第102回関東大学バスケットボールリーグ戦 1部入替戦第2戦 対神奈川大学
2026年11月4日(水)
代々木第二体育館
1部入替戦第2戦。法大は初戦で1部の神奈川大学に見事な逆転勝利を収め、白星を獲得。今日の第2戦で敗退がかかる神大は、背水の陣で法大に挑んできた。第1Qは互角の戦いを展開すると、第2Qでは伊藤舷人(法2=法政二)が昨日に引き続き精巧な3点シュートを連発する。しかし、自分たちのペースで試合を進めることができず、リードを奪えないまま55-67で敗戦を喫した。

ハドルを組む選手たち
試合結果
⚫️法大 |
55 |
17 | 1Q | 19 |
67 |
◯神大 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 13 | 2Q | 21 | ||||
| 9 | 3Q | 13 | ||||
| 16 | 4Q | 14 |
| 番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 得点 | REB | AS |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12 | PG | 伊藤舷人 | 法2・法政二 | 9 | 0 | 2 |
| 18 | PF | 八重沢連(CAP) | 法4・八王子学園八王子 | 9 | 7 | 3 |
| 19 | SG | 境碧空 | 法3・法政二 | 2 | 2 | 0 |
| 25 | PG | 鍋田憲伸 | 法4・福岡大大濠 | 16 | 1 | 2 |
| 26 | PF | 伊藤遙志 | 営2・福岡大大濠 | 8 | 4 | 2 |
| ロスターメンバー | ||||||
| 2 | PF | 首藤怜 | 文4・仙台大明成 | 0 | 2 | 0 |
| 3 | C | 藤田簾 | 法1・国学院久我山 | DNP | ||
| 7 | PG | 進藤孝虎 | 文1・九州学院 | DNP | ||
| 8 | PG | 野田凌吾 | 国2・藤枝明誠 | 5 | 0 | 0 |
| 14 | SF | 長谷川蒼 | 国1・北陸学院 | 2 | 0 | 0 |
| 31 | SF | 西海土成嘉 | 法2・北陸学院 | 1 | 2 | 0 |
| 32 | PG | 菅野汰樹 | 人4・法政二 | 0 | 0 | 0 |
| 67 | SF | 佐々木寧 | 法1・正智深谷 | 0 | 1 | 0 |
| 77 | SF | 住吉大和 | 営4・中部大第一 | 0 | ||
| 91 | SF | オディギェプレシャス恵 | 法2・湘南工大付 | 0 | ||
※REB=リバウンド、AS=アシスト、DNP=出場なし
戦評
第1Q
神大ボールでスタートすると、ゴール下でのアタックに境碧空(法3=法政二)がファウルを取られ、フリースローで先制点を与えてしまう。しかし、絶好調の伊藤舷の3点シュートが炸裂し、試合に勢いをつけた。八重沢連(法4=八王子学園八王子)から鍋田憲伸(法4=福岡大大濠)への息のあった連携や、境のバックシュートで点を重ねていく。鍋田がアンドワンを決めると、神大を1点リード。その後の守備も、菅野汰樹(人4=法政二)、長谷川蒼(国1=北陸学院)の好ディフェンスから生まれた好機で野田凌吾(国2=藤枝明誠)が速攻に成功。エンドラインからのセットプレーで八重沢がフリースローを獲得し、点差を拡大するも、相手の3点シュートでリードを奪われる展開に。境をはじめ、全員のリバウンドで失点を抑え、17-19の2点ビハインドで第1Qを終えた。
第2Q
開始直後、ディフェンスの戻りの遅れから速攻を許してしまうも、伊藤遙志(営2=福岡大大濠)のカットインで得点を挙げ、点差を戻す。スクリーンプレーでアウトサイドにボールを出し、好機を演出するが惜しくも決まらない状況が続く。守備では長谷川がゴール下で鉄壁のシュートブロックを見せるも、ディフェンスリバウンドを奪えずセカンドチャンスから失点を重ね、点差は12点に拡大した。残り4分、タイムアウトを取ると、その後は伊藤遙のインサイドアタック、野田の3点シュートで流れを引き寄せ、スローインの伊藤舷がトップに出すと、そのままコーナーでパスを受け、3点シュートを沈めた。残り1分、八重沢からパスを受けた伊藤舷は本日3本目の3点シュートを沈め、会場からは驚きの歓声が上がった。この連続得点で点差を6点に縮めるも、神大も攻撃の手を緩めることはなく、30-40で後半戦へ向かった。
第3Q
なんとか点差を縮めたい法大だが、ターンオーバーが増え、相手に速攻を許してしまう。鍋田・伊藤舷のツーガードでゲームメイクするも、タフショットが続き得点につながらない。この状況を打開するように、鍋田が3点シュートを決めると、長谷川もリバウンドから得点を挙げた。残り2分、八重沢がコーナーから3点シュートを狙い、自らリバウンドに飛び込んでフリースローを獲得。残り40秒、鍋田が3点シュートでフリースローを獲得すると、3本を決めきった。14点に開いた点差を追い、最終Qに挑む。
第4Q
1点を生み出すべく、鍋田を筆頭に攻撃を重ねていくがリバウンドを奪われ、自分たちのペースをつかむことができない。ターンオーバーから速攻を出される場面も増え、点差はあっという間に23点に。それでもキャプテン八重沢が西海土成嘉(法2=北陸学院)のアシストで意地の3点シュートを決める。残り5分、法大は決して諦めることなく反撃を見せた。八重沢が3点シュートで連続得点を決め、鍋田に連続して訪れたフリースローは5本全て沈めた。試合終盤に登場した住吉大和(営4=中部大第一)は3点シュートの機会を伺い、残り30秒で3点シュートを沈め、55-67で試合終了となった。
これで入替戦は1勝1敗となり、勝敗の結果は明日の第3戦へ持ち越された。両チームの意地がぶつかる最終戦。1部昇格への切符を懸けた運命の一戦、法大は悲願の1部昇格を果たせるか。
(記事:森川葵)
インタビュー
佐藤俊二監督

——きょうの試合を振り返って
相手の意地を見せつけられた試合でした。それは当然分かっていたので、試合前からみんなでマインドセットも含めて準備してきました。それでも、相手のエナジーがそれを上回りました。こちらはイージーなターンオーバーが特に1Q多くかったので。そのちょっとしたリズムの差が最後まで出てしまったと思います。
——このカードだけでなく、残りの2カードも前日に勝った2部の大学が負ける展開だったが、2連勝する難しさについて
特に1部で戦い続けてきたチームは、それだけのフィジカル的なタフさを持っています。さらに戦術的にもしっかり修正して、2試合目に臨んできているとどの試合も見てて思いました。そこを乗り越えないと1部には行けませんし、自分たちはそこを目指しているので、明日はうちもまた修正します。
——後半途中、点差を離される場面もあったが、ゾーンディフェンスなどで最後は12点差まで詰めたことについて
少しでも明日に良い形でつなげたいと思っていました。ゾーンは意外と効いていたので、明日もタイミングを見て、使っていこうと思います。
——明日の試合への意気込み
明日は絶対に勝てるように、それしかないです。勝てば続くし、負ければ今シーズンが終わってしまうので、全員で覚悟を持って、絶対に勝ちたいと思います。
(インタビュー:紺野真帆)
オディギェプレシャス恵(法2=湘南工大付)

——きょうの試合を振り返って
1回戦目は自分たちが勝って、きょう勝って明日はなしで終わらせようと話していたんですけど。憲伸(鍋田、法4=福岡大大濠)さんやキャプテンの連(八重沢、法4=八王子学園八王子)さんも言っていたんですけど、1部の神大らしさをとても見せつけられました。リバウンドやルーズボールで取られて、点差を離されたかなと思います。
——2Qの苦しい時間帯はチームでどのような話を
自分たちが点決まらなくてもディフェンスを頑張って、自分たちの流れもう1回来るから我慢しようと話していました。
——10点ビハインドで始まった後半戦、チームで意識していたことは
後半戦始まって、3Qでまず1桁に戻して、4Qの最後で1点でも勝ってればいいというのはずっと言ってたので、そこを意識して頑張っていました。
——リーグ戦から入替戦までの1週間で準備してきたことは
リーグ戦終わって3位で入替戦に行くことになったんですけど、入替戦が自分たちのもう1回スタートだと思って練習をしていました。
——1勝1敗で明日の最終戦を迎えるが、意気込みは
最後1勝した方が1部にいけて、自分たちはインカレもいけるので明日絶対勝つという気持ちと、今日できなかったことを明日出せるように準備して頑張りたいです。
(インタビュー:森川葵)


