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【硬式野球】リーグ制覇へ2連勝必須!東大最恐左腕を打ち崩せ!/東京六大学春季リーグ戦 東大戦展望

東京六大学野球2026春季リーグ戦 対東大
2026年5月9日(土)、5月10日(日)
神宮球場

ここまで立大、早大との2カードを戦って4勝1敗勝ち点2の法大。
次週以降に待ち受ける慶大、明大との優勝争いの天王山へ向け、何としても2連勝で優勝戦線に残りたい。今回は明日から始まる東大戦の展望および注目選手を紹介する。

東大投手陣を打ち崩し、2連勝で優勝戦線に残れるか!

順位表(第4週終了時点)

東大最恐左腕・松本慎之介攻略なるか

「勝撃」のチームスローガンのもと、2017年秋以来の勝ち点獲得を目指す東大。昨秋東大に敗れた法大にとって、優勝戦線に残るためにも2連勝が求められる。
土曜日のマウンドは昨秋1回戦、7回自責ゼロの投球で法大が土をつけられた松本慎之介(3年=國學院久我山)が予想される。リーグ戦通算2勝のサウスポーは、5月4日時点で防御率2.91とランキング5位。ここまでの松本の左右別投球指標を見ると、右打者に対しては被打率2割5分なのに対し、左打者には2割2分4厘。打者に対する奪三振割合を示すK%は対左に18.6%、対右では12.8%と左打者を得意としている。ただ、与四球率は左打者の方がわずかに高くスタミナにも課題があるため、左打者が多く並ぶ法大打線は、左打者がなんとか食らいつきながら球数を投げさせ、ここまで打率3割5分7厘と好調の副将・土肥憲将(キャ4=鳴門)ら右打者が返す形をつくりたい。

防御率ランキング5位の2.91につける松本

2回戦は先発の右腕・池田剛志(2年=江戸川学園取手)、コントロールの良い中根慎士郎(2年=筑波大駒場)、通算28登板の佐伯豪栄(4年=渋谷幕張)らの継投リレーが予想される。早大2回戦ではここに最速140キロ超右腕の江口直希(4年=海城)を加えたブルペン陣で、早大から8季ぶりの引き分けを勝ち取った。東大ブルペン陣にも要注意だ。

チームトップタイの5登板で東大ブルペン陣を支える江口

堅守の二遊間・強打の3、4番に警戒必須

投手陣を支える守備陣の要となるのは、東大が誇る3年生二遊間だ。遊撃手の樋口航介(3年=海城)、二塁手の秋元諒(3年=市川)は共に下級生の時から経験を積み、今季ここまで失策は2人合わせてわずか1とバックから盛り立てる。特に秋元は、今季主に4番を務めて打率3割2分1厘の荒井慶斗(3年=宇都宮)と共にクリーンナップを担い、2人で東大の総得点の半分以上を叩きだしている。

ここまで好守に躍動の秋元

下位にも昨秋からマスクを被り、守っては今季盗塁阻止率5割、打撃では勝負強さを持つ明石健(4年=渋谷幕張)、今季から導入の指名打者に入る投手登録の左打者・福井克徳(2年=開成)、投手から転向の副将・横山景一(4年=新潟)らが控える。クリーンナップの前にも俊足の安田健(3年=名古屋)らが並び、積極的な走塁をしかけてくるため、中軸以降の強力な打者の前に走者を許さないことが求められる。

神宮に戻ってきた18番・針谷隼和の投球に注目

今季は1、2回戦共に継投を軸に戦う法大にとって、前カードの早大2回戦で1年ぶりに神宮のマウンドに上がった針谷隼和(営4=桐光学園)の存在は大きい。今季は「監督から託される形」で背番号18を背負う。下級生中心のブルペン陣において、投手リーダーである針谷の存在は大きいだろう。投げても早大2、3回戦ではいずれもピンチの場面で登板し、好救援を見せている。
ここまで、チーム防御率2.80に対し救援防御率4.01と不安のあるブルペン陣。エースナンバーを背負う男は「チームが勝てるよう準備」をし、全力で腕を振る。

帰ってきた法大の18番・針谷

巧打者2人の打撃復調なるか

昨秋、法大シーズン安打記録歴代1位の27安打で首位打者を獲得した主将・藤森康淳(営4=天理)は、ここまで打率2割前半と低調な滑り出しとなっているものの、東大戦通算打率は3割2分6厘と打っており、打撃復調の糸口をつかみたい。
もう1人の首位打者経験者、熊谷陸(人3=花巻東)も今季ここまで打率2割3分1厘と苦しんでいる。しかし、こちらも1年次から東大を得意にしており、対東大通算打率は3割6分4厘。これまでの対東大打点数は16打点とチーム内トップ。今季ここまで苦しむ東大キラー2人が東大投手陣を打ち崩し、優勝争いの佳境に入る次週以降に向けて復調できるかがカギとなってくる。

法大が誇る東大キラー・熊谷

12季ぶりのリーグ制覇に向けて、4勝1敗の勝ち点2としている法大は、次週対戦を控える慶大戦に向けて絶対に落とせないカードを迎える。
リーグ屈指の強打を誇る法大は、昨秋苦戦した松本をはじめとする東大投手陣を打ち崩し、2連勝で優勝戦線に残りたいところだ。

(記事:篠﨑勇希)

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