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【ハンド】2022年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第8戦 対日大 一時は追い上げを見せるが、惜しくも敗北。連敗を止められず

ハンドボール

2022年9月25日(日)
国士舘大学多摩キャンパス

何としても連敗をストップさせたい法大。今回の対戦相手は、第7戦終了時点で7位の日大であった。序盤から日大優位に試合が進み、前半を9-13で終える。後半では追い上げを見せ、一時は2点まで差を詰める場面もあった。しかし終盤に再び差を開けられ、22-27でまたも敗戦となった。

意地の追い上げを見せた法大

試合結果

トータル試合結果

22
法政大学
9 前半 13 27
東海大学
13 後半 14

試合後順位表

順位 大学名 勝-分-負 得点 失点 得失点 勝ち点
1位 日本体育大学 7-0-1 280 233 47 14
2位 中央大学 6-1-1 249 222 27 13
3位 筑波大学 5-0-3 234 215 19 10
4位 明治大学 5-0-3 235 243 -8 10
5位 国士舘大学 4-1-3 215 215 0 9
6位 早稲田大学 4-0-4 235 224 11 8
7位 日本大学 3-1-4 224 217 7 7
8位 東海大学 3-0-5 207 243 -36 6
9位 立教大学 1-0-7 207 215 -8 2
10位 法政大学 0-1-7 201 260 -59 1

 秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 8月27日(土) 早稲田大学 ●31-32 中大多摩
2    28日(日) 中央大学 ●28-38 中大多摩
3      9月3日(土) 筑波大学 ●23-36 国士大多摩
4      4日(日) 立教大学 ●21-32 国士大多摩
5   11日(日) 国士舘大学 △25ー25 明大和泉
6       17日(土) 日本体育大学 ●33-42 日大八幡山
7     18日(日) 東海大学 ●18-28 日大八幡山
8     25日(日) 日本大学 ●22-27 国士大多摩
9     10月2日(日) 明治大学 国士大多摩

戦評

引き分けとなった対国士舘大の第5戦を除いて、ここまで全て敗戦が続いている法大。なんとしても連敗を止めたい今回の第8戦は、春季リーグで敗北を喫した日大との対決だった。

前半は岩﨑琢未(スポ2)を中心に点を重ねるが、それ以上の勢いで攻撃を続ける日大に多くの得点を許し、徐々に差が開いていく。その後も渡邊桂也(経2)や林優我(経1)らが積極的なシュートを重ね、日大に対して果敢に攻めるが、差は開いたまま9-13で前半を終えた。

迎えた後半戦。石田季里(経3)が連続して得点を重ねると、竹中柊翔(社1)や吉田峻介(社4)もそれに続き、前半からは切り替えて逆転に向けて勢いづく。徐々に差を詰め、前半終了時点で4点だった差は一時2点に縮まる。しかし日大もリードを譲らず、そこからは点の取り合いとなった。さらに終盤なると再び日大が勢いを取り戻し、連続得点で差を広げる。法大の追い上げはかなわず、22-27で惜しくも敗戦となった。

選手インタビュー

布田航 選手

―今回の試合を振り返っていかがでしたか
ディフェンスはすごく良くなってきたと思います。チームの中でこれをやるという1つのルールが徹底されてきているなという感じはしています。ですがオフェンスの部分で、チームとしてこれを1つやるという徹底ができなかったというのが、 試合を通して60分間の最後の15分とか20分に出てしまって、そこで点差が離れたかなと思います。

―今回日大と対戦する上で、特に意識したことは何ですか
相手が立体で出てくるディフェンスだったので、特にサイドやポストの動きが重要になると1週間話してきましたし、あとは7人攻撃を取り入れたりして、対策は1週間してきました。うまくいった部分もあるんですけど、まだ試合で数をこなしていない分ミスはどうしても増えてしまうので、それを次の試合までにしっかり課題として練習したいと思います。

―ここまでのリーグ戦全体を振り返っていかがでしたか
チームとしては全く勝てない状況で、苦しいまま今日も迎えて、やっぱりバラバラになった時に自分たちの試合ができなくなってしまうと思います。国士舘大との試合の時は、 自分たちのやるべきことが結構明確になっていて、勝つというよりはまず自分たちのハンドボールをやろうとしていたので、うまくいきました。ですが、ここ何試合かは自分たちのハンドボールをやってもなかなか通用しない試合が増えてきて、自信をなくしているというか、チームが落ち込んでいる雰囲気になるんですけど、もう切り替えてこのリーグ戦を通して、やっぱり自分たちのハンドボールはこうだよなって、最後収穫できればそれが1番いいかなと思います。

―個人としての課題はどういったところだと思いますか
個人としての課題は本当にたくさんあって、特にサイドシュートの部分で、練習で自分の形を作れない状態でリーグ戦に臨んでしまっていました。リーグ戦の中でもやっぱり自分の軸が決まってないシュートというのは本当に多くて、結果的に大事なところでシュートを外したりということが本当に多かったです。負のループを抜け出したいなとは思っているんですけど、なかなか準備できなかったのが出てしまったなと思います。

―チームとしての課題はどういったところだと思いますか
オフェンスもディフェンスも軸をしっかり作るというところが大事で、今は軸がぶれてしまっていたり、軸がまだ作れていないというところがあるので、まずはオフェンスもディフェンスもこれをやるという軸を作っていくのが課題なんじゃないかなと思います。

―残りの試合に向けての意気込みをお願いします
残り1試合になりましたし、もう勝ったとしても負けたとしても入れ替え戦はあるので、そこまで見据えて、1番の目標はやっぱりインカレで結果を残すことなので、それに向けてチームとしてもう1回作り変える気持ちで臨んでいきたいと思います。

(記事:岩瀬智悟)

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