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【硬式野球】鴨川キャンプリポート② 合言葉は『鴨川から神宮へ』連日の実戦練習で一軍へ這い上がれ!

2024年2月13日(火)
鴨川市営球場

2月12日より5日間にわたる鴨川キャンプがスタート。今キャンプにはB、Cチームが参加し、神宮の舞台に立つために実践を中心に取り組んでいく。本日の2日目は早朝の特守や特打から始まり、紅白戦、トレーニングや自主練習など各々が自分と見つめ合いレベルアップを図った。

歓迎セレモニーにて鴨川市よりキャンプ30周年の感謝状をいただく大島公一監督

キャンプリポート

鴨川キャンプ2日目。本日は早朝から特守、特打が行われた。特守では大島公一監督が自らノックを打ち、徹底的に守備力を強化!新2年生(現1年生)の大森椋太(キャ1=法政二)、金谷竜汰(法1=東海大菅生)、深谷謙志郎(文1=東海大相模)、臼井真都(社1=法政二)らが泥だらけになりながら、白球を追いかけていたのが印象的でした!

ノックを打つ大島公一監督

続いて4チームに別れての紅白戦・第1戦A対Bが行われた。特にインパクトを残したのが本宮拓朗(経1=法政)。持ち味はバッティングと語るように、振り抜いた当たりはレフトスタンドへ一直線。「大学初ホームランでした」と嬉しい一発となった。試合はBチームが9対4で勝利を収めた。

ホームランを放った本宮

お昼を挟んで鴨川市による歓迎セレモニーが行われた。長谷川孝夫鴨川市長より鴨川キャンプ開催30周年の感謝状や記念品を頂いた。お礼の挨拶として大川航駿(社3=日大鶴ケ丘)は「鴨川から神宮へ」を胸にこのキャンプの抱負を語った。

大川

午後は野手陣がノックやバッティング、投手陣はブルペン投球や体幹トレーニング等でレベルアップを図った。

その後はマネージャーが用意した補食タイム!全員が必死に食べ物を取りに行く姿はまさに戦国時代(笑)

補食に群がる選手たち

自主練習タイムではバッティング練習でバット振り込んだ。各々が自分の課題に取り組み、最高の雰囲気で練習終了。

バットを振り込む西凌矢(法1=広陵)

ホテルに戻ってからはこの日も1年生がバットをもって外へ。海岸線でバットを振り込む姿に明日が楽しみになりました!

黙々とバットを振る浅倉大聖(法1=日大三)

(取材:矢吹大輔)

選手インタビュー

深谷謙志郎(文1=東海大相模)選手

ーーキャンプ2日目を終えての感想
自分の課題と向き合って、答え合わせができているという状態で順調に来ていると思います。怪我無く最後までレベルアップできるように頑張りたいです。

ーーご自身の状態は
昨日のオープン戦や今日の紅白戦で打ててはいるけど内容自体は良くないです。追い込まれてからだと厳しくなるので、追い込まれる前に打てるようにしていきたいです。

ーーアピールポイントは
守備です。

ーー東海大相模高時代から守備で有名だがうまくなったきっかけは
守備については兄に教わって上達しました。でも一番は高校時代の一つ上の代の大塚瑠晏さん(現東海大)の教えがすごく印象に残ってます。『守備とは何か』ていうところから考えていて。これまで守備の上手い人の考えはたくさん聞いてきて、それぞれ違うというのは分かっていて、その中で瑠晏さんの考えが重要だなと思いました。『アウトが取れればそれでいい』って考え方で、ずっと瑠晏さんの後ろでノックを受けてきて、バウンドも合わせずにボールが来る方向に走って、捕って、アウトにするみたいな感じで。基本的な技術は兄に教わってはいるんですけど、特に瑠晏さんと一緒にやってうまくなりました。

ーー自身の守備の考え方は
他の人に影響を与える守備をしたいと考えてます。ショートという守備の要のポジションで、自分がいいプレーをするのも大切だとは思いますが、例えば自分が他の野手のポジショニングを変えてアウトにしたりすると、自分がファインプレーをした時よりもうれしいです。自分はあまり目立たなくてよくて、他の人に守備で影響を与えるような選手になりたいと思います。

ーーキャンプでの目標は
バッティングは(キャンプに来る前に)松下歩叶(営2=桐蔭学園)さんに教わってすごくよくなったので、それを体にしみこませたいです。守備ではさらに一歩目を速くきれるように 練習していきたいです。

ーー今年の目標は
リーグ戦でベンチ入りしたいです。技術ではかなわないと思うので、それ以外でチームに貢献するというような付加価値を見出して、試合にでて貢献したいと思います。

(取材・矢吹大輔)

本宮拓朗(経1=法政)選手

ーーキャンプ2日目を終えての感想は
バッティングの結果が出ているのはとてもいいと思っています。守備が苦手なので、今日みたいに深谷に教わりながら上達していきたいです。

ーーご自身の状態は
狙った球以外の球を打つことができたのでいいと思います。変化球を待って、真っすぐは感覚で打つことができています。

ーー逆の考え方もあるが
自分は真っすぐを待って、変化球だと体が前に突っ込むのでそうしてます。親にも二塁手の頭の上を狙って打てと教わってきていてそれが実践できています。

ーー深谷選手に守備を教わる場面もあったが
自分は守備が苦手で、フォームが定まらずいろんな形で捕ったり、スローイングしてしまっていて。深谷にはフォームのチェックをしてもらったり、ノックしか練習したことがなかったので手投げの球を捕って基礎から、一から練習しました。

ーー具体的教わったことは
捕るために前に行くときに、体の中心に軸を置くことが重要だと教わりました。自分は前に行くときに、左回転みたいな感じになるので、体ごと前にいく練習もしました。

ーー紅白戦では本塁打を放ちました
大学に入って初のホームランでうれしかったです。変化球を待ちながら、インコースのツーシームに反応して打つことができて、練習してきたことができました。

ーーキャンプでの目標は
深谷から守備を教わって上達したいのと、バッティングでは逆方向に強い打球が飛ばせるように練習したいです。

ーー今年の目標は
まずはフレッシュトーナメントでベンチ入りして、神宮で試合に出たいです。

(取材・矢吹大輔)

 

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