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【フィギュア】祝卒業!佐上黎選手、16年間の競技生活お疲れさまでした!~明治法政ONICE2022~

明治法政ON ICE2022
2022年3月5日(土)
@東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ&オンライン

東伏見ダイドードリンコアイスアリーナで行われた明治法政オンアイス2022。法政と明治の選手を中心に企画・運営しているアイスショーで、大学卒業をもってスケートを引退する選手が現役最後の演技を披露しました。法政フィギュア部からは、今年唯一の4年生だった佐上黎(文4)がこのアイスショーをもって競技生活を退きました。

インタビュー

佐上黎(文4)

ー法大フィギュアでの4年間を振り返って
私が入部したときは8人くらいしかいなくて、それでも和気あいあいとできましたが、今は部員も15.6人にすごく増えていて…(今季部長だったので)まとめられるか不安でした。ですが、後輩のみんなが助けてくれたので、最後までこの4年間を乗り切ることができました。

ー同期がいなかった事に関しては
すごく寂しかったです。先輩や後輩にも相談しますが、友達みたいに気軽に相談することはできなかったので、すごく寂しかったです。

ー寂しかった時に支えになった人は
一緒に練習をしている東伏見の1個上の明治の先輩とか、同じコーチ・チームの先輩とか…先輩に相談をすることが多かったです。

ー明法オンアイスで「谷ばかりの競技人生だった」と述べていたが、それでもこれまでフィギュアスケートを続けられた理由は
フィギュアスケートは1人で演技をしなければいけませんが、ファンの方や親、コーチに支えられました。(親やコーチは)滑りたくなくなった時にもいつでも相談に乗ってくれました。ファンの方もどんなにひどい演技をしてもいつも駆け寄ってくれて「良かったよ」と慰めてくれました。ファンの方から力をもらったから、ここまで頑張ることができました。

ー1番印象に残っている試合は
大学1年の時の、何の試合か忘れてしまったのですけど…ブロックだったかな、都民大会だったかな…
ショート、フリーともにノーミスして久しぶりに優勝したときです。練習でも調子がよかったですけど、調子よかった分すごく緊張していて、それでもまとめられて優勝できたのですごく印象に残っています。大学生になって優勝したのはこれだけなので特に印象深いです。

ー印象に残っているプログラムは
大学1.2年生のショートで使っていた、ハレルヤという曲のプログラムです。歌が好きだし、ステップとか振り付けも好きでした。ステップが得意で、ジャンプは嫌いで(笑) 滑るのが大好きなので、ハレルヤのステップは特に好きでしたね。

最後の演技で笑顔を浮かべる佐上選手

ー法大に入って良かったことは
合宿はすごく楽しかったです。他大は部練があると思いますが、法大にはそれがない分、合宿があって。
合宿では、みんなとワイワイしながらBBQだったりトレーニングしたり一緒に楽しく時間を過ごせるので、すごくよかったです。

ー滝行は
あれは結構大変ですよ(笑)
滝まで走って行かないといけないし、帰りも走らないといけないし…往復10キロくらいもあります。それで、滝に打たれて、濡れて帰らないといけなくて、そのあと練習でもう大変です。
でも、今は滝の調子が悪くて(?)水があまり出ていないのでこれからは厳しいかもしれないですね。
※滝に打たれるのは男子のみ、女子は外から観覧。写真撮影の際に滝に近寄るだけ。

ー親やコーチにメッセージを
本当に迷惑しかかけていなくて…。親に関しては、時間もお金もたくさんかけてくれたのに、それに見合う演技ができなくて結果も出せなかったのですけど…。コーチも、こんな私でも最後まで見守ってくれて、とにかく「ありがとう」と伝えたいです。

ー後輩にメッセージを
これからも合宿で滝行に行くと思うので(笑)、あまり無理せずに。コロナが収まったら観に行くので、ぜひ頑張ってください。

ー最後に
6歳からつづけたフィギュアスケートからこれを機に離れますが、これからも隅っこの方でたまに滑ろうかなと思っています。今練習がないのが不思議な感覚です。ずっとフィギュアスケートに専念していたため今は趣味がないですが、今後は何ができて何をしたいのかを知りながら趣味を探したいです。

引退生と一緒に記念撮影をする佐上選手

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