関東大学春季交流大会
対慶大
2026年6月14日
慶應義塾大学日吉グラウンド

前半は粘り強いディフェンスで相手の攻撃をしのぎ、0ー0で折り返す。後半は3トライを挙げたものの、4トライを許し惜しくも敗戦を喫した。
試合結果
トータル試合結果
| 19 法大 |
0 | 前半 | 0 | 26 慶大 |
|---|---|---|---|---|
| 19 | 後半 | 26 |
ポイント詳細
| 0/3 | T | 0/4 |
|---|---|---|
| 0/2 | G | 0/3 |
| 0/0 | PT | 0/0 |
| 0/0 | PG | 0/0 |
| 0/0 | DG | 0/0 |
| T:福本耀3、G:渡辺2 | ||
※得点は法大のみ記載
法政大学メンバー
| No. | ポジション | 選手氏名 | 学年 | 出身校 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | PR | 西垣眞之介 | 2 | 大分舞鶴 |
| 2 | HO | 藤倉悠輝 | 1 | 流経大柏 |
| 3 | PR | 花澤祐太 | 3 | 法政二 |
| 4 | LO | 森将太郎 | 2 | 國學院久我山 |
| 5 | LO | 山内滉太 | 4 | 昌平 |
| 6 | FL | 三浦幹太 | 4 | 秋田中央 |
| 7 | FL | 大沢空 | 3 | 秋田工業 |
| 8 | NO.8 | 植浦慎仁 | 4 | 報徳学園 |
| 9 | SH | 林友來 | 1 | 天理 |
| 10 | SO | 𠮷浦太我 | 1 | 佐賀工業 |
| 11 | WTB | 炭竈柚斗 | 4 | 報徳学園 |
| 12 | CTB | 佐川一眞 | 3 | 専大松戸 |
| 13 | CTB | 渡辺圭祐 | 3 | 中部大春日丘 |
| 14 | WTB | 福本耀 | 3 | 報徳学園 |
| 15 | FB | 須田琥珀 | 1 | 大阪桐蔭 |
| 16 | Re | 木本慶祐 | 3 | 尾道 |
| 17 | Re | 岡本優心 | 3 | 昌平 |
| 18 | Re | 足達将太 | 3 | 山梨学院 |
| 19 | Re | 金田遼平 | 3 | 國學院久我山 |
| 20 | Re | 森下響介 | 4 | 法政二 |
| 21 | Re | 箕輪大地 | 4 | 石見智翠館 |
| 22 | Re | 小林利仁 | 2 | 昌平 |
| 23 | Re | 宮本和弥 | 1 | 昌平 |
| 24 | Re | 諏訪賢介 | 2 | 茗溪学園 |
| 25 | Re | 工藤大和 | 2 | 清真学園 |
| 26 | Re | 星野瑛太 | 2 | 明和県央 |
戦評
今節の慶大戦では、日体大戦で途中出場を果たしたSH林友來(1)、流経大戦で途中出場したHOの藤倉悠輝(1)が初の先発メンバー入り。さらに春季大会で2度リザーブ入りしていたSO𠮷浦太我(1)も先発に名を連ね、前節に続いてFB須田琥珀(1)も先発出場を果たした。1年生4人が先発するフレッシュな布陣で試合に臨んだ。また、昨季からチームの主軸を担うHO花澤祐太(3)はPRとして3番でメンバー入り。前節ではFWとして奮闘した炭竈柚斗(4)がWTB、これまでSOとして活躍していた佐川一眞(3)がCTBで起用されるなど、ポジション変更も見られた。

初先発となった𠮷浦太我(1)
前半開始からラインアウトやスクラムが安定せず、自陣での守備を強いられる場面が続いた。FL大沢空(3)の鮮やかなスティールや、WTB福本耀(3)の相手WTBの勢いあるランを止めるタックルなど、好プレーは随所に見られたものの、得点の機会を演出するには至らず。それでもチーム全体で粘り強いディフェンスを見せ、何度もピンチの場面をしのいで、前半を0-0で折り返した。
後半は先制点を奪いたいところだったが、均衡を破ったのは慶大だった。ラインアウトから主導権を握られ、7分にゴール前ラインアウトからモールトライを許す。ゴールキックも決まり、7点を先制された。得点を返したい法大は56分、後半開始から出場していた星野瑛太(2)の短いキックからチャンスを作り、敵陣でフェーズを重ねる。アドバンテージで選択したスクラムからFWが連続攻撃を仕掛け、トライを狙うが、トライライン目前でノックフォワード。苦しい展開が続いたが、No8植浦慎仁(4)主将や、FL三浦幹太(4)ら4年生を中心に声を掛け合い、集中力を切らさない。

この試合3本のトライを挙げる活躍を見せた福本耀(3)
法大が得点を奪ったのは相手ラインアウトのボールを奪った場面からだった。62分、法大の得意とする左右に展開する攻撃で相手ディフェンスを翻弄。WTB福本耀が相手の隙を突いて切り込み、そのまま中央まで走り切ってトライを挙げる。鮮やかなランに、トライライン奥でアップをしていたメンバーも声を上げて喜んだ。CTB渡辺圭祐(3)がゴールキックを決め、7-7の同点に追い付く。しかし続く68分、法大のオフサイドの反則から相手ゴール前ラインアウトの機会を与えてしまい、そのままモールトライ。キックは決まらなかったものの、再び先行を許した。だが法大も攻撃の手を緩めない。72分、ハーフウェイライン手前からWTB福本耀がロングキックを蹴ると、相手ディフェンスを振り切る俊足で自身の蹴ったボールに追いつき、これを拾ってトライ。仲間も驚く巧みなプレーに、会場からも歓声が上がった。キックは惜しくも外れたが、12-12で再び同点に追い付く。

しかし直後の73分、慶大に中央へのトライを許すと、さらに続く79分にもディフェンスの隙を突かれ、同じく中央にトライを奪われてしまう。84分にCTB佐川のロングパスからWTB福本耀がこの試合3本目のトライを挙げ、CTB渡辺の難しい角度のゴールキックも決まったが、反撃はここまで。19-26で試合終了となった。終盤立て続けに2トライを許したことが響き、トライ数3対4で惜しくも敗戦となった。
ラインアウトやスクラムなどのセットプレーには課題が残ったものの、左右に大きく展開する法大らしいアタックや粘り強いディフェンスといった、これまで4試合で積み上げてきた成果も随所に見られた。来週21日(日)には、春季交流大会最終戦を迎える。迎え撃つ相手は、昨季リーグ戦で法大を一つ上回る5位だった立正大だ。試合間隔は1週間と短いが、この試合で出た課題を修正し、春季大会の締めくくりにふさわしい好ゲームが展開されることに期待がかかる。
(記事:堀川風和里)
インタビュー
植浦慎仁キャプテン (4年、No.8、報徳学園)
ーー今日の試合のコンセプトは
規律の部分を流経大戦から改善しようという話をしてきました。
ーー今日の試合を振り返って
前半、0-0で我慢できた点は良かったと思います。法政にまだ勝ち癖がついていないという部分が、やはり最後に負けてしまった要因かなと思います。
慶應は対抗戦で常に勝ってきているチームであって、その慶應相手に僕らがチャレンジャーとしてしっかり勝ちに行くっていうことが最終的な目標だったので、メンタル面も含めて、チームがもっと成熟していかないといけないですね。
ーー前半は押されながらも無失点の同点でハーフタイムを迎えたが、どのような声がけをしたか
継続的に規律の部分と、スクラムやラインアウトなどセットプレーの安定について話しました。あとは、どこかでワンチャンス絶対に来るっていう話を全員でしていたので、そのワンチャンスで取り切るところを話し合いました。
ーー春季交流戦最終試合の立正大戦に向けての意気込み
慶應戦に勝って4勝1敗で終わるというのが僕らの春の現時点の目標だったのですが、7点差で負けてしまったので、最後は秋に向けたりとか、夏に向けたりするためにいい形で勝って終われるようにしたいです。

植浦慎仁 主将(4)
福本耀(3年、WTB、報徳学園)
ーー今日の試合を振り返って
前半は自陣でのディフェンスの時間が長くて、自分たちのアタックはなかなかできませんでした。それでもFWが頑張ってくれて、BKもしっかり走って、0対0で戻ってこれたので良かったと思います。後半は粘るところで粘って、アタックのチャンスができました。ボールをもらった時に良い形で回ってきたので、自分でキャリーできて良かったです。
ーー春季大会4戦を終えてチームの雰囲気は
前節も良い形で勝つことができて、今日も負けてはしまいましたが確実に成長できていて、特に今日の前半はDFで粘れたところや、後半先に取られてもすぐに取り返せたところなど、最後の粘りという点は修正が必要ですが、それでも集中力を切らさず最後までできたので良かったと思います。
ーー春季交流戦最終試合の立正大戦に向けての意気込み
絶対にディフェンスは粘ってやりたいですし、アタックも後半良い形で取れたところもあったと思うので、今日の良かったところは継続して、課題のところを改善することを意識して頑張りたいと思います。

福本耀(3)
藤倉悠輝(1年、HO、流経大柏)
ーー初先発の試合を振り返って
先発で出させていただいたことはすごく嬉しかったのですが、やはりスクラムやセットプレーの部分でまだまだ差があるなということを実感した試合でした。
ーー具体的に見つかった反省点は
スクラムだと、ヒットの部分です。相手の方がまだまだ位置が上で、自分が相手に対してプレッシャーをかけられずに、相手の得意な形でいかれてしまったので、そこのヒットの部分は勝たないといけないなと思います。ラインアウトに関しても、スローワーとしての精度の部分で課題が多く見つかったので、もっと磨いていきたいと思います。
ーー高校ラグビーと大学ラグビーで感じる違いは
高校と大学だと、やはりスピード感が大きく違うように感じます。大学の方がテンポも速いし、フィジカルの部分も差があって、そこは本当に違いを感じるところだなと思います。
ーー春季交流戦最終試合の立正大戦に向けての意気込み
まずはこの試合から振り返ってみて、自分の足りていない部分をもう一度この1週間で見つめ直したいと思います。もし出られるのであれば、しっかり気持ちを入れてセットプレーなどを修正し、1週間でやったことを良い形で発揮できるようにしたいです。

藤倉悠輝(1)
林友來(1年、SH、天理)
ーー今日の試合を振り返って
前半、ディフェンスで粘れたのですが、後半の最初に自分たちのペナルティで攻め込まれ、トライされたのが良くなかったです。そこを修正して、次戦の立正大戦に向けてやっていきたいと思います。



