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【硬式野球】ついに法大の秋が始まる! リーグ優勝へ大事な一戦 東京六大学野球2023秋季リーグ戦 対立大戦展望

東京六大学野球2023秋季リーグ戦 対立大
2023年9月16日(土)、9月17日(日)
神宮球場

ついに法大野球部の秋リーグが開幕する。優勝に向けて、昨季届かなかったあと1つの勝ち点を目指す戦いが始まる。法大にとって近年苦戦が強いられている秋リーグ、さらに難敵の立大との対戦に勝利し幸先の良いスタートを切りたい。

第1戦の先発が予想される立大エース・池田陽佑

今季リーグ戦日程、結果

明大 ―― 10/21
10/22
10/14
10/15
9/23
9/24
9/30
10/1
○3-0
○3-1
法大 10/21
10/22
―― 9/23
9/24
10/14
10/15
9/16
9/17
10/7
10/8
慶大 10/14
10/15
9/23
9/24
―― 10/28
10/29
○3-2
○11-7
9/30
10/1
早大 9/23
9/24
10/14
10/15
10/28
10/29
―― 10/7
10/8
9/16
9/17
立大 9/30
10/1
9/16
9/17
●2-3
●7-11
10/7
10/8
―― 10/21
10/22
東大 ●0-3
●1-3
10/7
10/8
9/30
10/1
9/16
9/17
10/21
10/22
――

立大戦展望

昨季6季振りのAクラス入りを果たすも、惜しくも2位に終わった法大。選手たちも「なんとしてでもリーグ優勝」と燃えている。4年生にとって最後のリーグ戦、それぞれリーグ戦に懸ける思いは格別だ。

リーグ優勝に向けて大事な開幕戦の相手は立大。昨季は5位と振るわずも、法大とは初戦で延長12回の末引き分け、残り2戦は1点差と僅差での勝利であった。決して気の抜けない相手ではあるが、昨季2019年秋以来の2勝先取での勝ち点をつかんだその経験を生かし、幸先の良いスタートを切りたいところだ。

第1戦の先発が予想されるのはエース池田陽佑。1年生からリーグ戦を経験する右腕は、春も法大を苦しめた好投手。またその他にも開幕カードでは計8人の投手が登板するなど多彩で、なかなか打ち崩すことは困難である。


第1戦の先発が予想される立大エース・池田陽佑

昨季リードオフマンとして活躍した武川廉(人3=滋賀学園)を始め、野手陣がどう攻略していくかが鍵となるだろう。また、昨季ベストナインの内海貴斗(人4=横浜)にも期待大だ。内海貴は昨季の対戦で池田からは3安打、主戦の沖政宗から本塁打と好成績を残している。今季も4番に座ることが見込まれる主砲が豪快な一撃を放つ。

投手陣は左のエース・尾﨑完太(キャ4=滋賀学園)と昨季最優秀賞防御率の篠木健太郎(営3=木更津総合)がゲームを作る。立大の主将・西川晋太郎や菅谷真之介を中心とした強力打線をどう抑えるか注目である。また、今季吉鶴翔瑛(営3=木更津総合)にも注目したいところだ。オープン戦では安定した投球を見せ、一味違う姿を見せた。投手陣の期待は昨季よりさらに高まり、『守り勝つ野球』で流れを引き寄せたいところだ。

左のエース・尾﨑が立大打線を封じ込める

投打のバランスを合わせ、悲願の天皇杯奪還へ。下克上の総力戦で難敵立大に挑み、勢いをつけることができるのか。負けられない勝負の秋が始まる。

(高橋芽唯)

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