【アメフト】新体制発足!結果と人間性の両面で日本一のチームへ アメフト部新幹部インタビュー
新幹部取材
2025年4月27日(日) 法政大学川崎総合グラウンド
今年度のチームを率いる新幹部へのインタビューを実施。主将はDL 矢満田衛良(文4=法政二)、副将はRB 竹村真柊(法3=箕面自由学園)、OL 黒川凛太郎(文2=千葉日大一)の3名体制で2025年シーズンに挑む。今年度はチームのフィロソフィーにあった選手を各学年2人ずつ投票して、得票数が過半数を超えた選手が幹部に任命される形式となった。
2025年度幹部
役職 | 名前 |
主将 | DL 矢満田衛良(文4=法政二) |
副将 | RB 竹村真柊(法3=箕面自由学園) |
副将 | OL 黒川凛太郎(文2=千葉日大一) |
選手インタビュー
DL 矢満田衛良(やまだえいすけ)
ーー主将就任の経緯は
今年は例年と違って部員の投票で決まるってなりました。なのでチーム全員の総意があって投票で自分が主将を務めさせてもらうことになったので、大変責任感も感じながらも、光栄だなと思ってます。
ーー任命された時の率直な気持ちは
主将に選ばれたからには責任ももちろんありますが、どちらかと言えばワクワク感の方が強いなというのがありました。本当にこのチームを良くしたいという一心で頑張ろうと思いました。
ーー理想のリーダー像は
目指してるリーダー像というのは尊敬されるリーダーかなと思っています。もちろんプレーとかでも活躍するというのももちろんなんですが、それ以外にも人間としても人としても尊敬されるような主将というのを目指しています。
ーー去年の主将の山田晋義さんから参考にしたい点は
ノブさんからは同じポジションの先輩ということもあって、主将をやりながらもいろんな話をしてくださりました。その時に「とにかく楽しんで主将もフットボールもやれ」と言われたのがすごく今も印象に残ってます。自分が1番楽しんで主将もやりながら、練習もやりながらプレーもしながらというのを参考にさせてもらってます。

今年は組織としての「文化づくり」も1つのテーマのようだ
ーーオフシーズンはどのようなことに取り組んできたか
技術的な面だと本当に基礎から固めていってるなという印象と、あとは“新しい文化づくり”というのを意識してやっています。技術面以外でも生活面で細かいところなんですけど、「防具を並べよう」とか「あいさつをしよう」とか「部室をきれいに使おう」とか、一見すごい普通だと思うところが出来てなかったところがありました。そういう面でもしっかりやろうという文化づくりというのも取り組んできたオフシーズンかなと思ってます。
ーー昨年DL陣を引っ張った4年生がごっそり抜けたが今年のDL陣の現状は
ごっそり抜けたというのは一種の事実なんですけど、だからといって全然ネガティブには考えてないです。というのもフレッシュで新しい下級生だったりとかが、今すごい活躍しているなという印象です。フレッシュな人たちが活躍できるんじゃないかなと思って、楽しみだなと思います。
ーーこの春はオープン戦が多く組まれたがその意図は
僕が組んだわけじゃないので分からないんですけど、自分的に解釈すると実戦からしか得られないというのはアメフトもそうですし、スポーツは実戦がとにかく大事だと思います。そういう面では試合で多くのことを学んで、試合を通して強くなって行きたいなというのは感じ取ってます。
ーー「日本一」に向けて必要だと感じる部分は
文化づくりというのはめちゃくちゃ重要かなと思ってます。本当に何年も日本一を獲ってたりとか日本一を獲れるチームというのはすごい文化として勝つ文化というのがあるなと思ってます。それは技術面ももちろんそうなんですけど、それ以前に1人のアスリートとして、1選手として素晴らしい人格を持ってたりだとか、素晴らしいアスリートが日本一のチームの特徴なんじゃないかなと思うと、やっぱり我々は去年以上に技術面は上げていかないといけないなと思うんですけど、それ以上に今年は人間として成長できるような文化を作っていくことで、日本一を獲れるんじゃないかなと自分は確信してます。
ーー応援してくれる方々へ
いつも法政フットボールを応援してくださりありがとうございます。去年は一歩届かず日本一にはなれなかったんですけれども、今年は日本一という目標は掲げているんですが、それ以上に今後社会に出ても活躍できるような人材の育成にも力を入れているので、そこにおいても日本一の人間性だったりとか、日本一のチームというところを作っていきたいと思ってるので、今年もよろしくお願いします。
(取材・白戸大貴)
RB 竹村真柊(たけむらまなと)
ーー副将に就任した経緯は
今年から新体制に変わって各学年1人ずつ幹部を出すことになって自分が3年生の中で投票で選ばれて幹部になったという感じです。
ーー副将になってから心境に変化は
今までは自分のことで精一杯で2年生の頃までやってきました。今年幹部になって、今では自分以外で周りを見るということがなかったので、幹部になってそこが今苦労しているところです。
ーーここまでチームをどのように引っ張ってきたか
自分は引っ張るというより自ら行動して、言葉では動かせないので、自分がやるべきことをやって“見せる”じゃないですけど見本となる形でやっていこうと思っています。

「チームで1番体現する」と意気込みを語った竹村
ーー新チームの雰囲気は
今年は去年と違って幹部が各学年から出たということでみんながやりやすいように、学年で各々代表がいるのでフラットな関係で出来ているかなと思っています。
ーー竹村選手から見て矢満田主将はどんな存在か
見ての通りしっかりしていてチームを引っ張ってくれる存在で、頼りになる存在です。
ーーここまでチーム全体としてどのようなことに取り組んでいるか
今は最初なのでまずは当たり前のことを徹底するということをやっています。フットボールというより普段の生活でどれだけ規律を持って出来るかというのが、今後秋リーグ始まった時にフットボールにつながってくると思います。当たり前の規律というのを重点的にやっています
ーーオフシーズン含め、個人としてはどのようなトレーニングをしてきたか
自分のポジションになるんですけど体が小さい分、誰よりもトレーニングして限界なくやってます。
ーー今季の個人的な目標は
自分は3年生になって去年も一昨年も結果を残せてないので、結果を残してチームの勝利に貢献できる選手になりたいです。
ーー「日本一」に向けて必要だと感じることは
日本一になったことがないので分かんないんですけど、今やれることを全力でやることかなと思います。
ーー応援してくれる方々へ
いつも応援ありがとうございます。自分はチームを引っ張る形ではないんですけど、チームで1番体現して誰よりも頑張るので応援お願いします。
(取材:川邉まなみ)
OL 黒川凛太郎(くろかわりんたろう)
ーー副将になった経緯は
真柊さんと同じで今年から新チーム始まって、体制が大きく変わって各学年の投票で自分に票が集まってなりました。
ーー2年生での抜てきだが気持ちは
下級生という立場ですごく難しいんですけど、まだまだ未熟な部分もあるんですけど、今出来る自分の精一杯を出して、このチームに1つでも良い影響を与えられたらなと思います。
ーー理想の副将像はあるか
去年自分のポジションの先輩でもあった(牧野)海舟さんが自分の像で海舟さんはプレーでも私生活の面でもチーム全員を引っ張っていたと思うので、そこを目指して頑張っています。
ーー黒川選手から見て矢満田主将はどんな存在か
理想のキャプテン像だと思います。ザ・キャプテンというのを体現していて、このチームの今の行動指針を1番体現しているなと思います。

2年生ながら副将に就任した黒川
ーー昨年は1年生ながら甲子園ボウルも経験したが改めてどんな1年だったか
本当に自分が出ていいのかとか、すごく葛藤とかいろいろあった1年でした。最終的に甲子園ボウル出資とか、いろいろ結果を残せて良い1年になったなと思います。
ーーオフシーズンからここまでどのようなトレーニングをしてきたか
去年の4年生が今すごく抜けちゃって、自分にはフィジカル、体重の面ですごく劣ってる部分があったのでそこを重点的に強化してきました。
ーー今年のOLユニットの現状は
去年の4年生がいっぱい抜けちゃって、サイズもパワーも去年のOLユニットより劣っているので重点的にウェイトだったり体重増加というのをやってます。
ーーOLの魅力は
目立たないポジションなんですけども、最終的にはOLが1番重要だと自分は思っているので、そこが魅力です。
ーー応援してくれる方々へ
日頃より法政アメリカンフットボール部を応援していただきありがとうございます。自分は2年生という下級生でまだまだ未熟なんですけど、自分の出来るところを最大限活かして、このチームでも1つでも多くのことをやっていくので、応援していただけたらありがたいです。
(取材・川邉まなみ)