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【硬式野球】早大から2季連続勝ち点獲得へ! 因縁の対決を制し優勝への勢いをつけられるか/東京六大学春季リーグ戦 早大戦展望

東京六大学野球2026春季リーグ戦 対早大
2026年4月25日(土)、4月26日(日)
神宮球場

立大相手に2連勝と好スタートを切った法大。次なる相手は六大学最多49回の優勝を誇る早大だ。昨秋は死闘の末、23年春以来となる勝ち点を獲得。優勝に向けて絶対に負けられない戦いとなる。この記事では、早大の戦力分析と法大の注目選手を紹介する。

早大打線を封じ込め、優勝に向けて勢いをつけられるか!

順位表(第2週終了時点)

タイプの異なる両輪を打ち崩せ

早大の第1先発は香西一希(4年=九州国際大付)が有力。高校時代には法大・藤森康淳(営4=天理)主将らとともに、高校日本代表に選出された。早大でも1年秋からリリーフとして登板。今季から早大では2020年の早川隆久(現・楽天)以来となる投手主将に就任した。リーグ戦初先発となった東大1回戦では、変幻自在の投球で9回1安打13奪三振を記録し、圧巻の完封劇を披露。東大3回戦では登板しなかったため、土曜日の法大1回戦は中6日と、万全な状態での先発になりそうだ。制球力が武器の香西に対して、法大打線は数少ない失投を逃さずに、立大戦同様に長打で得点できるかがポイントになる。

第2先発は右の本格派・髙橋煌稀(3年=仙台育英)が予想される。東大2回戦ではリリーフとして4回無失点の好投。要所では140キロ台後半のストレートで、東大打線を押し込んだ。また、捕手の尾形樹人(3年=仙台育英)とは高校時代からバッテリーを組んでおり、相性の良さもうかがえる。
他にも、東大2回戦で先発し、5回2失点と試合を作った宮城誇南(4年=浦和学院)。スライダーが持ち味の左腕・佐宗翼(2年=星稜)などが控える。

右の本格派・髙橋

菅井VS尾形 因縁の対決再び

一方、早大打線は東大との3戦で合計14得点。まだ調子は上がりきっていない印象だ。昨年からのレギュラーは4番・寺尾拳聖(4年=佐久長聖)のみで、8人が入れ替わった。
その中で、早大打線のキーマンを2人紹介する。1人目は、今春から正捕手を務める尾形樹人。フレッシュでは結果を残してきたが、早大の厚い選手層を前にリーグ戦での出場機会は限られていた。それでも、今春リーグ戦初スタメンを勝ち取ると、東大戦では10打数4安打1本塁打5打点の大活躍。さらに、昨秋のフレッシュでは法大・菅井颯(営3=日大山形)から満塁本塁打を放っている。菅井も「リベンジしたい」と誓っており、高校時代に東北を沸かせた同級生2人による、因縁の対決に注目が集まる。

今春から正捕手を務める尾形

2人目は、走攻守そろった注目のルーキー・阿部葉太(1年=横浜)だ。横浜高時代は主将として、法大・奥村凌太(営1=横浜)らとともに明治神宮大会、選抜の優勝を経験。鳴物入りで早大へ入学した。東大戦では打率.167とまだ本調子とは言えないだろう。ただ、終盤チャンスの場面で阿部の一打が出ると、早大が一気に流れを引き寄せる可能性がある。法大投手陣は今カードでも、阿部の打棒を眠らせておくことが必要だ。

注目のルーキー・阿部

早大打線を相手に初勝利を目指す

法大投手陣のキーマンは菅井颯だ。リーグ戦初登板・初先発となった立大2回戦では4回を投げ無失点と好投。勝ち投手とはならなかったものの、テンポの良い投球で立大打線を打ち取り、堂々のリーグ戦デビューを飾った。早大戦では菅井の初勝利にも期待がかかる。そんな菅井は前述の通り、尾形樹人とのリベンジ対決に燃える。社会人対抗戦から続く神宮のマウンドでの好投を早大戦でも見せられるか注目だ。

リーグ戦初登板・初先発で好投を見せた菅井

2試合24得点の猛打を発揮できるか

開幕から2試合で計25安打24得点と爆発を見せた法大打線。その中で注目選手を2人紹介する。1人目は今泉秀悟 (キャ3=石見智翠館)だ。今泉秀は立大1回戦でバースデーアーチを放ち自らを祝福。2試合を終え、6打数3安打1打点の活躍を見せ波に乗る。ガッツあふれる熱いプレーと髪型に注目してほしいと語る今泉秀は、気合の入った髪型で執念のヘッドスライディングを見せる有言実行でチームを鼓舞した。早大戦でも今泉秀は法大打線の起爆剤となるだろう。

開幕から打撃好調の今泉秀

2人目は境亮陽 (営2=大阪桐蔭)。2試合で11打数4安打6打点と存在感を示し、勝ち点奪取に大きく貢献した。そんな境は今季対戦したい投手に髙橋煌稀の名を挙げた。「去年の秋は結構抑えられたイメージがある」と語り、「リベンジしたい」と雪辱を誓った。昨春は1年生ながらベストナインを獲得。秋は悔しい結果に終わり、今季は昨春を超える活躍を期待したい。リードオフマンがチームに流れを呼び込めるかが早大から勝ち点を奪う鍵となるだろう。

境はリードオフマンとして流れを呼び込めるか

波に乗る法大打線は、制球力が武器の左腕と本格派右腕を攻略できるかが焦点となる。一方の投手陣は、早大打線に流れを渡さない冷静な投球が求められる。早大から2季連続で勝ち点を奪取し、12季ぶり47度目の優勝へ。今カードでその流れを確かなものにしたい。

(松野要、川邊暖乃)

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