• HOME
  • 記事
  • バスケ
  • 【バスケ】第97回関東大学リーグ戦 第8節 対東洋大学 最終Qで失速しまさかの逆転負け。2連敗を喫する、、、

【バスケ】第97回関東大学リーグ戦 第8節 対東洋大学 最終Qで失速しまさかの逆転負け。2連敗を喫する、、、

第97回関東大学リーグ戦(オータムリーグ)対東洋大学
2021年10月9日(土)
@国士舘大学多摩キャンパス

 先週江戸川大学に序盤から相手の勢いに押され敗戦した法大。1部昇格に暗雲が漂う中、7月に行われたスプリングトーナメントで惜敗した東洋大と激突。最終Qで逆転を許しまさかの2連敗を喫した。

前試合に続いてチーム内最多の14ポイントを獲得した主将#14小野怜史

試合結果

トータル試合結果

76
法政大学
18 1Q 16 78
東洋大学
16 2Q 17
29 3Q 22
13 4Q 23

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#7 柴田京哉(済4) PG 東海大札幌 9 1 2
#1 川島聖那(法4) SG 福大大濠 10 5 1
#13 本間紗斗(営4) SF 明成 9 3 3
#51 金本一真(文4) SF 光泉 4 4 2
#74 長橋冬真(営2) C 國學院久我山 4 4 0

法政大学交代選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#3 今池翔大(文2) PG 法政第二 0 1 0
#14 小野怜史(文4) PG 法政第二 14 12 5
#2 澁谷錬(法3) SG 洛南 0 0 0
#11 岡部雅大(国1) SG 國學院大久我山 11 2 0
#8 石田泰三(法8) SF 北陸学院 0 0 0
#6 杉澤ロメオ(文2) PF 東海大札幌 13 4 1
#9 黒木丈(法2) PF 福大大濠 2 3 0

試合経過・日程

日付 対戦相手 結果/試合開始時間
9/14 埼玉工業大 〇70-54
9/19 国士館大 ●61-80
9/25 東京成徳大 〇81-57
6 10/2 順天堂大 〇89-66
10/3 江戸川大  ●73-91
10/9 東洋大  ●76-78
10/10 関東学院大 (変電所火災によるJR運転見合わせの為延期)
2(振替) 10/17 駒澤大  13:00
10 10/23 明星大 18:30
11 10/24 明治大 15:00
5(振替) 11/6 上武大 13:00

戦評

前節江戸川大に痛恨の大敗を喫し昇格に向け後がなくなった法大。今節は東洋大学との対戦になった。

1Qはお互い守りあいの展開に。ハンドラーの選手に対して強く2人でプレッシャーをかけてくる東洋大のディフェンスに苦戦。法大も前節から修正したアイスディフェンスやローテーションで東洋大を苦しめるが#18庄子を中心としてタフショットを沈めていく。法大もベンチメンバー#6杉澤がこのクォーターのみで6点をあげる活躍を見せて必死に食らいつき結局18ー16の2点リードで終える。

2Qは法大はビッグマンが外に釣り出されてからの東洋大のオフェンスリバウンドに苦しむ。またこの試合が今リーグ戦初出場となった國學院久我山出身のルーキー#11岡部が登場。全く緊張している素振りも見せず3ptを2本決める大活躍。中盤からは両チームともゾーンディフェンスが機能して34ー33の法大1点リードで後半へ。

3Qは開始から7ー0のランで法大がリードを広げるも、ディフェンスに修正を加えた法大に対して1対1のところで上手くカウンターアタックや最終的にゲームハイの22得点をあげた#57上甲を中心とした個人技で繋ぎ点差を縮める東洋大。しかし#1川島のオフェンスリバウンドからのバスケットカウントなどで再度法大が点差を離すとそのまま63ー55の8点リードで勝負の4Qへ

4Qは2Q同様岡部がオフェンスで活躍を見せるが、徐々にチームとしてのオフェンスよりも個人技が増えてターンオーバーやチームとして理想的ではないシュートが増えてくる法大。それを逃さず得点に繋げた東洋大が一気に点差を詰め残り5分ほどで全くどちらに転ぶかわからないシーソーゲームに。一進一退の攻防が続く中、1点リードの残り7.4秒で#51金本が痛恨のファールをしてしまい東洋大のボーナスフリースロー。それを確実に2本決めた東洋大がそのまま勝利。最終スコアは76ー78。法大としてはここにきてかなり痛い2連敗となってしまった。

結果的にはファールで決着がついてしまったが、#74長橋も話すように、2桁点差に出来るところでプレーが甘くなってしまう、ディフェンスの仕上げのところでシュートコンテストやリバウンドが甘くなってしまうといった本当にごく僅かな詰めの甘さが敗戦の主な要因だろう。とはいえ法大もポジティブな要素は少なくない。新戦力の岡部やバックアップセンターの杉澤が素晴らしい活躍を見せており、ベンチの層は着実に厚くなってきている。ディフェンスも改善を見せた。ここで意地を見せて踏ん張ることができるか、それともこのままズルズル行ってしまうのか。法大の真価が問われる次戦に期待したい。(撮影・取材 大井涼平・有賀隆人)

選手コメント

長橋冬真

ー試合を振り返って
点差が7〜8点ぐらい離れたところでディフェンスを詰めたり点を取り切ったり当たり前のところが徹底できず、10点、20点と離すことができなかったのが今日の敗因です

ーチームを落ち着かせる存在が足りてないように感じたが、そのあたりについて
その通りで自分も川島さんなどに任せすぎな部分もあったのでもう少し自分が積極的にプレーしていきたいです

ー結果として負けてしまったが前節よりはアイス(相手の進行方向を限定する守り方)などのディフェンスも機能しているように見えたが
江戸川大戦の後もっと攻め気味にアイスのディフェンスをしていこうということにチームとしてなったので、そこは数少ない良い点だったと思います。

ー次戦に向けて
敗戦が続いてしまってこの先どうなるかわかりませんが、来年も自分達はチームに残るので来年のためにも一戦一戦戦って勝っていきたいと思います。

岡部雅大

ー今日の試合が初出場でしたが、何か意識したことは
自分の役割は点を取ることなので、出来るだけそのことを意識してプレーしていました。

ー攻守共に積極的なプレーが見れたように思いました
点を取るということの役割をあまり果たすことが出来きず、チームを勝たせることが出来なかったなと思います。また1番大事な場面でターンオーバーされたりなど、ミスが多かったのであまり満足はしていないです。

ー次戦までの改善点は何かありますか
リバウンド時のスクリーンアウトなどのディフェンスの面で弱い所があったので、そこは改善して次につなげていきたいと思っています。

ー2点を追う残り7秒の場面でコートに出ましたが、あの時の心境はどうだったのでしょうか
自分のところにパスが来いと思っていて、何とかシュートまで持っていきたいという気持ちでした。

ー今後の意気込みをお願いします
もう後がない状況なので、残り全勝していきたいと思います。

関連記事一覧