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【硬式野球】春季リーグも最終カード!勝ち点獲得で有終の美を飾れ! 東京六大学野球2023春季リーグ戦 東大戦展望

東京六大学野球2023春季リーグ戦 対東大
2023年5月20日(土)、5月21日(日)
神宮球場

法明戦での連敗後、迎えた早大戦。1回戦を落とすも、雨天中止も挟んで迎えた2回戦、ここから法大の再起が始まった。9-6で早大の追い上げを阻んで連敗を止めると、引き分けを挟んで連勝。勝ち点を獲得して優勝戦線に生き残った。しかし、翌週には開幕から1つも勝ち点を落さなかった明大が優勝を成し遂げた。この瞬間、法大の優勝の芽はなくなったが、来季につなげるため、順位を少しでも上げるため、重要な東大戦が幕を開ける。

東大の先発の柱・鈴木健

今季リーグ戦日程、結果

明大 ―― ○15-4
○6-3
△0-0
○5-1
●4-5
○5-2
5/20
5/21
○5-4
○3-0
○3×-2
○6-3
早大 ●4-15
●3-6
―― 5/27
5/28
○8-2
○11-3
○3-1
●6-9
△0-0
●2-4
○9-1
○14-1
慶大 △0-0
●1-5
○5-4
●2-5
5/27
5/28
―― △3-3
○6-3
○7-2
●0-10
○3-2
●1-4
○11-3
○3-0
立大 5/20
5/21
●2-8
●3-11
△3-3
●3-6
●2-7
―― △1-1
●1-2
●3-4
△3-3
○2-0
○4-2
法大 ●4-5
●0-3
●1-3
○9-6
△0-0
○4-2
○10-0
●2-3
○4-1
△1-1
○2-1
○4-3
―― 5/20
5/21
東大 ●2-3×
●3-6
●1-9
●1-14
●3-11
●0-3
△6-6
●0-2
●2-4
5/20
5/21
――

東大戦展望

第7週で最終週を迎える法大。対するは、最下位からの脱出を目指す東大だ。
今季も最下位が決まっているものの、確実に力をつけてきている。決して油断できる相手ではない。早大との熱戦を勝ち星で飾り、3つ目の勝ち点を獲得した法大。1週空いて臨む東大戦に、この勢いが止まることなく突入したい。

東大投手陣のキーマンは、鈴木健と松岡由機の両先発だ。東大のエース・鈴木健は2年時からリーグ戦登板経験を積んでいる左腕。「制球力の成長が1番大きかったかなと思います」と昨季の飛躍の要因にも上げる高い制球力で、直球とキレのあるスライダーを操り、打者を翻弄させる。右の柱としてここまで主に第2戦に先発する松岡は、最速145キロを誇る鋭い直球に緩急をつけた変化球を投げ分ける。8日の立大戦では、9回を投げ抜き2失点と粘投した。法大打線に対して的確な投球を展開するであろう東大投手陣には細心の注意が必要だ。

第1戦での先発が予想される鈴木健

何としてでも勝ち点を奪いたい法大打線の要となってくるのは、開幕から全試合で1番を任されている武川廉(人3=滋賀学園)だ。ここまでリーグ3位の打率.396を記録し、法大打線を引っ張っている。さらにもう1人期待したいのが4番・内海貴斗(人4=横浜)だ。5月10日の早大4回戦で9回表に起死回生の逆転2ランを放ち、勝負強さを見せつけた。本塁打3本とリーグ2位、打点も1位にあと1つと迫る8とタイトル獲得にも期待がかかる。中軸の働きを足がかりに、着実に得点を重ねて東大投手陣を攻略したい。

内海貴の豪快な一撃にこのカードも期待がかかる!

4月8日に始まった春季リーグ戦は今カードで幕を下ろす。優勝の夢はついえたが、最終カードを白星で飾り、秋季リーグにつなげたい。
(岩崎亜耶)

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