2026年6月5日(金)
神宮球場
フレッシュ2戦目は5連覇中の慶大との対戦。序盤は3点をリードされる苦しい展開に。それでも、7回に同点に追いつくと、9回には代打・田中信(営2=沼津東)の勝ち越し適時二塁打が飛び出し、見事勝利を収めた。投手陣も5回以降は安打を許さない粘りの投球を見せた。次戦は優勝決定戦に臨む。22年春以来となるフレッシュ優勝を果たせるか注目だ。
勝ち越し適時打を放った田中信
試合結果
トータル試合結果
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 法大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 5 | 7 | 0 |
| 慶大 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 6 | 0 |
(法大)吉田遥、福井、秋田、〇菊地斗、宮本恭ー只石
(慶大)品川、本多大、鷹尾、●齋藤眞ー山田
[本塁打]
法大:なし
慶大:加藤 右悟 1号ソロ(1回 吉田遥)
打撃成績
| 打順 | 位置 | 選手 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 打率 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | (8) | 岩井 | 3 | 0 | 0 | 0 | .200 | 中飛 | 一ゴロ | 左飛 | ||||||
| 8 | 秋丸 | 2 | 0 | 0 | 1 | .000 | 死球 | 左飛 | 見三振 | |||||||
| 2 | (6) | 吉田大 | 4 | 0 | 0 | 1 | .375 | 捕邪飛 | 遊ゴロ | 二ゴロ | 死球 | 右直 | ||||
| 3 | (7) | 山田 | 4 | 2 | 1 | 1 | .333 | 四球 | 左安 | 三直 | 中安① | 空三振 | ||||
| 4 | (2) | 只石 | 2 | 1 | 1 | 3 | .200 | 四球 | 四球 | 捕邪飛 | 四球① | 右三 | ||||
| 5 | (9) | 桑原 | 4 | 0 | 0 | 0 | .000 | 見三振 | 空三振 | 二ゴロ | 見三振 | |||||
| H | 田中信 | 1 | 1 | 1 | 0 | .667 | 左二① | |||||||||
| R9 | 大高 | .000 | ||||||||||||||
| 6 | (4) | 野上 | 3 | 1 | 1 | 2 | .250 | 左安 | 中飛 | 右飛 | 死球① | 死球 | ||||
| 7 | (D) | 武田 | 4 | 1 | 0 | 0 | .250 | 左飛 | 中安 | 空三振 | 遊飛 | |||||
| HD | 奥村 | 0 | 0 | 0 | 1 | ― | 四球 | |||||||||
| 8 | (5) | 庄村 | 4 | 0 | 0 | 1 | .286 | 三ゴロ | 遊直 | 死球 | 空三振 | 三飛 | ||||
| 9 | (3) | 西村 | 3 | 1 | 1 | 2 | .333 | 見三振 | 死球 | 遊ゴロ | 中安 | 四球① |
投手成績
| 回 | 球数 | 打者 | 安 | 振 | 球 | 責 | 防御率 | |
| 吉田遥 | 3 | 52 | 12 | 3 | 0 | 1 | 1 | 3.00 |
| 福井 | 1 | 28 | 7 | 3 | 0 | 1 | 2 | 18.00 |
| 秋田 | 3 | 42 | 11 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0.00 |
| 菊地斗 | 1 | 13 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0.00 |
| 宮本恭 | 1 | 18 | 4 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0.00 |
ベンチ入りメンバー
| 13 | 福井陽太(文2=聖隷クリストファー) | 25 | 武田勇哉(営2=常総学院) | 2 | 大高拓磨(法2=聖隷クリストファー) |
| 17 | 児玉賢斗(理2=法政二) | 29 | 田中信(営2=沼津東) | 8 | 岩井天史(人2=滋賀学園) |
| 19 | 宮本恭佑(文2=東海大菅生) | 6 | 野上大耀(文2=大分舞鶴) | 28 | 𠮷田大吾(キャ2=星稜) |
| 12 | 秋田康介(法1=大分舞鶴) | 31 | 荒木弘崇(現1=石見智翠館) | 36 | 庄村佑心(法1=木更津総合) |
| 14 | 菊池斗夢(営1=旭川北) | 35 | 奥村凌大(営1=横浜) | 5 | 山田頼旺(法2=中京大中京) |
| 21 | 吉田遥孔(人1=静岡) | 4 | 岡田翔豪(文2=東海大甲府) | 33 | 桑原宇一郎(文1=近大附) |
| 3 | 只石貫太(営2=広陵) | 7 | 西村大和(法2=報徳学園) | 38 | 秋丸立志(法2=法政二) |
| 23 | 岩出純(キャ2=作新学院) | 32 | 田中吟侍(法2=法政二) | 50 | 近藤祐槻(社2=日大鶴ケ丘) |
| 27 | 小野太輔(営2=下妻一) | 45 | 田西称(キャ1=小松大谷) | 51 | 永井智也(法2=上田) |
戦評
前の試合東大に7回コールド勝ちを収めた法大。フレッシュトーナメント2試合目は5連覇中の慶大と対戦した。
法大の先発は左腕・吉田遥孔(人1=静岡)。法大は春のリーグ戦で、左腕の登板がなかっただけに、貴重な左腕の戦力になれるか注目された。
1回裏、リーグ戦経験もある慶大の3番・加藤右悟(慶大2年=慶應)に左翼席へのソロ本塁打を叩き込まれ、先制される。
法大も1〜4回は得点圏に走者を進めるも先制できず。常時130キロ台後半の直球を投げ込む、先発左腕・品川千尋(慶大1年=慶應)の程よく荒れる投球に苦しむ。
一方の吉田遥も毎イニング安打を許すも、要所では低めのスライダーが決まり、1回以降は失点を許さない。
その裏、法大は2番手・福井陽太(文2=聖隷クリストファー)が登板。慶大の4番から始まる攻撃で、連打と四球を浴び、無死満塁のピンチを迎える。すると、7番・稲富瑠己(慶大2年=桐蔭学園)の適時打で1点を追加される。
それでも、続く打者の左中間への打球を中堅手・岩井天史(人2=滋賀学園)がフェンスにぶつかりながら好捕。三塁ランナーが生還するも、この回を2失点で凌ぐ。
チャンスを活かせず、不穏な空気が流れていた7回表。法大の反撃が始まる。慶大の2番手・本多大輝(慶大2年=県長野)から四死球3つをもぎ取り、1死満塁とする。ここで、3番・山田頼旺(法2=中京大中京)が中前適時打。4番・只石貫太(営2=広陵)の押し出し四球、6番・野上大耀(文2=大分舞鶴)の押し出し死球で、3-3の同点に追いつく。
投手陣も5回裏からリリーフした秋田康介(法1=大分舞鶴)が慶大打線を3イニングを無安打に抑え、流れを渡さない。
8回裏からは未完の大器・菊地斗夢(営1=旭川北)が神宮初登板を果たす。すると、初球から145キロの直球を投げ込むなど慶大打線を圧倒。2奪三振を取り、攻撃のリズムを生む。
迎えた9回表。1死からフレッシュで主将を務める4番・只石が右越え三塁打で出塁する。続く打席には代打・田中信(営2=沼津東)。打った打球は左翼手の頭上を超える、勝ち越し適時二塁打となり逆転に成功する。その後、3つの四死球もあり、さらに1点を追加。5-3とリードを広げる。
運命の9回裏を託されたのは5番手・宮本恭佑(文2=東海大菅生)。1死から清原勝児(慶大2年=慶應)とのプロ野球選手息子対決を制するなど、無失点に抑えゲームセット。3点リードされるも、見事な逆転勝利を果たし、優勝決定戦に駒を進めた。
投手陣は5回以降安打を許さない粘りの投球を見せるも、打線は慶大投手陣の12個の四死球に助けられる形となった。22年春以来の優勝に向けては、打線が好機で一本を出せるかが鍵を握りそうだ。
(記事:松野要)
選手インタビュー
田中 信 選手
ーー本日の試合を振り返って
まずは、決勝に進出できてよかったです。苦しい展開の中ピッチャーがよく粘ってくれて、最後に一本打てて勝利に貢献できてよかったです。
ーー勝ち越しの適時二塁打を振り返って
めちゃくちゃうれしかったです。
ーー打席で意識していたことは
内野も前に来ていたので、外野に飛ばせば一点入るなと思って打席に入りました。あとは、甘い球は初球から行こうと考えてました。
ーー東大戦に続いての適時打となったが、勝負強さの要因は
がめつくいくことです。
ーー優勝決定戦に向けての意気込みは
いいところで一本打てるように、しっかり準備していきたいです。

宮本 恭佑 選手
ーー今日の試合を振り返って
3点リードされて終盤まできつい展開でしたが、野手が逆転してくれてその後のピッチャーが抑えて全員で勝てた良いゲームだったと思います。
ーーご自身の投球を振り返って
初神宮ということで緊張はしましたが、初にしては良いピッチングができたのではないかなと思います。
ーー2年生になって成長したと感じる部分は
手術を機にもう一度フォームを作り直したところで、球速もあがり良くなってきていると思います。
ーー清原選手との元プロ野球選手息子対決もあったが、意識したか
チームが勝つのが1番なので強くは意識していませんでしたが、清原さんが打席に立った際には少し意識はしました。
ーー優勝決定戦に向けての意気込み
どこで投げるか分からないので、どこでも自分の役割が果たせるように頑張ります!全員で優勝します!

菊池 斗夢 選手
ーー今日の試合を振り返って
ベンチ含めチーム一丸となってもぎ取った1勝だと思います。自分も最終回の攻撃の流れを呼ぶような投球が結果的にはできたので、チームとしても個人としてもとてもいい試合になったと思いました。
ーー初球からストレートは145キロを計測したが、ストレートの調子はどうだったか
神宮のスピードガン遅く出るので球速はほぼ気にしてなかったですね笑
最近紅白戦含めて自分らしいストレートが投げ込めていなくて、神宮のマウンド上がるまで不安でいっぱいだったんですけど、腕もしっかり振れて、結果的にトラックマンでは150キロが出ました。久しぶりに自分らしいストレートが投げられたので楽しかったです。
ーー神宮初マウンドはどうだったか
めちゃめちゃキャッチャーが近く感じました。でもめちゃめちゃ緊張しました。
ーー体づくりは順調にいっているか
間食や夜食を増やすようにしていて、体重も少しずつ増えてきています。
ーー優勝決定戦に向けての意気込み
春リーグは悔しい結果に終わってしまいましたが、まずは春フレッシュ優勝して、秋リーグへチーム全体が良いスタートを切れるように頑張ります。

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。


