第329回日本体育大学長距離競技会結果
2026年5月30日(土)~5月31日(日)
日本体育大学横浜健志台キャンパス陸上競技場
2日間に渡って5000メートルと1万メートルに15名の選手が出走した。両日共に気温も30度前後とタフなレースとなったが、各々が目標と課題に向き合い、走り切った充実のレースとなった。

結果
5000m(31日)
8組
| 順位 | 選手名 | 記録 |
|---|---|---|
| 14着 | 田嶋哲(法1) | 15分09秒41 |
| 30着 | 長岡優眞 (社1) | 15分49秒75 |
11組
| 順位 | 選手名 | 記録 |
|---|---|---|
| 7着 | 神田悦士(経2) | 14分49秒42 |
| 14着 | 梅本陸翔(経1) | 15分07秒39 |
| 30着 | 中島颯一朗(社1) | 15分40秒93 |
| DQ | 森下翔太(社1) | — |
14組目
| 順位 | 選手名 | 記録 |
|---|---|---|
| 5着 | 佐上湘哉(経2) | 14分28秒09 |
10000m(30日)
2組
| 順位 | 選手名 | 記録 |
|---|---|---|
| 8着 | 大枝颯太(経2) | 30分33秒49 |
| 10着 | 平山櫂吏(社3) | 30分41秒91 |
3組目
| 順位 | 選手名 | 記録 |
|---|---|---|
| 4着 | 重山弘徳(経4) | 29分47秒76 |
| 11着 | 田井中悠成(経4) | 30分18秒50 |
| 17着 | 加庭翔太(社3) | 30分26秒27 |
| 24着 | 山際晃太朗(経3) | 30分44秒09 |
| DNS | 野﨑翔太郎(経4) | — |
インタビュー
大枝颯太
ーーレースを振り返って
最初の1キロは速かったんですけど、それ以降は自分で引いたっていうのもあって。でも5000メートル以降はしっかり落ち着いてキロ3分ペースくらいでいけました。ですが、先頭が変わった後に集団のペースが遅くて、そこで自分が前に行く勇気と力がなくて。それで、徐々に3分ペースから落ちていって、ラストもあまり切れなくて。自分の目標はまずは29分半だったんですけど、全然思ったタイムにいけなかったです。
ーー7000メートル付近で第1集団に追いついたがどんな気持ちで走っていたか
平山(櫂吏、社3=八千代松陰)さんがレース前に最初の2キロ突っ込んで中盤キロ3分で押すみたいな練習メニューをやっていて。平山さんがそれで行くって言ってくれて先頭に追いついたのですが、その時点でキロ3分少し超えていたので、誰か前に行ったらついていこうと思って走りました。
ーー2年生で唯一の全日本予選会のメンバー入りを果たしたがそれ以降どんな気持ちで練習に臨んだか
正直、実力でメンバー入ったとはまだ言い切れなくて。練習を積めていたから入れてもらったみたいな部分ありました。練習の姿勢だけでも全日本のメンバーの空気や士気を少しでも上げられるように、ついていくところはついていったりとか、きつい部分でしっかり粘って走れたかなと思います。
ーー今後の目標を
全日本のメンバーに入って走れなくて、メンバー選考も正直結構下の方でした。次は箱根予選があるので、走るメンバーも増えます。自分は去年の夏、A合宿に行けなくて、今年行ったら絶対強くなるっていう思いを持って日々練習しているので。まずはしっかり箱根予選までに練習も全部ついていき、坪田(智夫、駅伝監督)さんにしっかりアピールします。絶対箱根予選走らせてもらって、ただ走るだけじゃなくて、絶対10位以内で帰ってきて、本選を自分が決めるって思いを持ってこれから頑張っていきます。
(インタビュー:寺西幸咲)

佐上湘哉
ーー今日のレースを振り返って
大学駅伝の予選会のメンバーの選考とかやってる間に冬場に故障していて。そこの故障から、やっと今日復帰戦というところで。その体の感覚と、実際のタイムのズレというのを確認できるようないい記録会だったんじゃないかなと思います。
ーー故障とは
右の仙骨の骨挫傷っていう疲労骨折の一歩手前というのと、両方の大腿骨のヒビっていうか、それも骨挫傷なんですけど。そのちょっと大きめのけがを3箇所してしまって。復帰に約4ヶ月ぐらいかかりましたね。
ーー3000メートルからラストまで集団を引っ張り、自己ベストを更新。レースプランは
故障明けで、自己ベスト出せるぐらいまでは状態上がってきたので。本当にレースプラン的にはまあ復帰明けってこともあって、自分の感覚を確かめる意味で。前半は流れを見ながら集団の力をうまく使って走って。後半の方は集団のペースがかなり落ちてきたので、このままだと自己ベスト出ないと思って。本当のプランだったら、その集団で戦ってラスト気持ちよく上げる方がよかったんですけど。ペースが落ちてきたので、だったらもう自分から引っ張ってタイム出してやろうっていう感じで。ちょっとプランは変わってしまったんですけど、そういう意味では良かったのかなっていうのと。あと、ラストまで引ききれなかったっていうのと、ラストの切り替えがうまくいかなかったので、そこが課題点かなと思います。
ーーラスト先頭争いで、國學院の和久井夏輝(2年=八千代松蔭)選手と競り合った時は
速い選手でしたし、しっかり後ろで(和久井選手が)力溜めていたので。そういう意味では疲れてはいたんですけど、ちょっと勉強になるようなその力の使い方だったり、後ろにつく感覚だったりっていうのを学ばせていただいた感じで、いい経験ができたのかなと思います。
ーー世田谷ハーフマラソン(2025年11月9日)で好成績を残してからのMARCH対抗戦(2025年11月22日)、ニューイヤーハーフマラソン(1月11日)、今大会。どのような流れか
先ほども言った通り、冬場に故障してしまって、ちょっと大きめの故障で4ヶ月間走れてなかったので。ニューイヤーハーフやMARCH対抗戦ではあまり状態も良くなくて、結構箱根予選と世田谷で使い切ってしまったような感じで、かなり疲労感が溜まりながらの練習でけがをしてしまったので。冬場にあまり練習が詰めていなかったので、今回の大会はその状態の確認と、自己ベスト出せるような状態だったので、自己ベスト更新っていうところを目標にしていました。
ーー学年リーダーとして
学年リーダーらしいことはあまりチームにできてないと思うんですけど。2年生全員がどうやってそのチームの主力に絡めたり、なっていくかっていうところだったり。冬場は故障している選手が2年生は多かったので、どうやって前を向いていくかっていう環境づくりだったり。冬場は背中で引っ張ることはできなかったので、しっかり裏の方で気持ちを高めたりとか、そういう環境の変化を与えられるようなことを頑張ったのと。まあこれからは自分がもう走れる立場なんで、しっかり背中で引っ張っていければなと思います。
ーー今後の目標
故障してる間、先輩たちも冬場にしっかり順調に(練習を)詰めて、力もついてきてるんで。しっかりこの夏前までに先輩方に追いつけるような努力をして、夏合宿でしっかり主力と呼ばれるぐらいまで成長して、最終的には箱根予選だったり本戦の、自分の目標にしているところに近づきたいなと思っています。
(インタビュー:宮川茉優)

神田悦士
ーー8ヶ月ぶりの出場。今日のレースを振り返って
今日は監督から14分40ぐらいの、とにかく出し切るなという指示を受けていたので。自分は最初から前の方に行ってしまうと止まらなくなってしまう感覚なので、今日はもう後ろの方からスタートして、徐々に拾っていくイメージでいこうかなと思っていたのと。あとは後輩がきっと前の方で走っているので、後ろの方からちょっとでも後輩のタイムをアシストできたらいいなと思って出場しました。
ーー昨年は1年間けがに悩まされていた。骨折とあったが、具体的には
シンスプリントっていうけがから痛みをずっと我慢した状態で練習をやっていて。全然レースに出ていないという焦りもあって、結構無理矢理、国士舘記録会(Combined Challenge)(2025年10月25日)っていうのに出場してしまって、それを最後にけがをしてしまった感じです。疲労骨折をしてしまいました。
ーーその国士舘記録会で5000メートル14分19秒。現在の調子と比べては
まだスピード感覚とか全部戻りきってない感じがあるんですけど、今はもう足が痛くないだけ、国士舘記録会の時よりは全然いいかなと思ってます。
ーーけがをしている中で、刺激をくれる同期の存在とは
もちろんみんななんですけど、走れてる人が練習しにいった時に、みんなが10キロの練習を29分台で走ってたりしていて。自分もうかうかしてられないなと思って、僕もこんなところで腐ってられないし、もっと頑張らないといけないなって思いました。
ーー今後の目標
まずけがをしないでA合宿に行って、そのまま箱根予選、箱根と絡んでいける選手になることです。
(インタビュー:宮川茉優)

田嶋哲
ーー今日のレースを振り返って
長いブランク空けての中のレースだったんですけど。もうちょっと中盤後半粘れればなっていうところだったりですかね。
ーーレースプラン
特にないですね。僕は高校の時からとりあえず前に行こうがモットーなので。とりあえず前について、どこまで頑張れるかっていうのをテーマづけて。
ーー大学入学後初レース。高校時代のレースと比べて、何か難しさや変化は
やっぱり同じペースで淡々と刻んで、ラスト足を動かして記録を狙っていくっていう。そういうレースだったのかなっていうふうに、高校と違うところはそこかなと思います。
――法大進学の理由は
やっぱり自分はこの後社会人で競技できたら一番いいんですけど。まあそうじゃなかった時に、幅広い出口を持っていらっしゃる法政大学さんの方が将来的にも面白いのかなと思って志望しました。
――今後の目標は
今後4年間で三大駅伝の出雲、全日本、箱根ですね。それに全部出走できるように力を積み重ねていこうと思います。
(インタビュー:宮川茉優)

森下翔太
ーー今日のレースを振り返って
14分35秒を狙っていたんですけど、ちょっと(悪い)コンディションとかで、最悪でも50秒ではまとめられるとは思っていたんですけど、やっぱり3000を通過したときに余裕度が全然なくて。で、これはちょっと自分でも無理じゃないかなみたいに思っちゃって。まだ行く余力はあったんですけど、引いてしまのがだめだったかなと思います。
ーーレース中は先輩の神田悦士(経2=豊川)選手から声かけもあったが、どのようなことを
神田さんは、全員で(14分)35を切ろうみたいな話をしていて、集団を形成する予定だったんですけど、意外とみんなバラバラのところに行ってしまって、自分も神田さんを見失ってしまうところがあったので。最後の方とかはちょっとアシストしてもらったものの、不甲斐ない結果になってしまったなと思います。
ーー早稲田佐賀高から法大入学のきっかけは
(早稲田佐賀高は)付属ではなくて、基本的には(持ちタイムが14分)40ちょっとぐらいの人が早稲田に入って、他の人は自力で進学先にを見つけるような学校で、自分の学力とも鑑みて、法政大学を選びました。
ーーここまで大学での練習は
この2ヶ月はすごく調子も上がっていて、今日のためだけに合わせてきてたんですけど。気候が噛み合ってくれなくて、自分の調子的にも少し頑張ればいける目標ではあったので、すごく悔しいなっていう思いです。
ーー今後の目標
僕は一般組代表として、やっぱり推薦組とか指定校とかで最初から練習に参加してた人たちに1人でも多く追いついて、部員継続して、大舞台でも活躍できるような選手になっていきたいなと思っています。
(インタビュー:篠﨑勇希)

(撮影:篠﨑勇希)


