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【硬式野球】東京六大学野球 春季リーグ戦 第5週 慶大1回戦 清水二の魂のバックホームでサヨナラ阻止!! 熊谷が気迫の6回0封をみせるも、引き分けに終わる

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【硬式野球】東京六大学野球 春季リーグ戦 第5週 慶大1回戦 清水二の魂のバックホームでサヨナラ阻止!! 熊谷が気迫の6回0封をみせるも、引き分けに終わる

東京六大学野球 春季リーグ戦 第5週 慶大1回戦
2017年5月6日(土)
神宮球場

前カードの明大戦で勝ち点を獲得をし、勢いにのっている法大。慶大は1回戦は炎天下の中行われた。初回に4点を先制する展開となるも、追いつかれてしまう。その後はリリーフ登板の熊谷の好投により均衡した試合に。延長戦に突入し、迎えた12回。菅野が2死二塁のピンチを招き、左前安打を放たれる。しかし左翼・清水二が好返球を見せ、なんとか引き分けに持ち込んだ。

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気迫の投球をみせた熊谷

試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H E
法大 4 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 5 7 0
慶大 3 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 5 12 2

(法大)長谷川、内沢、熊谷、菅野-鎌倉
(慶大)関根、菊池、高橋佑、高橋亮-郡司
[本塁打]清水翔1号ソロ(5回=内沢)

 

打撃成績

打順 位置 選手 打率 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
1 (6) 相馬 5 0 0 .280 遊直 二併殺     一直   一ゴロ     一飛    
2 (7) 4 2 0 .333 中前安 一飛     三ゴロ     左前安        
  R 大崎 0 0 0 .000                        
  7 清水二 1 0 0 .000                   二飛    
3 (4) 川口 4 1 0 .194 左前安   左飛   一飛     投犠打     空三振  
4 (3) 中山 4 2 0 .313 死球   空三振     左前安   一邪飛     中前安  
5 (5) 福田 3 0 1 .250 左犠飛①   空三振     投犠打   中飛     遊併殺  
6 (9) 大西 4 1 0 .381 中前安     一失   中飛     中飛     四球
7 (2) 鎌倉 3 1 2 .217 左前安②     三犠打   右飛     二飛     投犠打
8 (8) 舩曳 5 0 0 .182 一ゴロ     一ゴロ     一ゴロ   空三振     左飛
9 (1) 長谷川 0 0 0 .000                        
  H 町田 1 0 0 .400   四球                    
  1 内沢 0 0 0 .000                        
  1 熊谷 2 0 0 .000       空三振     二飛     空三振    
  H 小林 1 0 0 .185                       空三振
  1 菅野 0 0 0 .000                        
    37 7 3 .218                        

 

投手成績

  球数 打者 防御率
長谷川 3 64 18 6 2 3 4 2.08
内沢 2 27 8 2 0 1 1 6.23
熊谷 6 74 21 2 3 2 0 3.74
菅野 1 8 4 2 0 0 0 1.10
9 173 51 12 5 6 5 3.32

 

ベンチ入りメンバー

10 森(キャ4=日大三) 22 駒場(文4=鹿沼) 25 福田(人2=大阪桐蔭)
12 河野太(文3=法政ニ) 27 中村浩(営3=多良木) 33 斎藤卓(社3=大宮西)
13 菅野(キャ3=小高工) 2 川口(人3=横浜) 1 大西千(営3=阪南大)
17 熊谷(キャ4=平塚学園) 3 相馬(営2=健大高崎) 8 清水二(法4=中京大中京)
18 内沢(キャ2=八戸工大一) 4 俵積田(人4=阪南大) 29 舩曳(キャ2=天理)
19 長谷川(経4=聖望学園) 5 原田(法3=春日部共栄)  37 中山(人3=履正社)
34 柏野(営1=広陵) 6 大崎(法4=智辯学園)  42 竹之内(営3=法政)
36 落合(法1=常葉菊川) 7 小林(法3=中京大中京)    
20 鎌倉(法3=日本文理) 23 町田(社4=桐蔭学園)    

 

リーグ戦結果(5/6現在)

  慶大 明大 早大 立大 法大 東大 試合 勝点 勝率
――     △●○○ ○○ 7 4 1 2 .800
  ―― ○○   ●● ○○ 6 4 2 2 .667
  ●● ――   ○○ ○○ 6 4 2 2 .667
△○●●     ―― △○○ 8 4 2 1 .667
○○ ○○ △●● ――   8 2 4 1 .333
●● ●● ●●   ―― 7 0 7 0 .000
 

戦評

 先週の明大戦で3カード目にして初の勝ち点を手にした法大。今週は、現在リーグ1位の慶大との対戦だ。先発は防御率リーグトップの長谷川裕也(経4)。柳町達、岩見雅紀、郡司裕也という強力な中軸を打線に擁する慶大打線に、華麗なアンダースローがどのように立ち向かっていくのかに注目が集まった。
最高気温28℃と、5月とは思えない炎天下で行われた一戦。初回、先攻の法大は、いきなり慶大の先発・関根智輝を打ち崩す。1死から森龍馬(キャ4)の中前安を皮切りに、川口凌(人3)の左前安、中山翔太(人3)の死球でチャンスを拡大。この日から小林満平(法3)に代わり5番・三塁で先発出場の福田光輝(人2)がしっかりと役割を果たし左犠飛で先制点を挙げる。その後も打線は繋がり、大西千洋(営3)の中前安で再び満塁とする。続く打者は正捕手の鎌倉航(法3)。「どんな形でももう1点と思って打席に入りました」と気合を入れ、放った痛烈な打球は三塁ベースを直撃。さらに左翼岩見がその打球を捕逸する間に走者が全員還り3点を追加。4-0と点差を広げる。その裏の慶大の攻撃。今日の長谷川はコントロールに苦しみ、強力打線に捕まり、立て続けに失点。4-3と差を詰められる。 両チーム一進一退を繰り返した今日の試合。長谷川は3回に8番・照屋塁の右中間二塁打で4-4の同点に追いつかれ、3回被安打6で降板。今日は制球に苦しんだマウンドとなった。一方の慶大は、3回から菊地恭志郎にこちらも早々のスイッチ。法大は4回表、2死・三塁。打者は代打の町田大輔という場面で菊地が3球目を暴投し、ラッキーな形で逆転。5-4と再びリードする展開となった。法大先発・長谷川の後を継いだのは長身右腕の内沢航大(キャ2)。4回から登板し、初回はピンチを凌いだものの、5回に慶大の6番・清水翔太にリーグ戦初本塁打となる痛恨の一発を浴び、5-5と再びタイに引き戻されてしまう。 6回、これ以上点を取られてしまうと相手ペースになるというところで青木久典監督が動いた。マウンドに上がったのは背番号17、熊谷拓也(キャ4)だ。前カードの明大戦から中継ぎに転向し好投が続いているだけに、今日のタイスコアでの試合でも抑えてくれるであろうと応援席からファンは信じ続けた。その思いも伝わったのか熊谷は140キロ台後半の直球と変化球を巧みに使い分け、凡打の山を築き上げる。9回までの4イニングで被安打はゼロ。今季イチといっていいほどの投球を見せた。一方の打線は、高橋佑樹、高橋亮吾という継投リレーの前に沈黙し、法大は立大1回戦以来の延長戦に突入した。 10回裏、熊谷がこの回先頭の郡司裕也に左越え二塁打を許しサヨナラの機会を作られる。しかし、野球の神様は法大に味方した。続く清水翔が放った大きな打球が左中間に抜けようとしているところを、中堅手の舩曳海(キャ2)が体を大きく伸ばしファインプレーで熊谷を救う。後続も気迫で後続を抑え、勝利に望みを繋げる。 そして延長12回、泣いても笑っても最後の攻撃となるこの回、法大は大西千の四球から鎌倉が犠打で繋ぎ「1死二塁」の最後のチャンス。しかし船曳が三振、そして好投をみせた熊谷の所にベンチは代打にここまで温存していた小林満平(法3)を送る。ファウルなどで粘りを見せたものの結果は空三振。この時点で今日の勝利はなくなった。一方の慶大も、12回からマウンドに上がった菅野秀哉(キャ3)から法大と同じく「1死、二塁」のチャンスを作る。法大にとっては絶体絶命のピンチ。打席に入ったのはここまで本塁打も放った清水翔だ。試合開始から3時間22分。外角に入った2球目を上手く捉え、打球は三遊間を抜け、左翼手・清水雄二(法4)の前へ。清水二は矢のような送球で本塁へ返球し、タッチはアウト。清水二は送球した時点でアウトだと確信していた。神宮の杜には歓喜と悲哀の声が交錯した。
 両軍34人が出場し、総力戦となったこの一戦。互いのチームの層の厚さを感じ、またいかに相手のスキを見つけることが重要なのかということを思い知らされるゲームとなった。法大に求められるのは「粘り強さ」である。徐々にチーム状態が良くなっているだけに、「粘り強さ」はもう手に届くところにあると感じる。今日の反省を胸に、二週連続の勝ち点を狙っていきたいところだ。 (岡﨑祐平)

クローズアップ

清水雄二 (持ち前の強肩で法大を救う活躍 全員野球を裏で支える”兄貴分”)

「意地を見せることができた」。外野手責任者として。最上級生として。

ラストイヤーを迎えた清水雄二(法4)。監督からは「守備力では1番任せられる」とお墨付きだ。今日の試合、森の代走大崎拓也(法4)に変わり、8回からグラウンドへと送り込まれた。 延長12回までもつれた今日、”1点でも与えたら負け”という状況の中で、慶大清水翔が左前安打を放つという最悪の展開。走者が生還しようとするが清水二が意地を見せた。捕球したのち、見事なバックホーム。全観客の視線が集中した主審のジャッジは「アウト」を示し、法大側は安堵の表情を見せた。首位・慶大のサヨナラ勝利をこの男が阻止したのだ。

今年、外野手責任者に加え副将に抜擢された清水二。その役割はまさに、「パイプ役」。抜擢された当初、「主将を影で支える存在」を目指すとしていた清水は、今では森主将と選手との間に取り入って、「厳しい森の言葉を噛み砕いて選手たちに伝える」という自らの役割を確立した。チーム全員を同じ方向へ向かわせる。”全員野球”で勢いづく法大のその秘訣は、この男による不断の努力によるものに違いない。(山口有沙)

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監督・選手インタビュー

青木久典 監督

ー試合を決めることは出来ませんでした
勝ちゲームだったと僕は思いますけどね。

ー先発の長谷川選手については
生命線のコントロールがね、微妙なところに行って苦しんでしたね。これが波に乗れなかったと思います。

ー熊谷投手の気迫ある投球がなければ引き分けにはならなかったと思いますが
おっしゃる通りです。出来るならば、勝ってる場面でいきたかったですけど、ああいうゲーム展開だと1点勝負ということで後半からつぎ込みました。よく投げてくれたと思います。

ー中盤から終盤にかけて、得点することは出来ませんでしたが
代わった投手から次の点が取れなかったのが、後手に回った試合展開ですね。ここはミーティングで2番手以降の投手を早めに降ろしていこうと話をしました。

ー小林選手はスタメン落ちとなりましたが 
久々にベンチから野球を見るという悔しい思いをあの場面で期待しましたけどね。

ー清水ニ選手のサヨナラ負けを阻止するバックホームについて
本人に聞いたら余りにも余裕があって、ボールを持ち直しましたと発言していてそういうことよりも早くバックホームしなさいと言ったんですけどね(笑)。

ー清水ニ選手は普段はどういったリーダーでしょうか
本当に副キャプテンとしてその選手のパイプ役という形でチームを引っ張ってますし、技術の部分でも守備力では1番任せられるものを持っているんでね。そういう意味でも日頃からチームをまとめるリーダーシップをやってくれる頼もしい選手ですね。

ー森選手とは違ったタイプのリーダーだと思われますが
彼がやっぱり副キャプテンにさせたのはそういう狙いがあって、森が厳しい話をすると雄二や俵積田が間を持って噛み砕いて選手たちに伝える。そういう意味ではバランスのいいリーダーたちだと思ってますけどね。

ー明日への意気込みをお願いします
まず勝つ為にしっかりと準備していきたいと思います。

森竜馬 主将

ー今日の試合を振り返って
初回に4点取れたので勝たなくてはいけない試合だったと思います。

ー勝ち点を取った後のカードでしたが
明治戦の時はみんな気持ちが入っていて、とても良い雰囲気だったのでそれを継続しようという感じでやっていました。

ー2安打でしたが
とにかく追い込まれてから食らいついた結果がこうなっているので、よかったと思います。

ー熊谷投手が好投しましたが
本当にナイスピッチングとしか言いようがないです。野手陣としてはあいつに申し訳ないなという気持ちです。

ー野手陣はあと一本が出ない状況ですが
相手投手のフォーク、ボール球に手を出していたので、そこを見極められるようになれば、おのずと結果は出てくるようになると思います。

ー最終回の清水選手の好返球について
外野手責任者として練習からまとめてくれてるし、あいつ自身も守備は意識高くやってくれているので、練習の成果が出ましたね。あとは4年生の意地ですね。

ーベンチの雰囲気はいかがでしたか
全然あたふたしていなくて、みんなどっしり構えていました。戦う姿勢が強く保てていたのでよかったです。

ー今日は総力戦となりましたが
慶応大も今首位で、強いので全力で戦いたいです。

ー明日以降への意気込みを
2連勝するしかないです。頑張ります。

清水雄二 副将

ー今日の試合を振り返って
序盤は自分たちのペースだったんですけど、後半は相手ペースで、ホームランを打たれてから、郡司の二塁打も、ほぼ入って、サヨナラホームランになってもおかしくないものだったので、その状況でこの引き分けに持っていけたのは明日に繋がるかなと思います。

ー途中交代でしたがどういった役割を果たそうと意気込んでいましたか
あの場面では自分はずっと守備だけなので、守備を頑張ろうと思ってましたね。

ー見事最後の好返球で慶大の勝利を食い止めましたが
いつも練習してきたので、外野手責任者としても、その意地を見せることができたかなと思います。

ー打球が来た瞬間について
来たらもう投げるしかないなと、何も考えずに投げましたね。そしたら結果、いいボールがいきました。

ー投げた後は
「いったな。」と思いました。アウトだな。と。

ー舩曳海選手も10回裏、好守でサヨナラを阻止しました。外野手責任者から見た外野手について
(大西)千洋が一回ミスをして、それからまた外野手内でも意識が変わって、よく練習してくれていますね。舩曳も冬に比べたら倍くらい上手くなっているので、それは嬉しいですね。

ー副将からみた今のチームの印象は
どっしりいこうと。自分たちはどっしりと構えて、みんないい意味で開き直って、いい感じになっていると思います。

ー明大戦から火がついたように思えますが
それまで連続で勝ち点を落としていて、次、明治との戦いというところで、どうしても明治には負けたくないという気持ちからみんな、火がついたのかなと思います。

ーご自身の調子は
調子は良くないんですけど、自分には自分のやることがあると思うので。

ーやることとは
主に守備は頑張っているので、打てればいいと思うんですけど打てないので、バッテイングを頑張ります。

ー明日に向けて
ここで五分五分ということで、明日が初戦という気持ちでまた明日から2連勝できるようにどっしりと構えてやっていきたいなと思います。

熊谷拓也 投手

―今日の試合を振り返って
しっかり守りきれたのでそこは良かったかなと思います。守備にも助けられて、(自責点が)0だったことはよかったです。

―途中までシーソーゲームでしたが、最終的に引き分けとなったこの試合結果についてどう思いますか
勝ちきりたかったというのが正直ですね。初回4点取っているので。正直勝ちきりたかったですけど、負けはしなかったので、そこはよかったんじゃないかなと思います。

―今日は6回から11回までの6イニング投げて被安打2でしたが、ご自身の投球についてはどう思われますか
あまりよくなかったですけど、真っ直ぐと変化球しっかり混ぜて抑えられたかなと思いますね。

―今日は球速も抑えめで最初から長いイニングを投げる予定なのかと思いましたが実際のところは
(球速抑えめだったのは)暑かったです。暑かったです、今日は。

―調整されてたわけではなかったんですか
別に(笑)。普通に投げてました。調子もそんなによくなかったので。

―今まで先発では結果が出なかった中で中継ぎ、リリーフでは結果を残していますが、その違いはどこにあると思いますか
先発だと”早くアウトが欲しい”とか思ってしまって、投球のフォームとか速さだとか焦りが出てるのかなと最近思って。中継ぎの時みたいにゆったり1個1個アウトとればいいのかなとは思っています。

―シーズン始まった頃は苦しい状況が続き、今は少し抜けました。今は気持ち的にどうですか
ぼちぼちですね。勝てればもっと気分よくなると思います。

―前回の試合では最速の152㎞/hがでましたが
しっかりバッターを抑えるということしか考えてなかったですけど。アドレナリンかなんかですかね(笑)。ウエイトもちゃんとやってきたので。

―オフの間の下半身トレーニングの成果ですか
それも確実にあると思います。

―打撃も今日は打席に入る前から振り込んでいましたね
ホームラン打ってやろうと思ってました。監督にも「ホームラン狙え」って言われてたんですけど、余裕で三振でした。全然当たんないです。

―気合いが入っている印象でしたが
試合決めてやるくらいの気持ちだったんですけど。甘かったですね。

―相手投手も良かったんですか
良かったんじゃないですか。0で抑えられてますし。次は打つと思いますけど。

―今日後半調子の出なかった打者についてはどう思われますか
いや、もうバッターは水物なんでね。バッティングは。ピッチャーがしっかり抑えていい流れで持ってこられれば必ず打ってくれると思うので、明日からもそういう試合を作っていきたいと思います。

―最後の打席は代打を送られてしまいましたが
それは別に何とも思っていません。

―明日以降もまだ試合が続きますが、どのように活躍していきたいですか
またリリーフになると思うので、しっかり連投もして、0に抑えてチームの勝利に貢献できれば最高の形だと思います。

―最後に、明日以降への意気込みをお願いします
しっかり2連勝して勝ち点とるまで応援よろしくお願いします。

鎌倉航 選手

ー今日の試合を振り返って
初回に4点取ってもらったのでなんとか3点以内に抑えて勝ちゲームをしなきゃいけなかったなというのが一番なんですけど、あれだけ流れが悪かった中でも最終的には引き分けで終われているんでツイてるなというところです。

ー試合前にチームで話し合ったことは
やってきたことをしっかりやって、あまり変えずに自分たちの野球をしっかりやろうということです。

ー初回には3点を追加する安打を放ちましたが
1点で終わるのと、2点3点入るのじゃ全然違いますし、どんな形でももう1点と思って打席に入りました。なんとかいい所に転がってくれたのでよかったなと思います。

ー4点を先制した裏の攻撃で無死満塁のピンチを迎えましたが、長谷川投手にはどんな声がけをしましたか
守るところじゃないと思ったので、どんどん攻めていきましょうということで。ストライクゾーンも狭くて辛かったですし、そういった中でも緩急使いながらどんどん攻めていきましょうという話をしました。

ー慶大には強打者の岩見選手もいますが、何か対策はされたのでしょうか
特にこれというのはないんですけど、逃げてカウント悪くするのが一番悪くなると思うので、どんどん攻めていきました。

ー鎌倉選手のキャッチングも安定しているように見えましたが
だいぶやらかしてきたので、落ち着いてやるのが一番だと思いますし、いろんなことを考えると集中できなくなってしまうと思うので1つ1つ整理して入ろうと心がけました。

ー熊谷投手の投球について
リーグ前半は苦しいピッチングの中でも、こうやって後半のカードになったら立て直してくれています。信頼してサイン出していますし、思い切って投げてくれているので、今日勝ちを付けてあげられなかったのが一番申し訳ないなと思います。

ー12回裏のバックホームはどんな気持ちでブロックしましたか
僕は立教の時に一度落としてしまっているので取ってからっていうのと、なんとか雄二さんが投げてくれたのでそれはよかったなと思います。

ー明日に向けての意気込みを
勝てなかったんですけど負けてはいないので、明日明後日で勝てるように全員で協力してやっていきたいと思います。

中山翔太 選手

ー今日の試合振り返って
勝ちゲームだったので、勝てなかったことが悔しいです。

ー初回の死球で塁に出た場面、どんな気持ちで打席に入りましたか
いい形で次のバッターに繋げようと思ってました。ー6回にレフト前ヒットを放ちましたが頑張って打とうという感じです。

ー11回にも前の打席で凡退した高橋投手からレフト前を放ちましたが
2回打ち取られるのが嫌だったので、なんとかして打とうかなと思っていましたー今日は柔軟な守備も印象に残っていますが、守備で心掛けていることは絶対前に止めて、アウトにするということです。

ー6回からの熊谷投手の力投はいかがでしたか
凄く気合が入っていて、最初の早大戦とは別人のようになっていたので、結構みんなそれでよしやるぞ、という感じになっています。

ー今日は打線が援護しきれなかった部分がありましたが、野手陣の反省点は
8回のチャンスの時に1本打てなかったのが悔しいので、明日チャンスで1本打てるように頑張りたいです。

ー明日への意気込みを
もう、勝つだけです!

フォトギャラリー

  • hukuda R犠飛や犠打を決めるなどつなぎ役を務めた福田
  • kamakura R適時打を放つ鎌倉
  • hasegawa R先発した長谷川
  • utisawa R2番手の内沢
  • nakayama Rマルチ安打を放った中山
  • kumagai R6回無失点で慶大の攻撃を抑えた
  • mori R連日の2番出場を務める森
  • kanno R最終回を投げた菅野
 

 

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