2022年11月5日(土)
JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 1部 法大ー東国大
三ッ沢公園陸上競技場
 
前節首位明大に力の差を見せつけられ敗戦を喫した法大。今節は2位東国大と対戦した。25分、数的有利となった法大は中村のゴールで先制に成功する。しかし前半終了間際に失点し前半を同点で折り返す。後半、先発起用に応える石井のゴールで勝ち越すが、10分後に再び失点し。数的有利の状況を活かせず2-2で試合終了。インカレ出場権は最終節の結果次第となった。

ここ数試合安定したパフォーマンスを披露している堀江(写真提供:法政大学体育会サッカー部)
 
 
 
試合結果
トータル試合結果
2 
法政大学 | 
1 | 
前半 | 
1 | 
2 
東京国際大学 | 
| 1 | 
後半 | 
1 | 
試合スタッツ
| 時間 | 
経過 | 
大学 | 
選手名 | 
得点経過 | 
| 25分 | 
得点 | 
法大 | 
中村翼 | 
1-0 | 
| 43分 | 
得点 | 
東国大 | 
師岡柊生 | 
1-1 | 
| 55分 | 
得点 | 
法大 | 
石井稜真 | 
2-1 | 
| 56分 | 
交代 | 
法大 | 
中川敦瑛→伊藤綾汰 | 
 | 
| 65分 | 
得点 | 
法大 | 
湯澤拓士 | 
2-2 | 
| 66分 | 
交代 | 
法大 | 
吉尾虹樹→揖斐俊斗 | 
 | 
| 71分 | 
交代 | 
法大 | 
青木俊輔→モヨマルコム強志 | 
 | 
| 76分 | 
交代 | 
法大 | 
中村翼→髙橋馨希 | 
 | 
| 83分 | 
交代 | 
法大 | 
渡邉綾平→高嶋修也 | 
 | 
スターティングメンバー
| 背番号 | 
ポジション | 
 選手名 | 
学部・出身校 | 
| 21 | 
GK | 
近藤壱成 | 
経済4・ジュビロ磐田ユース | 
| 2 | 
DF | 
堀江貴大 | 
社会4・昌平 | 
| 6 | 
DF | 
細谷航平 | 
社会3・サンフレッチェ広島ユース | 
| 14 | 
DF | 
萩野滉大 | 
現福4・名古屋グランパスU18 | 
| 7 | 
MF | 
若林龍 | 
現福4・桐蔭学園 | 
| 8 | 
MF | 
渡邉綾平 | 
経済3・前橋育英 | 
| 25 | 
MF | 
吉尾虹樹 | 
現福3・横浜F・マリノスユース | 
| 26 | 
MF | 
中川敦瑛 | 
経済2・横浜FCユース | 
| 29 | 
MF | 
青木俊輔 | 
社会2・東福岡 | 
| 31 | 
MF | 
中村翼 | 
経済2・横浜F・マリノスユース | 
| 19 | 
FW | 
石井稜真 | 
経済2・アビスパ福岡ユース | 
| サブメンバー | 
| 41 | 
GK | 
伊藤琉偉 | 
現福2・モンテディオ山形ユース | 
| 4 | 
DF | 
高嶋修也 | 
経済4・明秀日立 | 
| 5 | 
DF | 
落合毅人 | 
経済4・新潟明訓 | 
| 11 | 
MF | 
髙橋馨希 | 
社会3・常葉大付属橘 | 
| 15 | 
MF | 
揖斐俊斗 | 
経済2・柏レイソルU18 | 
| 17 | 
MF | 
モヨマルコム強志 | 
現福3・東福岡 | 
| 33 | 
MF | 
伊藤綾汰 | 
現福3・尚志 | 
| 34 | 
MF | 
渡邉光陽 | 
経済2・尚志 | 
| 22 | 
FW | 
久保征一郎 | 
経済3・FC東京U18 | 
 
 試合後順位表
| 順位 | 
大学名 | 
勝点 | 
試合数 | 
勝-分-負 | 
得点/失点 | 
得失点 | 
| 1位 | 
明治大 | 
45 | 
21 | 
14-3-4 | 
40/23 | 
17 | 
| 2位 | 
東京国際大 | 
40 | 
21 | 
11-7-3 | 
41/17 | 
24 | 
| 3位 | 
桐蔭横浜大 | 
36 | 
21 | 
11-3-7 | 
35/22 | 
13 | 
| 4位 | 
筑波大 | 
34 | 
21 | 
10-4-7 | 
27/22 | 
5 | 
| 5位 | 
法政大 | 
33 | 
21 | 
9-6-6 | 
30/30 | 
0 | 
| 6位 | 
東洋大 | 
31 | 
21 | 
9-4-8 | 
30/23 | 
7 | 
| 7位 | 
国士館大 | 
30 | 
21 | 
8-6-7 | 
38/25 | 
13 | 
| 8位 | 
拓殖大 | 
28 | 
21 | 
8-4-9 | 
35/38 | 
-3 | 
| 9位 | 
流通経済大 | 
23 | 
21 | 
6-5-10 | 
28/52 | 
-24 | 
| 10位 | 
駒澤大 | 
20 | 
21 | 
5-5-11 | 
25/39 | 
-14 | 
| 11位 | 
順天堂大 | 
16 | 
21 | 
4-4-13 | 
21/39 | 
-18 | 
| 12位 | 
早稲田大 | 
14 | 
21 | 
3-5-13 | 
16/36 | 
-20 | 
 
前期リーグ途中経過
| 節 | 
日付 | 
対戦校 | 
結果 | 
会場 | 
| 1 | 
5月22日 | 
東洋大 | 
〇2-1 | 
非公開 | 
| 2 | 
5月18日 | 
国士館大 | 
●0-2 | 
非公開 | 
| 3 | 
7月1日 | 
筑波大 | 
△0-0 | 
非公開 | 
| 4 | 
6月1日 | 
順天堂大 | 
〇3-1 | 
非公開 | 
| 5 | 
7月30日 | 
桐蔭横浜大 | 
〇1-0 | 
非公開 | 
| 6 | 
5月14日 | 
拓殖大 | 
●0-4 | 
保土ヶ谷公園サッカー場 | 
| 7 | 
5月29日 | 
東京国際大 | 
〇1-0 | 
非公開 | 
| 8 | 
 6月5日 | 
流通経済大 | 
△1-1 | 
流通経済大学龍ヶ崎フィールド | 
| 9 | 
 6月11日 | 
明治大 | 
〇1-0 | 
味の素フィールド西が丘 | 
| 10 | 
 6月15日 | 
駒澤大 | 
●0-1 | 
非公開 | 
| 11 | 
 6月18日 | 
早稲田大 | 
〇2-0 | 
非公開 | 
後期リーグ途中経過
| 節 | 
日付 | 
対戦校 | 
結果 | 
会場 | 
| 12 | 
9月10日 | 
国士館大 | 
△0-0 | 
非公開 | 
| 13 | 
8月9日 | 
桐蔭横浜大 | 
●1-2 | 
非公開 | 
| 14 | 
10月25日 | 
順天堂大 | 
△0-0 | 
非公開 | 
| 15 | 
10月2日 | 
拓殖大 | 
〇2-1 | 
レモンガススタジアム平塚 | 
| 16 | 
10月9日 | 
駒澤大 | 
〇4-3 | 
非公開 | 
| 17 | 
10月12日 | 
流通経済大 | 
△4-4 | 
非公開 | 
| 18 | 
10月16日 | 
筑波大 | 
●2-5 | 
非公開 | 
| 19 | 
10月22日 | 
早稲田大 | 
〇2-0 | 
非公開 | 
| 20 | 
10月30日 | 
明治大 | 
●0-1 | 
AGFフィールド | 
| 21 | 
11月5日 | 
東京国際大 | 
△2-2 | 
三ツ沢公園陸上競技場 | 
| 22 | 
11月12日 | 
東洋大 | 
― | 
日体大横浜・健志台サッカー場 | 
 
マッチレポート
前節首位明大に0-1で敗れた法大。今節の相手は2位東国大。両者絶対に勝ち点3が欲しい中、法大はGK近藤壱成(経4=ジュビロ磐田ユース)が10月16日筑大戦以来の復帰となった。
試合は上位対決に相応しい硬い守備をベースとした試合展開になる。試合が動いたのは前半15分、東国大はロングボールの競り合いの際にラフプレーを犯しレッドカードを貰う。数的有利となった法大。前半25分、渡邉綾平(経3=前橋育英)の自陣からのロングボールに反応した若林龍(現4=桐蔭学園)がゴール前へ丁寧なクロスを上げ、反応したのは中村翼(経2=横浜F・マリノスユース)。狙いすまされたダイレクトボレーシュートはゴールネットを揺らす。インカレへ向け絶対に勝ち点3が欲しい法大が先制点を挙げる。リードのまま前半を終えるかと思われたが、優勝を諦めない東国大は前半44分、カウンターで得たPKを丁寧に沈め1-1の同点で前半を終える。
後半、先にリードしたのは法大。10分渡邉のCKに中央で合わせたのは石井稜真(経2=アビスパ福岡U18)。このまま勝ち切りたかったが、20分、サイド攻撃から決められ、再び同点に追いつかれてしまう。なんとしても得点が欲しい法大は21分に揖斐俊斗(経2=柏レイソルU-18)、26分にモヨマルコム強志(現3=東福岡)とフレッシュな選手を投入する。29分渡邉、30分若林、33分揖斐がシュートを打つもネットを揺らすことはできない。36分、43分にも途中出場の髙橋馨希(社3=常葉大付属橘)がチャンスに絡むも、これも得点には結び付かずタイムアップ。
数的有利を活かせず勝ち点1を分け合う結果となった。他会場の結果により次節東洋大戦は引き分け以上でインカレ出場が決まる。”法政に関わる全ての人を笑顔に”というスローガンの元、駆け抜けてきた法大サッカー部。リーグ最終戦、勝利で締めてくれることを期待したい。
                                           (取材・大草拓馬)

先制ゴールの中村(写真提供:法政大学体育会サッカー部)
選手コメント
井上平監督
ー試合を振り返って
もちろん色々あったけど勝ち切りたかった、でもなかなかうまく行かなかった。良い状況の風が吹いていたのに物にできなかったのは、日頃の積み重ねが甘かったと感じる。
ー1失点目の対応がもったいなかった
あそこ(1失点目の師岡に対するファール)も含め、うちが準備してきたところを出さずにカウンター2回くらってしまった。本来ならばサイドからしっかりあげ切る、崩し切らないと行けなかったが、ボランチから(ゴール前へボールを)入れようとして、ファーまで行かなくて引っかかってカウンター食らってしまった。
ー4試合ぶりに近藤を起用した理由
近藤は濃厚接触になっていた。第3キーパー準備してたけどあまり良くなくて、近藤が色々あって、練習で”お前がやらなきゃ”っていう選手があまりできていなかった。そういうところからしっかりしていかないといけない。
ーディフェンスラインのビルドアップが良かった
ディフェンスラインのビルドアップに関して、明治戦はボロボロだった。病み上がりとはいえボランチ2人も帰ってきたし、意図的に運びたいから細谷を入れて、準備してきたもの出したかったけど、相手も1人減って、スムーズに運べるチャンスも多かった。ただその先で物足りなかった。
ーセットプレーでの得点があった
セットプレーについて基本的に選手に任している。私自身セットプレーにこだわりはあまりない。トリックやるときは基本的に選手に任せている。
ー最終戦への意気込みー
おそらく勝たないとインカレには出られない。 私たちは「法政に関わる全ての人を笑顔に」というモットーでやってきている。インカレに出ないとそういう人を笑顔にできない、色々な人の期待を背負っている。期待を裏切らないようにやり切る。
石井稜真
一試合振り返って
前半序盤に相手が1人退場し、数的有利だった。だから勝たなきゃいけない試合だった。悔しい。
一得点シーンについて
CKからヘディングは大学入ってからなかなかなかった形だったので新鮮だった。セットプレーに関しては法政の強みなので、活かせて良かった。
一良いポストプレーが目立った
久保さんは高いボールを全て競り勝てるような選手。お手本でありライバルでもあるので、自分も負けてられない。気持ちを入れて相手CBとぶつかっていけたのでよかった。
一次節への意気込み
インカレに行かないともう4年生と試合をすることができない。それだけは絶対に嫌だから、次絶対勝って、その次に繋げられるようにする。
フォトギャラリー
試合の写真は、スポーツ法政新聞会の公式ツイッター、また公式インスタグラムに掲載いたします。