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【硬式野球】東大に2連勝で雪辱を果たす!富田リーグ戦初完封&リーグ戦初安打続出!藤森99安打でストップも最後は「破・覇・波」で有終の美/ 東大2回戦

東京六大学野球2026秋季リーグ戦 東大2回戦
2026年10月27日(火)
神宮球場
今春の雪辱を果たすべく、東大との2回戦に臨んだ法大。初回から打線がつながり5点を奪うと、その後も着実に得点した。終盤には4年生がリーグ戦初打席で適時打を放ち、最後の舞台で輝きを見せた。投げては先発・富田櫂成(営1=帝京大可児)が126球の完封勝利。主将・藤森康淳(営4=天理)は通算100安打にあと1本届かなかったものの、東大に2連勝を飾り、今季の戦いを締めくくった。

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E
法大 5 2 0 4 0 0 0 4 0 15 20 0
東大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 1

(法大)〇富田ー井上和、中西
(東大)●佐伯、江口、小山、池田、高橋、前田ー明石

[本塁打]
法大:片山悠真 1号2ラン(2回表 江口)
東大:なし

打撃成績

位置 選手 打数 安打 打点 四死球 打率 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
1 (8) 藤森 5 1 0 1 .326 中安 左飛 四球 二ゴロ 遊直 投ゴロ
2 (2)3 井上和 6 3 0 0 .396 中安 遊安 左邪飛 右飛 左安 空三振
3 (7) 片山悠 6 3 3 0 .400 左安① 右本② 左安 左飛 空三振 左飛
4 (3) 只石 4 1 2 0 .244 三邪飛 空三振 右安② 空三振
H 本宮 1 0 0 0 .000 一邪飛
2 中西 – – – – –
5 (4) 熊谷 5 3 2 0 .302 右安 二ゴロ 左2① 遊ゴロ 左安①
6 (5) 今泉秀 5 1 1 0 .229 一ゴロ 見三振 右飛 遊失 右2①
7 (D) 土肥 4 3 4 0 .381 中2③ 中2 左安① 遊ゴロ
H 奥田 1 1 1 0 1.00 左2①
8 (9) 野田 3 2 0 1 .333 左安 四球 右2 中飛
H 黒須 1 1 1 0 1.00 右安①
R9 西 0 0 0 0 .500
9 (6) 小川大 5 1 1 0 .207 中安① 一邪飛 中飛 空三振 二ゴロ

投手成績

回 球数 打者 安 振 球 責 防御率
富田 9 126 31 3 3 2 0 0.78

ベンチ入りメンバー

10 藤森康淳(営4=天理) 27 土肥憲将(キャ4=鳴門) 8 小川大地(営3=大阪桐蔭)
17 助川太志(グロ4=茗渓) 44 奥田知朗(スポ4=国士舘) 47 大高拓磨(法2=聖隷クリストファー)
19 菅井颯(営3=日大山形) 23 只石貫太(営2=広陵) 36 庄村佑心(法1=木更津総合)
21 櫻田朔(法2=青森山田) 42 井上和輝(法2=駿台甲府) 1 片山悠真(文4=八王子学園八王子)
12 秋田康介(法1=大分舞鶴) 3 今泉秀悟(キャ3=石見智翠館) 5 西凌矢(法4=広陵)
24 富田櫂成(営1=帝京大可児) 45 本宮拓朗(経4=法政) 33 野田泰市(文3=三重)
25 菊地斗夢(営1=旭川北) 35 奥村凌大(営1=横浜) 46 平尾幸志郎(文3=長崎海星)
41 吉田遥孔(人1=静岡) 31 黒須堅心(文4=専大松戸) 50 石井翔大(人3=札幌日大)
22 中西祐樹(法4=木更津総合) 2 熊谷陸(人3=花巻東) 51 佐藤哲平(スポ3=立命館慶祥)

戦評

今春屈辱を味わった東大相手に2連勝を目指す一戦。

1回表、先頭の藤森が通算99安打目となる中前安打を放つと、続く井上和輝(法2=駿台甲府)も中前安打でつなぎ、無死一、三塁。3番・片山悠真(文4=八王子学園八王子)の左前適時打で先制する。さらに、1死一、二塁から熊谷陸(人3=花巻東)の右前安打で満塁とすると、7番・土肥憲将(キャ4=鳴門)が右中間へ走者一掃の適時二塁打を放ち、3点を追加。2死二塁からは野田泰市(文3=三重)が左前安打で一、三塁と好機を広げ、9番・小川大地(営3=大阪桐蔭)の中前適時打で5点目を挙げる。一塁走者の野田が走塁死し攻撃を終えたが、初回から打線がつながり、大きなリードを奪った。
その裏、先発の富田櫂成(営1=帝京大可児)は危なげなく三者凡退に抑える。

右方向に痛烈な2ラン本塁打を放った片山

2回表、1死から井上和が内野安打で出塁すると、片山悠が右越えの2ラン本塁打を放ち、リードを7点に広げる。
その裏、富田は1死から左前安打と四球でピンチを招くも、続く打者を併殺打に打ち取り、無失点で切り抜ける。

4回表、先頭の藤森が四球で出塁し、盗塁を決める。1死二塁から片山がこの日早くも3本目の安打となる左前安打を放ち、一、三塁とすると、4番・只石貫太(営2=広陵)の右前適時打で2点を追加。東大は3番手・小山にスイッチするも、熊谷の適時二塁打、土肥の左前適時打でさらに2点を加え、この回4得点を挙げる。

6、7回の攻撃では打線がつながらず、得点を奪えない。一方、富田は100球を超えてもマウンドに立ち続け、東大打線を無失点に抑える。

リーグ戦初打席で二塁手の頭上を越える適時打を放った黒須

8回表、先頭の井上和が左前安打で出塁する。1死一塁で打席に立ったのは、リーグ戦初打席となる4年生の本宮拓朗(経4=法政)。初球を打つも邪飛に倒れたが、スタンドからは温かい拍手が送られた。2死二塁から5番・熊谷が適時左前安打を放ち、1点を追加。続く6番・今泉も適時二塁打で続き、さらに1点を加えた。ここで東大は5番手・高橋直人(3年=日比谷)をマウンドに送る。しかし、法大の勢いは止まらない。リーグ戦初打席となる4年生の奥田知朗(スポ4=国士舘)、さらに黒須堅心(文4=専大松戸)が打席に送られると、2人そろって適時打を放ち、さらに2点を追加した。塁上でガッツポーズを見せる2人の姿からは、積み重ねてきた4年間の努力が実を結んだ喜びが伝わってきた。

9回表、先頭打者は100安打まであと1本に迫る藤森。ファウルで粘り、悲願の大台をつかもうと食らいついたが、結果は投ゴロ。99安打で、藤森の六大学野球人生は幕を閉じた。

そして、9回までマウンドを守り続けた富田。四球と安打で2死一、二塁のピンチを招いたものの、最後は遊直に打ち取り、試合終了。126球の力投で9回を無失点に抑え、完投を果たした。

こうして、今季の法大のリーグ戦は幕を下ろした。

(記事:古川千遥、寺地愛歩)

選手インタビュー

富田 櫂成 選手

ーー本日の試合を振り返って
今日は勝てたことに安堵しました。

ーーリーグ戦初完封だが率直なお気持ちは
正直内容が自分の中では良くなかったので修正しないといけないと思いました。

ーーマウンドで意識していたことは
どんどん振ってくるチームだったのでテンポを上げて投げることを意識しました。

ーーチーム藤森では最後の試合となったがどんな思いがあったか
ほんとに先発と言われてからずっとこのことを考えてたぐらい大切な試合だと思っていたので、四年生に最後がこの試合で良かったと思ってくれると嬉しいです。

ーー引退する4年生へメッセージを
まだ一年は入って間もなくて生意気な後輩が多かったと思いますが、本当に色々な場面で助けてくださりありがとうございます。誰よりも先輩たちの成功を祈ってます。

奥田 知朗 選手

――今日の試合を振り返って
まずはシンプルに、勝って2連勝で終われて本当に良かったです。個人的には、点差がつけば出番があるかもしれないと思っていたので、その心の準備だけはして、ずっとそわそわしながら試合を見ていました。

――適時二塁打の場面はどのようなことを考えていたか
打席に入る前からずっとホームラン狙いで、真っすぐを待っていました。初球はカーブでボール。変化球が1球外れたので、次は真っすぐだろうと予想していたら、やはり低めに真っすぐが来たので、それを思い切り振り抜くことができました。

――後輩へエールをお願いします
明治に負けた、慶応に負けた、どこに勝ったというのはありますが、一番大事なのは自分たちです。昨日の自分たちより強くなることが一番大事だと思います。自分たちのチームを常に高めていった先に優勝があると思うので、明日から新チームが始まりますが、優勝という目標を決めたからには、そのために何が必要なのかを逆算して考えてほしいです。

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

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