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【バレー】 秋季関東大学男子1部リーグ戦 対東海大 春リーグ3位の強豪相手にフルセットまで追い詰めるも、一歩及ばず無念の敗戦

バレーボール

【バレー】 秋季関東大学男子1部リーグ戦 対東海大 春リーグ3位の強豪相手にフルセットまで追い詰めるも、一歩及ばず無念の敗戦

2024年秋季関東大学男子1部リーグ戦
2024年9月8日(日)船橋アリーナ

秋季リーグ第2戦、初勝利に燃える法大は春季リーグ3位の東海大と戦う。昨季のリベンジを果たすべく東海大と対戦し、互いに1歩も譲らずフルセットそしてデュースまでもつれこむがセットカウント2-3で惜しくも敗北した。

試合結果

トータル試合結果

 

2
法 大


25 1セット 22  

3
東海大


19 2セット 25
25 3セット 19
23 4セット 25
16 5セット 18

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
11 小竹飛斗(法3) WS
12 渡邊秀真(法3) WS
13 五十嵐健人(営3) S
14 藤野颯(文3) L
15 小田周平(営2) MB
16 村岡蓮斗(法2) MB
17 笹田崇太(文2) WS
20 関大斗(営2) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
1 原海斗(営4)
3 伊藤貴将(文4)
5 三谷浩太郎(営4)
19 近江晴友(文2)

第1セットから白熱した試合に。序盤から東海大にくらいつくが、高さのあるブロックにシャットアウトされ流れは東海大に。5-9の場面、今季の課題に挙げているサーブレシーブのミスがあり法大は1回目のタイムアウトを要求。タイムアウト直後にWS笹田崇太(文2)が法大の反撃を示すスパイクとシャットアウトでブレイクし法大に流れを引き寄せる。ミスの少ないプレーで相手に流れを渡すことなく迎えた23-21の場面、ここでWS小竹飛斗(法3)が魅せる。相手の叩きつけるようなスパイクをブロック1枚で止め、その勢いのまま第1セットを25-22で取りきる。

勢いに乗ったままいきたい第2セットだが立ち上がりから連続得点を許す。相手の高いブロックに苦しむ法大は1-5、4-11の場面で立て続けにタイムアウト要求。一時は8-17と点差を9点に広げられたが、9-17の場面にWS渡邊秀真(法3)が長いラリーの末にスパイクを決め切ると一気に調子を上げる。渡邊自らスパイクを決めサーブ権を手に入れるとそのままサービスエース、バックアタックと怒涛の3連続得点を見せる。法大をのせたくない東海大は13-19、16-20の場面で連続してタイムアウトを要求。しかし後半追い上げてきた法大だが前半の点差を詰め切れず19-25で第2セットを落とす。

第3セットは中盤までシーソーゲームで試合が展開されていく。しかし拮抗しているその裏で7-7の場面、またも小竹が1枚でシャットアウトするなど、コートが法大の雰囲気に包まれてゆく。中盤に法大らしいプレーで相手にプレッシャーを与えると一気に突き放し、MB村岡蓮斗(法2)のシャットアウトで完全に流れを手にする。相手に流れを渡すことなく2セット目に調子を上げた渡邊の相手の意表を突くフェイントでこのセットを25-19で取りきる。

互いに一歩も譲ることなく迎えた第4セット。MB小田周平(営2)の空間を裂くようなダイレクトで幕を開ける。序盤から流れをつかみ一時10-6と点差を4点まで広げる。しかし波に乗る相手におされ、ついに12-12の場面でサーブレシーブの乱れから相手にダイレクトで叩き込まれ逆転を許す。ここで法大は1回目のタイムアウトを要求。タイムアウトで流れを切った法大はMB小田のシャットアウトで流れを手繰り寄せると2枚替えでのブレイクを狙う。これに対し東海大は18-16の場面でタイムアウトを要求。その後はシーソーゲームを繰り広げるが23-23で追いつかれ、法大2回目のタイムアウトを要求。デュースを狙うが相手の勢いを止められず23-25で第4セットを落とす。

運命の第5セット。開幕WS笹田が相手のブロックを吹き飛ばすスパイクを決める。互いに意地をみせるがS五十嵐健人(営3)がスパイカーをたくみに使いこなし8-7と法大が先に8点にのってコートチェンジ。しかしコートチェンジ後、相手の強烈なサーブに弾き飛ばされると相手に連続得点を許し8-10の場面で法大1回目のタイムアウト。すぐに法大が雰囲気を作ると13-13の場面でWS小竹が意地のスパイクを見せ逆転、そしてマッチポイントを握る。すかさず東海大はタイムアウトを要求。1勝にかける思いの強さから互いに粘りを見せデュースへともつれ込む。しかし15-15の場面でシャットアウトを決められると法大は2回目のタイムアウトを挟むも死闘の末16-18で惜しくも敗北した。

敗北を喫した法大だが、昨季ストレートで敗北した東海大をフルセットまで追い詰め、昨季との違いを見せた。成長し続ける法大に今季1勝目の期待がさらにふくらむ。

インタビュー

小竹飛斗(法3) 選手

ー今日の試合を振り返って
エース高橋が不在の中、昨日良いゲームができなかったので、今日こそはという思いで挑んだのですが、どうしても勝ちきれない部分があり、最後のところでメンタルが弱いなと痛感しました。

ーどのような気持ちで試合前に臨んだか50点ぐらいですね。
常に攻めの姿勢で挑戦者という気持ちで、全力で自分たちのバレーをすればいい勝負はできると思っていたので、そういう気持ちで臨みました。

ー自身としての自己評価は
10点中7点ぐらいです。1セット目から4セット目ぐらいまでは、正直調子良くいつも通りのプレイができました。ですが5セット目で体力が切れてしまい、手足とか震え気味で制御が効かないような状況がありました。
なので練習でもより追い込んで辛い場面でもいつも通りのプレイが出せるようなメンタルと技術をつけていきたいなと思ってます。

ー秋リーグに向けて準備してきたこと
レシーブ力が他のチームと比べた圧倒的に弱かったので、レシーブ力の強化とブロックです。もっとブロックがかかればレシーブしやすいうえ、ブロックとレシーブの関係をより強固なものにしようと練習では主にそこを工夫しながら取り組んできました。

ー次の試合に向けて
早稲田は組織のチームなので練習量や選手層など相手の方が上回っているように思われますが、自分たちの勢いを出せれば勝てない相手ではないと思います。なので自分たちが満足いくバレーボールを展開することが一つの目標だと思ってます。

笹田崇太(文2)選手

ー今日の試合を振り返って
今日の試合は川波選手や高橋選手の代わりで出させてもらいましたが、悔いの残る試合となってしまったので今週一週間の練習を一かららやり直したいです。

ー今日の試合に出るにあたってどんな心境だったか
自分はあがり症なので、とても緊張していました。ここに来るまでに川波選手に大丈夫だよと励まして貰いながら来ました。

ー秋リーグに向けて準備してきたこと
自分は元々レフトでしたが、大学からオポジットを始めました。1年生の時には試合に絡むことは無かったですが2年生になって絶対試合に出たいという思いで、秋リーグに向けて準備しました。

ー次戦の意気込みについて
次の試合ではもっと活躍できるように頑張りたいです。

(記事、撮影:渡辺龍空)

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