秩父宮杯第72回関東大学アイスホッケー選手権大会
2026年5月24日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
決勝リーグ第2戦、中大との対戦に挑んだ。2点を先行される厳しい展開となるも、主将・三浦秀瑛(法4)がチームを勢いづけるゴール。ここから法大の猛攻が始まり、菅原流聖(法2)が追加点を挙げ、さらに下山晃世(文3)のゴールで逆転に成功した。最終Pには脇本春希(営4)の追加点でリードを広げ、そのまま試合終了。昨年度のインカレ王者・中大を相手に見事な白星を挙げ、決勝リーグ初勝利を収めた。

同点ゴールを突き刺す菅原流聖(法2)
試合結果
トータル試合結果
| 4 (32) 法政大学 |
0(13) | 1P | 1(14) | 2 (40) 中央大 |
|---|---|---|---|---|
| 3(14) | 2P3 | 1(10) | ||
| 1(5) | 3P | 0(16) |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
| チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
|---|---|---|---|---|---|
| 中央大 | 3:22 | #12 伊部 泰成 | #15 関 椋太 | #14 齋藤 陽大 | PP |
| 中央大 | 4:38 | #12 伊部 泰成 | #14 齋藤 陽大 | #27 石塚 弘人 | PP |
| 法政大 | 19:32 | #8 三浦 秀瑛 | #26 金子 輝叶 | #9 下坪 丈馬 | ー |
| 法政大 | 24:43 | #86 菅原 流聖 | #26 金子 輝叶 | ー | ― |
| 法政大 | 30:24 | #90 下山 晃世 | #14 平嶋 高太郎 | #92 佐藤 佑安 | ー |
| 法政大 | 32:08 | #41 脇本 春希 | #13 小松田 陸斗 | ー | ― |
メンバー
| SET | DF | DF・FW | FW | FW | FW |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 90 下山 晃世(文3) | 37 山口 弘務(法1) | 15 芹野泰良マックスナー(経1) | 14 平嶋 高太郎(文3) | 91 外久保 龍希(営3) |
| 2 | 67 大宮 昂誠(営2) | 8 三浦 秀瑛(法4) | 86 菅原 流聖(法2) | 26 金子 輝叶(人4) | 9 下坪 丈馬(法2) |
| 3 | 39 大城 圭太郎(文4) | 22 山口 治務(法3) | 92 佐藤 佑安(文2) | 13 小松田 陸斗(法1) | 27 北山 堅士(法3) |
| 4 | 17 角田 哲平(文2) | 41 脇本 春希(営4) | 89 山脇 波空(法3) | 96 Cha Junhyuk(法2) | 18 本地 将大(人2) |
※試合の詳細は東京都アイスホッケー連盟をご覧ください。(青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。)
※大学名をクリックしていただくと過去記事に移動いたします。
試合の様子は スポーツ法政新聞会公式インスタグラム からご覧ください。
戦評
前戦は東洋大に奮闘を見せるも、敗北を喫した。中谷采士郎(2年=駒大苫小牧)や小岩獅竜(3年=白樺学園)と強力なFWを抱え、昨季のDFが残っており、バランスが良いチームである中大との1戦に挑んだ。
1P開始早々に中大がペナルティを取られ、人数有利を獲得するが、先制ならず。その後は中大との一進一退の攻防が続く。そして、14分51秒にペナルティを取られ、人数不利の状況で15分07秒に先制点を取られそのまま終了。
2Pに逆転を目指し、燃えるオレンジ戦士たち。1Pと変わり、序盤攻められる展開が続き、2分35秒にペナルティを取られ、人数不利の中またもや失点を許す。このままの流れで終わらないのが今年の法大。26分49秒に三浦秀瑛 (法4=八戸工大一・主将)が執念のゴールを決め、流れが法大へと傾く。このゴールを皮切りに32分には菅原流聖 (法2=白樺学園)、36分に下山晃世 (文3=白樺学園)がゴールを決め逆転に成功。3Pへ、さらなる法大の勢いを見せつけていきたい。
3Pも攻められる場面が多くみられたが、49分43秒に脇本春希(営4=清水・副将)が今季大学公式戦初ゴールを決め、オレンジ戦士たちのボルテージは最高潮に。その後は中大が猛攻をしかけるが、和田怜穏 (営3=武修館)が1P、2Pからチームを幾度となく救う好セーブを見せ、中大の強力なシュートを止める。選手全員が中大の攻撃を体で防ぐ活躍を見せる。終盤には中大が6人攻撃を仕掛け、そして法大もペナルティを取られ攻撃陣が6対4の状況となるが、選手全員がゴールを死守し、試合終了。決勝リーグ初勝利を挙げた。
次戦は東洋大の大久保魁斗(3年=駒大苫小牧)と共に大学No.1のFWとも言われる小桑潤矢(3年=埼玉栄)有する明大。ここまで決勝リーグ全敗と厳しい状況に置かれている明大。しかし、法大にとっては昨季一度も勝利を挙げられなかった天敵でもある。中大を破った勢いのまま明大戦にも勝利し、連勝を飾りたいところだ。オレンジ戦士たちの春大会最終戦を迎えようとしている。
選手インタビュー
31 和田怜穏

ーー試合を振り返って
前回の東洋大戦では、いい勝負をすることができた中での今回の試合だったので。今日の中央大戦では、負ければ上位の可能性が消えるということで、すごくみんなが気合を入れて臨んだ試合で、みんな気合を見せてくれたと思います。
ーー好セーブ連発でしたが、要因など
前回とは特に変わったことはありませんが、やっぱり全員体を張ってくれたことが大きくて。それに応えようというのはいつも思っていて、そのプレーが今日は実り、結果に結びついたのかなと思います。
ーーキルプレーでの2失点でしたが、気持ちなどどのように切り替えたのか
1、2Pに関してはPK以外の5対5の場面で失点をしなかったことはプラスに捉えていて。1、2Pの失点のシーンを自分の中でイメージして、3PのPKもそのパターンだけを注意しながらプレーできたので、3Pはよかったかなと思います。
ーーゴーリーの立場で今のチームの雰囲気などは
今年は、去年出ていたメンバーがすごく残っているという中で、やっぱり上位に食い込みたいという気合がどんどんベンチからも伝わりますし、後ろから見て、出ている選手とかも気合が入ったプレーが見られているので、その期待に応えた頑張り、みんなの頑張りを無駄にしないように、自分の気持ちを作って毎試合挑んでいると思うので、やっぱりみんなの状態はすごくいいなと後ろから見ていて感じます。
ーー次戦に向けて
まずは勝つことが一番の目標で、勝たないと優勝、上位に食い込むことができないので、まずは勝つことで、やっぱり最近3強(東洋、明治、中央)と呼ばれている中で、法政の存在感を見せつけていきたいなと思っています。やっぱりそう意味でも最終戦みんなで体、気持ちを作って臨みたいと思います。
ーー中大戦に向けた対策などは※
1、2セット目がやっぱり代表クラスだったり、去年出ていた選手の中心が集まっていたので、そこの対策と3セット目以降もガンガンチェックが来るタイプだったので、そこの切り替えを意識したのかなと自分の中で思っています。
ーーこの春のコンディションについて※
普通ですね。
ーーその中でもあれだけ止めることができたのは※
今年はやっぱり必然的に勝っていかないと法政の存在感を示したいって(先程も)言いましたが、本当に最近上位から遠ざかっているので、優勝、準優勝を目指して上に食い込みたいという気持ちが強いので、それだけでやっています。
(※アイスホッケー情報誌『Breakaway』による質問)
90 下山晃世

ーー今日の試合を振り返って
1Pは1-0で負けていたんですけど、自分たちの中ではやれているなっていう感覚があったので、焦らず2Pに入れて、そこから逆転できていい流れで3P入れたかなと思います。
ーー前回の東洋戦から変えたこと
変えたというか、東洋と試合してなおさらプレイやスピードが上がって、練習でも質の良い練習ができて、中大戦に挑めたので来週の明大戦もスピード感あるプレーでやっていて、明大を圧倒していきたいなと思います。
ーー今日の試合への意気込み
前回負けたので、残りの2戦は2連勝して、1つでも上の順位で春大会を終えようという気持ちでみんながやっていたので、その気持ちのおかげで勝てたのかなと思います。
ーー相手には高校時代の同期である小岩獅竜(3年=白樺学園)がおり、世代別にも選ばれる実力者、マッチアップなどした時に意識したか
3年間一緒にやってきて、こんなプレーをするのではないのかなっていうのが何となくわかるので、それこそこいつには絶対やられたくないなっていう気持ちはありました。
ーー勝ち越しゴールを振り返って
同期の平嶋高太郎 (文3=清水)がちょうどいい所にパスを出してくれて、平嶋のおかげかなと、狙ってはなかったんですけど、とりあえず叩くみたいな感じで運よく入ったかなと思います。
ーー次戦の明大戦に向けて
最終戦になるので、いい締めくくりができるように明大に勝って、1つでも上の順位で終わりたいなと思います!
(取材・撮影 山鳥優里、冨松健人)


