2022年07月20日(水)
「アミノバイタル®︎」カップ2022 第11回関東大学サッカートーナメント大会
準決勝 法大ー明大
AGFフィールド
逆転勝ちで専大を下した法大は決勝進出を懸けた大一番に挑んだ。準決勝の相手は最大のライバル明大。前半は互いにチャンスを迎えるも決定機を活かせず0-0で前半を折り返す。後半は一転点の取り合いとなる。51分、ループシュートを決められ先制を許すが、その2分後久保のゴールで同点に追いつく。しかし63分、FKの流れから強烈なミドルを決められ勝ち越しを許す。さらに78分にも追加点を奪われ万事休す。1-3で敗れ2018年以来の優勝の夢は断たれた。次戦は中二日で駒大との3位決定戦に挑む。
一時同点となるゴールを決めた久保
試合結果
トータル試合結果
1
法政大学 |
0 |
前半 |
0 |
3
明治大学 |
1 |
後半 |
3 |
スターティングメンバー
ポジション |
背番号 |
選手名 |
学部・出身校 |
GK |
1 |
中川真 |
スポ3・徳島市立 |
DF |
2 |
堀江貴大 |
社会4・昌平 |
DF |
20 |
白井陽貴 |
スポ4・矢板中央 |
DF |
14 |
萩野滉大 |
現福4・名古屋グランパスU18 |
MF |
7 |
若林龍 |
現福4・桐蔭学園 |
MF |
8 |
渡邉綾平 |
経済3・前橋育英 |
MF |
16 |
細谷航平 |
社会3・サンフレッチェ広島ユース |
MF |
17 |
中川敦瑛 |
経済2・横浜FCユース |
MF |
25 |
吉尾虹樹 |
現福3・横浜F・マリノスユース |
MF |
31 |
モヨマルコム強志 |
現福3・東福岡 |
FW |
22 |
久保征一郎 |
経済3・FC東京U18 |
サブメンバー |
GK |
12 |
伊藤琉偉 |
現福2・モンテディオ山形ユース |
DF |
3 |
松岡迅 |
経済3・前橋育英 |
DF |
32 |
竹内豊 |
現福2・新潟明訓 |
MF |
6 |
佐野陸人 |
現福4・清水エスパルスユース |
MF |
19 |
髙橋馨希 |
社会3・常葉大学附属橘 |
MF |
26 |
揖斐俊斗 |
経済2・柏レイソルU18 |
MF |
28 |
中村翼 |
経済2・横浜F・マリノスユース |
MF |
30 |
青木俊輔 |
社会2・東福岡 |
FW |
18 |
石井稜真 |
経済2・アビスパ福岡U18 |
試合スタッツ※交代は法大のみ記載
時間 |
経過 |
大学 |
選手名 |
得点経過 |
51分 |
得点 |
明大 |
藤森颯太 |
0-1 |
53分 |
得点 |
法大 |
久保征一郎 |
1-1 |
58分 |
交代 |
法大 |
モヨマルコム強志→青木俊輔 |
|
58分 |
交代 |
法大 |
吉尾虹樹→佐野陸人 |
|
63分 |
得点 |
明大 |
福田心之助 |
1-2 |
64分 |
交代 |
法大 |
若林龍→髙橋馨希 |
|
78分 |
得点 |
明大 |
中村草太 |
1-3 |
81分 |
交代 |
法大 |
堀江貴大→松岡迅 |
|
85分 |
交代 |
法大 |
久保征一郎→中村翼 |
|
マッチレポート
ここまで苦しみながらもベスト4へと駒を進めた法大。準決勝ではリーグ戦で首位を走る明大と対戦した。約一か月前の対戦では1-0で勝利を収めている。因縁の相手を下して決勝進出なるか。中三日と言うこともありスタメンを5人変更。吉尾虹樹(現3=横浜F・マリノスユース)や若林龍(現4=桐蔭学園)がスタメンに復帰した。
炎天下の中試合はキックオフ。ファーストチャンスは法大。11分、中川敦瑛(経2=横浜FCユース)がドリブルで持ち上がると吉尾にパス。PA外から吉尾が放ったシュートは相手DFに当たりCKを獲得する。このCKを白井陽貴(スポ4=矢板中央・Vファーレン長崎内定)が折り返し、モヨマルコム強志(現3=東福岡)が頭で合わせるも相手GKのファインセーブに阻まれ得点は奪えない。さらに15分、モヨがドリブルで中央を突破するとサイドに張っていた若林にパス。カットインからシュートを放つも惜しくもポストに直撃する。30分にはスルーパスから相手にPAに侵入されるもGK中川真(スポ3=徳島市立)が好セーブを見せる。38分にもピンチを迎えるが中川真が再び好セーブを見せ得点は与えず。両者決定機を迎えるも活かしきれずスコアレスで前半を折り返す。
試合は後半開始早々動く。51分、相手GKが前線に送ったボールを藤森颯太(明大)がトラップすると、中川真が飛び出している所を見逃さずループシュート。これがゴールに吸い込まれ先制を許す。しかしその2分後、中盤でボールを奪うと吉尾が前線へパス。久保征一郎(経3=FC東京U18)がトラップで相手をかわすと冷静にゴールに流し込みすぐさま同点に追いつく。その後はお互い決め手を欠き膠着状態が続くが63分、FKを相手に与えると強烈なミドルシュートを叩き込まれ勝ち越しを許す。さらに78分にも追加点を許し1-3に。その後も反撃を図るも相手の牙城を崩すことが出来ず、そのまま試合終了。宿敵明大の壁は高く、決勝進出とはならなかった。
次戦は中2日で迎える3位決定戦。相手の駒大にはリーグ戦では黒星を喫している。リーグ戦後期をいい流れで迎えるためにも絶対に落とせない一戦、今こそチーム一丸となり勝利を掴み取りたい。
(取材・二瓶堅太)
3位決定戦に挑む法大イレブン
選手コメント
萩野滉大主将
―試合を振り返って
圧力がかかる中、何とか前半は0で抑えられたんですけど、後半の頭で失点してしまいました。その後すぐに追いつけたんですけど、後ろが耐えられなくて、最終的にこういう結果になってしまって、悔しいです。
―先制を許した後何と声を掛けましたか
1点なら大丈夫だと、何とかなるよという話をしました。
―連戦の苦しさなど感じていますか
うまくこういう連戦にも対応していかないと、一個の隙でやられてしまうと思ったし、今日もその隙でやられてしまいました。大臣杯も連戦ですし、そこはもっと僕たちが強くなっていかないといけないのかなと思います。
―3位決定戦までの二日間で改善する点は
3位で終わるか4位で終わるかというのは全く違いますし、3位で行くために、まずこの大会では前半で得点できていないので、前半から勢いを持って、先制点を奪うこと。そして後ろはしっかりと0で抑えられるように、今日で言うと背後の対応であったりはしっかり集中してやっていきたいと思います。
フォトギャラリー
試合の写真は、スポーツ法政新聞会の公式ツイッター、また公式インスタグラムに掲載いたします。