2024年5月19日(日)
JR東日本カップ2024第98回関東大学サッカーリーグ2部
第5節 法大-早大
早稲田大学東伏見キャンパスサッカー場
2年生が躍動した。小池直矢が先制点を奪うと、松村晃助が得たPKを小湊絆が沈め同点とする。試合は引き分けに終わったが、内容はよく今後に期待できる一戦であった。
2024年5月19日(日)
JR東日本カップ2024第98回関東大学サッカーリーグ2部
第5節 法大-早大
早稲田大学東伏見キャンパスサッカー場
2年生が躍動した。小池直矢が先制点を奪うと、松村晃助が得たPKを小湊絆が沈め同点とする。試合は引き分けに終わったが、内容はよく今後に期待できる一戦であった。
2 法政大学 |
0 | 前半 | 0 | 2 早稲田大学 |
---|---|---|---|---|
2 | 後半 | 2 |
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
54分 | 得点 | 法大 | 小池直矢 | 1-0 |
59分 | 交代 | 法大 | 洪怜鎭→小湊絆 | |
62分 | 得点 | 早大 | 駒沢直哉 | 1-1 |
66分 | 得点 | 早大 | 伊勢航 | 1-2 |
68分 | 交代 | 法大 | 青木俊輔→松村晃助 | |
71分 | 交代 | 法大 | 小池直矢→溝口駿 | |
82分 | 得点 | 法大 | 小湊絆 | 2-2 |
89分 | 交代 | 法大 | 中川敦瑛→石井稜真 |
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 |
21 | GK | 寺田周太 | 経済2・法政二 |
3 | DF | 竹内豊 | 現福4・新潟明訓 |
16 | MF | 荒井駿希 | スポ3・静岡学園 |
18 | DF | 日高華杜 | 経済3・大津 |
26 | DF | 薬師田澪 | 経済3・大津 |
7 | MF | 青木俊輔 | 社会4・東福岡 |
15 | MF | 揖斐俊斗 | 経済4・柏レイソルU-18 |
24 | MF | 小池直矢 | 現福2・前橋育英 |
30 | MF | 小倉幸成 | 経済1・鹿島アントラーズユース |
10 | FW | 中川敦瑛 | 経済4・横浜FCユース |
17 | FW | 洪怜鎭 | 社会3・三菱養和SCユース |
サブメンバー | |||
---|---|---|---|
1 | GK | 諏訪部隼 | 経済3・法政二 |
2 | DF | 櫻井稜 | 経済2・鹿島学園 |
4 | DF | 木村恵風 | 社会4・横浜F・マリノスユース |
11 | MF | 溝口駿 | 経済4・法政二 |
23 | MF | 松村晃助 | 経済2・横浜F・マリノスユース |
28 | MF | 根津元輝 | 経済2・前橋育英 |
29 | MF | 島田春人 | 社会2・横浜F・マリノスユース |
9 | FW | 石井稜真 | 経済4・アビスパ福岡U-18 |
27 | FW | 小湊絆 | スポ2・青森山田 |
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 4月7日 | 神奈川大 | ●0-1 | 法政大学城山サッカー場 |
2 | 4月14日 | 山梨学院大 | ●1-2 | 山梨学院大学川田ツインサッカー場 |
3 | 4月28日 | 日本体育大 | ●0-1 | 法政大学城山サッカー場 |
4 | 5月5日 | 拓殖大 | ⚪︎3-0 | 拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場 |
5 | 5月19日 | 早稲田大 | △2-2 | 早稲田大学東伏見サッカー場 |
6 | 5月26日 | 順天堂大 | – | 順天堂大学桜キャンパスサッカー場 |
7 | 6月2日 | 立教大 | – | 法政大学城山サッカー場 |
8 | 6月9日 | 立正大 | – | 法政大学城山サッカー場 |
9 | 6月16日 | 城西大 | – | 法政大学城山サッカー場 |
10 | 7月14日 | 慶應義塾大 | – | 慶應義塾大学下田キャンパス |
11 | 7月21日 | 産業能率大 | – | 産業能率大学第二グラウンド |
12 | 7月28日 | 立正大 | – | 立正大学熊谷キャンパスサッカー場 |
13 | 8月3日 | 早稲田大 | – | 法政大学城山サッカー場 |
14 | 9月21日 | 立教大 | – | 立教大学富士見総合グラウンド |
15 | 9月29日 | 日本体育大 | – | 日本体育大学横浜・健志台キャンパスグラウンド |
16 | 10月6日 | 城西大 | – | JOSAI SPORTS FIELD 第1グラウンド |
17 | 10月13日 | 順天堂大 | – | 法政大学城山サッカー場 |
18 | 10月20日 | 慶應義塾大 | – | 法政大学城山サッカー場 |
19 | 10月27日 | 産業能率大 | – | 法政大学城山サッカー場 |
20 | 11月3日 | 神奈川大 | – | 神奈川大学中山キャンパストラック内フィールド |
21 | 11月10日 | 拓殖大 | – | 法政大学城山サッカー場 |
22 | 11月16日 | 山梨学院大 | – | 法政大学城山サッカー場 |
前節とスタメンを入れ替えずに挑んだ今節。昨年は早大に「アミノバイタル®︎」カップ、新人戦、天皇杯予選と3試合で敗北した因縁の相手。新シーズン最初の試合と絶対に負けられない一戦に挑んだ。
前半は両者固い入りとなる。10分、前線の選手が細かく繋いで最後は日高華杜(経3=大津)。これは惜しくも枠の左に逸れるも入りは悪くないような展開を見せる。対する早大も24分、佐々木のクロスに駒沢が飛び込みチャンスを作る。終了間際も伊勢のミドルシュートなど、ネットこそ揺れないも、両チームがチャンスを作りスコアレスで折り返す。
エンド変わった後半、またも最初のチャンスは法大。日高のロングスローに洪怜鎭(社3=三菱養和SCユース)が飛び込み合わせるいい形を作る。すると均衡を破ったのは法大だった。中川敦瑛(副将・経4=横浜FCユース)、青木俊輔(社4=東福岡)と前線で絡み最後は小池直矢(現2=前橋育英)の右足一閃。サイドネットに突き刺し、値千金の先制点は嬉しいリーグ戦初ゴールとなった。しかしここからホームチームの反撃が始まる。17分、一瞬の隙をつかれPKを与えるとこれを決められ同点に。続く21分、CKを直接決められまさかの逆転を許す。ここから法政もベンチワークを生かし、先日カターレ富山に内定した溝口駿(経4=法政二)などを投入。すると37分、溝口のロングボールを受けた途中出場の松村晃助(経2=横浜F・マリノスユース)がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これを途中出場の小湊絆(スポ2=青森山田)が決め同点に追いつく。その後も止まらない法大だったが、小倉幸成(経1=鹿島アントラーズユース)のFKと石井稜真(経4=アビスパ福岡U-18)の決定機は惜しくもゴールネットを揺らせずタイムアップ。
下位直接対決、勝てば順位をひっくり返せる一戦だったが、勝敗つかず2-2の引き分けとなった。セットプレーからの失点と、流れの中での失点や、終了間際の失点という昨年の課題は生きてきており、5月は2試合で5得点と攻撃陣の調子も良い。次節順天堂大戦で勝つことができれば、4月の失った勝ち点も少しずつ取り返せるだろう。まだ未完成のチームが、昇格への道をここから歩む。
(記事:大草拓馬、撮影:山口晴暉)
順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝-分-負 | 得点/失点 | 得失点 |
1位 | 日本体育大 | 12 | 5 | 4-0-1 | 12-8 | 4 |
2位 | 慶應義塾大 | 10 | 5 | 3-1-1 | 13-8 | 5 |
3位 | 山梨学院大 | 10 | 5 | 3-1-1 | 12-8 | 4 |
4位 | 立正大 | 8 | 5 | 2-2-1 | 6-5 | 1 |
5位 | 順天堂大 | 8 | 5 | 2-2-1 | 6-6 | 0 |
6位 | 産業能率大 | 8 | 5 | 2-2-1 | 6-7 | -1 |
7位 | 拓殖大 | 6 | 5 | 2-0-3 | 8-9 | -1 |
8位 | 神奈川大 | 6 | 5 | 2-0-3 | 5-6 | -1 |
9位 | 早稲田大 | 5 | 5 | 1-2-2 | 8-11 | -3 |
10位 | 法政大 | 4 | 5 | 1-1-3 | 6-6 | 0 |
11位 | 立教大 | 4 | 5 | 1-1-3 | 6-8 | -2 |
12位 | 城西大 | 3 | 5 | 1-0-4 | 8-14 | -6 |
ー1点ビハインドからの引き分けとなった試合だったが
惜しい試合だったなって思います。負けないチームにはここ2戦でなれたんですけど、勝ち続けられるチームになるにはもう1歩足りなかったなと思います。
ー溝口選手が内定が発表されたが、モチベーション面でのチーム作りの影響は
雰囲気は一番4年生の雰囲気がチームの雰囲気になるんですけど、今年の4年生のところで言うと溝口はキャラ的にいじられていいキャラを持っているし、今年は今のところすごく良い。去年より一体感を作り出せているなっていう印象はすごくあります。
ー今日の2失点について
1失点目の4ブロック組んでいるのに内から通されて点取られているので、うちの失点としてあれは絶対ナシなのでそこはもう本人には強く言いました。セットプレーのところも練習ではすごく良いセットプレーの練習ができて、自信は持っていたんですけど、良いボール入ってきて、ほんと強いやつがいたらやれちゃうので。ただその前の失点のところの流れは改善しなきゃいけないと思います。
ー次戦の順大の印象とそこに向けての1週間の準備について
1部にいた印象が強くて、良い選手もいるし、 ボールもしっかりと動かすしっていう印象はあります。僕たちが負けないチームからしっかりと勝ち続けられるチームになるために、私も選手も、火曜日から自分は何をするんだっていうところを明確にしながら1週間取り組んで、自信を持ってピッチに立てる状況を作ることが出来れば絶対に3点以上取れるし、0にも抑えられると思うので、 そういう状況を作りたいなと思います。
ーゴール振り返って
正直、前半も何回かチャンスありましたが決めきれなくて、後半厳しい時間帯、「ここ取れたらな」って思ってゴール前いたんで、うまい感じにコースをつけてよかったです。
ーその後にももう1本同じような形があったが
あそこで1点目で取っていたので、あそこはどんどん足振っていったら次の違う選択肢も出てくるかなと思って、そこは積極的に打ちました。
ー守備での約束事
結構サイドハーフは真ん中を気にしたり、高い位置でプレスしたりというところですね。結構守備範囲広いので、常に攻撃よりまず守備からというところは意識を置いてやっています。
同サイドを組む荒井選手との関係性
最初の方はあんまり(荒井)駿希の方が会話しコミュニケーションを取ってくれる感じではなかったですが、最近はだんだん喋ってくるようになって言ってくれます。日に日によくはなってきてるかなってとこありますが、もっともっと言ってもらって、 動かしてもらった方が自分的にもやりやすいので、駿希もっと言って!って思っています(笑)
ー攻撃の時のコミュニケーションは
攻撃のところはコミュニケーションがなくても駿希もうまいので、関わり方もわかりやすいんでそこは大丈夫なんですけど、やっぱ守備とかのコミュニケーションをもっと言ってほしいですね(笑)
ー今後への意気込み
今回連勝できなかったので、次勝って、その次も勝って連勝して勢いに乗って昇格に向けて、あとはリーグ戦だけじゃなくてトーナメントとか全国にむけてやっていきます。