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【硬式野球】最恐左腕攻略ならず 3失策とビデオ判定の流れを変えることができず痛恨の1敗を喫する/東大1回戦

東京六大学野球2026春季リーグ戦 東大1回戦
2026年5月9日(土)
神宮球場

空き週を経て、リーグ戦も折り返しの中臨んだ東大1回戦。法大の先発は助川太(グロ4=茗溪学園)。5回まで1安打のみに抑える終始安定した投球で6回1/3を1失点にまとめ、試合を作る。一方の打線は、6回に土肥憲将(キャ4= 鳴門)が右方向への適時三塁打を放ち先制するも、相手先発・松本慎之介に苦戦し散発7安打1得点と沈黙。3つのエラーやビデオ検証で2回も判定を覆されたこともあり、流れをつかみきれなかった。2回戦では重苦しい空気を吹き飛ばす活躍を期待したい。

マウンドに集合する選手たち

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
東大 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 6 0
法大 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 7 3

(東大)○松本慎ー明石
(法大)助川、●秋田、櫻田ー土肥

[本塁打]
法大:なし
早大:明石 健 1号ソロ (7回 助川)

打撃成績

打順 位置 選手 打数 安打 打点 四死球 打率 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
1 (9) 4 1 0 0 .433 左飛 投ゴロ 遊ゴロ 二安
2 (5) 金谷 4 1 0 0 .261 遊ゴロ 左安 二ゴロ 遊併打
3 (8) 藤森 4 1 0 0 .240 三ゴロ 一安 投ゴロ 二ゴロ
4 (7) 片山悠 4 1 0 0 .231 左飛 左飛 二安 三ゴロ
5 (D) 井上和 2 0 0 2 .333 死球 四球 遊飛 二ゴロ
6 (2) 土肥 4 1 1 0 .333 右飛 三飛 右3① 遊ゴロ
7 (3) 只石 3 0 0 0 .250 中飛 空三振 空三振
3 小川大 1 0 0 0 .000 三ゴロ
8 (6) 熊谷 3 1 0 0 .250 投ゴロ 二安 二ゴロ
H 田西 1 0 0 0 .667 空三振
9 (4) 中村騎 2 1 0 0 .250 二ゴロ 投犠打 中安

投手成績

球数 打者 防御率
助川 6.1 94 23 2 3 1 1 1.47
秋田 0.2 17 4 2 2 0 1 5.79
櫻田 2 26 7 2 1 0 0 0.00

ベンチ入りメンバー

10 藤森康淳(営4=天理) 27 土肥憲将(キャ4=鳴門) 2 熊谷陸(人3=花巻東)
17 助川太志(グロ4=茗渓学園) 28 川崎広翔(営4=日大三) 8 小川大地(営3=大阪桐蔭)
18 針谷隼和(営4=桐光学園) 23 只石貫太(営2=広陵) 47 大高拓磨(法2=聖隷クリストファー)
13 山﨑隆之介(法3=横浜) 42 井上和輝(法2=駿台甲府) 1 片山悠真(文4=八王子学園八王子)
15 名取由晃(経3=川越東) 7 深谷謙志郎(文4=東海大相模) 5 西凌矢(法4=広陵)
21 櫻田朔(法2=青森山田) 4 中村騎士(営3=東邦) 32 豊田凌平(法3=鳴門)
12 秋田康介(法1=大分舞鶴) 35 奥村凌大(営1=横浜) 26 境亮陽(営2=大阪桐蔭)
24 富田櫂成(営1=帝京大可児) 45 田西称(キャ1=小松大谷) 50 豊田明平(文4=法政)
22 中西祐樹(法4=木更津総合) 6 金谷竜汰(法4=東海大菅生) 51 廣瀬凜人(社4=春日部共栄)

戦評

初夏の陽気に包まれた明治神宮球場。来週以降の優勝争い天王山に向けて、1敗も許されない東大とのカード。

試合はお互いの先発投手による投手戦で幕を開ける。法大先発の助川太志(グロ4=茗溪学園)は味方のミスなどもあり3回までに2度、走者を得点圏に背負うが、粘りの投球で無失点。
対する東大先発・松本慎之介(3年=國學院久我山)も走者は死球で出した1人で、法大は3回まで安打が1本も出ない厳しい展開。

前半最大の好機は4回裏。先頭の金谷竜汰(法4=東海大菅生)がこの日チーム初安打となる左前安打で出塁すると、続く3番・藤森康淳(営4=天理)がバント安打、5番・井上和輝(法2=駿台甲府)が四球で1死満塁の好機を演出。しかし、後続が倒れ無得点に終わる。
5回にも2死三塁の好機をつくるが、あと1本が出ず、前半戦を0-0で折り返す。

自身の最長投球回数を更新する助川は、4回以降走者を1人も許さず、尻上がりに調子を上げる快投で、東大のスコアボードにゼロを並べる。
この好投に応えたい打線は、6回の裏。1死から片山悠真(文4=八王子学園八王子)が二塁への内野安打で出塁。2死一塁から土肥憲将(キャ4=鳴門)の右越え適時三塁打で先制。

勝利投手の権利をもらい7回もマウンドに上がった助川だったが、1死から5番・明石健(4年=渋谷幕張)に投じた真ん中の137キロ直球を完ぺきに捉えられ、右越え本塁打を浴びる。
これで東大打線に火がつくと、変わった秋田康介(法1=大分舞鶴)も流れを止められず、2死一塁から8番・樋口航介(3年=海城)の放った打球は風で押し戻され、中堅手の藤森がこれを取れず、二塁打に。その間に一塁走者が生還し、逆転を許す。

8回からマウンドに上がった櫻田朔(法2=青森山田)は走者を出しながらも無失点に抑え、仲間の反撃を待つも、最後は松本の前に三者凡退に抑えられ、2季連続の黒星を喫した。

優勝に向けて絶対に負けられない法大だったが、東大最恐左腕・松本に9回126球と抑え込まれ、完投負けで2季連続の白星を献上する形となった。
守備でも3つの失策、終盤に逆転を許すという厳しい展開の試合となり、劣勢を跳ね返すことはできず、チームの力の隙も見えた試合だった。
優勝に向けて勝率の面では一歩後退した法大は、勝ち点5での優勝を目指し、まずは明日の2回戦での勝ち星獲得が求められる。

(記事:篠﨑勇希、加納正義、印南空音)

選手インタビュー

土肥 憲将 選手

ーー本日の試合を振り返って
自分がやるべき事をきっちりやれていなかったことで東大を勢いづけてしまい、劣勢な試合展開になってしまったので、しっかり今日の負けで出た課題を明日以降にいかして良い方向持っていけるように取り組みます。

ーー先制の適時打を放ったが打った感触は
あまりよくなかったですが、その前の打席でチャンスを潰してしまっていたので、自分が何としてでも打ってピッチャーを楽にしたいという気持ちでした。

ーー2度の補殺があったが、意識していたことは
走ってくるのは、分かっていたのでしっかり確実に刺す事ができて良かったです。

ーー明日の試合への意気込みを
下を向く事なく全力でプレーをして攻め続けて勝ちます。

助川 太志 選手

ーー本日の試合を振り返って
東大の先発投手が松本選手だということは想像がついていたので、ロースコアの試合展開を考えていました。今日は自分のピッチングを続けて、調子があまり良くない中でも7回途中を1失点で抑えることができたというのは自分の成長を感じました。ですが、負けてしまったのですごく悔しい試合でした。

ーー試合前半は1安打に抑える好投だったが、意識していたことは
今日は自分の長所を遺憾なく発揮しようと思っていました。

ーー自身最長イニングだったが
神宮のマウンドに長く立たせていただいたということで、監督さんには感謝しかありません。ただ、後半のイニングで打たれてしまったという悔しさも残るので、7回途中まで投げたということに満足せずに、これからはもっと完投できるようにしたいと思います。

ーー初勝利とはならなかったが勝利投手へ思いは
先発をやっている以上は、1勝は必ずしたいと思っているので、東大戦、その後の慶應戦、明治戦で必ず勝ち星を挙げたいという強い気持ちを持って練習したいと思います。

ーー次回登板への意気込みを
日曜日は絶対勝って、月曜日の登板に向けて最善の準備を尽くして、東大相手に必ず勝ち点を挙げると誓います。

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

 

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