでひとつ超えることが出来ましたし、白藤選手は夏関で準優勝しているので、その相手に対してしっかり戦えたことは自信になりました。それと同時に勝ち切りたかった、セカンドセットを取りたかったという課題はありますが、自信になった大会だと思います。ダブルスに関しては本当に申し訳ないなという結果ですね。法政からは本戦に3ペアしか出ていなく、僕たちがやる前に1ペア負けてしまっていました。なので「勝たなきゃ」という思いから、固くなりすぎてしまいましたね。結果的に負けてしまったのが悔しいのははもちろんですが、申し訳ないという気持ちが大きかったです。ダブルスはインカレ予選からなのでそこに向けてしっかり練習していきたいなと思います。

―今大会を通して見えた課題は
単複共通して言えることはサーブです。サーブを1本打って、相手がリターンミスするという展開が単複合わせてほとんどなかったです。今日の相手などはサービスゲームの中で1、2ポイント僕がリターンミスをして0-15や0-30から始まるという展開が多かったと思います。単複合わせてラリー戦や展開力は互角で、サーブだけで差をつけられたと思っています。なのでサーブの威力と制度を課題として直していきたいと思います。

―チームとして春関を振り返って
シングルスではインカレ本戦を決めたのが4人で、インカレ予選も現時点で3人決まっているので、最低限勝てたのかなと思います。法政はシングルスが課題だったので、練習を多く取り入れた分改善できたのかなと思いますね。ですがダブルスが強いと言われていた中でこの結果は不甲斐ないです。思ったよりみんな勝てなかったのですが、その原因はまだ不透明です。なのでこれから話し合って模索していき、課題を無くして全ペアがインカレ本戦に上がれるようにしたいです。

―今後に向けて
夏関は後輩と組んでダブルスだけ出るつもりです。なので夏関は後輩のために本戦に出てポイントを稼ぐことと、勝ち癖をつかんでもらうために頑張りたいと思います。今回はシングルスでベスト8まできてうれしかったのですが、試合に負けるとやはり悔しいですね。インカレではシングルスベスト4以上、ダブルスはベスト8以上を目指して頑張りたいです。