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【水泳】 第92回日本学生選手権水泳競技大会 1日目 渡邊が自己ベストを大幅に更新し銀メダルを獲得!!

水泳

【水泳】第92回日本学生選手権水泳競技大会 1日目 渡邊が自己ベストを大幅に更新し銀メダルを獲得!!

第92回日本学生選手権水泳競技大会
2016年9月2日(金)
東京辰巳国際水泳場

 4年生はこれが最後となる今大会。初日は男子主将の渡邊一輝(社4)が銀メダルを獲得し、自らでチームを引っ張ってみせた。男女共にそれぞれの目標に向けまずまずのスタートとなっただろう。

watanabe
自己ベストを大幅に更新し銀メダルを獲得した渡邊

試合結果

予選結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
 50㍍自由形   32位 西尾奈那子  27秒09  
40位 小林江舞 27秒23  
61位 髙島美桜 27秒82  
 400㍍自由形 18位 長濱瑠花  4分20秒71  
200㍍バタフライ 13位 平野香緒里 2分03秒07 B決勝進出
200㍍背泳ぎ  31位 白井早弥香 2分19秒70  
41位 宮﨑ひな乃 2分20秒75  
100㍍平泳ぎ  29位 神宮司瀬里奈 1分12秒13  
51位 髙橋ありさ 1分14秒93  
400㍍フリーリレー 5位 青木-長濱-西尾-小松 3分46秒88 決勝進出

予選結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
50㍍自由形    20位 松田優太  23秒36  
45位 平沼晃多 23秒86  
51位 森本祥之 23秒99  
400㍍自由形    10位 竹田渉瑚  3分54秒97  B決勝進出
15位 齊藤凌 3分56秒24 B決勝進出
51位 廣川剛己 4分05秒09  
200㍍バタフライ   5位  伊藤瑞輝 1分58秒42  決勝進出 
17位 林孝晟 1分59秒80  
24位 馬場航平 2分00秒58  
200㍍背泳ぎ   5位 津村航平 2分01秒48  決勝進出 
8位 内藤良太 2分02秒33 決勝進出
33位 管谷諭 2分05秒88  
100㍍平泳ぎ    4位 渡邊一輝 1分00秒91  決勝進出 
22位 塚本悠太 1分02秒62  
31位 戸野本陽友 1分02秒93  
400㍍フリーリレー  13位 松田-齊藤-木村-豊田   3分24秒61 B決勝進出 

B決勝結果

種目 順位 選手名 タイム 備考
 男子400㍍自由形  4位 齊藤凌  3分55秒44  
5位 竹田渉瑚  3分55秒47  
女子200㍍バタフライ 2位 平野香緒里 2分12秒84  
男子400㍍フリーリレー 失格 松田-齊藤-豊田-木村 記録なし  

決勝結果

種目 順位 選手名 タイム 備考
 男子200㍍バタフライ 7位 伊藤瑞輝  1分58秒23  
男子200㍍背泳ぎ   6位 津村航平  2分02秒09  
8位 内藤良太 2分06秒14  
男子100㍍平泳ぎ 2位 渡邊一輝 1分00秒44 銀メダル獲得
女子400㍍フリーリレー 4位 青木-長濱-西尾-小松 3分45秒59  

女子総合順位(1日目終了時点)

順位 学校名 得点
1位 東洋大 177.5点
2位 日本体育大 156.0点
3位 中京大 124.0点
4位 神奈川大 101.0点
5位 筑波大 93.0点
6位 日本大 63.0点
7位 明治大 47.0点
8位 近畿大 44.0点
9位 早稲田大 42.0点
10位 山梨学院大 41.0点
11位 新潟医福大 38.0点
12位 法政大 37.0点

男子総合順位(1日目終了時点)

順位 学校名 得点
1位 明治大 157.0点
2位 中京大 144.0点
3位 早稲田大 104.5点
4位 中央大 101.0点
5位 日本大 88.0点
6位 東洋大 75.0点
7位 近畿大 62.0点
8位 法政大 62.0点

※8位以上で来年のインカレのシード権を獲得

戦評

予選

 学校対抗得点で競われるインカレ。男子は総合8位以内に与えられるシード権の獲得へ、女子は総合3位に向け、一人でも多くの選手が決勝、B決勝に進むことが望まれる。
予選には24人の選手が出場した。
高速レースとなった50㍍自由形。男女ともに3人ずつが出場したが、男子は松田優太(経4)の20位。女子は西尾奈那子(経3)の32位が最高となり、予選敗退となった。
女子400㍍自由形の長濱瑠花(経1)は前半から快調なペースでレースを進め、組1位でゴール。しかし、全体では18位で惜しくもB決勝には届かなかった。
男子400㍍自由形で竹田渉瑚(スポ4)は後半の追い上げで10位に入った。齊藤凌(経3)は隣を泳ぐ小山優麻(近畿大)とのデットヒートを繰り広げ、敗れはしたものの15位で竹田とともにB決勝進出。初めてのインカレとなった廣川剛己(経1)は「調整がうまくいかなかった」と自己ベストから+6秒となるタイムで51位に終わった。
 
 女子200㍍バタフライの平野香緒里(人2)は前半から前を行く田村美紅(早大)、中野未夢(東洋大)に離されてしまい全体13位でB決勝に進出。去年のインカレで5位入賞を果たした得意種目で決勝進出とはならなかった。
男子200㍍バタフライには3人が出場。馬場航平(スポ2)は21位で本人にとっては不本意なレースとなってしまった。林孝晟(経2)は飛び込みから果敢に飛び出しレースを引っ張っていく。組1位を取ったものの全体は17位で惜しくも予選敗退に終わった。一方、大会前から「インカレ優勝」を掲げでいた伊藤瑞輝(経3)は坂井聖人(早大)と同じ組でのレースに。前半こそ大きく話されてしまうが持ち味の後半で巻き返し、全体5位での決勝進出。
200㍍背泳ぎに出場した白井早弥香(現1)、宮﨑ひな乃(経2)はともに前半から攻めた泳ぎを見せるも後半失速。31位と41位で予選敗退。
男子200㍍背泳ぎでは出場した3選手がスタートで好反応を見せ、レースをリードしていく。津村航平(経2)は得意な後半での伸びが活き5位。内藤良太(人1)は8位と2人揃っての決勝進出となった。管谷諭(経4)は33位に終わったが、前半のスピードは3日目の100㍍背泳ぎに期待を持てるものとなった。
女子100㍍平泳ぎは神宮司瀬里奈(現3)とルーキー髙橋ありさ(社1)とはともに前半から速いペースについていけず、29位と51位に終わる。
男子100㍍平泳ぎでも塚本悠太(経3)、戸野本陽友(社2)が予選敗退に終わるも、渡邊一輝(社4)主将がスタートこそ遅れをとったが徐々に巻き返し4位でゴール。決勝進出を果たした。
 
 女子400㍍フリーリレーは青木智美(社4)が貫禄を見せつける泳ぎでトップに立ち、その後を長濱、西尾、小松桃子(人3)の順で危なげなくリレーし、全体の5位で決勝進出となった。
男子400㍍フリーリレーは松田、齊藤、木村圭佑(経4)、豊田裕人(経4)の順で泳いだ。レースは早大、日大がし烈な争いを繰り広げるなか出遅れ、全体の13位でフィニッシュ。B決勝進出となった。(飯田翼)
 

B決勝・決勝

 迎えた午後、400㍍自由形B決勝には齊藤と竹田が登場。齊藤は序盤から積極的な泳ぎでレースを引っ張るも徐々に失速。惜しくも4位となった。竹田は得意とする後半で力を出しきることができず、5位でレースを終えた。
 続く登場は女子200㍍バタフライB決勝の平野。序盤は出遅れるも、見事な追い上げで2位となった。
 男子200㍍バタフライ決勝には伊藤が出場。リオ五輪銀メダリストの坂井聖人(早大)が作り出すハイペースなレース展開に食らいつくも、力の差を見せつけられ7位。しかし力は出しきったと伊藤は穏やかに語った。
 男子200㍍背泳ぎに出場した津村と内藤。6位、8位と納得の行く結果とはならなかったが、まだ彼らは2年と1年。今後の更なる成長が期待される。
 主将・渡邊の泳ぎには、一年間の努力の成果が表れた。小日向一輝(明大)、渡辺一平(早大)
らが揃うハイレベルなレースは、1位から3位までが100分の3秒以内の差という大接戦となる。その中で渡邊は見事に準優勝を勝ち取った。主将の泳ぎは明日以降の法大スイマーたちを勢いづけるものになったに違いない。
 女子400㍍フリーリレーは予選と同じオーダー。青木、長濱、西尾、小松の出場となった。青木が日本代表らしく54秒台を叩きだし、長濱へ繋ぐと、そこから我慢のレースとなる。しかしなんとか耐え抜き4位入賞。目標としていた表彰台とはならなかったものの、楽しんで泳げたという4人の表情は明るかった。
 この日最後となる法大の種目は男子400㍍フリーリレーのB決勝。法大からは松田、齊藤、豊田、木村が出場した。予選から泳順を変更し、万全の態勢で挑んだと思われたが、3泳から4泳によるリレー時の違反によりまさかの失格となってしまう。流れに乗りきれないまま、初日を終えた。
 
 この結果、初日を終え男子は62.0点で8位、女子は37.0点で12位と、残り2日間次第でシード権奪取は男女ともに可能だ。明日以降も選手たちはどんな戦いを見せてくれるだろうか。名門法大復活を目指して、熱い夏はまだ終わらない。(阿部暁野)

 

選手コメント

渡邊一輝

―銀メダル獲得おめでとうございます!
ありがとうございます。
 
―今のレースを振り返って
今できることは全てやって全力を出し切りました。その結果表彰台に上れてよかったです。
 
―1位の渡辺一平選手(早大)との差はわずか0秒02でした
悔しいと言えば悔しいんですけど、僕のベストタイムが1位の渡辺選手とは大きくかけ離れてて、予選決勝と上げた結果の0秒02秒差で自己ベストも更新できたので満足です。
 
―これまで1分01秒の壁をなかなか越えられなかった中で今日超えられた要因は
やはり八塚監督の指導のおかげです。何度も何度も同じことを繰り返し指摘してくれて、そのおかげでやっと恩返しができたなと思います。
 
―後半の粘りで2位にくい込みましたがレースプランは
得意なのは200㍍なので、後半が持ち味なのもあって後半追い上げようと思っていました。それと前半力まないでなるべく軽く早く泳ぐことを意識していました。
 
―今年は関カレからの出場となりましたが、調整はうまくいきましたか
初めは関カレに出るのも、調整しにくく嫌な思いはあったんですけど、あのタイミングで試合があるということを逆に今の状況を知る良いきっかけだと前向きに捉えて臨みました。そのおかげでインカレにもつながる試合になったと思います。
 
―最後のインカレということで、どのような気持ちでレースに臨みましたか
主将なので、何としてもシードを取るために結果で引っ張っていこうと思って臨みました。
 
―今日男子は6名とフリーリレーが予選通過を果たしましたが、この結果について
上々なスタートだと思います。2日目3日目とこの流れに乗っていけば必ずシードは取れると思います。
 
―今年のチームを一言で表すとしたら
そうですね、楽しいチームだと思います。
 
―楽しいチーム作りを心がけてきたということですか
そうですね。楽しい中にも真剣さを持ってやっていけば結果もついてくると思ってこれまでやってきました。
 
―明日のメドレーリレーに向けて意気込みをお願いします。
A決勝に残れるか残れないかギリギリのところなんですけど、僕も調子が良いですし、2年生の林孝晟もかなりスピードが出てきているので期待しています。予選からまず100㌫の力をを出してA決勝に残りたいと思います。
 

女子400㍍フリーリレー

―レースを振り返って
西尾:予選が思ったように泳げなくて、決勝では何がなんでも表彰台に上りたいという気持ちで泳ぎました。結果的には4番で目標は達成できなかったんですけど、この4人で泳げる4継は最後だったので。楽しんで泳げて良かったなと思います。(青木)智美さんが来年からいなくなっちゃうので。私たちが一番上になるので、智美さんに頼らずもっと速く泳げるように今後も頑張っていきたいと思いました。
青木:私は1泳で、ずっと言ってた54秒台を出してチームに勢いを付けたいと思っていて。その通りに54秒6というタイムが出て、結果的には4番だったんですけど、この4人で楽しめたリレーになったんじゃないかなと思います。
長濱:初めてのインカレで個人はダメだったんですけど、リレーでこうやって決勝に残ることができて良かったと思っています。表彰台に上れなかったのは残念ですけど、自分が予選でちょっと足を引っ張っちゃった分、決勝では上げようと思って。まだタイムは確認してないんですけど、自分なりには結構いい泳ぎができたなと思っています。4位は悔しいですけど、これからもあと2日間あるのでそこで個人の分もリレーも挽回して。最後に智美さんがいい結果で終われるように頑張っていこうと思います。
小松:楽しもうと思って行ったのと、予選よりは確実に上げることを頭に置いてやりました。
 
―チームとして目標としていた順位は
小松:全部(のチームの力が)同じくらいなので、表彰台を狙える位置にはいるという話はしていました。それがあったのに4番という結果は微妙ですけど、これを機に8継もあるのでそこで借りを返したいと思います。
 

津村航平

―レースを振り返って
予選よりタイムも順位も落としてしまいました。結果は良くないと言えば良くないんですけど、A決勝に残れたので、及第点かなと思います。
 
―2度目のインカレとなりましたが、目標は
さっき4レーンを泳いでいた近畿大学の常磐(忠靖)選手というのがいるんですけど、中学のときからずっと一緒に競っていて。今回のインカレも負けたくないなと思っていたんです。けど、彼は2分切って表彰台に上って、僕は2分2秒かかって6番という結果で。かなり水を分けられてしまってそれはかなり悔しいですけど、この結果を糧として、今後も頑張っていこうとも思います。
 
―昨年は13位だったのに対し、今年はA決勝まで残ることができました
春先から調子は良かったので、A決勝は残れるかなと思っていました。ですが、その春先に良くなった調子がそこからあまり上がらず、今回のインカレもなあなあな結果になってしまったので、そこはちょっと反省すべきところかなと思います。
 
―今シーズンはベスト更新など躍進が目立ちますが要因は
2年目ということもあるので、先輩として後輩に良いところを見せたいなというような面があるんだと思います。
 
―同じ背泳ぎの内藤良太選手について
彼は僕より100が速いので。そういったスピードの点で言うと僕のほうが劣るんですけど、200となるとやっぱり負けたくないというのもあります。
 
―これまで課題とされてきた1日2本目のレースでした
徐々に改善はされて来ているんですけど、やっぱり(予選よりもタイムが)上がらないので。下がる幅はちょっとずつ狭まってきているんですけど、上げないとこういった決勝では勝てないので、そういったところを練習していかなければいけないなと思います。
 
―今後の目標は
やっぱり2分割り。あとは近畿大学の常磐選手に負けない!ぐらいです。
 
―残る100㍍に向けて
200が思うような結果ではなかったので、得意ではないんですが、気を取り直して2回泳げるように頑張りたいと思います。
 

伊藤瑞輝

―レースを振り返って
出しきりました。それだけです。
 
―目標を優勝、インターナショナルタイムC(1分56秒18)突破という話でしたが
タイムは全然ダメですし、表彰台にすらかからなかったので悔しいです。でも、やることを全部やっての結果なのでしょうがないです。切り替えて、また来シーズン頑張って行きたいです。
 
―コンディションは
全然、悪くなかったです。ただ、ペース配分がうまくいかなかったり、ケアレスミスが多かった結果がこれだと思います。
 
―ケアレスミスとは具体的に
メンタル面であまり決勝で緊張することはないですが、今日はちょっと緊張しちゃって、若干ビビったのかなと。雰囲気に呑まれてしまったと思います。
 
―3回目のインカレ。雰囲気は独特ですか
日本選手権よりも緊張するかもしれないです。
 
―得意の後半は今日は
全然、持ち味が発揮されなくてとても残念です。
 
―五輪を見て、泳ぎに活かされているところは
自分は自分の泳ぎ方で自分の道を頑固に突き進んでいるので、自分のいいところを伸ばして悪いところを普通の人レベルにすることをしてます。
 
―同い年の坂井聖人(早大)が優勝。またリオ五輪では銀メダルを獲得されています。影響はありますか
もちろん、刺激を受けていてインカレへの思いがより一層強くなりますし、残りの水泳人生も少ないので、悔いのない水泳人生を送ろうと思います。
 
―高校時代から争ってきた(インターハイで坂井選手が1位、伊藤選手が2位)坂井選手はどういう存在か
思いたくはないですが、雲の上の存在です。水泳界で同期として誇りです。
 
―法大は今年のインカレはシードを落とした中での戦いです。心境は
昨年は自分が決勝に行けなくて、シードを落としたようなものなので、決勝に残って得点を稼げたことにはとりあえず、満足しています。
 
―来シーズンに向けて
タイムも順位も最高の形で終わって、水泳人生を締めくくりたいと思います。そのために自分の弱いところであるスピードを強化しながら自分の持ち味である持久力をより強化して、後半の粘りをより強いものにしていこうと思います。
 

内藤良太

―今日のレースを振り返って
予選はすごい自分の自己ベストも更新できて良かったんですけど、そこでほっとしている自分がいて、決勝も全然(タイムが)あがらずに終わってしまったので、やっぱり今後戦っていくには予選も決勝もしっかり出来るような選手にならないとだめだな、と感じました。
 
―予選に比べ4秒ほどタイムが落ちてしまいましたがその原因はどこにあると思いますか
一番は気持ち的に、目標である決勝に残ったので何番でも大丈夫だ、というちょっと消極的な考えになってしまったことだと思います。
 
―決勝のレースはどのようなレースにしようと心掛けましたか
前半からはいるような積極的なレースをしようと思ったんですけど、多分前半もはいれていないので、予選良くてもこれでは決勝は戦っていけないと思うのでそこは改善しないといけないところだと思います。
 
―初めてのインカレでの決勝はどうでしたか
入場のときは先輩方みんな励ましてくれて、こんなに楽しい入場はないっていうくらい、楽しんでレースに臨めました。
 
―先輩の津村選手も同じレースでした
やっぱり頼もしい先輩なので、また、まだ先輩は2年生なので、これからもっと二人で切磋琢磨して泳いでいきたいと思います。
 
―明後日には100メートル背泳ぎもひかえていますがどのように調整していきたいですか
100メートルとなると200メートルとは違うので、しっかりとまわりのことは気にせずに自分の中にはいることを意識してレースしていきたいと思います。
 
―100メートルと200メートルは具体的にどう違いますか
そうですね、力まないでいくところとか、あとスタートからの浮き上がりをしっかり集中してやれば上手くいくと思うので細かいところを修正していきたいと思います。
 
―明後日の目標を教えて下さい
200メートルでもA決勝残ってるので、100メートルでもA決勝残って、また笑いながら入場したいと思います。
 
―改めて明後日への意気込みをお願いします
まだ僕のレース終わっていないので、ここで気を抜かずに、明後日までしっかりと笑顔で終われるようにしたいです。
 

 平野香緒里

―今日のレースを振り返ってみて
決勝は最低限残ろうと思ってて、3番、表彰台を狙っていたので、まさかB決勝だと思っていなかったので、そこは悔しかったですけど頑張れたと思います。
 
―予選の結果を受けて、どのようなレースをしようと臨みましたか
やってきたことを信じて、今出来ることをしっかりやろうと思いました。
 
―昨年のインカレに比べ結果は落ちてしまいました
調子が合わせられなかったのが一番だと思います。
 
―調整不足だったということですか
そうですね、はい。
 
―明日の100メートルバタフライにも出場しますが、今日を受けてどのように戦っていきたいですか
去年は(100メートルで)B決勝にも残れなかったですし、今日の決勝に残れなかった分の得点を稼ぎにいきたいと思います。
 
―改めて明日への意気込みをお願いします
1点でも多くとれるように頑張ります。
 

齊藤凌

―レースを振り返って
ベストが久しぶりに予選から出て、それをB決勝でも上げることができたのでいい収穫になったと思います。
 
―前半からペースを上げて泳いでましたが
自分の持ち味が前半からいくことで後半持てばタイムが出ると思っていたので、いつも通りに前半はいきました。
 
―この一年タイムが延び続けている要因は
コーチや監督に練習を見てもらったおかげであったり、自分でやることを決めて、集中してやってることがタイムにつながってると思います。
 
―メイン種目は200㍍自由形という話ですが400㍍に出て、200㍍に与える影響は
200㍍の倍の距離があるので、体力強化にもなりますし、後半勝負になったときに200㍍を楽に感じられるんじゃないかなと思ってます。
 
―明日の200㍍に向けた意気込み
200㍍では必ず決勝に残って、リレーで失格した分を自分で点を取り返します。
 

竹田渉瑚

―今のレースを振り返って
予選よりタイムを落としてしまって、組で一番で帰ってくるつもりだったのでこの結果にはやっぱり納得いかないです。
 
―終盤での追い上げがうまくいかなかったように見えたが
そうですね。前半まで隣が見えていて、体も動いていたので行けると思ったんですけど力みが出てしまいました。行けると思い過ぎた分、空回りしちゃったなと感じました。
 
―明日の専門の1500㍍のレースについて
調子自体は悪くないので、優勝を見据えられると思います。今回400㍍がだめだった分、優勝して挽回したいなと。
 
―関カレを経験してからのインカレはどうだったか
関カレは強化途中の段階だったのですが今日とそんなに変わらないタイムで、今日も行けるかなという感じだったんですけど調整がうまくできていなかったのだと思います。関カレを踏まえて明日の予選までに調整して、決勝でタイムを狙えるようにして挑みたいです。
 
―来年のシード権を得るためには
最上級生として後輩には良いものを残してあげたいので、そこは自分がしっかり優勝をしてチームを引っ張っていけたらと思います。
 

男子400㍍フリーリレー

―レースを振り返って
松田:予選よりタイムが落ちてしまったのは個人として悔やまれます。
齊藤:今日の4レース目だったんですけど、自分の泳ぎはできたと思います。でも、失格しちゃったんで明日自分が個人で点を取り返すので頑張りたいと思います。
豊田:起きたことはしょうがないので、次の個人とリレーにつなげていきます。
木村:失格しちゃったんで、自分にできることをしっかりやっていこうと思います。
 

 平沼晃多

―今のレースを振り返って
決勝には残れなかったので、自分の力不足を素直に受け止めるしかありません。
 
―初のインカレでしたけど、雰囲気はいかがでしたか
そうですね、去年までのインターハイと違って、みんな速い人はレベル上がりますし、ちょっとは圧倒された部分もありました。
 
―どんな気持ちで、50mを泳いでいましたか
とりあえず、決勝に残りたかったので、それだけ考えて全力でやってました。
 
―インカレまでに向けて練習で取り組んでた事とかありますか
長水練習をしてきたのと、結構パワーをつけるトレーニングはしてきました。
 
―具体的にパワーをつけるトレーニングとは
ウエイトを高校生の時に比べてやりました。
 
―このインカレでの収穫とか課題は何かありますか
持ち味の泳ぎの部分で負けてしまってるので、ちょっと課題がありすぎるんですけど、スピードの部分ですね。
 
―課題がたくさんあるということだったんですけど、最後に、これからに向けて一言お願いします
ここから来年のインカレ目安にして、来年こそは絶対(決勝に)残りたいので、本気で、もうこの落ちたっていうことを忘れずに切り替えてやります。
 

髙島美桜

―今日のレースを振り返って
自分は2月に肩の怪我をしてしまい、最近になり治ってきた中で、法政大学の代表として50㍍自由形に出させてもらいました。
ありがたみと感謝の気持ちを持ってレースでは全力を出し切ろうとは思っていました。
自分の得意種目は100と200なんですけど、これに向け50㍍自由形の練習はしてきました。タイムは良くなかったですが、出せる力は出せたので、今年出していただいた経験を生かして来年は順位を上げて表彰台に上って貢献できるようにしたいです。
 
―初めてのインカレで緊張はありましたか
いつもの辰巳と全然雰囲気が違って、アップをしすぎちゃったりとか、慣れてないところがありました。
 
―怪我の影響で練習は積めてなかったですか
病院の方にも道具を使ってはいけないだとか、同じ練習はしてはいけないといった制限はあって、少しずつ慣れてきて良くなってきたところです。それまでは、とても苦しかったですが、水泳部の皆さんがとても優しくて心配してくれたりもしてくれていたので、法政大学に入って良かったなと思っています。
 
―次回のレースに向けての抱負を
これから得意種目の200㍍で法政大学のリレーに貢献したいので、そのために全力で練習して一番高いところ目指して、皆さんに迷惑をかけないように頑張っていきたいです。
 

戸野本陽友

―今のレースを振り返って
前半は結構いい感じだったんですが、後半でテンポを意識しすぎて思ったタイムが出せなかったです。
 
―レース展開は前半から積極的に行こうと考えていましたか
はい、そうですね。
 
―後半のスピードダウンについて
高い身長に見合う筋力がまだなくて、周りの選手と体格差があることが要因なので、これから鍛えていきたいと思います。
 
―今年度の目標
確実にベストを出していって、来年は絶対A決勝に残れるようにしていきます。
 
―今年のインカレは関カレからの挑戦となりましたが
昨年はレギュラー落ちして悔しい思いをしたんですけど、やっぱり(インカレは)雰囲気が違くて圧倒された感じはあります。
 
―次に向けて意気込み
これから上を目指すには体格とかがやはり重要になってくるので、そこを改善していきたいと思います。
 

廣川剛己

―レースを振り返って
ベスト+6秒かかってしまったので、全くいいとは言えない結果でした。
 

―目標としていたタイムは
B決勝に行けるか行けないかのタイムを狙って、遅くても(3分)57秒台を出したかったですけど、全然ダメでした。
 
―ダメだった理由は
自分での調整の仕方の失敗です。
 
―同じレースを泳いだ齊藤選手と会話は
一緒に頑張ろうということは話しておきました。
 
―この大会に向けた練習は
2週間くらい前まではずっと泳ぎ込みをして、自分で考えて最近は練習してました。
 
―自身の泳ぎの持ち味は
前半から攻めてって後半逃げるようなレースプランで泳いでます。ただ今日は全くできませんでした。
 
―初インカレですが雰囲気は
ジャパンオープンなどに比べると応援の活気もあって、初めてにしては重圧のある大会でした。
 
―今後に向けた意気込み
ここでくじけずにしっかりと切り替えて、自己ベストを更新したいと思います。
 

馬場航平

―レースを振り返って
関東インカレで全然いい結果がでなくて、ちょっとそれを引きずってしまったのかなと思います。
 
―関カレよりもタイムは縮めましたが
全然。ベストより1秒以上かかってしまっているので。
 
―2度目のインカレですが雰囲気はいかがですか
独特の雰囲気があるので、次は3度目の正直で。来年こそはA決勝に残って結果を出したいですね。
 
―インカレの目標はありましたか
ただただA決勝に残って点を取りたかっただけです。ただちょっと目標を低くしすぎたというのがあって、もう少し高いレベルで目標を立てればもうちょっといい練習ができたんじゃないかなと思いますね。
 
―今後の課題があればお願いします
来年のインカレを一番高い目標にして、1分56秒台を目指して頑張っていきたいです。

 

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