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【サッカー】 第91回関東大学サッカーリーグ戦 第1節 法政大1ー2慶應大 前後半の立ち上がりに課題を残しリーグ初戦を飾れず

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【サッカー】第91回関東大学サッカーリーグ戦 第1節 法政大1ー2慶應大 前後半の立ち上がりに課題を残しリーグ初戦を飾れず

第91回関東大学サッカーリーグ戦 第1節 法政大-慶應大
2017年4月16日(日)
味の素フィールド西が丘

法大の開幕戦の相手は昨季6位の慶大。試合は前後半の開始早々に失点を喫し、2点を追う展開に。78分に前谷のゴールで1点差に詰め寄るも、その後はチャンスを作れず敗戦となった。

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試合に敗れ、肩を落とす選手たち

試合結果

トータル試合結果

1
 法政大学 
0 前半 1 2
慶應義塾大学
1 後半 1

得点とアシスト

時間 大学 得点者 アシスト
10分 慶應義塾大学 近藤貫太  
46分 慶應義塾大学 近藤貫太 小谷春日
78分 法政大学 前谷崇博 渡辺淳揮

メンバー

法政大学
監督: 長山一也
1 GK 関口亮助
17 DF 武藤友樹
3 DF 前谷崇博
27 DF 加藤威吹樹
30 DF 奥村宣彦
2 MF

長倉颯
→渡辺(51分)

14 MF 土橋優樹
7 MF 川崎雅哉
→松澤(75分)
10 MF 上田慧亮
→紺野(54分)
13 MF 青柳燎汰
26 FW ディサロ燦シルヴァーノ
サブメンバー
12 GK 吉田舜
5 DF 林遼太
23 DF 渡辺淳揮
28 MF 下澤悠太
25 MF 紺野和也
29 FW 長谷川元希
18 FW 松澤彰

※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。

 

戦評

第91回関東大学サッカーリーグ戦の開幕を迎えた。昨季を5位という好成績で終え、優勝も期待される法大の相手は、実に7年もの間勝利を収めることができていない慶大。苦手な慶大を攻略することで幸先の良いスタートを切りたいところだ。

試合は開始直後にカウンターの流れから川崎雅哉(現4)が一人でシュートまで持ち込むなど、法大が押し気味に試合を進めるが、10分に上田慧亮(現4)がペナルティーエリア内でピーダーセン世隠を倒し、PKを献上してしまう。これを近藤貫太に沈められ、早い時間にビハインドを負うことになる。早いうちに追いつきたい法大はボールを回しチャンスを窺うものの、慶大の守備に阻まれ、決定機を作ることができない。しかし29分、法大に前半最大のチャンスが訪れる。武藤友樹(社4)が右サイドを突破し、クロスを放つ。これをフリーのディサロ燦シルヴァーノ(経3)が頭で合わせるが、これは枠の外へ。
1点ビハインドで迎えた後半、早々に法大はチャンスを迎える。46分に奥村宣彦(社4)が上田に折り返すと、これを長倉颯(経3)に落とし、長倉がミドルシュートを放つ。しかし、枠を捉えることはできなかった。その直後、痛恨の2失点目を喫してしまう。小谷春日が裏を抜けグラウンダーのクロスを放ち、これを近藤に合わせられた。流れを変えたい法大は、51分長倉に代え渡辺淳揮(社3)を、54分に上田に代え紺野和也(現2)を投入。しかし、相手の個人技やプレッシングに苦しめられ、チャンスらしいチャンスを作ることができない。78分に渡辺のフリーキックを前谷崇博(スポ3)がヘディングで合わせ1点を返すものの、反撃はここまで。開幕戦を黒星で終えた。

苦手な慶大相手にまたしても敗北を喫する結果となってしまった。「ほとんど自分たちのミスから失点だった」と関口亮助(経4)が語るように、まだまだ守備陣には改善の余地はあったが、いくつか良い連携からのフィニッシュも見ることができた。次節は昨季王者・明大を下した順大との対戦だが、今節で浮き彫りになった課題を改善し、リーグ戦初勝利を収めることで勢いに乗りたい。(赤染徳光)

 

監督・選手コメント

長山一也監督

ー試合を振り返って
応援してくれる方々へ最後まで戦う姿を見せることが重要でしたけど、そういう姿勢が見れなかったのは残念です。特に4年生は、1年生の時から関わっているので期待していたんですけど、こういう場でできなかったのは甘さが出たかなと思いますね。

ーミラーゲームでしたがどう崩していこうと
相手が高さがないというところでディサロに当ててというところと、練習試合でのビルドアップでミスが多かったので早く相手のコートに入ろうという狙いをもって入りました。サイドバックの武藤が高い位置を取るのもそうですけど、早く前に当ててそこからというのをトレーニングでも意識して練習していました。

ーレフティを左サイドに置く時間帯の狙いは
相手の2番が結構前に来ていたのでその裏を狙いたかったのと、クロスボールへの対応があまりよくなかったので、それを突いていこうと考えてました。前半にディサロがチャンスを迎えた場面がありましたけど、ああいう形で点を取りたかったですね。

ー得点時に渡辺選手に声をかけていましたが
何回もキャッチされていたのでまずはキーパーを外せと。低いボールでも良いですし、そういうアイデアが欲しかったので声をかけました。結果的にそれだけで点が入ったわけですし、もっとピッチの中で自分たち主導でやっていかないと継続的に点も取れないですし、そこは修正していきたいです。

関口亮助

ー試合を振り返って
前半と後半の立ち上がりにに失点しまって流れを作れなくて負けてしまい悔しいです。

ー開幕戦の相手は苦手な慶大でしたが
開幕戦は難しくなるというのは自分自身感じていたので、どちらかというと慶大だからではなく開幕戦だから難しくなるというのをチームに伝えていました。

ーディフェンスラインへの指示はどのようなものだったのでしょうか
ディフェンスラインは去年とほとんど変わっていたので、自分が全て指示するイメージでした。

ー次節へ向けて
今日はほとんど自分たちのミスからの失点だったので、そこをミスしないようにして、自分がキャプテンなので自分から流れを作っていきたいと思います。

前谷崇博

ー今日の試合を振り返って
結果が全てだと思うので、負けは負けなので次どう勝つか切り替えてやっていくしかないと思います。

ー自身の得点シーンを振り返って
負けてる状況だったので、無我夢中で飛び込んで覚えてないくらいの気持ちで押し込んだ感じです。

ー失点シーンを含めて守備についてどう感じてますか
細かいポジショニングのミスもありますが、PKのシーンも2失点目のシーンも自分たちでミスとかもったいない失点が続いたり、甘さがまだあると思うので、自分たちで崩れないようにまた立て直していきたいです。

ー次節に向けて
次の試合で連敗しないのが大事だと思うのでチーム全員で練習から厳しく行い、次は全員でなんとしても勝ちたいです。

武藤友樹

ー試合を振り返って
悪いかたちでPKをとられてアンラッキーだったんですけど、そこからまだ逆転できる力が足りないことが反省点でした。まだ1節なんでそこまで気にはしてないです。

ー1点を返した後の雰囲気については
前谷は全然ゴールとかとる選手ではないので、特にチームに勢いはついたんですけど、そこでまた2点目取りにいけなかったのがよくなかったですね。

ー4年生は長山監督も1年生から見ている代ですが
自分たちの代が引っ張っていければと思います。試合を通じて成長できればなと思います。

ー次節の順大戦に向けて
絶対勝ちます。 

フォトギャラリー

  • a R円陣を組み気合を入れる
  • b Rプレースキックを蹴る長倉
  • c Rサイドをえぐる武藤
  • d R奥村が左サイドから仕掛ける
  • e R裏に抜け出す青柳
  • f R川崎はサイドハーフで先発
  • g R紺野はサイドを活性化
  • h R試合後ベンチに引き上げる選手達
 

 

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