【バドミントン】2024年度関東学生新人選手権 団体戦 男女アベック優勝を飾る!!
2024年度関東学生新人選手権 個人戦 男子・女子
2024年2月19日(月)〜2月21日(水)
ひらつかサン・ライフアリーナ
チームを引っ張っていた4年生が引退し、新体制初戦となった関東学生新人選手権大会(新人戦)。2月19~21日まで団体戦が行われ、法大からは男子団体がA・Bの2チーム、女子団体が1チームが出場した。男女ともに危なげなく勝ち進み、男子Aと女子が決勝進出を決めた。決勝こそ接戦となるも最後は勝ち切り、男女アベック優勝を果たした。
試合結果
総合試合結果
A男子団体
法政大学A | 優勝 |
法政大学B | ベスト16 |
A女子団体
法政大学 | 優勝 |
詳細結果(A男子団体 法大A)
試合 | 対戦校 | 試合詳細(後者が対戦相手) |
---|---|---|
2回戦 | 日体大B | D1○奥優汰・宮川友結 2-0 中谷壱心・水口稜太朗(21-5、21-17) D2●櫻井煌介・南本和哉 1-2 近藤新汰・中川開(21-11、15-21、17-21) S1○田中市之介 2-1 大屋光(21-19、18-21、21-12) |
準々決勝 | 東海大 | D1○奥優汰・宮川友結 2-0 金子美輝・山田陽大(21-13、21-12) D2○田中市之介・南本和哉 2-0 栗原泰知・清水玲(21-15、21-12) |
準決勝 | 日本大B | D1○奥優汰・宮川友結 2-0 小原煇・水村健人(21-15、21-11) D2○田中市之介・南本和哉 2-1 稲川天・縣涼介(16-21、21-19、21-12) |
決勝 | 日体大A | D1●奥優汰・宮川友結 0-2 佐藤椎名・吉田翼(5-21、17-21) D2○田中市之介・南本和哉 2-0 竹澤陽生・犬嶋宏介(21-19、21-13) S1○櫻井煌介 2-1 馬屋原光大朗(21-15、11-21、21-19) |
詳細結果(A男子団体 法大B)
試合 | 対戦校 | 試合詳細(後者が対戦相手) |
---|---|---|
2回戦 | 立教大A | D1●増田翔・城戸郁也 0-2 大澤史和・吉岡佑樹(24-26、18-21) D2○江面孝紀・池田侑輝 2-0 篠田楓太・宮下龍邦(21-17、21-15) S1●川畑史吹 0-2 大澤史和(8-21、19-21) |
詳細結果(A女子団体 法大)
試合 | 対戦校 | 試合詳細(後者が対戦相手) |
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2回戦 | 早大 | D1○牧野美涼・笹原愛夏 2-1 岩﨑真帆・岡本萌奈未(21-16、13-21、21-11) D2●上岡美月・浜地凛 1-2 石橋結子・尾﨑羽音(18-21、22-20、18-21) S1○中澤里奈 2-0 岡本萌奈未(22-20、21-11) |
準々決勝 | 専大A | D1○牧野美涼・笹原愛夏 2-1 鹿毛野乃花・押見綾奈(13-21、21-18、21-16) D2●上岡美月・浜地凛 0-2 内田真緒・吉田陽萌(17-21、14-21) S1○中澤里奈 2-0 松岡美歩(21-10、21-13) |
準決勝 | 青学大 | D1●牧野美涼・笹原愛夏 0-2 古茂田倭子・今村涼(13-21、19-21) D2○上岡美月・浜地凛 2-0 橋野光・山内のどか(23-21、21-17) S1○中澤里奈 2-0 古茂田倭子(21-17、21-14) |
決勝 | 明大 | D1○牧野美涼・笹原愛夏 2-0 杉山凛・小原陽夏(21-19、21-16) D2●上岡美月・浜地凛 1-2 亀井菜杏・石井夢楓(21-12、15-21、17-21) S1○中澤里奈 2-0 田代葵楓(21-19、21-11) |
戦評
A男子団体 法大A
主力だった4年生が抜け、1・2年生だけで挑んだ今大会。初戦の日体大B戦からチームの強さを感じる試合が繰り広げられた。迎えた決勝の相手は、秋季リーグ戦でも同じ1部リーグで戦う日体大A。D1はここまで無敗の奥優汰(社2)・宮川友結(経2)ペアが出場した。息のあったプレーを見せるも2023年度全日本学生選手権でベスト4の実力を誇る佐藤椎名・吉田翼ペアの流れを覆すことができず、ストレート負け。D2は田中市之介(経2)・南本和哉(経1)ペアが任された。小柄ながら高い飛躍力を持つこの2人は、鋭いスマッシュで着実に得点を重ねる。そのまま相手を圧倒し、2-0で勝利をおさめた。 最後を任されたのは櫻井煌介(経1)。1年生ながら関東リーグや全日本選手権に出場し、法大を引っ張る実力者だ。第1ゲームを先取し、このまま勢いに乗りたいところであったが、一転、第2ゲームは相手に連続得点を許しこのゲームを落とす。後が無い第3ゲームは、一進一退の攻防が繰り広げられた。どちらかが1点を取るたびに試合が止まり、1点に重みがあるゲームとなった。最後は相手のミスを誘い出し、甘い球となったところを櫻井が冷静に決め勝利をおさめた。
優勝が決まった瞬間は櫻井の元にチームメイトが駆け寄る場面も見られ、チームの団結力を感じた試合であった。リーグ戦でも対戦する大学に勝利したことは、これから始まる春季リーグ戦に向けて良い弾みになっただろう。
A女子団体 法大
今大会全ての試合で同じメンバー構成で出場した法大女子。決勝は2023年度全日本学生選手権の決勝進出がかかった試合で惜敗した、明大との対戦となった。D1は牧野美涼(営1)・笹原愛夏(国1)ペアが出場した。序盤から流れに乗り点差を開くも連戦の疲労からか、ミスが重なり相手に連続得点を許す。しかし、最後は逃げ切り2-0で勝利をおさめた。D2は上岡美月(人2)・浜地凛(人1)ペアが激闘を見せた。第1ゲームは先取するも、第2ゲームからは主導権を握られ緩急を使い分けるショットで翻弄させられる試合展開となった。最後までこの流れを覆すことができず敗戦を喫した。迎えた S1はここまで全試合ストレート勝ちの中澤里奈(営2)が出場。対する相手は、前回対戦の際に当時の主将・宮﨑淳美(営4)を破った実力者の田代葵楓。拮抗した戦いが予想された。第1ゲームは早々に点差を開くも、追いつかれ逆転される場面が見られた。デュースにもつれ込むかと思われたが、最後は粘り強さを見せ第1ゲームを先取する。勢いそのままに第2ゲームに突入し得点を重ね、決勝でもストレート勝ちをおさめた。
雪辱を果たし、強くなった法大を見せた女子バドミントン部。試合後には笑顔で喜ぶ姿が見られた。今シーズンは去年のリベンジを果たす年になるのか、注目が高まる。
選手インタビュー
田中市之助
―率直な感想を一言
優勝することができて、素直に嬉しいです(笑)
―南本選手と組んでみて
練習は1回もせず、今大会ぶっつけ本番のような形で挑みました。瓊浦(けいほ・長崎県)高校の後輩ということで、すごい楽しかったです。普段の自分はシングルスでしか練習しないので、試合でダブルスでできたのはすごい楽しかったです。
―ペアとしての狙いは
アタック力がない分、低空戦でドライブ戦で潰していくのを狙っていきました。2人とも狙いが同じだったのですごい戦いやすかったです。
―シングルスに向けて
1回戦から気を抜かずに頑張ります。