2025年10月25日(土)
神宮球場
藤森康は安打記録に並ぶもチームは勝利できず
藤森康は安打記録に並ぶもチームは勝利できず
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 法大 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 6 | 2 |
| 東大 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | × | 5 | 11 | 1 |
(法大)●丸山、山床、槙野、永野ー井上和
(東大)○松本慎、渡辺ー明石
[本塁打]
法大:なし
明大:なし
| 打順 | 位置 | 選手 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 打率 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | (9) | 境 | 5 | 1 | 0 | 1 | .218 | 右飛 | 一飛 | 二安 | 三邪飛 | 遊ゴロ | ||||
| 2 | (4) | 中村騎 | 4 | 0 | 0 | 0 | .216 | 遊ゴロ | 二ゴロ | 遊併打 | 中飛 | |||||
| H | 内山 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | 一ゴロ | |||||||||
| 3 | (8) | 藤森康 | 4 | 1 | 0 | 0 | .490 | 二安 | 中飛 | 二直 | 一ゴロ | |||||
| 4 | (5) | 松下 | 3 | 1 | 0 | 1 | .277 | 四球 | 三失 | 左2 | 中飛 | |||||
| 5 | (7) | 片山 | 3 | 1 | 0 | 1 | .327 | 一安 | 中安 | 空三振 | 一ゴロ | 死球 | ||||
| 6 | (3) | 今泉秀 | 3 | 1 | 1 | 1 | .286 | 空三振 | 四球 | 空三振 | 右2① | |||||
| 7 | (2) | 井上和 | 4 | 0 | 0 | 0 | .354 | 空三振 | 三飛 | 二邪飛 | 空三振 | |||||
| 8 | (6) | 熊谷 | 3 | 1 | 1 | 1 | .118 | 三飛 | 右安① | 投ゴロ | 死球 | |||||
| 9 | (1) | 丸山 | 1 | 0 | 0 | 0 | .100 | 空三振 | ||||||||
| H |
只石 |
1 | 0 | 0 | 0 | .000 | 空三振 | |||||||||
| 1 | 山床 | 0 | 0 | 0 | 0 | .125 | ||||||||||
| 1 | 槙野 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | ||||||||||
| H | 菅野 | 0 | 0 | 0 | 1 |
– |
四球 | |||||||||
| 1 | 永野 | 0 | 0 | 0 | 0 | – | ||||||||||
| H | 浜岡 | 1 | 0 | 0 | 0 | .154 | 左飛 |
| 回 | 球数 | 打者 | 安 | 振 | 球 | 責 | 防御率 | |
| 丸山 | 3 | 51 | 15 | 6 | 1 | 1 | 2 | 2.88 |
| 山床 | 2 | 48 | 11 | 3 | 2 | 1 | 2 | 8.16 |
| 槙野 | 1 | 17 | 5 | 1 | 1 | 1 | 0 | 4.76 |
| 永野 | 2 | 37 | 8 | 1 | 1 | 2 | 0 | 2.70 |
| 10 | 松下歩叶(営4=桐蔭学園) | 27 | 土肥憲将 (キャ3=鳴門 ) | 7 | 浜岡陸 (法4=花咲徳栄 ) |
| 13 | 赤間梢吾(キャ4=法政二) | 23 | 只石貫太 (営1=広陵 ) | 9 | 内山陽斗 (文4=天理 ) |
| 15 | 丸山陽太 (スポ4=成東 ) | 42 | 井上和輝 (法1=駿台甲府 ) | 35 | 菅野樹紀 (法4=土浦日大) |
| 16 | 永野司 (営4=倉敷商 ) | 3 | 今泉秀悟 (キャ2=石見智翠館 ) | 1 | 藤森康淳 (営3=天理 ) |
| 18 | 野崎慎裕(営4=県岐阜商 ) | 4 | 中村騎士 (営2=東邦 ) | 33 | 片山悠真 (文3=八王子学園 ) |
| 12 | 山床志郎 (文2=高鍋 ) | 5 | 品川侑生 (文4=三重 ) | 34 | 西凌矢(法3=広陵) |
| 19 | 山﨑隆之介(法2=横浜) | 31 | 金谷竜汰 (法3=東海大菅生) | 26 | 境亮陽 (営1= 大阪桐蔭 ) |
| 24 | 槙野遥斗(営1=須磨翔風) | 2 | 熊谷陸(人2=花巻東) | ||
| 22 | 中西祐樹(法3=木更津総合 ) | 8 | 小川大地 (営2=大阪桐蔭) |
明大に2連敗を喫し、11季連続のV逸が決まった法大。4年生にとって集大成となるこのカード、雨で冷え込む中、先発のマウンドを託されたのは丸山陽太(スポ4=成東)。対する東大の先発は松本慎之助(2年=國學院久我山)。2位の可能性をつなぐためにも、東大への2連勝が求められる。
初回、法大は先頭から2人が打ち取られるも、藤森康淳(営3=天理)が今季24本目の安打で出塁。法大の歴代最多安打記録に並んだ。この後2死満塁のチャンスをつくるも、今泉秀悟(キャ2=石見智翠館)が三振に倒れ、先制とはならなかった。その裏、丸山は1番・伊藤滉一郎(3年=県立千葉)に二塁打を許すと、2番・明石健(3年=渋谷幕張)の内野安打と失策も重なり、先制点を献上。さらに2死三塁から5番・荒井慶斗(2年=宇都宮)に左前適時打を浴び、2点目を奪われた。
2回表、すぐさま反撃したい法大だったが、2三振を含む三者凡退。その裏、先頭の樋口航介(2年=海上)に三遊間を破られると、7番・酒井捷(2年=海城)に右翼線への二塁打を浴び、無死二、三塁のピンチ。続く松本慎の打球を中村騎士(営2=東邦)が好守でさばき1死とするも、9番・青貝の二ゴロの間に走者が生還し、リードを3点に広げられた。
3回表、1番からの打順も松本慎の前に再び三者凡退。丸山はその裏、死球と内野安打で2死一、二塁のピンチを背負うも、中飛に打ち取り無失点で切り抜けた。
4回表、先頭の松下歩叶(営4=桐蔭学園)が相手の失策で出塁。暴投の間に進塁し、四球で2死一、二塁とすると、“東大キラー”熊谷陸(人2=花巻東)が右前適時打を放ち1点を返す。さらに2死二、三塁のチャンスで代打・只石貫太(営1=広陵)を送るも、惜しくも三振に倒れた。その裏、丸山に代わり山床志郎(文2=高鍋)が登板。失策と内野安打、盗塁と1死二、三塁のピンチを招くも、2者連続三振で見事無失点に抑えた。
5回表、法大は先頭の境亮陽(営1=大阪桐蔭)が内野安打で出塁するも、中村騎士の併殺打でチャンスを逃す。その裏、山床は3番・中山に四球で出塁を許すと、守備でもたつき適時三塁打で2点を追加された。
6回表、先頭の松下が左前二塁打で出塁するも、1死三塁から今泉、井上和輝(法1=駿台甲府)が倒れ無得点。雨もいっそう強まり、球場は重苦しい雰囲気に包まれた。その裏、山床に代わり立大1回戦以来の登板となる槙野遥斗(営1=須磨翔風)がマウンドへ。右中間への二塁打、四球と2死一、二塁のピンチを背負うも、後続を打ち取り無失点に切り抜けた。
7回表、1死から代打で登場した4年生・菅野樹紀(法4=土浦日大)がリーグ戦初打席で四球を選ぶも、後続が倒れ無得点。その裏、永野司(営4=倉敷商)が登板。1死から四球と中前安打で1死一、二塁のピンチを迎えるも、中村騎の好守が光り、併殺でピンチを切り抜けた。
8回表、残り2回の攻撃。2死から片山が死球で出塁すると、今泉の右中間への適時二塁打で1点を返す。その裏は四球を出すも無得点で凌いだ。
迎えた最終回。なんとしても出塁したい先頭の熊谷陸(人2=花巻東)が死球で出塁するも、代打の4年生、浜岡陸(法4=花咲徳栄)、内山陽斗(文4=天理)が打ち取られ、反撃及ばず。雨の中での一戦は、無念の敗戦となり17年秋以来の勝ち点献上に王手をかけられた。
(記事:古川千遥)
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