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【空手】第26回関東体重別選手権大会 75kg級で花車がベスト4入り! 好成績を追い風に全日本団体へ挑む!

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【空手】第26回関東体重別選手権大会 75kg級で花車がベスト4入り! 好成績を追い風に全日本団体へ挑む!

第26回関東体重別選手権大会
2015年11月1日(日)
慶応義塾大学日吉記念館

全日本団体を3週間後に控える中、関東体重別選手権大会が開催。多くの選手がエントリーされた中、花車勇武(国3)が75㎏でベスト4入りという好成績を収めた。

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花車、全日本団体へ弾みをつけた

試合結果

総合成績

階級  選手名    学部・学年 成績 
60㎏級  山下慶太   スポ3 ベスト16 
  今村洸登 デ工1 ベスト32
67㎏級 山本智哉  文4  ベスト32 
  小野田守徒  文3  〃 
  山中航平  営3  〃 
 75㎏級 花車勇武  国3  ベスト4 
  伊藤政哉 国2 ベスト16
  山﨑祐樹 国4 ベスト32
80㎏級 岡本洸 生命2 ベスト16

※ベスト32以上掲載

戦評

法大の男子からは計19人の選手が出場した。

60kg級では山下慶太(スポ3)がベスト16まで進出。67kg級の小野田守徒(文3)は反則負けによりベスト32で敗退。4年の山本智哉(文4)、山中航平(営3)もベスト32で敗れた。

80kg級では林康平(スポ3)が上段蹴りを決められるなど1-5で早々と姿を消す。岡本洸(生命2)もベスト16でポイントを守り切ることができず悔しい判定負け。ベスト8を逃した。

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岡本は惜しくも判定負け

上位進出が期待された75kg級。主将の山﨑祐樹(国4)は3回戦で国士大の鹿村と対戦する。ポイントを先行されるも山﨑は、残り約20秒で1-1と追いつく。しかし再びのポイントはならなかった。3回戦敗退におわった。伊藤政哉(国2)は3試合に勝利し、ベスト16まで進出。しかし明海大の遠山には0-6での完敗を喫し、準々決勝進出には届かず。

そんな中、花車勇武(国3)が真価を発揮する。初戦は判定勝ちという辛勝からのスタートとなったものの、ベスト8まで勝ち進む。そのベスト8で関東団体ではドローに終わった日大の比嘉に対し、3-0で勝利。準決勝へ駒を進める。

準決勝、相手の森(日体大)に対し、先にポイントを奪った花車。しかし「相手の蹴りに対応できなかった」と中段蹴りを2度決められてしまった。相手の得意技に泣き、準決勝で敗退。惜しくも決勝には届かなかった。

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花車が堂々のベスト4入り

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相手の蹴りに屈し、決勝進出はならず

蹴りへの対応、長尺の試合時間に対する足の動きという課題は残ったものの、堂々のベスト4入りを果たした花車。しかし、あくまでも「今年の集大成は全日本団体」と語る。この好成績を追い風とできるか。目標の全日本団体決勝の舞台に立つために必要なのは「練習量」だと手嶋監督は何度も口にした。上位校との差を埋めるためには相応の量をこなすことが何よりも求められる。最後の最後で笑えるように。空手部は残りの稽古に全てを賭ける。(高津勇佑)

監督・選手のコメント

手嶌重忠 監督

―ベスト4に入った花車選手の試合はいかがでしたか
3分間の試合を連続でやることになったので、瞬間の足の動きが鈍かったかなと思います。3分間という時間に対する足の動きが、稽古の内からできていなかったということだと思います。動き自体は良かったと思います。

―全日本団体が近づいていますが、今大会をどのように位置付けていましたか
選手の仕上がりを確認するということ。同時に結果を踏まえて、不足しているところを今週、それと土日には多摩で強化練習をやるのでそこで修正をかけていこうと思っています。それには練習量ですね。自分の得意技を磨く時間がもっと必要だと思いますね。

―それは全選手に通じることでしょうか
そうですね。他校の上位の選手たちを見るとやっぱり動きが良いですよね。それには練習量が必要でしょうね。

―選手の成長が感じられるところはありますか
安定感は増していると思いますね。これまでの一所懸命さだけではなく、実力は着いてきていると思います。でも自分たちはもうワンランク上を目指さなければいけません。それには、やはり練習量ですね。

―全日本団体で選手たちにどんな戦いを期待しますか
積極的な攻撃ですよね。相手への対応というのはある程度できているんだけど、自分からの積極的なアタックというのが足りていないです。試合までに練習を積んで、本番は頑張ってほしいですね。

花車勇武

―ベスト4という結果について
ベスト8で関東団体の時に引き分けた日大の比嘉さんと当たって、リベンジしようと思って臨んだので、うまくやれて良かったです。次の森選手には昨年の関東個人でも負けていて戦略は立てていました。でも蹴りに対応できていなくて、そこで負けてしまいました。大きい相手の蹴りに対応できるように、もっと足を動かして戦えるようにするという反省が残りました。

―準決勝では先にポイントを奪いましたが、蹴りに対応できなかったというのが敗因ですか
そうですね。相手が蹴りを使ってくるというのは前々から分かっていて、監督からも蹴りには注意しろとは言われていたんですけど。相手のフェイントに引っかかってしまって蹴りを入れられてしまったので、フェイントをかけられた時に自分から技を出して取れるように練習していきたいです。

―初戦は判定勝ちからのスタートとなりましたが
初戦に対する臨み方が失敗だったと思います。もっと、しっかりアップをしてから臨むべきでしたね。

―全日本団体が今月に迫っていますが、どのような気持ちで今大会に臨みましたか
やっぱり全日本団体が今年の集大成だと思っています。今日はその調整というわけではないですけど、今日どれだけ良い成績を残せるか、周りの選手や審判の先生方にどれだけやれるのかを見せつける場だったと思います。入賞できたので、これを生かして全日本団体ではより上の順位を狙っていきたいです。

―全日本団体へ意気込みをお願いします
一個上の山﨑先輩は高校の時から一緒で、その先輩との最後の試合になるので、先輩方を勝たせてあげたいという思いがあります。自分の役割をしっかり果たして、絶対勝つという気持ちで挑みたいと思います。

フォトギャラリー

  • kire試合後、手嶌監督からアドバイスを受ける花車
  • kdfnベスト16入りの伊藤
  • kbjsa山﨑はベスト32で敗退
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