【ラグビー】関東大学リーグ戦 対流経大 反則が目立ち無念の逆転負け…

関東大学リーグ戦1部
対流経大
2024年10月27日
上柚木公園陸上競技場

5戦目の流経大戦は、ミスが目立ち逆転負けを喫した。

トライを挙げ雄叫びを上げた三浦

試合結果

トータル試合結果

31
法大
26 前半 19 47
 流経大
5 後半 28

 

ポイント詳細

4/1 3/4
3/0 G 2/4
0/0 PT 0/0
0/0 PG 0/0
0/0 DG 0/0
T:三浦、小林、北川拓2、宮下、G:金3

※前半/後半、得点者は法大のみ記載

法政大学メンバー

No. ポジション 選手氏名 学年 出身校
1 PR 杉山優太朗 4 法政二
2 HO 花澤祐太 1 法政二
3 PR 渡辺明志 4 佐賀工業
4 LO 上杉太樹 4 東福岡
5 LO 細川幹太 3 國學院久我山
6 FL 嶋崎汰星 3 法政二
7 FL 三浦幹太 2 秋田中央
8 NO.8 宮下晃毅 3 報徳学園
9 SH 小山田裕悟 3 桐蔭学園
10 SO 侑悟 4 大阪朝鮮
11 WTB 小林雅治 4 法政
12 CTB 田中大誠 3 國學院栃木
13 CTB 炭竃柚斗 2 報徳学園
14 WTB 箕輪大地 2 石見智翠館
15 FB 北川拓来 3 昌平
16 Re 本橋陽助 2 國學院久我山
17 Re 守安史成 2 桐蔭学園
18 Re 小笠原吉宗 3 大津緑洋
19 Re 植浦慎仁 2 報徳学園
20 Re 佐野祐太 4 目黒学院
21 Re 鈴木稜斗 4 法政二
22 Re 中井駿 4 大分舞鶴
23 Re 桜庭侑大 3 秋田工業

 

戦評

前節の立正大戦では快勝した法大。この試合も勝利し、勢いに乗りたい。前節からのスタメン変更は二人。左LOに上杉太樹(4)、オープンサイドフランカーに三浦幹太(2)が入った
5戦目の相手は流経大。これまで2勝2敗で勝ち点15も決して侮れない相手だ。日大戦では78-64の乱戦を制しており、攻撃力には警戒したい。中でもNO8ティシレリ・ロケティには要注意だ。

前半は法大の反則が目立った。4分、自陣での相手ボールスクラムから流経大の連続攻撃。法大は3つのペナルティを許し、優位に進められトライを許す。14分にもトライを許し、0-12にリードを広げられた。一方の法大は23分、敵陣でのラックからFL三浦幹太(2)が抜け出しインゴール左中間に飛び込んだ。また28分には、ペナルティからのクイックスタートでSO金侑悟(4)のキックパスが大外のCTB田中大誠(3)につながり、そのサポートについていたWTB小林雅治(4)がグラウンディング。37分には、敵陣で左サイドへと展開すると大外のFB北川拓来(3)がトライを決めた。さらに40分には、FL三浦のオフロードパスがNO8宮下晃毅(3)につながり、トライを決めた。コンバージョンも決まり26-19で前半を終えた。

宮下

後半も立ち上がりに課題を見せた。2分、9分と連続でトライを奪われ、逆転を許した。一方の法大は、流経大のノックオンに反応したSO金がゲイン。SH小山田につながりサポートについていた北川がインゴール左に飛び込んだ。しかし度重なる反則で流経大に主導権を握られる。19分、22分にトライを決められ47-31に。法大も65分、WTB箕輪大地のキックパスに反応したCTB田中がインゴール目前まで迫るも惜しくもノックオン。その後のスクラムではアーリープッシュを取られ、直後のラインアウトではノットストレート。その後のスクラムでコラプシングを取られ、ミスが連鎖していった。試合はそのまま終わり31-47で無念の逆転負けを喫した。

北川拓

ミスと反則が目立ち逆転負けを喫した法大。また試合の立ち上がりの悪さ、走力のあるランナーへのディフェンスに大きな課題を残した。次戦の相手は東海大。直近2試合では、主力の離脱者が目立ち1敗1分けと苦しんでいるが決して侮れない相手だ。2年連続の大学選手権出場に向けてもう負けは許されない。修正に期待したい。

(記事:盛岡惟吹、写真:中野拓真)

 

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