【テニス】女子硬式テニス部4年生引退インタビュー

4年生引退特別インタビュー
法政大学多摩キャンパステニスコート・オンライン

昨年、大学テニスを引退した法大硬式テニス部4年生4名。今回は引退特別インタビューと題し、4年間を振り返っていただきました。今回は女子編です。オンラインにてお話を伺いました。

大塚実乃里(経4)&笠原美春(現4)

―現在はどのように過ごしているか
大塚:引退をしてからはアルバイトでテニスのコーチをやっていて、部活をやっていた時にはできなかった旅行などをして過ごしています。
笠原:お花屋さんでアルバイトをしたり、旅行に行ったり、遊びに行ったりしています。

ーテニスを始めたきっかけ
大塚:テニスを始める前に、バレーをやっていたのですが、コーチがとても怖い人で、嫌々やっていました。すると親からやめていいよと言われて、その代わりに親から何か違うことをやれと言われ、どうしようかなと思っていた時に、たまたまテレビで伊達公子選手が活躍したニュースを見て、それがきっかけで始めたという感じです。                                                                      笠原:父と同じ職場の息子さんがテニスをやっていて、その人が誘ってくれて、近所のテニスクラブに連れて行ってもらったのがきっかけです。

―法政大学に入った経緯は
大塚:高校が法政二校だったので、そのまま上がったという流れです。法政二校を選んだ理由は、高校の説明会に行ったときに一番魅力を感じましたし、顧問の先生の方がとても良い方だったので決めました。
笠原:テニスクラブに入っていた先輩が、法政二校に入ったことや、父親から法政二校良いんじゃない?と言われたこと、また、テニスクラブのコーチが、法政二校のテニスの顧問の先生と知り合いであったことなど入るにあたって多くの縁を感じたからです。

―入部して最初の印象は
大塚:盛り上げるのが上手な先輩がたくさんいるという風に感じて、そのテンションについていくのが大変だったという印象でした。
笠原:先輩がしっかりしていて、部活中はまじめですが、普段は優しくておもしろい方たちという印象でした。

―同期のみなさんの印象は
大塚:同期は自分たちの代は4人いて、笠原は昔から知っていたのですが、残りの二人のうち一人は少し雰囲気が怖くて、もう一人は、最初はなかなか喋らない子だったので、入って一週間とかは全然仲良くなれませんでした。                                            笠原:個性豊かな人が多く、少しバラバラな感じでした。しかし、テニスをプレーしているときは全員真剣に取り組んでいました。

―後輩たちにはどんな思いを
大塚:後輩の子たちもみんな違う色を持っていて、テニスに対する意欲も結構バラバラで、今一番上の代が下の子たちをまとめるのが大変だと思うので、我慢強く頑張ってほしいのと、下の代はもう少し自分たちでまとまってほしいです。今のチームの主将が後輩たちと非常に仲が良いのは悪いことではないのですが、組織として多少の厳しさは必要あるのかなと思います。                                                笠原:三年生は忠実な印象です。二年生と一年生はまだまだ若く、かわいらしさも当然ありますし、練習もまじめに頑張っているのですが、今後上級生になったときに責任や覚悟のようなものを背負うことになると思うので、今はまだそういった部分が少し足りないのかなと思います。

―大塚さんは選手として、笠原さんはマネージャーとして大変だったこと                                                  大塚:一年生の時が一番大変でしたね。先輩に言われたことをやりながら、一年としての仕事もやりつつ、成績も出さなければいけなかったので、やることが多く、すべてを両立しなければいけなっかたのは、つらかったです。                                                                   笠原:三年生の時に、男子部の会計を担当していたのですが、会計が上の代からごちゃごちゃしていて、返金できていなかったり、領収書がなくて金額が合わなかったりといったことがあって、会計の仕事は苦労しました。また、コロナの関係で申請の手続きがとても増えてしまって、いっぱいいっぱいだったうえに、女子の先輩から雑用を頼まれれることがあったので、その時は大変だなと思いました。

―テニス部で一番頑張ったこと
大塚:四年生になってから、主務の役職に就いたのですが、お金の管理など、責任感の伴う仕事を担当して、重たいものを背負ったので、一番頑張ったのかなと思います。
笠原:高校生に対する勧誘のチラシを作ったのですが、結構手の込んだものを作れたと思っていて、実際私の作ったチラシが二、三年くらい使われているので、よく頑張ったと思います。また勧誘動画も作ったのですが、監督に褒めていただいたのでうれしかったです。

―同期の皆さんに一言
大塚:もう少し同期のみんなで行動を共に出来たら良かったかなと思います。なかなか四人一緒にプレーできる時間が多くなかったのは少し心残りでした。しかし、第一は同期のみんなに感謝を伝えたいです。
笠原:四年間ありがとうという気持ちだけですね。あとは今後もみんな頑張っていこうという思いです。

―七年間一緒だったお互いに一言ずつ
大塚:大学に入って、一番相談できる相手が笠原でしたし、きついときでも楽しい時でもいろんな話ができて、彼女がいなかったら、部活をやめていたかもしれなかったので、本当に感謝をしています。
笠原:七年間ありがとうという気持ちなのですが、きっとこれからも一緒に関わり続ける人だと思うので、今後もよろしくお願いしますと言いたいです。また、部活が精神的にきつい時がよくあったのですが、お互いに次も頑張ろうと励まし合って、そういう時間があったからこそ部活を最後まで続けられたと思うので、本当に大切な存在でした。楽しい気持ちに何度もさせてくれたので、感謝の気持ちでいっぱいです。

(取材:脇野剛)

           主将としてチームを支えた猪川。

猪川結花(主将・社4)

ー4年間を振り返って
1、2年生の頃は自分が後輩で、仕事が多かったので、強く印象には残っていないですね。やはり印象に残っているのは、最高学年になって自分が主将をさせて頂いたことですね。コロナでリーグが開催されない時もあったので、特に思い出に残っています。

ー法大に入学した経緯は
岡山県出身なので元々は関西方面の大学を探していたのですが、岡山の先輩が四人ほど法大に入っていて、その先輩たちから話を聞くと、楽しいと言っていたり、その先輩たちも大学生になってからも強くなっていたりしたので興味を持ちました。 その四人の中の前崎(直哉、平31年度卒)さんを通じて、監督さんにお話してもらったことがきっかけです。

ー法大テニス部の第一印象は
メリハリがあると感じました。高校生までは厳しい所でやっていたので、大学では楽しく、和気あいあいとした所に行きたいなと思っていました。そのため、生活面では緩いものの、部活でやる時は真剣にやるところに惹かれました。

ー同期の皆さんの印象は                                                         最初は大塚と二人になると思っていて、不安がありました。そこから、今までマネージャーという役職がなかったのですが、マネージャーの笠原が入ってきてくれて、テニスの経験者でしたし、法政二高出身だったこともあって大塚とも仲が良かったのでやりやすかったです。あとは山崎が入り、戦力となってくれたので同期として安心感があったなと思います。

ー4年間で大変だったことは
1年生の時と4年生で主将をさせていただいた時が大変だったと思います。1年生の時は分からないことばかりで、 高校生の時とはまた違った難しさがありました、仕事内容でも、こんなこともするのかということもあったり、リーグを初めて経験したりして苦労しました。主将としてチームをまとめることがそこまで大変だとは思わなかったのですが、やはりリーグの準備であったり、自分がトップとして全てをまとめるなどの部分では苦労したと思います。

ー4年間でうれしかったことは
後輩が入ってきてくれたことです。自分が下級生のころに先輩たちが可愛がってくれた分、自分も後輩がすごく好きになりました。プライベートでも一緒に遊んだり、ご飯に行ったりしていたのでとても可愛いなと思います。

ー4年間で印象に残っている大会や試合は
3年生のインカレと1年生のインカレです。3年生のインカレは自分の中で一番良い成績だったからです。1年生のは初めてのインカレだったのと、台風で二週間ほど延期したので印象に残っています。

ー4年間で得たことは
主将を務めたことで、チームをまとめる力がついたと思います。元々はチームを引っ張るような性格ではなかったのですが、主将を任せてもらって自分になかったものを学ぶことができたと思います。

ー卒業後はテニスを続けられますか
はい。実業団で続ける予定です。

ー同期の皆さんへ一言お願いします
テニスを続けるのが私だけになり、仕事でみんな離れてしまうので、会うことが少なくなってしまうかもしれないのですが、土日などで会える日は遊んだり、テニスしたりして卒業後も会いたいと思っています。

ー後輩の皆さんへメッセージをお願いします
引退するまでテニスを楽しんでほしいのとリーグで一部昇格目指してみんなで頑張ってほしいと思います。

(取材:盛岡 惟吹)

        副将を務め、チームのまとめ役を担った山崎。

山崎京花(副将・経4)

ーテニスを始めたきっかけは                                                        兄がテニスを習っていた影響で7歳から始めました。

ー法政大学に入ったきっかけは                                                               高校の指定校推薦に法政があったので申し込み、受かったからです。

ー入部して最初の印象は
やるときはやる、明るくて楽しくて高校とは全く違うなという印象です。

ー同期の第一印象は
元々同期は大学に入る前から知っていたので、これからもっと仲良くなりたいなという印象がありました。

ー1年生の時を振り返って
仕事が大変な時期もありましたが、あっというまの一年ですごく速かったです。

ー2年生になりコロナ禍となりましたが、大変だったことや変わったことは
部活ができない時期もあったりリーグも中止になったり、思うように行かないテニス生活だったなと感じます。

ー2,3年では蛸井選手(涼花=令3年度卒)とダブルスを組みインカレ予選に出場しました
正直2年生の時はインカレに行けると思っていなかったので、競った試合をものにしてインカレを決めた時はすごく嬉しかったです。3年では昨年を越えたくてすごく緊張してたなあと思います。インカレではあまり勝つことができなかったので悔しさもありました。

ー4年生を振り返って
本当にあっという間でした。同期のみんなのおかげで乗り越えられたと思います。

ー4年生ではリーグ戦も出場されました
リーグ戦は個人戦と違った緊張感がありました。あまり勝つことができず苦しい時もありましたがチームみんなのおかげで最後まで頑張ることができました。

ー副将を務めていましたが、苦労したことは
チームをまとめることの大変さを、実感しました。

ー4年間で一番印象に残っていること
最後のリーグ戦です。すごく感動したし楽しかったです!

ー卒業後テニスは続けられますか
続けないです。

ー後輩に向けてメッセージをお願いします
2部上位、一部昇格に向けて頑張ってください!応援してます!!!

ー同期の皆さんはどんな存在でしたか
くだらないことも、真面目な話もできる存在です。

ー同期へメッセージをお願いします
迷惑もかけたけど最後までやりきれて、笑顔で終われたのは同期のみんなのおかげです。本当にありがとう!!!

(取材:東夏紀)

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