【硬式野球】秋季リーグ振り返りインタビュー㉑～中西祐樹選手～

中西 祐樹 選手

ーー秋リーグを振り返って
この秋のリーグ戦で何度も逆転負けをしたので、 勝てる試合を何度も落としたのが自分の反省点です。

ーーリーグ戦初出場した感想は
初めは結構緊張したんですけど、試合を重ねるごとにだいぶ試合の雰囲気に慣れていけて、自分らしいプレーも多くできたので、それは良かったことかなと思います。

ーー1試合以外でスタメンとなったが、試合前は先発投手とどのような話をするのか
どういう組み立て方をするとか、相手チームによって特徴があるので、どのバッターに気をつけるとか、注意点をしっかり確認して試合に入ってました。

ーー下位打線でランナーを進めたいと言っていたが、ご自身の打撃に関しては
なかなか打率が残せなかったので、自分のレベル、自分の技術が足りなかったというのを痛感しました。でもその中でフォアボール選んだり、送りバントをしっかり決めて下位から上位に繋ぐという役割は、その中でもできたので、そこは良かった点かなと思います。

ーー立大戦ではリーグ戦初ヒットが同点タイムリーとなったが、どのような意識で打席に入ったのか
基本的に外中心で攻められると思ってたので、その初球（ストライクを）取りに来た球を行こうと思ってて、その積極性がこのような結果に繋がったのかなと思います。

ーー8回表の攻撃で、篠木健太郎（営4＝木更津総合）さんが適時打のあと塁上で中西選手にガッツポーズしたのを見て
勝負強くて頼りになるなと感じました。

ーーそのあとの場面でのスクイズは緊張はしたか
緊張はしましたけど、何度もバンド練習して準備できてたので、緊張というよりは決めるという強い気持ちでできたなと思います

ーー東大戦のサヨナラ負けの歓喜を目の前にしてどう感じたか
ピッチャーもなんとか粘ってくれたんですけど、勝ちきれなくて悔しかったです。

ーー安達壮汰（営4＝桐光学園）投手にはなんと声をかけたか
「まだ終わったわけじゃないんで、次も頑張りましょう」と声を掛けました。

ーーそこからどう切り替えて3回戦に臨んだか
勝ち点を落としたらもう優勝もないし、篠木さんが先発で、篠木さんでは負けられないと思っていたので、篠木さんを勝たせようと思って試合に臨みました。

ーー篠木投手はリーグ戦937球と熱投を見せたが、エースとしての投球をどう受けていたか
最初から最後までマウンドを守る姿であったり、 エースとしてチームを勝たせるという責任感がすごいなと思いました。

ーー中継ぎ陣は安達壮汰（営4＝桐光学園）投手が防御率0点代、山城航太郎（キャ4＝福岡大大濠）さんが1点代と安定した結果を残せたことに関して
長いイニングや、接戦で結構きつい場面が多くて、その中でしっかり今まで練習でやってきた低めに投げ切ることであったり、秋のリーグ戦までにやってきたことをしっかり出せたので、そういう結果に繋がったのかなと思います。

ーーコミュニケーションの重要性について話していたが、ピンチの時には投手にどのような声をかけていたか
ピンチになると焦るので、しっかり冷静にという部分と、状況の確認であったり、試合前と同じようにどう攻めていくかとか、どこ注意するかとか、そういう意思疎通を取れるように心掛けています。

ーー主力として活躍した4年生投手がいなくなるが、来年期待したいピッチャーは
全員です。主力ピッチャーが全員抜けて、全員が上がってこないとなかなかリーグ戦を勝てないと思うので、その中でチーム内で競争して、春のリーグ戦に向かっていけたらいいなと思います。

ーー法政から2人の投手がドラフト指名されたが2人への思いは
プロに行くピッチャーをリーグ戦で受けれてすごく幸せだと自分も感じます。特に篠木さんは高校からずっと一緒で、いろんなこと教えてもらったり、このリーグ戦でも自分の今までの野球人生の中でも1番の経験させてもらったので、プロに行って活躍してほしいなとすごく思います。

ーー4年生への思いを聞かせてください
4年生は自分もすごく可愛がってもらって、みんな優しい人ばかりなので本当に引退していくのが寂しいです。

ーー同じ捕手として吉安遼哉（法4＝大阪桐蔭）さんからは最終戦後に何か話をしたか
自分個人ではないですけど、「みんな頑張れよ」というふうに言われました。

ーー同期の藤森康淳（営2＝天理）選手が慶大戦では大活躍だったが、見ていてどう感じたか
慶應戦では勝ち越しのホームランもサヨナラタイムリー打ってくれて、大事な場面で何度も助けてもらったので同級生で頼りになるなと感じました。

ーー来年はどのようなチームにしていきたいか
このリーグ戦でも大事な場面でエラー出たり、勝ち切れない場面が多かったので、守備の強化と、勝ち切れるチームを作りたいなと思います。

ーーこの秋の結果を受けて、春リーグまでに強化したいところは
個人的にこの秋で全然打撃力も足りないと思いましたし、守備面でも結構課題が残るところが多かったので、 そこをしっかり埋めて次の春に行けたらいいなと思います。

ーー応援してくださったファンの皆様に一言
秋のリーグ戦、たくさんの応援ありがとうございました。次の春優勝できるようにまた頑張るので、これからも応援よろしくお願いします。

中西 祐樹（なかにし・ゆうき）
法学部2年 2004年4月14日生まれ
京都府出身・木更津総合
167cm70kg・右投右打
今季成績:13試合 28打数 5安打 打率.179 0本塁打 2打点 0盗塁
『下級生らしからぬリーダーシップと安定した守備が持ち味。今季は開幕戦にリーグ戦初出場を果たすと、立大3回戦でリーグ戦初安打、初打点を記録。最終的に13試合マスクをかぶった。来季は3年生となる。その持ち前のリーダーシップと練習への真摯さを周りに示しチームを引っ張りたい。』

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

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