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【陸上競技】第18回世田谷246ハーフマラソン 稲毛が62分台で見事4位に!箱根に向けて良い流れを作る!

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【陸上競技】第18回世田谷246ハーフマラソン 稲毛が62分台で見事4位に!箱根に向けて良い流れを作る!

第18回世田谷246ハーフマラソン
2023年11月12日(日)
駒沢オリンピック公園陸上競技場及びその周辺

試合結果

個人結果

順位 選手名 記録
4位 稲毛崇斗  1時間02分54秒
13位 矢原倖瑛  1時間03分38秒
17位 安澤駿空  1時間03分58秒
24位 清水郁杜  1時間04分23秒
25位 重山弘徳  1時間04分25秒
30位 高須賀大勢  1時間04分42秒
40位 宗像直輝  1時間05分05秒
41位 行天晴虹  1時間5分10秒
54位 野﨑翔太郎  1時間6分40秒
DNS 永島悠平  ー

戦評

レース前から冷たい雨が降る中で行われた今年の世田谷ハーフマラソン。法大からは10名が出場し、稲毛崇斗(社4)が学内1位、全体の4位でフィニッシュした。
箱根駅伝のメンバー選考にも関わるため、選手たちにとっては大きな試合。他大学の選手もメンバー入りを目指すためレースは激しい戦いになったが、粘りの走りで好記録の選手が続出した。

結果は青学大が表彰台を独占したが、フィニッシュ直前はデッドヒートに。駒大の選手が追い上げる中、意地の走りで逃げ切り見事4位でフィニッシュ。そして学内2位には、先日の絆記録会で自己ベストを更新し今季好調の矢原倖瑛(2)が入った。学内3位は出雲駅伝で初の三大駅伝を経験した安澤駿空(3)。出雲に続いて安定感のある走りを見せた。稲毛から安澤までの3名は自己ベストを更新するなど、箱根駅伝に向けて好調ぶりをアピールした。そして出雲前に稲毛が「新戦力」と語った重山弘徳(1)は初ハーフながら64分台でレースをまとめた。また主将の宗像直輝は久々の復帰レースとなったが、転倒の影響もあり40位で終えた。

15㌔あたりから畳み掛けるように登り坂になる難しいコースの中で、多くの選手が64分台以内にまとめ、今年も収穫のあるレースとなった。今週末には上尾ハーフもあり、エントリーメンバー入りのためには外すことのできない重要な試合が続いていく。残り2ヶ月間の中で各選手がどれだけ存在感を見せられるのか、今後も追い続けていきたい。

選手インタビュー

稲毛崇斗

ー雨の中のレースでしたが、いかがでしたか
風もあまりなくて、少し寒かったですけど、走ったら温かくなるので、走るには丁度良い気温だったと思います。

ー他大学の有力選手がいる中での4位でしたが、どのように評価されますか
元々入賞を目標にしていて、その中での4位というのは自分の中では良い結果だと思うんですけど、最後のキック勝負で2位が狙える中での4位だったので、そこは悔しかったです。

ータイムも62分台でした
正直63分前半が出れば良いなと思っていたんですけど、まさかの62分台が出るとは思わなかったので、とても驚いています。

ー出雲駅伝が終わってからこのレースまで、どのような練習を積まれていましたか
特に距離走が多くなり、2日や3日に1回くらい25㌔を走っていて、試合1週間前からやっと調整を始めたので、その中でのこのような結果は良かったと思います。

ー今回のレースで箱根駅伝のメンバー入りへの良いアピールとなったと思います 最後に箱根駅伝へ向けて一言お願いします
目標の総合5位に向けて、全力で頑張りますので、応援お願いします。

(インタビュー・松下天)

矢原倖瑛

ー今日のレースを振り返って
走る前から63分台を目標にしていて。箱根の選考もかかっていたので、チーム内順位も意識しつつ、他校と勝負してこいという指示もあったので、上位の方で(レースを)進めて63分台が出たら良いなと思っていました。

ー気温も低く朝のレースでした 対策は
8時半スタートで、朝が早いということは分かっていたので、3時半くらいに起きて体を起こしておきました。また、寒いということも分かっていたので、ジェルや手袋、アームウォーマーなど「暑くなったら捨てれば良いな」という気持ちで寒さ対策をしていました。

ー先日の絆記録会ではPBを出されていました
絆もそうですが、その前にあった国士舘もある程度設定ペースが設けられていました。ペース走のような感じだったので、出し切るというよりは設定タイムをクリアする気持ちで走っていました。今日はそうではなかったので、全力で走りました。

ー夏合宿の期間はどのようなことを
去年はけがをしてしまっていたので、とりあえず1次から3次までやり切ることを目標にしていました。けがをせず継続すれば力は付くと思っていたので、ケアや練習の強度を考えたりしつつ、質の高い練習は上でこなそうと思っていました。そういうことがしっかりとできた結果が今日なのかなと思います。

ー印象に残っている練習は
3000㍍×5本の練習があったんですけど、そこで結構良い走りができたので、自信を持って走れました。

ー今後箱根に向けてどのようなことを意識していきたいですか
とにかくここからは、質の高い練習をするというよりも、体調管理だったりけがをしないことだったり、コンディションの面を整えて箱根当日に良い走りができたら良いなと思います。

ー箱根で走りたい区間は
いくつかあるんですけど、7区と10区あたりですかね。

ーその理由は
7区に関しては、まだどうなるか分かりませんが、6区に速い選手がいるので、その流れに乗りたいと思っています。自分はその良い流れをさらに加速する走りができると思っているので、どうなるか分かりませんが(6区に)速い選手が来たら7区を走りたいです。
10区に関しては、しっかりとラストで勝負をできるので、距離は少し長いですがそういう意味も込めて走りたいかなと思います。

ーファンの方へ
いつも応援ありがとうございます。箱根駅伝では、『総合5位』がこのチームの目標なので、その目標を達成できるような走りをします。

(インタビュー・芦川有)

安澤駿空

ー雨も降っており気温も低かったですがコンディションは
そうですね、結構スタート前から低くて肌寒い感じがしてたんですけど、最初はあまり動かなかったんですけど5㌔過ぎからだんだん動いてきたのでそこは特に寒さに対して不安要素というか、ネガティブな要素はなかったです。

ー出雲駅伝から今日までどのような練習を積んでいましたか
出雲が終わってから一回距離をちょっと踏み直して、ハーフに対応するっていうことで距離を踏みつつ一定のペースで押していくというのをまた1から胴固めとしてやって、その中のレースだったので最低限まとめられたのかなと思っています。

ー今日のレースプランは
先頭集団に最初からついていって後半はしっかり粘るということを想定していて、しっかり最初はレースつめられたんですけど、15㌔ぐらいからちょっとずつ苦しくなってしまったところもあって15㌔から20㌔のところで結構落としてしまったので、そこがひとまず課題かなって思います。

ー箱根駅伝へ向けての意気込みは
僕は今結構メンバー争いのギリギリの立場なので、しっかり10人に入ってチーム目標の総合5位というのに貢献できるように頑張っていきたいと思います。

(インタビュー・田邊伊吹)

清水郁杜

ーレースを振り返って
調子が悪い中でしたが最低限まとめることができて良いタイムだったと思います。

ーレースの位置づけは
今回は選考レースなんですけど、自分の中では10位台くらいでまとめてアピールできたらと思っていました。MARCH対抗戦につながるレースができたと思います。

ー今季は同期の大島選手が活躍を見せています
今の感じだとかなわなくて、上の存在だと思っています。でも同期として刺激をもらいながら、少しでも近づけるように頑張りたいと思います。

ー後輩の重山弘徳選手に競り勝ちました
自分は重山と同じ部屋だったので。レース前にも「清水さんに勝ちます」と言われていて。負けかけたんですけど、坪田(監督)さんから「メンバー!メンバー!」と声援をいただいて(笑)。それで最後「絶対勝つ」という気持ちで走りました。

ー今後の調整について
スタミナも強化しつつ少しでも状態を上げられるように箱根に向け調整していこうかなと思います。

ー箱根に向けてひとこと
自分の今の力では無理なんですけど、区間賞を目指して頑張りりたいと思います。

ー志望区間は
自分が走りたいのは4区なんですけど、実力的には7~8区かなと思います。

(インタビュー・嘉藤大太)

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