東京六大学野球2026秋季リーグ戦 特別特集
東京六大学野球2026秋季リーグ戦、神宮球場100周年の秋だ。新潟県新発田市で行われた夏合宿を有田勇翔(経4=東京成徳大高)団長に振り返っていただいた。さらに、1年生リーダ部員にも「なぜ応援団に入ったのか」。さらに今後の目標まで伺った。(インタビューは早大戦の試合後に行いました)

上級生になったときにカッコいい動きができるように
有田勇翔(経4=東京成徳大高)団長は新潟県新発田市で6泊7日にわたって行われた夏合宿をこう振り返る。
「例年よりも短い期間(例年は9泊10日)だったのですが濃密な練習で。やはり下級生を疲れさせるための合宿ではないので。下級生が3、4年生になったときにかっこいい動きができるようにするというのが合宿の意義なので。そこはちゃんと自分の念頭に置いて。もちろん午前はハードな練習であったり、神宮を想定した練習は行っているんですけど。午後は主に室内でテクの動きというのを練習したり、「頑張れ頑張れ〇〇!」という文字切りというのをやってきました。」

なぜ、今リーダー部を選んだのか
今年度のリーダー部には5人の1年生が入部した。近年、特有の厳しい規律などから敬遠されがちなリーダー部に今、なぜ入ったのかーー。
リーダー部1年の加藤稜也(経1=今市)は「入学式の応援団デモンストレーションを見て一目ぼれした」と入団の理由を語る。同部1年・三木尚輔(社1=春日部)も大学入学後に何か熱中できるものを探していたところ、応援団を見つけたという。

2人とは対照的に、大学入学前から憧れを持っていた部員もいる。法政二高で野球部に所属していたという小野舜(社1=法政二)は法政大学の応援団が法政二高の野球応援に協力した際に現団員に憧れを持ち入団を決意した。天野遥斗(生命1=舟入)は高校時代に応援団の動画を見かけ、「学ランを着た集団が全力で演舞をしている姿を見て鳥肌が立った」と言い、東京六大学の応援団に入団したいと思ったそうだ。

夏の成長
それぞれ違った経緯や思いを持ちながら入団したが、有田団長は夏合宿を乗り越えた1年生たちの変化について、「準備面において自分の考えで動けることが多くなったので、かなり成長かなと思います」と成長を語り、続けて「地元の方に対して行う夏合宿成果発表会のステージの顔つきが、ほんとに見違えるような顔をしていました。それも非常に感動感激していました」と語る。
リーダー部1年の天野は、自身が想像していた以上の厳しい練習で体調を崩し、食事も喉を通らない期間もあったという。それでもリタイアはせず、やり切った。「最後までやり切れたことにはすごく達成感を持てていて、今後の自信につながっていくと思う」と夏合宿を振り返る。
日々の厳しい練習を乗り越えられる原動力をきくと、「団長や3年生の先輩が『チャンス法政』などで正拳突きをしている姿がかっこいいと思います。下級生の時は厳しい、つらい時もたくさんあると思いますが、幹部になったときに先輩方のような晴れ舞台に立てればいいと思っています。」と語る。
そんな厳しい練習を乗り越えてきた1年生たちに有田は「なかなかうまくいかない時もあったと思うんですけど、乗り切ってくれた1年生に本当にありがとうと、感謝を伝えたいですね」。

かっこいいリーダー部員になりたい
最後に1年生に今後の目標を伺うと、それぞれの思いを持ちながらも、「幹部になったときに先輩方のようなかっこいいリーダー部員になりたい」そして、「有田団長に優勝して終わっていただきたい」「男にしたい」と口をそろえた。
学ランを身にまとった男たちの青春の烽火は、いま高く燃え立つ。神宮の応援席を舞台にーー。
(記事:篠﨑勇希)
2026秋季リーグ戦応援席の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。


