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【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 第2戦 男子は無念の2連敗 女子も今季初黒星に

バドミントン

【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 第2戦 男子は無念の2連敗 女子も今季初黒星に

関東大学バドミントン春季リーグ
2019年4月28日(日)
日本体育大学健志台キャンパス

リーグ戦2日目を迎え、早大と対戦した男子は死力を尽くすも一歩及ばず、今季2連敗に。対する女子も、ダブルスでは快勝するがシングルスで1勝もあげることができず、悔しい敗戦となった。

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大活躍を見せた山口萌(左)・今野聡子ペア

試合結果

総合試合結果(男子)

法政大学

2

早稲田大学

3

詳細結果(男子)

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス ●原口翔多0ー2大林拓真(15-21、15-21)
第2シングルス 〇藤原圭祐2ー0渡辺俊和(21-11、21-8)
第1ダブルス  ●野村拓海・長峰善1ー2大林・緑川大輝(18-21、21-16、11-21)
 第2ダブルス ●山澤直貴・藤原1ー2浅原大輔・吉村徳二(20-22、22-20、14-21)
 第3シングルス ◯小川翔悟2ー1緑川(23-25、22-20、25-23)

総合試合結果(女子)

法政大学

2

早稲田大学

3

詳細結果(女子)

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス ●伊東佑美0-2吉田瑠実(11-21、19-21)
第2シングルス  ●岡部天0-2鈴木ゆうき(14-21、13-21)
第1ダブルス  〇今野聡子・山口萌2-0桃井怜実・平野紗妃(21-16、21-14)
第2ダブルス  〇鈴木優香・清水一希2-0鈴木・吉田(21-12、21-10)
 第3シングルス ●中靜日向子0-2松本茜(15-21、16-21)

 

戦評

男子

今季初となる白星獲得に向けて、宿敵早大と対峙した。

第1シングルスに起用されたのは原口翔多(社3)。前半は一進一退の展開だったが、徐々に点差をつけられ、第1ゲームを落とす。第2ゲームも、ライン際を攻めたショットで挽回を図るが、力及ばず敗戦した。 

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第2シングルスには藤原圭佑(経3)が出場。藤原のスマッシュが今日も冴え渡った。積極的な攻撃と丁寧なレシーブで終始リードを守り、ストレート勝ち。昨日に引き続き、白星を飾った。 

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 第1ダブルスに登場したのは、野村悠斗(経4)・長峰善(経2)ペアだ。第1ゲームは、相手の早い攻撃をなかなか止めることができなかった。後半に着々と点を重ね、相手を追い上げるも惜敗。第2ゲームは、野村の強烈なスマッシュで得点を連取、見事に勝利した。勝負を第3ゲームに持ち越したが、再び相手のペースに巻き込まれて敗北した。

第2ダブルスを任されたのは、藤原・山澤直貴(経3)ペア。第1ゲーム前半を僅差で折り返すと、どちらも譲らず試合はデュースに。最後は、相手の粘りに押し負けた。第2ゲームは、互いに多彩なショットを披露し、またしてもデュースに持ち越す。藤原の鋭いスマッシュと、山澤のネット際でのプレーが噛み合い、手堅く勝利を掴んだ。1-1で迎えた第3ゲームは、前半から相手にリードされる展開に。細かなミスで失点を重ね、悔しい敗戦となった。 

 第3シングルスは、小川翔悟(経2)が登場。緩急を使い分けた攻撃で、粘りのプレーを見せた。格上相手に果敢に挑み、第3ゲームまでデュースの末に、公式戦初勝利を飾った。DSC 0217 R

 昨季に続き、開幕2連敗となった法大。今季の折り返しとなる明日こそ勝利を収め、流れを引き寄せたいところだ。(塚本花穂)

女子

開幕初戦で勝利を収め、今季優勝へ好発進した女子。しかし、2日目の対早大戦ではシングルスで1勝もあげられないなど、苦戦を強いられた。 

第1シングルスに登場した伊東佑美(営4)は、対戦相手に早大の吉田瑠実を迎えた。第1ゲームは相手選手の、後方にひきつけてからの前に落とすショットに手も足も出ず、11-21で落としてしまう。早くも敗戦ムードが漂うなか、それでも伊東は諦めなかった。第2ゲームからは果敢に攻め、スマッシュやプッシュで点を重ねる。少しでもフォア側の甘いところに打つと決められてしまうため、細心の注意を払ってシャトルを返す。相手選手を追い詰め、1点を奪い合う接戦となったが、後一歩及ばず敗戦となった。

第2シングルスには岡部天(国3)が登場した。対戦相手である鈴木ゆうきとは新人戦決勝戦で対峙。相手が怪我によって棄権し、勝利したという因縁がある。岡部は試合の序盤から前後左右に動かされ、なかなか攻撃権を奪うことができない。相手選手は前に落とすショットで仕掛け、上がってきたところを強打で返すというプレーで点を重ねたほか、クロスに落とすヘアピンショットを次々と決める。岡部は最後まで粘り強くプレーするも挽回叶わず、悔しい敗戦となった。

第1ダブルスに登場したのは、今野聡子(人3)・山口萌(人2)ペア。春リーグ第1戦では終始相手に翻弄され、無念のストレート負けとなったが、その反省から落ち着いてプレーしようと2人で話し合い、それが実を結んだ試合となった。第1ゲームから今野のスマッシュが冴え渡り、山口が前で仕掛けて今野が叩くというプレーで次々と得点する。勢いに乗った2人はその後も点を重ね、21-16、21-14でストレート勝ちとなった。

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 第2ダブルスに登場したのは鈴木優香()・清水一希()ペア。試合の序盤から鈴木が鋭いスマッシュで相手を翻弄し、21-12と点差を大きく開けたまま第1ゲームを奪取する。第2ゲームからは攻撃を粘り強く拾われ、なかなか点を決めることができなかったが、強打が決まらないと見るやネットプレーに持ち込むなど、柔軟なプレーを披露する。相手選手に強打を打ち込まれても驚異の反射神経で打ち返すなど、圧倒的強さを見せつけ勝利した。DSC 0149 R

勝敗を決する第3シングルスには中静日向子()が登場した。中静は序盤から相手の緩急つけた攻撃に苦戦し、第1ゲームを15-21で落とす。第2ゲームでは10-5とリードする展開も見られたが、その後徐々に追い上げられ、ついには逆転されてしまう。攻撃権が奪えず思うように点が伸びないまま、16-21で試合終了となった。

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相手校のエースが不在ということで、決して勝てない試合ではなかった。シングルスも後一歩及ばずという試合が多く、悔しさが残る。しかしまだ優勝への道が閉ざされたわけではない。明日からも続く試合で着実に勝利し、今季でもオレンジ旋風を巻き起こす。(村井美咲)

監督・選手インタビュー

藤原圭祐

ー今日の試合を振り返って
シングルスはけっこう調子が良かったのでいつも通りガツガツといけたのですが、ダブルスは足が止まったりとか、力んでしまったりして悪い方にいってしまいました。

ー昨日の試合の勝因は
山澤もすごく調子が良くて、どんどん前で形を作ってそこから打ち込むことができたので、そこが良かったのかなと思います。

ー明日のダブルスに向けて直していきたいことは
まだ明日出られるのかわかりませんが、昨日良くて今日悪かったので、どういうところが違かったのか今日考え直して、明日生かしていけたらと思います。

ー今年の春は単複でスタメンが続いているが
今まではシングルスだけとか、ダブルスだけとか、それだけに集中することができたのですが、両方やるとなると体力やプレーでも変わってくるところがあるので、まず春経験して、次に生かしていきたいと思います。

ーチームは今2連敗だが、監督やコーチからどのようなお話があったか
初戦や2日目は勝手に余裕みたいなのを持ってしまって、その隙を突かれてあと1本が取れないことが多くありました。明日の対戦相手である日体大はやはり強いので、1人1人が気を引き締めて、全部勝つつもりでいこうというお話でした。

ー新チームの雰囲気は
盛り上がるところではしっかり盛り上がることができているのですが、悪い時はその空気を跳ね返すことができていないと思います。そこをみんなで頑張っていけたらと思います。

ー明日の試合に向けて
明日勝たないとチームも苦しくなってくるので。明日自分が勝って、1本取れるように頑張ります。

小川翔悟

ー今日の試合を振り返って
相手は自分たちの代のインハイのチャンピオンで。自分は格下で、チームも負けた状態でのメンバーチェンジでした。このまま普通に負けたら悪い流れのまま次の試合にいってしまうと思ったので、次につなげられるような試合をしようと思っていました。そして粘って粘って、拾うことしか考えていなくて。それと相手が2試合目ということもあって疲れてくれて。それが勝ちにつながったのかなと思います。

ー大学生になって公式戦初勝利ですが
そうですね。初めてリーグに出させてもらって。高校とは違った試合の雰囲気でものすごく緊張していて、最初は自分の思うようなプレーができませんでした。でも2ゲーム目のインターバルの時に、先輩が思いっきりいけと言ってくれたので、それでふっきれて、自分の思うようなラリーができるようになりました。

ー試合が終わった後の監督やコーチのお話は
やっぱりまだ体が弱くて。相手は昨日も2試合して、今日も2試合しているのにあのプレーで。自分は1試合でけっこうへばっているので、フィジカルが全然足りていないなと。これから何試合もできるような体力づくりをしていかないといけないなというお話で、その通りだなと思いました。

ー明日以降への意気込みは
自分は出るかわかりませんが、もし出たら、1年生らしくガツガツとやっていきたいと思います。

岡部天

ー今日の試合を振り返って
相手のエースが怪我をしていて、団体戦として勝てない試合ではなかったのですが、自分が絶対落としてはいけないところで落としてしまいました。それが敗因だと思います。

ー今日の対戦相手とは新人戦の決勝戦でも戦ったが
そうですね。その試合中に相手が怪我をしてしまって。それもあってやり辛いというか、気持ちの部分で負けていたのかなと思います。

ー試合の後の監督のお話は
リーグ戦なので負けても次があります。今日の試合の反省を、次の試合で生かしてやれというお話でした。

ー明日の試合に向けて
他の大学もけっこう均衡していて、どこが優勝してもおかしくない大会になっていると思います。とりあえず目の前の試合に集中して、明日の試合に勝てるように頑張ります。

今野聡子・山口萌ペア

ー今日の試合を振り返って
今野:昨日の試合の反省を生かして、落ち着いてプレーしようと決めていました。2人で色々話し合って決めてて。それが守りの面では上手く実行できてたので良かったです。

ーこのペアが結成された経緯は
山口:新人戦は1、2年しか出られないのですが、その中で私たちはダブルスプレーヤーだったので組むことになりました。その時に勝てると思っていなかった相手に勝てたので、それがきっかけで今組んでいます。

ー今後もこのペアでやっていきますか
今野:そうですね。

ー今日の試合ではポジション取りで苦戦していましたが
山口:自分が前にいて今野さんが後ろにいるっていうパターンが多いのですが、自分がけっこう自由に動くタイプなので、逆を突かれると今野さんが大変になっちゃうというのがあって。そうならないように、相手が打ってくる方向を正確に読んで動いていきたいと思います。

ー試合後の主将のお話は
山口:まだ優勝が終わったわけではないので、明日はシングルス陣もダブルス陣も力を合わせて頑張っていこうというお話でした。

ー明日の試合に向けて
今野:明日は専修大学と当たるのですが、専修大学も早稲田大学と同じようにシングルスもダブルスも穴が無いので、一戦一戦集中し、勝ちにこだわってプレーしていきます。
山口:今日は勝ったのですが、良いところだけでなく悪いところもあったので、そこを明日の勝利につなげられるように今日しっかり考えていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 0134 R強さを見せつけた今野・山口ペア
  • DSC 0138 R積極的な声掛けを行っていた
  • DSC 0178 R清水・鈴木ペアの勝利を喜ぶ選手たち
  • DSC 0242 R男子の応援にも熱が入る
  • DSC 0263 R小川の勝利を称える選手たち
 

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