関東大学ラグビーオールスターゲーム
2026年7月5日
対対抗戦選抜
秩父宮ラグビー場

関東大学ラグビーを代表する選手たちが、チームの垣根を越えて集う夢舞台。試合には敗れたものの、FL三浦幹太(4)が持ち味のランでトライを挙げるなど、法大から選出された4選手が仲間と共に躍動した。
試合結果
トータル試合結果
21
リーグ戦選抜 |
14 |
前半 |
21 |
54
対抗戦選抜 |
| 7 |
後半 |
33 |
ポイント詳細
| 2/1 |
T |
3/5 |
| 2/1 |
G |
3/4 |
| 0/0 |
PT |
0/0 |
| 0/0 |
PG |
0/0 |
| 0/0 |
DG |
0/0 |
| T:丸尾(関東学院大)、三浦(法政大)、川村(東海大)、G:星(関東学院大) |
※前半/後半、得点者はリーグ戦選抜のみ記載
リーグ戦選抜メンバー
| No. |
ポジション |
選手氏名 |
学年 |
大学 |
| 1 |
PR |
大橋蓮音 |
3 |
東海 |
| 2 |
HO |
丸尾瞬 |
4 |
関東学院 |
| 3 |
PR |
谷口咲稀 |
2 |
流通経済 |
| 4 |
LO |
中村太志朗 |
4 |
東海 |
| 5 |
LO |
シオネ・テネフフ |
3 |
東洋 |
| 6 |
FL |
ヴィリケサ・リモリモ |
4 |
立正 |
| 7 |
FL |
三浦幹太 |
4 |
法政 |
| 8 |
NO.8 |
炭竈柚斗 |
4 |
法政 |
| 9 |
SH |
奈良夏 |
2 |
流通経済 |
| 10 |
SO |
星遥大 |
3 |
関東学院 |
| 11 |
WTB |
濱谷陸斗 |
3 |
流通経済 |
| 12 |
CTB |
サナイラ・ロコトゥイブナ |
1 |
流通経済 |
| 13 |
CTB |
高﨑大我 |
3 |
東海 |
| 14 |
WTB |
福本耀 |
3 |
法政 |
| 15 |
FB |
半田翔彰 |
4 |
日本 |
| 16 |
Re |
山下源也 |
3 |
東洋 |
| 17 |
Re |
川村航平 |
3 |
東海 |
| 18 |
Re |
村中亮太 |
3 |
専修 |
| 19 |
Re |
黒木新夢 |
2 |
大東文化 |
| 20 |
Re |
園田虎之介 |
4 |
流通経済 |
| 21 |
Re |
豊田晃清 |
4 |
流通経済 |
| 22 |
Re |
ウェスリー・トンガ |
4 |
東海 |
| 23 |
Re |
室伏勘太 |
2 |
関東学院 |
| 24 |
Re |
佐川一眞 |
3 |
法政 |
| 25 |
Re |
加藤アディナン |
4 |
流通経済 |
| 26 |
Re |
小澤匠 |
3 |
大東文化 |
戦評
7月5日、秩父宮ラグビー場で第13回関東大学ラグビーオールスターゲームが開催された。リーグ戦選抜には、法大からFL三浦幹太(4)、WTB福本耀(3)、CTB/WTB炭竈柚斗(4)、SO/CTB佐川一眞(3)の4選手が選出された。三浦、福本がスターティングメンバーとして出場し、炭竈、佐川はベンチから途中出場。リーグ戦を代表する選手たちが、対抗戦選抜との一戦に臨んだ。

試合開始から10分間、互角の攻防でゲームは幕を開けた。しかし前半14分、ゲームは動く。対抗戦選抜はスクラムを起点にBKがラインブレイク。そこからパスをつなぎ、先制トライを挙げる。直後の15分、リーグ戦選抜が反撃に出る。敵陣深くに侵入しラインアウトからの一発サインを試みるが、惜しくもトライには至らない。それでも勢いを維持した18分、縦に強いドライブでゲインを重ね、最後はHO丸尾瞬(関東学院)がトライをねじ込んだ。これで7対7と追いつく。
その後は、対抗戦選抜がキックチャージや50:22で主導権を握り、24分にトライを奪われる。リーグ戦選抜も50:22やハイパントでボールを大きく動かし流れを呼び戻そうとするが、37分に再びトライを奪われ、2トライ差に広げられた。前半終了間際、ここで嫌な流れを断ち切る鮮やかな閃きを見せたのがFL三浦幹太だ。ランからのパスダミーで相手を翻弄し見事なトライを奪取。14対21で前半を終えた。

リーグ戦選抜は7人のメンバーを入れ替えて後半へ。開始から、炭竈柚斗、佐川一眞もグラウンドに立つ。先に得点したのは対抗戦選抜だった。7分、ブラインドサイドを突かれてトライを許すと、12分、18分にも立て続けに失点。しかし、リーグ戦選抜はスクラムで相手のコラプシングを誘い、敵陣へ攻め込む。24分には、ラインアウトの流れからPR川村航平(東海)が相手を弾くヒットを見せ、トライを決める。21対40と差を縮めた。

以降も敵陣でプレーする時間を増やしたが、あと一歩が及ばずトライには至らない。対抗戦選抜のスピード溢れるアタックを止めきれず、34分、44分に手痛い失点を許す。結果は21対54。リーグ戦選抜は随所でプライドを見せたものの、対抗戦選抜に阻まれる試合となった。
来場者数は4363人。特に目立ったのは、会場に響き渡る学生たちの声援だ。サッカーW杯で一躍話題となっているノルウェーの「バイキング・ロー」を模したどっしりと響くような雄叫び。大学の垣根を超えて選手へ送られる、一体感のあるコール。まさにオールスターゲームならではの光景だった。

9月開幕のリーグ戦に向けて、猛暑のなかでの練習が再び始まる。選出された4選手が、この舞台を通して得た経験をチームに還元し、チームの成長をどのように加速させるのか。今後の成長と戦いに目が離せない。
インタビュー
三浦幹太(4年、FL、秋田中央)
ーーオールスターに選ばれた気持ちを聞かせてください
率直に嬉しかったです。大学生活最後の年で出られたらなと思っていたので、嬉しかったですね。
ーー自身のトライを振り返って
自分の得意なプレーであるランを上手く生かせたと思います。
ーー同じチームで印象に残ってる選手は
HOの丸尾瞬選手(関東学院大)はすごく印象に残っています。日本代表の活動でも一緒で、その時からすごいプレーヤーだと思っていました。
ーー仲間たちからの応援はいかがでしたか
大きな声援がすごく力になりました。
ーー夏に向けての意気込み
夏合宿が大事になってくると思うので、ここからさらに力を入れて頑張っていきたいと思います!
福本耀(3年、WTB、報徳学園)
ーーオールスターに選ばれた気持ちを聞かせてください
素直に嬉しかったです。
ーーバックスタンドからの応援はいかがでしたか
すごく嬉しかったですね。
ーー夏に向けての意気込み
夏ハードワークをしないと、秋に良い結果は出ないと思うので、しっかりハードワークして良い夏を過ごして、秋につなげたいと思います。
佐川一眞(3年、SO/CTB、専大松戸)
ーーオールスターに選ばれた気持ちを聞かせてください
自分は少しイレギュラーで、もともと選ばれていた選手が怪我をしてしまって、急遽選ばれたという感じだったので、嬉しいというより驚きの方が大きかったですね。
ーー対戦してみて印象に残った選手は
明大の海老澤琥珀選手(WTB)です。最後、キレキレのステップで抜かれてしまったので、それがすごく印象に残っています。
ーー同じチームで印象に残ってる選手は
SOの星遥大選手(関東学院大)です。同級生でオールスターの10番として選ばれていたので、自分も同じポジションとして良いライバル関係でいられていると思います。秋のリーグ戦でも初戦で対戦するので、すごく楽しみです。
ーーバックスタンドからの応援はいかがでしたか
あんなに大歓声の中で試合をしたことなかったので、素直に嬉しかったです。
ーー夏に向けての意気込み
まずはハードワークをするということ。それと、大事なのは怪我をしないことだと思うので、全員が怪我をせずに良いメンバーで秋を迎えたらなと思います。
(記事:野崎一翔、インタビュー:堀川風和里、写真:松野要、堀川風和里)