関東学生アメリカンフットボールリーグ 第5戦 対明大
2026年10月18日(日)
アミノバイタルフィールド

タイブレークで勝ち越しTDを決めたWR阿部
昨年敗れた明大に前半は攻め手を欠くも、TE佐藤祥秀(人3=佼成学園)のTDで先制に成功する。しかし、ここまでチームを支えてきたディフェンス陣が2TDを許し同点で、延長タイブレークに突入。ここで、K鎭野涼太(社4=法政二)が負けたら敗戦のFGを決め1度目のタイブレークでも勝負はつかず。2度目のタイブレークでWR阿部賢利(営4=法政二)がTDを決め、勝利を決定づけた。血の法明戦で延長タイブレークの末に勝利し5連勝。3位以上が確定し、全日本大学選手権出場を決めた。
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試合結果
トータル試合結果
|
法政大学 ORANGE |
0 | 1Q | 0 |
明治大学 GRIFFINS |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 2Q | 0 | ||
| 7 | 3Q | 0 | ||
| 7 | 4Q | 14 | ||
| 3 | 延長 | 3 | ||
| 8 | 延長 | 0 | ||
| 法政大学 ORANGE | 14(11) | Total | 14(3) | 明治大学 GRIFFINS |
試合得点
| Q | ポジション | 選手 | 得点方法 | トライフォーポイント(以降:TFP) |
|---|---|---|---|---|
| 3 | TE | 佐藤祥秀(人3=佼成学園) | タッチダウン(以降:TD) | ○ |
| 4 | TE | 矢作一颯(法4=足立学園) | TD | ○ |
| 延長1 | K | 鎭野涼太(社4=法政二) | フィールドゴール(以降:FG) | ― |
| 延長2 | WR | 阿部賢利(営4=法政二) | TD | ○(2Pコンバージョン) |
戦評
リーグ戦4戦全勝でTOP8単独首位に立つ法政ORANGE。第5戦は昨年34-49で敗れた明大との対戦となった。勝てば全日本大学選手権出場が決まる大一番。今シーズン初めてホワイト一色のユニフォームを身につけて臨んだ。
試合は明大のキックオフから始まった。法大の攻撃は自陣32ヤードから。QB菊地慶(法4=法政二)からTE矢作一颯(法4=足立学園)へのパスによるロングゲインがあるなど、敵陣24ヤードまで攻め込む。しかし、最後は4th&1からのランを止められて攻守交代。
法大のディフェンス陣はDLを中心に明大のディフェンスを止める。最終的にはパントを蹴らせる。
その後の自陣5ヤードからの法大の攻撃。ここから、RB宮本樹音(文3=佼成学園)、今手太陽(キャ2=駒場学園)のランを中心に組み立てていく。ランで敵陣35ヤードまで侵入して、1Qが終了した。

ディフェンス陣とハイタッチをする菅野ヘッドコーチ
0-0で迎えた第2Q。敵陣35ヤードからの攻撃だったが、3rd&6でパスをインターセプトされ、攻撃権は明大に。
それでも、法大がアグレッシブなディフェンスを見せパントを蹴り合う展開となる。
再び迎えた敵陣31ヤードからの明大の攻撃。1st&10で法大ディフェンス陣のランに対するナイスタックルがファンブルを誘い、これをLB桐原涼太(法4=日大三)がリカバー。再び法大の攻撃となる。
法大オフェンスは敵陣36ヤードからの攻撃でQB田邊悠人(営1=日大)を起用するなど、勢いをつけようとする。しかし、フォルススタートによる5ヤードの罰退があるなど、パントを蹴らされ、そのまま前半が終了。
攻め手を欠いたオフェンス陣をディフェンス陣が支えた前半となった。

2Qで出場したQB田邊
0-0で迎えた後半、K佐々木健斗(キャ2=法政二)のキックオフで試合が再開された。
明大に80ヤードのキックオフリターンを許すと、続くランで1stダウンを更新される。ゴール前まで攻め込まれ、ピンチを背負った法大だったが、DB 岡村裕(キャ4=佼成学園)が相手のパスTDを阻止するインターセプト!ピンチを切り抜け、攻撃権が法大へと渡った。
法大の攻撃は自陣25ヤードから。RB 宮本樹音、竹村真柊(法4=箕面自由学園)ランで1stダウンを2度更新すると、菊地慶からTE佐藤祥秀(人3=佼成学園)への12ヤードのパスでさらに更新。RB今手太陽(キャ2=駒場学園)のラン、菊地慶のスクランブルなどランを中心にゲインを重ねていく。敵陣深くまで迫り、5ヤードの罰退を受けるも竹村、宮本のランで再度ゲインを重ねる。4th&goalとなった場面でQB菊地慶からTE佐藤へのパスTDが決まる!K鎭野涼太(社4=法政二)のTFPも決まり7-0。法大が先制に成功した。
再開後の明大の攻撃は明大陣34ヤードからとなった。ランや20ヤードのパスを通され、1stダウンを獲得されたところで第3Qが終了した。

今季、初TDを決めたTE佐藤
第4Q、明大の攻撃で試合は再開。ランや13ヤードのパスを決められるなど1stダウンを2度更新されると、ランを中心に攻められる。ディフェンス陣が粘りを見せるも3rd&goalからランでTDを奪われる。TFPでの得点は阻止したものの、7-6と迫られる。
続く法大の攻撃は自陣35ヤードから。菊地慶からTE矢作一颯へのパス、竹村のランで1stダウンを更新すると、敵陣に入り込む。さらに、菊地慶のスクランブル、宮本のランで2度1stダウンを更新。菊地慶からWR室欧介(社3=法政二)への10ヤードのパスも決まり、敵陣10ヤードへと迫る。すると、菊地慶から矢作へのパスTDが決まる!TFPも決まり14-6と点差をつけた。
続く明大の攻撃は、明大陣14ヤードから。同点に追いつきたい明大に対し、法大ディフェンス陣はランやパスを阻止し、4thダウンまで粘りを見せる。しかし、法大の反則により10ヤードの前進を許し、ファーストダウンを更新される。その後も14ヤードのランやパスで着実に前進されると、最後はパスでTDを決められる。さらに、同点を狙った2ポイントコンバージョンも成功され、試合終了間際に14-14の同点に追いつかれた。
その後、法大の攻撃となるも試合時間が終了し、勝負の行方は延長戦へともつれ込んだ。

TDを決めたTE矢作
全日本大学選手権、準決勝以来となる延長タイブレークに突入した試合。先攻の明大はパスやランでファーストダウンを更新するも、法大ディフェンス陣が粘りを見せる。DB 岡村裕やDL三村円仁(営4=駒場学園)のタックルでランを阻止し、パスも失敗に追い込む。4thダウンとなり、明大はFGを選択。FGを決められ14-17と勝ち越しを許した。
追いかける法大は、菊地慶から矢作へのパスや宮本のランで前進するも、TDには至らず。それでも外したら敗戦の場面で、K鎭野がFGをしっかり成功させ、17-17の同点に追いついた。

外したら負けのFGを決めたK鎭野
2度目のタイブレークは法大が先攻。竹村のランで1stダウンを更新すると、菊地慶からWR 阿部賢利(営4=法政二)へのパスTDが成功!さらにWR藤田豪(社4=法政二)へのパスが決まり、2ポイントコンバージョンも成功!25-17とリードを広げた。

勝負所で見事なパスキャッチをみせたWR阿部
続く明大の攻撃。同点を阻止したい法大は、ディフェンス陣が粘りを見せる。ランを阻止し、パスも失敗に追い込む。そして、4thダウンとなり最後はパスをDB 髙田玖仁(人2=法政二)がインターセプト!法大が2度の延長タイブレークの末、接戦を制した。

DB髙田のインターセプトで試合終了
苦しみながらも2度のタイブレークの末に勝利した法政ORANGE。これでTOP8唯一の5戦全勝で単独首位を守った。次戦の早大戦は勝利すれば、優勝が決まる大一番となる!
QB菊地慶は試合後、「オフェンスがディフェンスの足を引っ張ってしまった」と語ったように、この試合もディフェンス陣がオフェンス陣を支えた。次戦の早大戦はオフェンス陣の爆発に期待したい。

試合終了後、LB瀧川主将は雄たけびをあげた
(記事:松野要、黒岩なつ子)






――今日の試合を振り返って