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【硬式野球】土壇場で3点差を追いつく価値ある引き分け 代打・片山悠真が意地の適時打&2番手・富田は流れを引き寄せる投球 勝ち点の行方は来週へ持ち越し /立大2回戦

東京六大学野球2026秋季リーグ戦 立大2回戦
2026年9月22日(火)
神宮球場

2連勝で立大から勝ち点獲得を目指す法大。先発・助川太志(グロ4=茗渓学園)が5回3失点で追いかける展開に。それでも、8回に代打・片山悠真(文4=八王子学園八王子)の適時打や相手の失策などで同点に追いつく。5回以降はリリーフ陣が無失点に抑え、ゲームセット。1勝1分となり勝ち点の行方は来週に持ち越された。


流れを引き寄せる投球を見せた富田

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法大 0 0 0 0 0 0 0 3 0 3 5 0
立大 0 0 0 2 1 0 0 0 0 3 5 1

(法大)助川、富田、山床、菅井ー井上和、土肥
(立大)田中ー落合

[本塁打]
法大:なし
立大:長島颯 1号ソロ(5回 助川)

打撃成績

打順 位置 選手 打数 安打 打点 四死球 打率 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
1 (8) 藤森 3 1 0 1 .353 遊ゴロ 遊ゴロ 中安 四球
2 (6) 奥村 3 0 0 0 .083 一ゴロ 捕ゴロ 一飛
H 片山 1 1 1 0 .500 右安①
R7 平尾
3 (9) 4 1 0 0 .227 投ゴロ 右安 空三振 見三振
4 (D) 只石 3 1 0 1 .211 左飛 四球 左二 三直
5 (2)3 井上和 3 0 0 1 .333 空三振 四球 投ゴロ 左飛
6 (3)5 今泉 4 0 0 0 .313 二ゴロ 一邪飛 一ゴロ 三飛
7 (5) 小川 2 0 0 0 .125 空三振 中飛
H2 土肥 2 0 0 0 .571 三邪飛 遊ゴロ
8 (4)76 熊谷 2 1 0 1 .533 三ゴロ 四球 二安
9 (7) 大高 1 0 0 0 .000 三ゴロ
H4 中村騎 2 0 0 0 .200 中飛 三直

投手成績

球数 打者 防御率
助川 5 81 21 4 7 3 1 5.68
富田 2 26 6 1 2 0 3 3.60
山床 1 10 3 0 0 1 0 3.00
菅井 1 11 3 0 2 0 0 4.32

ベンチ入りメンバー

10 藤森康淳(営4=天理) 27 土肥憲将(キャ4=鳴門) 39 岩井天史(人2=滋賀学園)
17 助川太志(グロ4=茗渓学園) 23 只石貫太(営2=広陵) 47 大高拓磨(法2=聖隷クリストファー)
11 山床志郎(文3=高鍋) 42 井上和輝(法2=駿台甲府) 36 庄村佑心(法1=木更津総合)
19 菅井颯(営3=日大山形) 3 今泉秀悟(キャ3=石見智翠館) 1 片山悠真(文4=八王子学園八王子)
21 櫻田朔(法2=青森山田) 4 中村騎士(営3=東邦) 33 野田泰市(文3=三重)
12 秋田康介(法1=大分舞鶴) 35 奥村凌大(営1=横浜) 46 平尾幸志郎(文3=海星)
24 富田櫂成(営1=帝京大可児) 2 熊谷陸(人3=花巻東) 26 境亮陽(営2=大阪桐蔭)
25 菊池斗夢(営1=旭川北) 8 小川大地(営3=大阪桐蔭) 50 豊田明平(4=法政)
22 中西祐樹(法4=木更津総合) 38 吉田大吾(キャ2=星稜) 51 佐藤哲平(スポ3=立命館慶祥)

戦評

台風の影響で火曜日に順延となった立大2回戦。連勝で勝ち点を獲得し、空き週を挟んで万全の状態で春の王者・慶大戦へ臨みたい。法大の先発は、早大3回戦以来の登板となる助川太志(グロ4=茗溪学園)。対する立大の先発は、”法大キラー”の田中優飛(3年=仙台育英)。

2回まで両校先発が三者凡退に抑える投球を見せ、試合は投手戦の様相を呈する。

3回、2死からリーグ戦初打席を迎えた大高拓磨(法2=聖隷クリストファー)はフルカウントまで粘るも三ゴロに倒れる。その裏、1死から7番・本間に中前安打を許すも、続く打者の場面で捕手・井上和輝(法2=駿台甲府)が盗塁を阻止。女房役の好守にも助けられ、無失点で切り抜けた。

4回表、2死から3番・境亮陽(営2=大阪桐蔭)が右翼前へ安打を放ち出塁するも、盗塁死で好機を生かせない。その裏、先頭への四球で出塁を許すと、牽制の際に一塁走者の木津が負傷するアクシデントもあり、続く打者にも四球を与え、無死一、二塁のピンチを招く。その後2死までこぎつけるも、5番・越後に適時中前打を浴び先制を許す。さらに6番・村本にも適時中前打を許し、2点目を失った。死球で2死満塁としたところで、マウンドに集まって間を取ると、最後は三振を奪い、さらなる失点を防いだ。

粘投を見せた助川

2点を追う法大は5回表、2者連続四球で無死一、二塁と好機を作る。今泉秀悟(キャ3=石見智翠館)は犠打を試みるも一邪飛、小川大地(法4=大阪桐蔭)も中飛に倒れ2死に。続く熊谷陸(人3=花巻東)が四球を選び2死満塁とすると、代打・中村騎士(営3=東邦)を送るも初球を中飛に打ち取られ、好機を生かせなかった。
その裏、代打の中村騎が二塁手に入り、二塁を守っていた熊谷は左翼手へ。熊谷にとってリーグ戦初の外野守備となった。2死から2番・長島に左越え本塁打を浴び、点差を3点に広げられた。

6回表、先頭の藤森康淳(営4=天理)が中前打で出塁するも、邪飛と三振で2死に。続く打者の場面で盗塁死となり、得点にはつながらなかった。その裏から先発・助川に代わり富田櫂成(営1=帝京大可児)が登板。先頭打者に安打を許すも、続く打者を併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けた。

7回表、先頭の只石が左中間へ二塁打を放ち、好機を演出。1死後、6番・今泉の一ゴロの間に走者は三塁へ進む。ここで代打・土肥憲将(キャ4=鳴門)を送るも、打球は三邪飛となり、またも好機を生かせない。その裏、富田が三者凡退に抑える好投を見せた。

3点を追う法大は8回、先頭の熊谷が内野安打で出塁すると、1死から1番・藤森が四球を選び、一、二塁と好機を広げる。ここで代打に副将・片山悠真(文4=八王子学園八王子)を送ると、片山が右前適時打を放ち、待望の1点を返した。さらに境の打席で相手投手・田中の暴投により1点を追加。なおも続く好機で、二塁走者の平尾が三塁へ盗塁を仕掛けると、田中の送球が逸れる間に平尾が一気に本塁へ生還。土壇場で3点差を追いつき、試合を振り出しに戻した。
その裏、3番手として山床志郎(文3=高鍋)が登板。ゴロと牽制アウトで抑え、同点のまま最終回へ望みをつないだ。

反撃の右前適時打を放った片山

最終回、法大は5番からの攻撃で勝ち越しを狙うも、三者凡退に倒れる。その裏には立大1回戦で先発した菅井颯(営3=日大山形)がクローザーとして登板。立大打線を三者凡退に抑える好投を見せ、試合は3-3の同点で終了した。

3点差を追う8回に相手の失策を誘発し、土壇場で試合を振り出しに戻した法大。勝ち点の行方は、来週の平日に行われる3回戦へ持ち越される。

(記事:寺地愛歩)

選手インタビュー

片山 悠真 選手

ーー今日の試合を振り返って
勝つことはできなかったのですが、法政のいい粘りを出すことができたと思います。

ーー8回の適時打を振り返って
得点圏にランナーがいたのでとにかく返すことを考えていました。

ーー代打での出場だったがどのような意識で打席で入ったか
ファーストストライクを必ず振ると決めて入りました。

ーー3点ビハインドで迎えた8回、ベンチの雰囲気は
良かったと思います。法政の打線だと返せるとみんな信じていました。

ーー次戦への意気込み
必ず勝ち切って勝ち点を手に入れます!応援よろしくお願いします!

富田 櫂成 選手

ーー今日の試合を振り返って
かなり厳しい試合展開の中で、中継ぎのピッチャー中心にしっかりゼロで締められたいい試合だったとは思います。

ーーリードを許した場面での登板だったが、どのような意識でマウンドに上がったか
とにかく冷静に投げることを意識してマウンドに上がりました。

ーー2回を無失点に抑える投球だったが前回登板から修正した点は
前回登板も感覚が悪くなかったので、感情的になりすぎてた部分を直して、自分の間で投げることを意識して修正しました。

ーー次回登板への意気込み
次の登板では勝利を持って来れるようなピッチングをします!

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