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【水泳】FINA競泳ワールドカップ2018東京大会3日目 世界の大きな壁に立ち向かう!宮本が400㍍個人メドレーで8位入賞!!

水泳

【水泳】FINA競泳ワールドカップ2018東京大会3日目 世界の大きな壁に立ち向かう!宮本が400㍍個人メドレーで8位入賞!!

FINA競泳ワールドカップ2018東京大会
2018年11月11日(日)
東京辰巳国際水泳場

インカレとは一味違う世界レベルの今大会。宮本一平(人1)が1年生ながら、400㍍個人メドレーで8位に入賞を果たす。また他の選手も自己ベストを更新するなど大いに健闘した。しかし、舞台は世界大会。自己ベスト更新をもってしても、決勝への進出を果たすことは誰もできなかった。今後に向けて大きな自信と課題が見つかった大会となった。

miyamoto2 00001 R
8位入賞を果たした宮本

試合結果(1日目)

予選結果(女子) 

種目 順位 選手名 タイム 備考
100mバタフライ  34位 船木里菜(経1) 1分00秒58  
37位 細川琴江(経1) 1分01秒04  
  200m背泳ぎ 17位 小川真菜(経1) 2分10秒95  
 50m平泳ぎ 15位 奈須田ゆうか(社1) 31秒62  
100m自由形 38位 柴田夏海(スポ1) 56秒05  
200m個人メドレー 18位 柏崎清花(営1) 2分15秒36  

予選結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
 50mバタフライ 34位 赤羽根康太(人2) 23秒91  
100m背泳ぎ 12位 内藤良太(人3) 52秒05  
200m平泳ぎ 13位 宮本一平(人1) 2分06秒35  
200m自由形 27位 廣川剛己(経3) 1分47秒55  

タイム決勝結果

種目 順位 選手名 タイム 備考
男子400m個人メドレー 8位 宮本一平 4分09秒22  

戦評

 大会最終日である今日は、初日の柴田夏海(スポ1)に続き、宮本一平(人1)が健闘した。2日目までは世界の高い壁を痛感する展開であったが、この日は違った。

 宮本は、400㍍個人メドレーと200㍍平泳ぎに出場した。400㍍では8位入賞という結果で、この日の法大の中で最も高い成績を残した。200㍍では、入賞まではいかなかったものの13位という好成績を記録し、満足のいく1日となったはずだ。トレーナーのサポートなしで迎えた今大会であったが、「疲労を溜めないようにと意識し、最後まで自分の泳ぎができた」と語った。さまざまな大会で、数多くの種目にエントリーをする宮本にとっては、大会中の疲労回復は、特に大切な事になってくるだろう。

 また、内藤良太(人3)は得意の200㍍背泳ぎに出場するも、全体12位という結果に。自己ベストを出していれば、決勝に残れただけに「調子は良かったが、それをタイムに結び付けられなかった」と悔しさをにじませた。今大会は、海外の強豪選手も多く出場し、ハイレベルな戦いの中で、いかに自分の持ち味を出せるかが今後の課題と言える。

 4年生が引退し新たな体制になった新生HUST。強豪海外選手も多く参加する今大会で、選手たちは自身の成長を実感すると共に、新たな課題を発見し、次へとつながる大きな意義をもつ大会となった。

(記事:大政欣也、大桃太郎)

選手インタビュー

内藤良太

今日の試合を振り返って
予選からしっかり行かないと決勝に残れないので全力で行こうと思って望みました。

試合前のメンタル面について
今日が最終日なので今できることを最大限しようと思いました。

具体的に取り組んだこと
朝の一発目から全部潜っての水中のドルフィンが苦しい中でも自分で決めている回数を蹴り切ろうと思い、それができたので良かったです。

今日の調子について
調子はそんなに悪くはなかったとは思いますけど、気持ちのコントールであったりとか、調子が良くてもタイムに結びつかないところは今回の課題だなと思います。

今大会を振り返って
今回自己ベストよりもちょっと遅くても決勝に残れるというレベルでしたが、そこで決勝に残れなかったのは悔しい結果です。

次に向けて
4月の日本選手権に向けて頑張っていきたいと思います。

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この日惜しくも決勝に残ることはできなかった

小川真菜

-今日のレースを振り返って
2分10秒をきれなかったので、いまいちかなと思います。

調子の良さは続いていますか
結構、前半は気持ちよく泳げてたのですが、後半ちょっと浮いたなという感じだったので、後半の練習を積んだ方が良いと思いました。

ウエートトレーニングの影響は
ウエートをやったのでパワーの部分で、50㍍の方ではベストが出たのですけど、持久力のほうがまだいまいちだったかなと思います。

今後に向けて
まずは、200㍍の背泳ぎでベストを出したいです。そのためにはパワーが必要なので、ウエイトをしっかりと続け、その中で泳ぎこみし持久力をつけて200㍍の背泳ぎは短水路では2分5秒、長水路では2分11秒を目指して頑張りたいと思います。

奈須田ゆうか

今日のレースを振り返って
昨日よりはスピードが出ていたと思うのですが、少し体が沈んでいたかなという感じなので、重かったかなと思います。

昨日、課題に挙げていた腕の動作やキックのかかりについて
腕は良かったのです。キックも昨日よりは良かったのですが、まだ万全な感じではないので、そこが悪かったかなと思います。

今大会を振り返って
オフ明けでタイムとしてはもう少し出したかったところではあるのですけど、今の時点ではこんなものかなという感じです。

今後について
冬は短水路の試合が増えてくるので、もっとスピードをあげて、200㍍まで泳げるように頑張りたいと思います。

柴田夏海

今日のレースを振り返って
大会3日目ということでアップの時から疲れを感じていて、その中で自己ベストを目指していたので悔しいです。

今大会で見つかった課題は
400mの自由型では良い成績が残せたので良かったんですが、その他のレースはあまり結果を残せなかったのでそこは悔しいです。

今大会を振り返って
良いところも悪いところもどっちもあった大会だったんですが、疲れている状態でもしっかり結果が出せるようになりたいと思いました。

今後に向けて
本番は4月の日本選手権になってくると思うので、そこでしっかりと結果を出したいです。

柏崎清花

今日の試合を振り返って
昨日よりもターンとかの細かい部分をしっかりやろうと思っていたんですが、ゴーグルに水が入ってしまって距離感がつかめなくてあまりできなかったかなと思います。

今日のレースプランについて
前半から積極的にいって後半どれだけ持ち堪えられるかなという感じでした。

今日の調子について
アップの時はそんなに悪くなかったんですが、本番はちょっと力んでしまって、上手くいきませんでした。

今大会で見つかった課題
世界中から色んな速い選手が来ていて、そうゆう人の泳ぎをしっかり見て、自分と違うところが見つかったので必要なところは真似していければと思います。

今大会を振り返って
昨日は自己ベストではあったんですが、全体的には納得いくレースができていなかったので、まずまずの結果という感じです。

今後に向けて
次の大きい大会は日本選手権だと思いますので、そこではもっと納得のいく結果が出せるようにこれから練習をしっかり積んで行きたいと思います。

宮本一平

200㍍平泳ぎを振り返って
もう少しタイムをあげていきたかったです。

400メートル個人メドレーを振り返って
400㍍個人メドレーの方もベストではないので、本当に悔しいですけど、いつも以上に良い泳ぎができたのではないかなと思います。

3日目ですが疲労は
いつもはトレーナーさんがいる中でのレースなのですけど、今回はトレーナーさんがいない中でのレースで、1日1日疲労を溜めないように意識していたので、最後まで自分の泳ぎができたと思います。

調子の良さは継続できたか
はい、そうですね。

ターンについて
僕的には、ターン動作は劣っていないと思うのですけど、ブレスだったら、ひとかきひと蹴りのところで置いてかれてしまうと思うので、今後の課題としてはそのようなところを強化していきたいと思います。

今後の目標
まずは4月に向けてトレーニングを積んでいって、毎年4月はタイムが悪いので、来年はしっかりとタイムをあげていきたいなと思います。

miyamoto2 00001 R
8位入賞を果たした宮本

赤羽根康太

今日の試合を振り返って
前回の試合よりもドルフィンとかターンを意識してやってみたんですけど、ちょっとタイム的に遅かったですね。

今日の調子について
初日に100があってベストに近い状態で泳げて、2日目は何もなかったんで、よく調整ができていて、今日も調子としては良かったです。

今大会を振り返って
世界短水路の選考会では二種目とも自己ベストが出て良かったですが、世界と戦える今回の大会では、いい結果が出せず良くないのかなと思います。

今大会で見つかった課題
パワー不足だと思いました。最初の25㍍から離されていたので、もっとスプリント力を磨いていきたいです。

今後に向けて
再来週、長水路があるんですけど、そこでいいスタートを切って来年の4月には日本代表に選ばれるように頑張りたいと思います。

廣川剛己

レースを振り返って
ベストタイムを狙っていて、その中でも最低限、日本選手権の標準記録は残そうと思って臨んたのですけど、0.1秒及ばず、残念な気持ちです。

前半からいくというプランだったか
僕の持ち味は前半からいくことなので、隣の人においていかれないように、頑張りました。

どのような準備をしてきたか
普段は長水路で練習をしているのですが、今回は短水路の大会で、短水路ではとにかくスピードをあげることが大切なので、スピードやテクニック、ターンの技術もしっかりあげられるように、頑張ってきました。

ターンについて
2週間前に行われた、短水路選考会に比べると大幅にアップしたと思っているのですけど、ジャパンオープンしかきれなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今後の目標
次の試合はウィンターカップになるので、そこでは選手権の標準記録を目標とせずに、自分の狙っているもっと上のタイムを目指して頑張っていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • naitou R惜しくも決勝に残ることはできなかった
  • hosokawa R細川は予選を37位で終わった
  • ogawa R200㍍背泳ぎでは自己ベスト更新とはならなかった小川
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