【バスケ】第99回関東大学リーグ戦 第7節 対東洋大学 拮抗した試合展開が続くも、あと一歩及ばす連勝止まる、、
2023年9月10日(日)対東洋大学@東洋大学総合スポーツセンター
東洋大学を相手に迎えて挑んだ第7節。試合後半から拮抗した展開が続き、両者の意地と意地がぶつかり合ったが、63-65と7連勝まで僅かに届かなかった。
▲エース・#3 今池翔大(文4)は攻守ともに抜群の存在感を放つ
試合結果
トータル試合結果
63 法政大学 |
8 | 1Q | 21 | 65 東洋大学 |
|
---|---|---|---|---|---|
16 | 2Q | 10 | |||
24 | 3Q | 18 | |||
15 | 4Q | 16 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#3 今池翔大(文4) | PG | 法政第二 | 19 | 5 | 2 |
#7 本山遼樹(法2) | PG | 福大大濠 | 11 | 2 | 0 |
#23 堤玲太(文3) | SF | 九州学院 | 4 | 5 | 0 |
#6 杉澤ロメオ(文4) | PF | 東海大札幌 | 10 | 5 | 1 |
#74 長橋冬真(営4) | C | 國學院大久我山 | 3 | 8 | 2 |
法政大学ベンチ入り選手
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#10 坂本温人(現2) | PF | 法政二 | 11 | 7 | 0 |
#17 大川勇樹(スポ4) | SG | 宇都宮短大附 | 0 | 0 | 0 |
#24 安原明優(人環4) | SG | 八千代松陰 | 0 | 0 | 0 |
#25 鍋田憲伸(法1) | PG | 福大大濠 | 3 | 0 | 1 |
#11 岡部雅大(国文3) | SG | 國學院大久我山 | 2 | 0 | 0 |
#8 石田泰三(法3) | PF | 北陸学院 | 0 | 2 | 1 |
#31 コラン直生(済2) | PG | 法政二 | 0 | 0 | 0 |
#75 柳田大斗(営2) | C | 國學院大久我山 | 0 | 1 | 1 |
#21 藤平皓成(営3) | PF | 正智深谷 | 0 | 0 | 0 |
#77 住吉大和(営1) | SF | 法政二 | 0 | 0 | 0 |
試合経過・日程(1巡目)
戦 | 日付 | 対戦相手 | 結果 |
---|---|---|---|
1 | 8/26 | 順天堂大 | 76ー54 WIN! |
2 | 8/27 | 明星大 | 79 ー70 WIN! |
3 | 8/30 | 東京成徳大 | 89ー68 WIN! |
4 | 9/4 | 帝京平成大 | 111ー69 WIN! |
5 | 9/5 | 関東学院大 | 91ー65 WIN! |
6 | 9/9 | 玉川大 | 83ー54 WIN ! |
7 | 9/10 | 東洋大 | 63ー65 LOSE |
8 | 9/13 | 青山学院大 | ー |
9 | 9/16 | 国士館大 | ー |
10 | 9/17 | 上武大 | ー |
11 | 9/23 | 駒澤大 | ー |
戦評
9/9日現在、法大はリーグ戦負けなしの6連勝中。勢いそのままに連勝を伸ばしたい法大を、迎え撃つ相手は東洋大学だ。過去の公式戦では東洋大学に対して勝ち点を奪えていないが、今年の法大は違う。チームの大黒柱・4年生を筆頭に、実力のある3年生と着実に力をつけている2年生に、フレッシュなエネルギーをもたらす1年生がチームに揃う。夏合宿を経て、さらに強さを磨いたチームORANGEが、一丸となってこのリーグ戦を戦い抜いていると試合に足を運ぶたびに実感するのだ。難敵東洋大に勝利し「強い法政」を証明したい。7連勝に向けての注目の一戦が幕をあける。
第1Q。序盤、#74 長橋冬真(営4)の鋭いロングパスを、ゴール下で構えていた#23 堤玲太(文3)が受け取り得点する。しかし、東洋大学も黙っていない。#5 佐藤星来の3Pが決まると、留学生を有する東洋大学の堅いディフェンスが機能しはじめ、徐々に相手に流れを奪われてしまう。法大も重い展開を立て直そうと果敢に攻めの姿勢を見せるが、なかなかリングにボールが入らない。このピリオドは相手に軍配が上がり、8-21。一桁得点にとどまってしまった。
第2Q。このピリオドでも東洋大学の勢いはとどまるところを知らない。ルーズボールは必ず手にして得点に繋げていき、オフェンスリバウンドもしぶとい。そんな流れの滞った時間が続く中で、法大の誇る4年生が力をみせる。#74 長橋のミドルシュートや#3 今池翔大(文4)の3Pが決まり勢いを取り戻そうと試みたが、24-31で試合を折り返した。
▲今試合2桁得点をマークした#10 坂本温人(現2)。第4Qの立役者となった。
第3Q。ここから法大本来の力を見せつける。#74 長橋からのパスを察した#3 今池が空いていたゴール下に滑り込みエンドワン。続いて#25 鍋田憲伸(法1)の技ありなシュートが決まり一気に勢いづく。中盤、#6 杉澤ロメオ(文4)がゴール下を支配し得点を重ねると、またも#3 今池が美しい弧を描く3Pを決める。今の法大になくてはならない4年生の魂のこもったプレーが炸裂し、48-49と点差は僅か一点に迫った。
第4Q。このピリオドで2年生の#10 坂本が無双する。留学生にも物怖じせず次々にシュートを決めていくと、試合時間残り6分21秒で52-51と逆転。その後は#3 今池の3Pや#7 本山遼樹(法2)の流れるドライブで確実に得点を重ねていくが、東洋大学も待ったなしで得点を量産してくる。そして試合時間残り0.5秒で相手にファウルを取られ、63-65と僅かにリードされた場面でも、#10 坂本は最後まで気持ちを切らさなかった。リードされようが、残り0.5秒という時間だろうが彼には関係なかったのだろう。相手のフリースローのこぼれ球を即座に手にしてディープスリーを決め切った。坂本の気持ちが押し込んだ3Pだったが、惜しくもカウントはされず。63-65と勝利とはならなかったが、両者の意地がぶつかり合った白熱した試合であった。
(記事・髙瀬真帆)
写真提供=法政大学体育会男子バスケットボール部
選手コメント
#10 坂本温人(現2)
ー今日の試合を振り返って
前半の立ち上がりのとこで、相手の#5の選手が好調だったのもあるんですが、自分達のバスケットボールができなかったのが悔やまれるとこだと思います。
ー第4Qの残り39秒で坂本選手の3Pシュートが決まり、1点差まで詰めました。ご自身のプレーを振り返ってみて
今池先輩にマークが二人ついていて、自分がノーマークの形の中で、自分だけで生み出したゴールじゃないですけど決めれてよかったです。
ーオータムリーグを通して、自身の注目してほしいプレーは
リバウンドと3Pシュートです。そこで、他の190cm以上の選手たちと自分の違いを見てもらえたらいいと思います。
ー7連勝まで残り2点というところでしたが、この2点は何が足りなかったか
細かいところを言うと、簡単なシュートを決められない、逆に止められないという、後一歩のところが積み重なっているところです。そこはリーグ戦中に修正して、次勝てたらいいと思います。
ー次の青山学院大学戦に向けての意気込みを
ここからは簡単ではない相手が続くので、1プレー1プレー集中して、チームで勝ちを狙っていけたらいいと思います。
ー応援してくださっているファンの皆様へ一言
リーグ戦まだまだ続くので、応援よろしくお願いします。
選手コメント
# 本山遼樹(法2)
ー今日の試合を振り返って
自分達の入りが悪くて、途中からは自分たちのバスケットボールができたんですけど、最後のクロージングで出ているメンバーが、最後の最後で向こうの流れを我慢できずに、向こうの流れにしてしましました。6試合勝利が続いていたのもあり、プレッシャーというのが1人1人にあって重くなってしまったと思います。
ー後半から拮抗した試合が続く中で、本山選手は最後までコートに立ち続けてチームに貢献していたと思います。ご自身のプレーを振り返って
自分は相手のハンドラーにつく機会が多いですが、今日は2Qで3ファールしてしまい、自分のプレータイムを少し制限させてしまい、他の人に迷惑をかけてしまったところが反省点だと思います。残りの試合で、自分のウィークポイントをストロングポイントに変えていきたいです。
ーオータムリーグを通して、自身の注目してほしいプレーは
シーズン前に3Pを磨いてきたので、3Pとディフェンスを注目してほしいです。
ー次の青山学院大学戦に向けての意気込みを
ここからは順位の上の相手が続くが、もう一度引き締め直して、毎試合毎試合を初戦だと思って、しっかりやっていこうと思います。
ー応援してくださっているファンの皆様へ一言
いつも応援ありがとうございます。リーグ戦はまだまだ続くので、法政大学バスケットボール部の応援をよろしくお願いします。