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【陸上競技】第100回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路展望 いよいよ明日号砲!

箱根駅伝 往路展望
2024年1月1日(月)

箱根駅伝がいよいよ明日開催される。前回大会は、総合順位7位で3年ぶりのシード権を獲得した法大。全日本駅伝出場とはならなかったが、出雲駅伝では10位とまずまずの結果を残した。今年も『総合5位以内』を目標に掲げ、箱根に臨む。

区間エントリー

区間 距離 選手名
1区 21.3km 大島史也(社2)
2区 23.1km 松永伶(経4)
3区 21.4km 野田晶斗(社1)
4区 20.9km 安澤駿空(社3)
5区 20.8km 細迫海気(社4)
補欠 稲毛崇斗(社4)
宗像直輝(社4)
小泉樹(現3)
髙橋一颯(社3)
武田和馬(社3)
宮岡幸大(スポ3)
大会当日、補欠と区間エントリーされたメンバー間でエントリー変更が可能。1日に変更できる人数は4名まで。

往路展望

いよいよ明日号砲となる箱根駅伝。前回大会は、終始安定した走りで総合順位7位と2年連続のシード権を確保した法大。今季はエース松永伶(経4)を中心に、新戦力の台頭や、秋のロードシーズンでは多くの選手が自己ベストを更新するなど、充実したシーズンとなった。スローガンである『脱兎の勢い』のもと、20大会ぶりの『総合5位以内』を目指し、箱根路を駆け抜ける。

1区にエントリーされたのは、大島史也(社2)。昨季は怪我に悩まされエントリーに入ることができなかったが、今季は出雲駅伝(2区9位)で初の三大駅伝を経験するなど、才能の片鱗を見せた。次期エースとして期待される最初の箱根は、高校の先輩でもある2区の松永に良い流れでたすきを渡したい。

各校のエースが集結する『花の2区』には松永伶がエントリーされた。エースとして迎えた今季は3月の第26回日本学生ハーフマラソン選手権大会で3位となり、ワールドユニバーシティゲームズの日本代表の座をつかみ取ると、11月の上尾シティハーフマラソンでは1時間01分56秒と自らが持つ法大記録を更新し、法大史上歴代最速のランナーへと成長した。満を持して迎える最初で最後の2区でも、鎌田航生(現ヤクルト)が持つ1時間7分11秒の法大記録を更新し、法大史上初の1時間6分台を狙う。

スピード自慢が集う3区に抜擢されたのは野田晶斗(社1)。春先は怪我で出遅れたものの、秋の記録会シーズンでは、1年生ながら10000mでは28分台、ハーフマラソンでは1時間3分台と、早くも長い距離への対応を見せた。勢いに乗るルーキーが湘南の海を颯爽と駆け抜ける。

準エース区間と言われる4区は安澤駿空(社3)が任された。今季は出雲駅伝(4区9位)で三大駅伝デビューを果たすと、勢いそのままに初めて箱根の16人のエントリーに入った新戦力。細かなアップダウンや上昇する温度など、強さが求められるこの区間。1つでも上の順位で小田原中継所を目指す。

天下の険、箱根の山へ挑む5区には2年連続で任されている細迫海気(社4)が今年もエントリー。最終学年として迎えた今季はハーフマラソン、10000mともに自己ベストを更新し、スピードにも磨きをかけてきた。陸上競技人生の集大成として迎える今大会では、目標の区間5位以内を達成し、有終の美を飾りたい。

他にも2年連続の6区出走ながらも往路起用が見込まれている武田和馬(社3)や、法大ハーフマラソン歴代2位の記録を持つ宮岡幸大(スポ3)ら多くの実力者がリザーブに回った。記念すべき第100回箱根駅伝で目標の『総合5位以内』に向けて、箱根路にオレンジ旋風を巻き起こす。(松下天)

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