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【ハンド】2014関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 対早大 昨秋リーグ王者早大に敗れ開幕2連敗

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【ハンド】2014関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 対早大 昨秋リーグ王者早大に敗れ開幕2連敗

関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 対早大
2014年4月13日(日)
日大八幡山

昨日は日体大に敗れたものの良い流れで試合を終えた法大。そして迎えたリーグ第2戦。序盤、法大らしいプレーで昨季リーグ王者の早大に対しリードする場面も見られたが、後半はミスや相手の修正に対応できないなどで大量失点。最後まで立て直すことができずに、強豪・早大に敗れた。

今季活躍が期待される小嶋

試合結果

20

法政大学

12 前半 17

36

早稲田大学

8 後半 19

戦評

 前半1分、早大のゴールで試合は始まるが、法大もすかさず坂野翔也(社4)や河本憲汰(経4)らが得点を奪い、開始10分で5対5と上々の立ち上がりを見せる。しかし渡邉大貴(社3)が2分間の退場となり、3連続失点を喫する。その後早大が退場者を出し、法大は嶋大介(スポ4)や小嶋力椰(スポ2)らの得点で喰らいつく。2点差で追う法大だったが、遠藤由陽(経3)が退場となり、再びピンチを迎える。タイムアウトを要求し流れを断ち切ろうと試みるが、終了間際に連続で失点し、5点差で前半を終える。

 後半、ハーフタイム明けから3連続得点を許すなど、一気に攻め込まれてしまう。それでも長谷川良介(社2)が後半初得点を奪うと、河本・坂野ら上級生も得点し粘りを見せる。しかしDFを修正してきた早大の前に約10分もの間得点を奪えず、地力の違いを見せつけられる。15点差を付けられ、後半2度目のタイムアウトを取るも大勢は変わらず、20‐36で敗れた。

 昨日、日体大相手に善戦をしただけに、残念な結果に終わった。昨日と打って変わって、36失点と課題のDFの弱さが浮き彫りとなった。高い修正能力を見せた早大に対し、試合中の対応力の低さも課題である。強豪との2連戦を落とし、新チーム発足時に掲げたリーグ制覇のためには残りの試合は1試合も負けられない。次の相手の日大は昨秋リーグ戦で勝利しているだけに、苦手意識もないだろう。次戦でのリーグ戦初勝利に期待したい。(蟹沢陽司郎)

コメント

佐藤浩 監督

ー今日の試合を振り返って
まず前半の終わりの方までは、自分たちのハンドボールができていい試合ができました。そこまでは良かったのですが、その後は自滅ですね。自分たちがミスをして、そこから逆速攻をやられてというのが続きました。後半もミスから始まって、そのまま自分たちのペースがつかめずプレーも全然できないまま試合が終わってしまいました。結局、パスミスだったり、キャッチミスだったり、シュートミスなんですけれどもそれがきっかけとなってしまいました。選手にもそういった当たり前の部分ができるように、この一週間で対策するように言ってあります。

ーハーフタイムではどのようなことを話されていましたか
前半の終盤にミスが出たので、まずそこをきちんとケアしようと言いましたが、ミスが出てしまいました。そこを一番重要視しましたができませんでした。

ー本日起用した小嶋選手と高間選手の持ち味は
小嶋選手はパワーです。高間アミンはパワーというよりは早く柔軟なシュートを打つので、どちらも1部に通用すると思って使いました。

ー次の日大戦に向けて
自分たちのハンドボールをしたい。それは私もそうですし、選手たちも同じことを言っているので、それができるようにこの一週間しっかり準備して試合に臨みたいです。
 

河本憲汰 主将

ー今日の試合を振り返って
前半、ミスはあったものの点差も内容も良い試合ができたのですが、後半に早稲田がDFもOFも修正してきたのに対して、自分たちの修正が追いつかなかったという課題が浮き彫りになった試合でした。

ー後半、法大の得点が止まってしまいましたが
自分たちがその状況でどう攻めたらいいのかがわからなくなってしまいました。いい状態とは言いませが、ある程度の状態を60分間保つことがでず、自分たちのペースじゃなくなって攻められなくなった時に、下級生たちもおどおどしてしまったので、そこを引っ張っていかなくてはならないと思います。

ー強豪・早稲田と戦った印象は
ずば抜けた選手はいないのですが、個々の能力は高いので相手1人を2人で守るようなDFをすれば十分戦える相手だと思います。相手がOF・DFを修正してきたことに対して、うちも修正できるようになればもっと良い戦いができると思います。

ー今日の試合に点を付けるなら
40点くらいです。前半は善戦したというのは一つの良い経験だと思います。でも後半に崩れすぎたので半分は付けられないです。

ー個人として良い点ありましたか
7mスローを外さなかったこととランニングシュートを決められたことです。(ランニングシュートは)自分の中で一番大事にしていて、高校時代からあのシュートが最初に入ってくれればその試合に乗っていけるような気がするので、今日は決められて良かったです。

ー今季から出場機会の増えた小嶋、石川雄貴(経2)について
小嶋は昨日今日とまだ緊張しているみたいで堅いですね。(小嶋は)能力は高いのでうまくつかっていけたらいいなと思いますし、伸び伸びできる環境をつくってあげたいです。石川はハンドボールに対して熱い男で、チームを引っ張っていける質があると思います。ワンポイントで起用したときに、どれだけ活躍できるかがというのを彼もわかっていると思うので、今後も彼ら2人には期待したいです。

ー次の日大戦に向けて
日大のDFのプレッシャーは結構強いので、慌てることなく落ち着いてプレーすることを心掛けたいです。勝負際は強気でいって、決めるところをしっかり決めれば決して勝てない相手ではないので、一週間しっかり練習に取り組んで頑張っていきたいです。
 

小嶋力椰

ー今日の試合を振り返って
ミスから逆速攻をされたことが多く、またDFの戻りができなかったので、そういった部分を直せていれば良い試合になったのでないかと思います。

 ー前半はとても良い流れでしたが
前半はDFの足が良く動いていて、OFも自分たちのプレーができていたと思います。

 ー後半は
後半は相手が修正してきて、そのときに自分たちがミスをしたり、シュートを打たされり、逆速攻をくらう形になってしまいました。自分たちも対応していかなきゃいけなかったですね。

 ーチームの課題は
ミスを無くすことと、戻りを早くすることをチーム全体で意識しています。今日も途中で戻りが遅くなってしまったので、それをしっかり直したいです。

 ー個人の課題はありますか
もっと自分でシュートを狙っていきたいです。自分が決められなくても、他の選手、先輩たちに気持ち良く打ってもらえるようにしたいと思っています。

 ー今季リーグの目標や意気込みをお願いします
1試合で4点取ることを目標でやっていたのですが、今できていないので次の試合からそれをやっていきたいです。頑張ります。

フォトギャラリー

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