第52回東日本フィギュアスケート選手権大会
2026年10月31日(土)
ALSOKぐんまアイスアリーナ
髙橋舞(デザ4)が2年ぶりの全日本出場を決めた。SP終了時点で出場圏内の6位と1.01点差の9位につけると、FSで逆転。7位とはわずか1.34点差の接戦を制した。12月に大学最後の大一番に挑む。
第52回東日本フィギュアスケート選手権大会
2026年10月31日(土)
ALSOKぐんまアイスアリーナ
髙橋舞(デザ4)が2年ぶりの全日本出場を決めた。SP終了時点で出場圏内の6位と1.01点差の9位につけると、FSで逆転。7位とはわずか1.34点差の接戦を制した。12月に大学最後の大一番に挑む。
| クラス | 選手名(学部・学年) | 総合成績・得点 |
|---|---|---|
| シニア女子 | 髙橋舞(デザ4) | 6位・145.55 |
全日本出場を決めた髙橋
髙橋はSPで解説者から「膝と足首の柔らかさを生かしている」と評される演技を見せた一方で、約1ヶ月前の東京選手権と比べると10点以上落とし、48.58点となった。3回転ー3回転のコンビネーションを決められず、SP終了時点で9位。全日本出場圏内の6位とはわずか1.01点差。FSでの巻き返しを図った。
FSでは2つ目の3回転フリップで転倒。その後は立て直して演技をまとめたが、終了後苦しい表情に。結果はFSで7位となる96.97点。全日本は厳しいと思われた中、囲みインタビューでは涙を見せ、「気持ちの部分で自分に負けてしまったのかな」と一言。それでも「『頑張って』とみんなが言ってくれて、フィギュアスケートをやってて良かったと思いました」と振り返った。しかしその後、他選手の結果を受け順位が変動。逆転で総合6位に滑り込み、2年ぶりの全日本出場を決めた。
今シーズンのFSの楽曲である「愛の夢」は母の願いによるもの。そして振り付けは、幼なじみの鍵山優真(中京大/オリエンタルバイオ)が担当した。母の願いと幼なじみの想いを乗せ、12月の全日本へ。集大成の舞台に挑む。
(記事:山田竣矢)
ーー演技を振り返って
不安だった部分が出てしまったなという演技で。気持ちの部分で自分に負けてしまったのかなと思う演技でした。
ーーどの部分が不安だったか
フリップだったり、SPでちょっと失敗したトゥーループでアクセルのコンビネーションのところが後半で大事な部分だったので、ちょっと意識しすぎた部分があったのかなと思います。
ーーSPから気持ちの切り替えはどのように
もう落ちることはないというか、逃げてもしょうがないなという戦う気持ちに切り替えてはいたのですが。本番、ちょっとの迷いみたいなのが出てしまったかなと思います。
ーー鍵山優真選手からはどのように声をかけられていたか
この大会に向けてはいつも通り頑張ってというか、「そんな気張らず頑張って」と言われたのですが、東インカレからはだいぶ指導いただいて、どういう気持ちというか、表現で滑るかというのをまとめてくださいました。
ーー具体的にはどこを指導されたか
結構下を向いてしまう癖が私の中にありまして、上を向く意識じゃなくて、下を向かないように意識して滑ってほしいとかだったり。あとは最後のポーズ、座って終わると思うのですが、終わった後に両手をついちゃうと疲れましたと言ってるみたいだから、ポーズで3秒止まったらちゃんとピシッと起き上がって挨拶してと言われました。
ーー「まとめたもの」はどのように送られたか
PDFにして送ってくれました。几帳面だから(笑)何か Wordか何かで作ったのをPDFにして送ってくれました。
ーー東インカレは放送はなかった。どのようにご自身の演技を確認したのか
マイページみたいなところに動画が自分のマイページにだけ上がるので、それを画面録画して、こんな感じですと送りました(笑)。
あとは、コレオスピンも東インカレの時に変えてやったのでコレオスピンだったり、ステップからも練習の動画を撮ってどうでしょうかと送ったりしてました。
ーー2人で作り上げたプログラムを滑り終えてすぐの感想
悔しいも半分あるのですが、去年の東日本が終わった後の、絶望というわけでもないですが、スケートに対する気持ちがちょっとプツと切れちゃったところからここまで持ってこられたのは、鍵山くんと一緒にフリーを作りあげたおかげかなとは思っています。
ーー共に作り上げた道のりみたいなものが刺激となり、大事なものとなり今日出せたか
スタート前はPDFとか思い出して、ちょっと泣きそうになりました。ここまで自分のことじゃないのに力を入れて取り組んでくれているということに、すごくありがたいなと。試合前にしんみりしちゃって泣きそうになる時もあったのですが、今日も見に来てくださってて、少しはその、作った時よりは成長したところを生で見せられたのかなとは思っています。
ーー去年気持ちが切れたところから今シーズン、ここまで出来ていることについて
一応インカレだったり試合は続くので、ここで切らしちゃいけないという気持ちもあります。しかし、一区切りというか、1年間無駄ではなかったかなというか。やりきったという気持ちにはあまりなれないのですが、1年間やってきて良かったなとは思っています。
ーーこの後はどのように連絡するか
多分すごいマメなので、ブロック大会とかも私が連絡する前に見たよと連絡来たので、まずはコメントを待とうかなと思ってます。多分褒めてくれると思います。優しい方なので(笑)。最初は褒めてくれると思うのですが、ここで試合も終わりじゃないので、改善点ももういっぱい出してくれると思います。1つ1つクリアして、最後の最後、どの試合が最後になるかわかんないですが、1番いい演技ができるように頑張りたいなと思っています。
ーーPDFはA4で何枚か、またどのような項目があるか
1枚だと思います。曲が、静かなところからちょっと盛り上がってまた静かになる部分があると思いますが、その1つ1つを、こういう気持ちで、こういう表現で滑ってほしいみたいなのがそれぞれ3つあります。それ以外の注意ポイントは、スピンだったり、その最後の方だったり、あとは「笑顔で」と(笑)。
ーー仲間からはどのような声が
(一部抜粋)私が出るときに「頑張って」とみんなが言ってくれて、フィギュアスケートをやっててよかったなと思いました。
(撮影・取材:山田竣矢)