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【サッカー】第96回関東大学サッカーリーグ戦 第18節 法大 2-5 筑大 先制するも守備陣が崩壊 逆転優勝に向け痛すぎる黒星

2022年10月16日(日)
JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 1部 法大ー筑大
会場非公開

前節、試合終了間際に同点に追いつかれ勝ち点3を逃した法大。逆転優勝に向け一戦も落とせない中、筑大を迎えた。
前半は両者互角の戦いを見せる。久保、吉尾にゴールが飛び出し2-2で前半を折り返す。しかし、後半立て続けに失点し3点のリードを奪われる。その後も相手ゴールへ攻め込むも得点には至らず。逆転優勝に向け痛すぎる敗戦を喫した法大は6位に転落となった。


今季2点目を決めた吉尾

試合結果

トータル試合結果

2
法政大学
2 前半 2 5
筑波大学
0 後半 3

試合スタッツ

時間 経過 大学 選手名 得点経過
11分 得点 法大 久保征一郎 1-0
21分 得点 筑大 角昂志郎 1-1
43分 得点 筑大 竹内崇人 1-2
45分 得点 法大 吉尾虹樹 2-2
49分 得点 筑大 和田育 2-3
51分 得点 筑大 和田育 2-4
54分 得点 筑大 岩本翔 2-5
55分 交代 法大 今野息吹→若林龍
60分 交代 法大 竹内豊→白井陽貴
60分 交代 法大 青木俊輔→モヨマルコム強志
60分 交代 法大 中村翼→髙橋馨希
73分 交代 法大 中川敦瑛→石井稜真

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
21 GK 近藤壱成 経済4・ジュビロ磐田ユース
2 DF 堀江貴大 社会4・昌平
4 DF 高嶋修也 経済4・明秀日立
32 DF 竹内豊 現福2・新潟明訓
8 MF 渡邉綾平 経済3・前橋育英
16 MF 今野息吹 経済3・三菱養和SCユース
29 MF 青木俊輔 社会2・東福岡
25 MF 吉尾虹樹 現福3・横浜F・マリノスユース
26 MF 中川敦瑛 経済2・横浜FCユース
31 MF 中村翼 経済2・横浜F・マリノスユース
22 FW 久保征一郎 経済3・FC東京U18
サブメンバー
1 GK 中川真 スポ3・徳島市立
5 DF 落合毅人 経済4・新潟明訓
14 DF 萩野滉大 現福4・名古屋グランパスU18
20 DF 白井陽貴 スポ4・矢板中央
17 DF モヨマルコム強志 現福3・東福岡
23 DF 市川侑生 現福4・浜松開誠館
MF 若林龍 現福4・桐蔭学園
11 MF 髙橋馨希 社会3・常葉大付属橘
19 FW 石井稜真 経済2・アビスパ福岡U18

 

 試合後順位表

順位 大学名 勝点 試合数 勝-分-負 得点/失点 得失点
1位 明治大 38 17 12-2-3 36/17 19
2位 東京国際大 35 17 10-5-2 37/13 24
3位 東洋大 30 17 9-3-5 29/17 12
4位 桐蔭横浜大 29 17 9-2-6 32/19 13
5位 筑波大 28 17 8-4-5 24/17 7
6位 法政大 28 17 8-4-5 26/27 -1
7位 拓殖大 25 17 7-4-6 30/29 1
8位 国士館大 23 17 6-5-6 26/20 6
9位 駒澤大 16 17 4-4-9 20/35 -15
10位 早稲田大 11 17 2-5-10 13/29 -16
11位 流通経済大 11 17 2-5-10 21/51 -30
12位 順天堂大 9 17 2-3-12 14/34 -20

 

前期リーグ途中経過

日付 対戦校 結果 会場
1 5月22日 東洋大 〇2-1 非公開
2 5月18日 国士館大 ●0-2 非公開
3 7月1日 筑波大 △0-0 非公開
4 6月1日 順天堂大 〇3-1 非公開
5 7月30日 桐蔭横浜大 〇1-0 非公開
6 5月14日 拓殖大 ●0-4 保土ヶ谷公園サッカー場
7 5月29日 東京国際大 〇1-0 非公開
8  6月5日 流通経済大 △1-1 流通経済大学龍ヶ崎フィールド
9  6月11日 明治大 〇1-0 味の素フィールド西が丘
10  6月15日 駒澤大 ●0-1 非公開
11  6月18日 早稲田大 〇2-0 非公開

後期リーグ途中経過

日付 対戦校 結果 会場
12 9月10日 国士館大 △0-0 非公開
13 8月9日 桐蔭横浜大 ●1-2 非公開
14 10月25日 順天堂大 非公開
15 10月2日 拓殖大 〇2-1 レモンガススタジアム平塚
16 10月9日 駒澤大 〇4-3 非公開
17 10月12日 流通経済大 △4-4 非公開
18 10月16日 筑波大 ●2-5 非公開
19 10月22日 早稲田大 非公開
20 10月30日 明治大 AGFフィールド
21 11月5日 東京国際大 三ツ沢公園陸上競技場
22 未定 東洋大 未定

マッチレポート

前節流経大戦で一時3点をリードしながらも勝ち切れなかった法大。今節の相手は筑大。最終ラインを高嶋修也(経4=明秀日立)、竹内豊(現2=新潟明訓)、堀江貴大(社4=昌平)と前節から総入れ替えて挑む。

前半11分、渡邉綾平(経3=前橋育英)のCKに久保征一郎(経3=FC東京U18)が打点の高いヘディングでネットを揺らす。負けられない相手から大きな先制点を奪う。しかし21分、イージーなミスで与えてしまったPKを決められ、追いつかれてしまう。その後は両者譲らず一進一退の攻防となるが、43分、右サイドからのクロスを頭で合わせられ逆転されてしまう。だがその2分後、青木俊輔(社2=東福岡)のクロスに吉尾虹樹(現3=横浜F・マリノスユース)が頭で合わせゲームを振り出しに戻す。

勢いのまま逆転したい法大だったが、後半は筑大ペースで進む。後半4分、右サイドのクロスに合わせられ再びリードを許すと、6分、10分にもフリーでシュートを打たせてしまい、立て続けに失点。1点ずつ返したい法大は10分に前節得点を上げた若林龍(現4=桐蔭学園)、15分に後期好調のモヨマルコム強志(現3=東福岡)、チーム得点王の髙橋馨希(社3=常葉大付属橘)を投入する。17分に吉尾、21分に髙橋のシュートで相手ゴールを脅かす。さらに28分に石井稜真(経2=アビスパ福岡U18)を投入し攻勢を強める。38分に久保、43分にモヨ、45+3分には渡邉がシュートを放つも、枠を捉えることができずここで試合終了。

優勝が遠のく痛い一敗となった法大。前節に続き大量失点で勝ち点を失う形になってしまった。ただメンバー外の選手の声援を受け、諦めない戦いを見せた。残り5試合、総力戦でこの過密日程を乗り越えてくれるだろう。

                                    (記事・大草拓馬/撮影・二瓶堅太)


先制ゴールの久保

選手コメント

井上平監督

―今日の試合を振り返って
入りはすごく良くて、狙いも合ってて、そこで点取れたのもすごく大きくて、このまま行けるかなと思ったんだけどね。最近の試合はそうなんだけど、入りがいい中で意外と追いつかれちゃったり、点取られたりでずるずるいっちゃうことが多くて、今日も結局そこに対して筑波さんが対応してきて、ボールを動かされる時間があったんだけど、自分たちのミスも多くて、バックパスのところでちょっと、その前に動かされてしまって、判断が遅れてああなっちゃったのかもしれないけど。最近失点が止まらないというのも一つ前から行くようにして、失点が増えてるというのもあるので、そこはもう一度考えていかないと行けないところかなと思います。

―CB3枚全て入れ替えて臨みましたが狙いは
連戦というところと前回点は取れたものの4失点している中でクリアのところがあまり良くなくて、個人個人で物足りなさがあったというところ。今日出た堀江と高嶋と竹内のところはしっかりと競い合いながらやっていってもらいたいという意図も込めて、起用しました。

―後半立て続けに失点してしまいました
あそこも入りのところから思い切ってプレーしようというのがある中で、守備のところも前から行った中剥がされて、ボールサイドのところでフリーにさせて、自由にあげられて、中でしっかりとつけていなくて。もう少し慎重に、余ってるからもうちょっと対応の仕方があると思うんだけど、そこでちょっとずるずる行ってしまって、10分で3点取られて、そこを我慢しきれなかったのはちょっとどう修正しようかなって感じですね。

―一方で攻撃陣は好調を維持しています
今回は征一郎がコーナーで取ったのと、吉尾がボランチから上がってきて決めて。前回も後ろが決めてるんだよね。だから前がって訳じゃなくて、今日も最後1点返してこいって中でモヨの折り返しに誰も突っ込んでない、石井お前そのために出したのになんでいないんだっていう、やっぱりストライカーがいないっていうのは正直なところです。後期は点取ろうと修正してきた中で失点が増えた、さっき話したけど人生だなって、こっちが良くなったらこっちが悪くなって(笑)守備のところももう少し明確に提示しなければいけないところもあるんだろうなって思って、そこは失点が多くなったのは俺のせいなので、点は取れているので、次節に向けて修正して行きたいと思います。

―これからに向けて
まずは優勝とかじゃなくて、トライアンドエラーじゃないけど、一つずつ成長していって、次の試合も勝つというところ。そうしないとインカレも見えてこないからね。

吉尾虹樹

―試合を振り返って
今節に関しては、失点が今まで多かったので、攻撃より守備を意識して、自分たちの中では前半は点を取れなくてもいいから無失点で行こうって入りました。入りはとても勢いよく行けたんですけど、小さな隙で2点やられてしまって、最近自分たちの強みは得点力だったので、取り返す力はついてきたので、前半2-2で折り返せました。ただ後半は攻守どっちも中途半端になってしまいました。Bチームも遠くから応援に来てくれた中で連続失点してしまい、すごく勿体無い試合でした。

―自身の得点について
最近ボランチも攻撃参加するように言われていて、自分も得点が欲しかった中で、結果出さなければ試合には出られないので、貪欲に行こうと思いました。右サイドの青木が左利きでドリブルもできて、中に切り込んだ時にいいクロスが来そうでそれを信じて自分は中に入って、あとは触るだけでした。

―調子は上がってきているか
最初に比べたらだいぶ体は動いてきたし、ゲーム勘も戻ってきて、調子は良くなってきています。もう一つ突き抜けて、1試合通して存在感出せる選手だったり、チームの調子悪い中でも自分の力で勝利を手繰り寄せられる選手にならなければいけないと感じています。

―これからに向けて
まずは守備をもう一回見直して、攻撃は得点取れてるので、それを続けて、もう一度自分たちの強みは何か考えて、粘り強い守備でしっかり堅い試合をして、無失点で勝てるようにまた日々準備していきたいと思います。

フォトギャラリー

試合の写真は、スポーツ法政新聞会の公式ツイッター、また公式インスタグラムに掲載いたします。

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