▼チーム成績
総合成績
| 順位 | 大学 | 記録 |
|---|---|---|
| 1位 | 日大 | 3:57:10.99 |
| 2位 | 東海大 | 3:58:1232 |
| 3位 | 大東大 | 3:58:35.09 |
| 4位 | 神奈川大 | 3:58:44.60 |
| 5位 | 東洋大 | 3:58:51.88 |
| 6位 | 中央学大 | 3:59:42.29 |
| 7位 | 山梨学大 | 3:59:55.29 |
| 9位 | 法大 | 4:00:50.26 |
(7位までが本戦出場)
個人成績
| 組・着 | 選手名 | 記録 |
|---|---|---|
| 1組・10着 | 重山弘徳(経4) | 30:35.37 |
| 1組・15着 | 湯田陽平兵(社4) | 30:38.03 |
| 2組・15着 | 田井中悠成(経4) | 30:01.91 |
| 2組・28着 | 加庭翔太(社3) | 30:41.16 |
| 3組・4着 | 星野泰地(スポ4) | 29:37.18 |
| 3組・33着 | 山際晃太朗(経3) | 30:37.76 |
| 4組・13着 | 野田晶斗(社4) | 28:49.28 |
| 4組・33着 | 福田大馳(経3) | 29:49.57 |
選手インタビュー
星野泰地
ーー最初で最後の全日本予選出場、どのような思いで臨んだか
チームとしては本戦出場を目標にやってきたので、自分が通すぞという気持ちで今回のレースは臨みました。
ーーどのように調整を進めてきたか
今回のレースが1万メートルでしたが、春先から1万メートルのレースに出るという機会はありませんでした。しかし、3000メートル、5000メートルと記録会に出て、それでレースの感覚をだんだんと体になじませていきました。1万メートルの経験がなかったわけではないので、練習をいつも通り積み重ねればいけるだろうと思いながら調整してきました。
ーーチームとして全体9位。7位山梨学院大との55秒の差はどのようなところにあるか
55秒、なにか近そうで遠そうで。一人一人の積み重ねなので、正直どれくらいの差があったかと言われると難しい部分もあるんですけど、うちも選ばれた8人でしっかりと勝負をしてきたので、完全な力の差だなと思いました。
ーー2組目までの結果を見て何を意識したか
1組の重山(弘徳、経4=西京)、湯田(陽平兵、社4=関大北陽)がいい走りをしてくれて、それに続いて田井中(悠成、経4=滋賀学園)、加庭(翔太、社3=富岡)も頑張って走っていて、3組では元々5着以内を狙っていましたが、自分もその流れで、最終組、野田(晶斗、社4=京産大付)、福田(大馳、経3=名経大高蔵)に勢いをつなげられたらいいなと思い、思い切って走れました。
ーー当日のコンディションは
2日前くらいから自身の調子は上がってきてるという感覚があって。当日アップをしても、しっかり体が動いてる感じがしていたので、これは本番いけるな、と思っていました。
ーー同じく3組目の山際晃太郎(経3=小林)選手とレース前後に何か会話は
2人で4組の人たちに楽させてあげられるように頑張ろう、という軽い会話をしました。
ーー監督からどのような指示があったか
「山際は一定で大体のところで走って、星野は稼ぎに行け」と言われていたので、絶対に上位で帰ってくるぞと思っていました。(監督からの言葉はいい走りにつながったか)そうですね。監督のその言葉に背中を押される部分はあると思います。
ーーペースの上がった中盤から先頭集団へ食らいついた。どのような気持ちで走ったか
3組目はもっとハイペースで行くと思っていて、中盤くらいで進めればいいかなと考えていましたが、思ったよりスローでした。これは動いた時に一気に(ペースが)上がるかもしれないという可能性もあったので、動いた瞬間前に行かなくちゃという気持ちがありました。また、調子が良かったので、どんな動かれ方をしても、ついていける自信はあったので、動いた瞬間が見えたので、これは行こうというふうに思ってついていきました。
ーー3組4着の好成績の要因は
流れで今回うまく位置を取って上がっていけたのかなと思いましたが、途中若干囲まれてしまう部分とか、出づらいなという部分があったり、最後の最後、ラスト1周まで1着の人と一緒にいたので、自分も1着を狙える位置にいたと考えると、かなり悔しい部分はあります。しかし、初めての公式戦ということで、自分の中ではほぼ100パーセントに近い力を出し切れたので、今回のレースは自分なりに良くできたと思います。
ーー今回のレースで得た手応えは
他の記録会とかと違って、チームのためということで、プレッシャーが大きくかかる試合でもあったので、そういう中でしっかり走り切れるということがわかったのは、一つ大きな収穫だったと思うので、これを今後の、一番の大きいところでいうと、秋に箱根予選があるので、そこにしっかりつなげていけたらなと思います。
ーーラストイヤーの目標と意気込み
チームとしては箱根本戦出場を狙っていますので、まずは箱根予選しっかり通過して、自分はチームのためにタイムを稼ぎに行く走りをしたいと思っています。箱根本戦にいったら、自分は区間賞を取るぞという気持ちで、元旦に臨みたいと思っています。
ーーファンの皆様へ
最後の年、力を余すことなく出し切るので、これからも注目していただけたら嬉しいです。
(インタビュー:山田竣矢)

山際晃太朗
――初めて全日本予選のメンバーにエントリーされたが、選ばれた時の気持ちは
選ばれた時はまずうれしい気持ちが1番に来たのと、8人しか走らない上に、誰一人失敗できないというところで、また3組目での出走ということもあって、自分がやらないとな、と思いました。
――当日のコンディションは
当日の状態としては、前日の練習とかも動きが良くて、1週間の練習を見てもしっかり自分で調整できていた感じはあったので、自信を持ってレースには臨めました。
――3組目を走った星野選手とレース前後で何か会話は
「頑張ろう。」っていうぐらいですかね。
――今回3組目での出走となったが、1、2組目のレースを見ていて
1組目は4年生の先輩たちがすごく頑張ってくれて。アップ中だったのですが、少しずつレースに向けての緊張感っていうのが上がってきて、気合が入りました。2組目の最後の方は競技場の中に入って近くで見ていました。同期の加庭(翔太、社3=富岡)が遅れていて、次でしっかり取り返すというか、3組目でまた(総合)7番以内にしっかり持っていかないと、と思いました。
――今回のレースプランは
今回のレースは想定では結構ハイペースになるという想定でした。後ろの方で自分のペースで刻んでいって、どんどん拾っていくっていうレースプランで臨みましたが、思ったよりスローになって。そこから急にペースが上がった時に疲れてしまってなかなか自分の力を出せなくてすごく悔しいなと思います。
――イメージしていた走りと実際の走りとのギャップは
イメージしていた走りとしては着順で言ったら10着以内を目標にしていて最低でも15着以内というところを目標にしていたのですが、ペース変動というところだったり、緊張だったりというところで自分が思った走りができなくて。体が動かなくてすごく悔しかったです。
――ご自身のレースでの走りを振り返って
スローになったと分かった瞬間に、しっかり前の方で勝負するっていうことに切り替えるというパターンをしっかり自分の中でも想定しながらレースに臨んでいれば、もっといい順位でチームを引っ張っていける走りができたのではないのかなと思います。
――この悔しさを乗り越えるために自分が一番必要だと感じることは
今回3年生で上級生というくくりになって、初めて公式戦で代表として走らせてもらいました。やっぱり4年生の走りっていうのはすごく大きくて、かっこよかったです。そこに 3年生はじめ下の学年がしっかり付いていけてないなっていう風に感じたので、上級生としてしっかり4年生についていくということも大事だし、4年生と一緒にチームを引っ張っていくという意識に変えていかなければいけないなっていうふうには思います。
――この夏頑張りたいことは
個人的には全体的な筋力強化っていうところを頑張っていきたいなというふうに思っています。
――今後の意気込みを
次の大きな大会としては、箱根駅伝予選会になります。もう次こそは落とせないので、しっかり自分がチームを引っ張る走りを、そしてリベンジをしたいと思います。
(インタビュー:寺西幸咲)

野田晶斗
ーーレースを振り返って
今回のレースを振り返って、チームとして負けてしまいましたけど、やっぱり個人としても、大学に入ってから一番自分の中でひどいレースだったなというふうにまず感じています。というのも、本当に最初から攻めのレースが、自分の中で気持ちが引けてしまった部分があってできず、少し振り返っても、すごく後悔が大きいレースだったなというふうに思います。
ーー「攻めのレース」とは、具体的にどのようなレースプランを
自分の中では前の留学生には無理についていかずに、日本人集団のところで勝負するっていうのが、プランとしてあって。スタート直前にも坪田さんからそういう指示を受けていたんですけど、やっぱりそのプラン自体が間違っていたのかなというふうに今振り返ると感じていて。やっぱり他大のエースの、具体的な名前を挙げると、東京農業大学の前田(和摩、4年=報徳学園)選手だったり、城西大学の柴田(侑、4年=滋賀学園)選手といった力のある選手が留学生にチャレンジしていて。やっぱり自分にはそういった他大のエースとの選手との覚悟の差というのが、すごくあったのかなというふうに感じていて。最初のプランの時点から負けていたのかなというふうに個人的には思っています。
ーー監督やコーチからの具体的な指示は
坪田さんの方からかけられた言葉として、スタート直前のところで、前の3組のところで城西大学が棄権したという部分もあって、「やっぱり何が起きるかわからないから、最後まで諦めずに走ってほしい」というのと。あとはその坪田さんの方から、やっぱり去年大島(史也、令8年卒=現・honda)さんが留学生についていって、ちょっと崩れたレースをしてしまったという部分もあったので、やっぱり捨てレースにしてほしくないというところで、「日本人集団でレースを進めるように」という指示がありました。
ーー日本人6位、28分49秒という結果に対して
ひどい結果だなというふうに自分でも受け止めていますし、本当にやっぱりエースとしても、主将としても、チームがどのような状況であっても攻めの走りというのを自分はしなければならなかったと思いますし、そういった点で本当に、すごく自分の中で納得いかない結果でした。
ーー当初は日本人1位を狙っていたのか
そうですね。最大目標はやっぱり日本人1位を狙いたかったという部分もありますけど、やっぱりチーム戦ということもあったので。最低でも、日本人3番手以内で帰っていきたいなという自分の中での目標はありました。
ーー全日本予選に向けての調整方法
全日本予選に向けては、まず3週間ほど前に日体大記録会という部分があって、自分がその前に1週間ほど体調を崩してしまった時期があったので、日体大記録会を経て、そこからさらに練習を積んでって形だったんですけど。やっぱり体調不良になってしまった影響もあってか、記録会からそれ以降にかけてしっかり練習を積めていたんですけど、ちょっとうまく疲労が抜けきれなかった部分があるかなと思います。やっぱり全日本予選1週間前の段階でも、ちょっと体の状態があまり良くないなという風に感じていて、直前の3日前ぐらいからはようやく体が動き出したんですけど。少し疲労が抜けきらなかったのか、ちょっとやっぱり体調不良と故障といった部分が、ちょっと調整にうまくいかなかった部分があるのかなというふうに感じています。
ーー先頭集団の留学生たちは常に2分40秒台のハイペース。日本人集団の中でどのようなペースメイクを
日本人集団の中では、最初の1キロは2分40秒ぐらいで入ったんですけど、まあそれ以降はかなりペースが落ち着いてしまっていたのが現状で、ラスト1キロあがるという展開でした。本当自分としては、なるべくペースに対してアップダウンがなく、日本人集団の中でも余裕を持って進めていたんですけど。やっぱり体にすごく余裕はあっても、ちょっとそこに気持ちが乗ってこないというか、追いついてこない部分があって。やっぱり体はすごい楽なのに、どうしても気持ちが負けてしまって、自分としても力が全く出せなかったなという部分があります。
ーー集団後方に位置取って様子を伺っていたが、自身が引っ張るという選択肢は
そうですね。本当今振り返っても絶対引っ張るべきだったなというふうに思いますし。まあ本当あの余裕度があれば間違いなく引っ張ることはできてはいたんですけど。やっぱり、4年目最後の全日本のチャンスというところで、正直スタート前に少し精神的にきてしまっていた部分や、レースの時に、相方の福田(大馳、経3=名経大高蔵)の姿が見えた時に、ちょっと自分の中で精神的にしんどくなってしまった部分があって。それで集団を引くという選択が、自分の中でできなかったのが、本当にすごく自分の弱さを痛感しました。
ーー昨年度の全日本予選、ラスト勝負を課題にあげていたが、今回は
本当ラストはペースは上がりはしたんですけど。昨年の反省も全く活かせず、余力があっても、もう前に出ないという選択をしてしまって。結果ラスト1000メートルまで溜めてしまい、また自分の苦手なレース展開に持ち込んでしまいました。本当昨年と全く同じことを繰り返してしまっていますし、ラストまで余裕があっても、結果的に他大の選手に負けてしまったので、自分の苦手なレース展開に持っていってしまったのも問題ですし、もっと自分の得意なレース展開、その粘り倒すようなレース展開に持ち込めなかったのが、すごい問題だなというふうに思っています。
ーー苦手なレース展開とは
ちょっと自分はラスト上がる展開というのがやっぱり苦手で。今回のような日本人集団でペースが中盤落ち着いて、ラスト上がるという展開が、自分はどうしてもちょっとスピード負けしてしまって、苦手な部分があります。やっぱり自分が得意とする展開に持ち込むのであれば、その前田選手や柴田選手のように、留学生にくらいつくような走りをして、いかにどこまで粘れるかというレース展開に持ち込めなかったのがすごく問題だなと思います。
ーー一昨年武田(和馬、令7年卒=現・kao)選手と出走した2回目の4組。過去の予選会と比べて心境の変化は
2年前の武田さんと走った時は、前の組で(法大の)棄権があったんですけど、その中でも武田さんが暖かく声をかけてくださって。やっぱり自分の中でも来年につなげようという思いで、すごく良い走りができたなっていうふうに思います。ただ、ちょっと今年に関しては、やっぱり最後の全日本のチャンスという部分もあって、今までと違う思いというのがすごくありました。スタートラインに立った時に、ちょっと自分の中で、全日本に対し弱気な気持ちになってしまった部分が正直あって、まあそこが本当走りにも出てしまいましたし。やっぱりその最後のチャンスだったので、3組終了時点の部分で、ちょっと精神的にきてしまった部分があって。それが自分の気持ちの弱さの現れですし、それが走りにも出てしまったかなというふうに思います。
ーー主将として、ボーダーから55秒差の総合結果9位という結果を受けて
やっぱり主将として、なんとしても全日本というところは勝ち取りたい気持ちがありました。本当にチームとしてはすごく全日本予選突破というところを狙える形で来ていたとは思うんですけど、やっぱりそれでも負けてしまったという部分は、チームとしてまだまだ未熟な部分であったり、変えていかないといけない部分というのがあるなという風にすごく感じました。箱根予選で同じ結果を繰り返さないためにも、もう一段階チームとしてどのようにしていけば上がっていけるのかというのを、主将としてしっかり考えて、上級生だけではなくて、下級生にもしっかり落とし込んで、チーム全体で力アップしていきたいなというふうに思います。
ーー新チームが始動してから半年。何か変化は
やっぱり箱根予選で負けてしまった時のチームと比べると、新チームとして、基本的なことを坪田さんから言われてるんですけど、基本的な部分の徹底っていうのは、チームとしてできつつあるのかなという風に感じていて。特に自分が感じているのは、上級生の引っ張りがこれまで以上にあるチームなのかなという風に感じていて、今回も満足いく結果ではなかったですけど、やっぱり同期の4年生がしっかりまとめてくれたというのはうれしかったですし。結果だけではなくて、普段の練習であったり、生活の部分からも、4年生を中心とした上級生が引っ張れる構図というのがチームにできつつあるので、それがすごく良いなというふうに感じています。
ーー今後の個人的な目標
今後の目標としては、最大目標は箱根予選を突破して、箱根駅伝2区で区間8番を取るのが目標です。それに向けて直近の目標としては、まず関東インカレで1万メートルと5000メートルに出場する予定なんですけど、そこで結果を残すことです。今回全日本予選を走って感じた自分の覚悟のなさという部分を、今後の大会では払拭して、攻めのレースをして、応援してくださる方々に勇気のある走りを届けられるように頑張ります。
ーーファンの方々へ向けての一言
今回は全日本予選突破とはならず、本当に主将として良い結果をお届けることができなくて、申し訳なく思っております。箱根予選はなんとしても突破しないといけない大会でもあるので、もう一度チームとして何が足りなかったのかという部分を、主将としてしっかり見直して、箱根予選をしっかり突破して、箱根本戦で良い姿を見せれるように頑張っていきますので、今後とも応援のほどよろしくお願いします。
(インタビュー:宮川茉優)

福田大馳
ーー率直にレースを振り返って
1番はやっぱり自分の力というのを最大限発揮できたかと言われると、そうじゃないのかなっていう風に思っていて。最近の調子的にはやっぱり28分台は出せないといけないなっていうところだったんですけど。4組というプレッシャーとかに結構押されてしまって、最初から結構引く走りになってしまって、そこがすごく後悔しているところです。
ーー4組目出走の経緯やその時の心境は
まず経緯に関しては4組、もう1人走っていた野田(晶斗、社4=京産大附)さん以外のメンバーの力っていうのは結構拮抗していて。その中でも自分はちょっと最近調子が良かったっていうのがあって、おそらく起用されたと思います。
発表された時は、正直4組になるとは思っていなくて、1組か3組かなという風に思っていたので、かなり自分でも驚きましたね。
ーー組発表の後、坪田智夫駅伝監督からはどのような言葉をかけられたのか
練習終わりに「28分台を出せる力はあると思うから、4組でも十分に戦える」という風にはおっしゃっていて、自分も本当にその通りだと思っていたので、自信はあったんですけど。やっぱりエースが集まる4組だと、メンタル的にも実力的にももまだちょっと届かない部分があるのかなと思いました。
ーー当日のコンディションは
当日のコンディションに関しては、調整もかなりうまくいって、足が重いとか、体だるいとか、そういうのはなくて。結構コンディション的には良かったと思うんですけど、ただメンタルの面でちょっと覚悟が決まっていなかったのかなというところがありますね。
正直なところ、4組でも最近の調子的に行けるかなという風に思ってしまって。
死ぬ気でつくとか、そういう覚悟が足りなかったかなと思っています。
ーー3組目の終了時点で、通過圏内の7位とは約2秒差。レース前の心境と、レースプランは
レース前の心境に関しては、城西大学が危険になって、かなり法政大学のチャンスがあるという部分だったので。坪田監督とかとも話して、しっかり後ろから落ちてきた選手を拾っていこうと。最初からあまり突っ込みすぎないっていうのを少し意識して、レースプランにして走ることを決めて。心境に関してもだいぶ落ち着いていたんですけど、自分の性格上、やっぱりもっとガツガツした、「絶対に勝つ」ぐらいの気持ちがないとダメだったのかなと思っています。
ーー同じ組を走った野田選手とは、レース前にどのような話をしていたのか
僕が結構緊張したりしていたので、ノダさんからは「絶対行ける」みたいな声かけがあって。僕から話すことはあまりなかったんですけど、野田さんが結構そういう前向きな声かけをしてくれたっていう感じですね。
ーー3年生では唯一の2年連続出走となったが
昨年は1組の方を走らせていただいて。すごくいい走りができたかと言われるとそうではないんですけど。ただ、昨年は2年生でありながら最低限の20位っていうところもキープはできて。今年も正直1組が1番濃厚かなと自分の中では思っていて、かなり1組の準備というのをしていた部分もあったんですけど。4組で今回のような結果になってしまって、結構悔しい部分はもちろんあるんですけど、逆にいい経験にもなったかなと思っていて。目指すべき場所というのがすごく明確に決まったなという風に思いましたね。
ーー出走した3年生は全体的に見て厳しい走りになったが、レース後やミーティングで、共有したことはあるのか
今回に関しては、本当に自分たちの学年が1番走れずに終わってしまって。4年生はみんなすごく走ることができていて、やっぱり上級生としての自覚が足らないんじゃないかっていう話し合いに結構なりましたね。
ーー先ほどメンタル面への言及もあったが、今回見つかった課題は
まずはけがをしてしまって、かなり長い間けがで走ることができなくて。今回のレースに関しても、復帰して3か月ぐらいでのレースになっていて、かなり急ピッチで合わせたというのもあって。冬だったり夏の上積みがなかったので、そこでの自信というのもかなり削られていたので、まずはけがをせずにしっかり練習を積むっていうところが第一なのかなという風に思っています。
また、メンタルに関しても、やっぱりどうしても格上と戦うと弱気になってしまう部分があるので、どんな相手でも自分の最大限が出せるように、前向きな気持ちをこれからも作っていこうと思っています。
ーー今後の具体的な大会やタイムも含めた目標は
やっぱり1番の目標は箱根駅伝なんですけど。まずは予選会という1番大きなレースがあるので、そこをしっかりと走らないといけないなっていう風に思っていて。その前の夏合宿がやっぱり1番近いイベントであると思うので。夏合宿をしっかりこなして、そこから箱根の予選会につないでいきたいです。
ーー少し遠い話ではあるが、今回のレースを経て、来年の全日本予選会で走りたい組は
やっぱり自分が主力になって、今回はダメだったんですけど、4組っていうのをもう一度走らないといけないなっていう風に思っていて。来年になったら4組を経験しているのはもう自分だけになりますし、全日本予選に関しても、出走という面では自分たちしか経験していないっていうことになるので。やっぱり自分が4組でしっかり走って、チームを引っ張っていかないといけないなっていう風にも思いますし、他の3年生も4年生に上がって、誰が1組を走るかわかんないんですけど、1組目から引っ張っていかないといけないなという風に思っています。
ーーファンの皆さんに向けて一言
今回の全日本予選を応援してくださってありがとうございます。自分の力を100パーセント発揮できたわけではないんですが、こうして貴重な4組という舞台で走らせていただいて、かなり学ぶことも多かったので、これからもしっかり練習を積んで、まずは箱根予選をしっかり通って、箱根駅伝っていうのを自分が出走してシード圏もしっかり取れるように頑張っていきます。
これからも応援のほどよろしくお願いします。
(インタビュー:篠﨑勇希)

坪田智夫駅伝監督 インタビュー
ーー出場圏内から約55秒差の総合9位という結果だったが、率直に振り返って
予選会突破というのを狙ってはいたので、非常に悔しいというか、力の差があって通過できなかったというところではなかった部分が、55秒差と大きいんですけど、十分チャンスがあったのかなというところで、非常に悔しい結果でしたね。
ーーエントリーメンバー13人を見た時に、現状チーム内で力のある選手が順当にエントリーされたという印象だったが、監督としては想定通りのメンバーだったのか
13人に関しては、今現状で状態のいい選手を入れ込むことができたのかなというところなんですが、13人のうちでもちょっとギリギリ間に合うか間に合わないかというところで、予選会も走ってくれた4年生の平井(蒼大、スポ4=川西緑台)、そしてタイム持っている青手木(陽太、3年=自由ケ丘)あたりがギリギリの状態でのエントリーという形にはなりましたね。
ーーお話のあった平井選手、青手木選手というチームの中でもエース格の選手が補欠に回ったが、状態が上がりきらなかったのか
正直なところ、使うか迷った状態でした。最終組に走った主将の野田(晶斗、社4=京産大附)以外に関して言うと、ほぼほぼ横一線なのかなというところで。本当に平井という選択肢もありましたし、青手木という選択肢もあったんですが、練習が流れている、試合を重ねられている選手で残りの7名を組んだという形にはなりました。
ーー8人の出走メンバーの組み分けでの監督の意図は
最終組は野田というところで固めていたんですけど、それ以外の7人に関してはどう組み立てるかなというところで、非常に悩んだ部分がありました。ここ何年か1組目でちょっと崩れているというところもありましたので。1組目、今回は重山(弘徳、経4=西京)と湯田(陽平兵、社4=関大北陽)というところで、非常にいい練習ができてましたので、ある程度早いペースになっても対応できる。で、今回はスローになりましたけど、スローでも対応できる、そして4年生としてしっかり流れを作れる2枚をまず1組目に配置しました。
2組目に関しては、田井中(悠成、経4=滋賀学園)。田井中はですね、本当は1、3、4組とかに配置できるだけの春の流れというのができていたのですが、まだ大きい舞台というか、箱根の予選から走ってくれたんですけれども、そういったところで、しっかり結果というのが、記録もそこそこだったんですけど、練習に見合った結果というのが出ていなかったので、まず手堅く、2組目というところで走ってもらって、後半につなげるというところで。もう1枚は、加庭(翔太、社3=富岡)はですね、ずっとシーズン通して練習できていました。で、ちょっとハーフ走ったりとか、その後すぐ、3000、5000と試合に出続けたんですが、しっかり走ってはくれていたので、まとめてくれるかなというところで。
3組目の星野(泰地、スポ4=國學院久我山)に関しても、ようやく昨年ぐらいから状態が上がってきていて、練習もこの春先、非常に充実した練習ができていました。彼の1組というのも考えたんですが、しっかりプレッシャーのあるところで、かつ他大の準エース格と勝負してほしいなというところでの期待感というところで星野。ちょっと本当に厳しい状況だったんですけど、山際(晃太朗、経3=小林)に関して言うと、3組で手堅く走ってくれるというか。山際に関しては、着順的には悪いんですが、ここは(星野と)2人セットという風な形で考えていたので、後ろで抑えてくれよっていうとこで、厳しい戦いになるのは私も想定してました。練習がそのまま出せる選手という風に私は非常に信頼を置いている選手です。ただ、トラックで1万とかはスピードがないので、勝負できるタイプではなかったんですけども、大きく崩れないという、そこはもう自信を持って送り出しました。
野田に関して言えば、もううちのエースなので、配置というのは迷いませんでした。
最終組の最後、福田(大馳、経3=名経大高蔵)に関しては、正直ギリギリの状態だったんですけれども、ここに関しては4組目に誰を配置するかというところで、星野であったりとか田井中であったりとかっていう選択肢はありました。
本当はここに平井を置きたかったんですけれども、ちょっとそこまで上がりきらないという状況下で、その他のメンバーとの兼ね合いで5000で記録を出したというところで。福田もですね、4組目で戦えるだけの準備はまだしてきていなかったので、ちょっと3組目の山際、4組目の福田に関しては厳しい戦いになるだろうというのを想定はしていたんですが、状態を見て、最後送り出したという配置になりました。
ーー1組目は4年生の2選手が流れを作る走り見せた
ポジショニングも非常に良くて、湯田は前回しという前方でしっかり位置取りをして、揺さぶりの中でも対応すると。重山に関しては、後ろから様子を見ながらしっかり。本当に2人とも4年生らしい走りをしてくれたんではないかなと。これこそ4年生だという走りを。本当は1桁までいってくれればよかったんですけども、ここに関して言うと、100点の走りだったと思います。
ーーそのレースプランは監督からの指示だったのか、選手たちの中での判断だったのか
最初は速くなる可能性もあって、ちょっと風があったのでそこまでならないだろうなという想定はしていたんですけれども、1球目から結構な力のタイムを持っている選手たちが配置されていたので、序盤は後方につけて、上がり下がり、ペースのアップダウンに巻き込まれない状況の中で、様子を見てポジショニングをしなさいと。で、中盤から後半にかけてポジションを上げていって、しっかり最後、7000以降で勝負できる位置にいて、最後キックでラストスパートというところで勝負に行こうよという指示をしていました。
――先ほど監督も仰ったように、2組目は本来の力からすると苦しい展開だった
そうですね。割と冷静には走ってくれたんではないかなというところだったんですけれども、正直ここで2人合わせて1分、悪いんですよね。タイムはこれだけで行ってくれっていう結果論なんですけれども、最終的にゴールで約1分弱なんですけれども。加庭は30分40秒ぐらいかかっていますので、練習の流れから考えると、田井中あたりの位置で。田井中に関しては着順で言えば10番台では来てくれたんですけれども、トップ争いはいかなくても、多分彼は第3集団ぐらいで推移していたんですけども、練習の強度を考えると自信を持って先頭集団、ある程度そこまで速くはなかったので、行ってほしかったなというところで。正直彼らだけの責任はないんですけれども、この2組目の1分強ですね。正直言うと、それぐらいちょっと出来が悪かったというところではありますね。
ーー3組目の星野選手が組4着の好走だった
このオーダーを組んだ際に、私も期待感と不安というのが入り混じるような状況でした。彼も田井中と並んで、うちの準エース格ぐらいの練習がこの約半年できています。
なので、もう力的には1万を走れば、条件さえ整えば、28分20秒、30秒というところはクリアできるだけの練習をやっています。ただ、まだタイム的なものが伴ってない、昨年のMARCH対抗戦でも29分かかってしまったというところで、まだ実績はない中でしたが、練習の流れを考えるといけるというところで彼を送り出しました。
そういう大一番での経験がまだなかったので、その辺りは不安だったんですけれども、本当に星野はポジショニング、着順、タイム含めて、これは彼も100点だったと思います。
ーー3組目終了時点で通過圏内から約2秒差だったが、選手たちへの指示は
3組目が終わった段階で、うちが秒差で8番だったかと思うんですけど、後ろから山梨学院さんとか、留学生のいるチームがまだ追っかけてくるような状況だったんです。そこに関しては逆転されるだろうな、もう仕方がないというとところで、前とのタイム差もそんなにあるわけではない状況だったんですけども。実際、城西大学さんが私の目の前で、本当にラスト1周でアクシデントで棄権という形にもなりました。で、彼らにも何があるかわからないので、諦めずに行こうよというところで、十分チャンスはあるからというところで送り出しました。
ーー今回のレースは全体的に3年生が苦しい走り。また、2年生もエントリーが1名と、下級生の底上げが課題になってくるかと思うが、その点は
そうなんですよね。学年の割り振りとしてこのオーダーを組んだバランス自体は、正直今本当に時間をかけて、高校のトップの選手たちがそろっているわけではないチーム状況の中で、学年が上がるごとに力をつけたということを証明できるオーダーだったのではないかなというところではあって。そして結果も4年生がしっかり出したというのは非常に大きいんですよね。やっぱり、4年生がしっかりと走った年というのは、予選会も箱根本戦も結果が伴うというところで、充実した練習ができている5人だったんですが、それに伴って結果を出してくれたというのは非常に大きかったです。
3年生に関しては、今回非常に厳しい結果だったんですけれども、ただ、1年目のことを考えると、なかなか箱根のメンバーにも彼らは16人入りが福田のみだったんですよね。福田も16番目というところで。はっきり彼らにも言ったんですけれども、全くエントリー10人に絡めないっていうところで、本当に危機感を持ってやってくれなきゃいけないよというところで、昨年、2年目で私も彼らの昨年のチームも、学年の成長というのが非常に問われた学年だったんです。その中で彼らも、2年目あたりですね、全体がぐっと力をつけたという。その中で、今回3人エントリーして、はっきり言うと数字的には出なかったです。
加庭にも厳しい話をしましたし、学年を通してもちょっと話をしました。ただ、今回結果は出なかったんですけれども、落ちたチームが言ってもしょうがないんですがしっかりそこのメンバー、確実に成長している学年だと思います。
で、特に今回エントリーした青手木に関してもそうですけれども、メンバーに入っていない選手もそうです。確実に力をつけてきていますので、この夏、しっかり練習を積めばですね、あとは本人たちの意識次第だと思うんです。
やってることは間違ってなく成長してくれていますので。彼らがやっぱりチームの主力として、上級生として取り組むっていうことが、チームの強化、そして彼らの箱根駅伝につながるんじゃないかなというところではあります。
今回のオーダーで2年生はですね、大枝(颯太、経2=市立西宮)が入りましたが、正直ちょっと力は離れていました。ただ、昨年予選から走った佐上(湘哉、経2=光明学園相模)であったりとか太田(煌、社1=和歌山北)であったりとか、入り込めていないという状況で。スポーツ推薦でない大枝が入ったっていうのは、彼の努力なんですけれども、その辺り、彼しかいないというところの学年として危機感を持ってもらいたいなと。
終わってから全体を通して彼らの学年にも話しました。彼らの寮外生、もう1人中田(拓未、社2=法政二)というのがいるんですが、彼らが春先からずっと試合に出てたといういうところで、スポーツ推薦組は何をやってるのかというところで、本当に危機感を持ってもらわなきゃ困るよと。ただ、持っているものは非常に高い。私が今まで見た中でも非常に高い能力を持っている子たちなので、しっかり練習を積んでいければ、十分箱根駅伝には戦える選手たちになってくれるんじゃないかなと思います。
ーー去年の箱根予選落ちからトラックのスピード強化という部分に重点を置いてきたかと思うんが、通過した7大学との差は
正直、例えば山梨学院さんだったりとかとは、そんなに大きな差ではないとは思っているんですけれども、上位校、日本大学さんだったり、大東文化さんだったりとか、東洋大学さんだったりとかっていうのは、やっぱり層の厚さだったりとか、昨日(5月6日)の国士舘大学の記録会に平井だったりとか、青手木を出したんですが、非常にやっぱり層が厚いなという印象は受けました。その辺り、春先からちょっと故障者が多かったりとかして、ようやく足並みがそろってきたかなというところで全日本にぶつかってしまったんですが、そこの層の厚さというところ。足並みというのがしっかりとそろえば、十分戦えますし、そんなに人数の多いチームではない状況の中で、やっぱりそれぞれが自覚を持って取り組んでいけば、十分勝負できる部分と、やはり層の厚さというところで言うと、まだまだ課題なのかなという風には感じます。
ーー約2週間後に関東インカレが控えているが、今回、今後のチームの方針や予定は
まずは関東インカレで、われわれは駅伝チームというわけではありませんので。トラックアンドフィールドというところで、一般短距離ブロックと投てき、跳躍ブロックの選手たちを含めた陸上競技部として活動していますので。この関東インカレでは、やはり1点でも多く、長距離ブロックのチームという形ではなくて、陸上競技部として、1点でも多く得点を取って、総合順位というのに貢献したいなという風に考えています。
そして、例年ですと関東インカレの後に全日本予選だったりとかっていうのがあるんですけれども、今年はありませんので、しっかりここまでトラックの練習をやってきたっていうところで、トラックレースにしっかり出場して、自己記録だったり、1万メートルの平均タイムというのを引き上げて、夏に入りたいなという風に考えています。
ーーファンの方に向けて
全日本予選は本当に厳しい結果となってしまいました。期待を、また応援してくれている方々には本当に申し訳ない結果でした。
なんとか、まずは関東インカレもありますけれども、チームとしては駅伝、この箱根駅伝1本になってしまいましたので、箱根駅伝予選会というものに全精力を注ぎ込んで、まずは予選会突破、そして本選で戦えるチームを作っていきたいなという風に考えています。
(インタビュー:篠﨑勇希)
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